
海外用WiFiレンタルのFAST-Fi(ファストファイ)は、1日350円(最安プラン)とシンプルかつ格安料金なのに、速度などの通信品質も良いと評判を集めています。
知名度的には、海外用モバイルWiFiレンタルサービスで有名所の「グローバルWiFi」や「イモトのWiFi」などにはまだ及ばず、これからですが、大手旅行会社のHISグループが運営しているなどのこともあり今後注目の海外WiFiサービスとなりそうです。(^^)
そこで今回は、体験談を交えてFAST-Fiのメリット・デメリット、口コミ・評判をお伝えした上で、どんな人にオススメなサービスなのかをお伝えします!
見たい項目に飛べます
海外WiFiレンタル「FAST-Fi」とは?
FAST-Fiとは、HISグループの東京渋谷に本社を置く株式会社欧州エキスプレスが2018年3月15日にスタートした海外向けモバイルWiFiレンタルサービスです。
対応国・地域は、100以上にものぼり、それでいて各エリアごとに格安クラスの一律料金プランが用意されています。(^^)
FAST-Fiの口コミ・評判まとめ
まずは、ネットでの口コミや評判を見てみましょう。
と言いたいところですが、まだ新興的な海外WiFiレンタルサービスだからなのか、
Yahoo!知恵袋、教えて!gooといったQ&Aコミュニティサービス、2chや5chといった掲示板、Twitter、FacebookといったSNSなど、いろいろチェックしてみましたが、口コミらしい口コミは見かけませんでした。
ですので、自身のレビューを交えてFAST-Fiの魅力について紹介していきたいと思います!
FAST-FiのWiFi端末GlocalMe G3のスペック
まずは、FAST-Fiで借りれるWiFi端末「GlocalMe G3」の特徴について紹介します。
冒頭でもお伝えした通り、FAST-Fiの端末「GlocalMe G3」は100ヶ国以上に対応していて、それ以外の端末の特徴・スペックとして、
★5,350mAHの安心の大容量バッテリー♪
★モバイルバッテリーとしても使用OK!
★安定の4G(LTE)回線(最大速度150Mbps)
★海外旅行で頼もしい23ヵ国対応の翻訳アプリ機能で会話が可能♪
★国内ネット無制限!しかも無料♪
となっています。
すなわち1つの端末に、4G通信WiFi(※1)、大容量バッテリー、モバイルバッテリー、翻訳機能(※2)が一体となった三位一体ならぬ四位一体のパワフルな端末となっています。
(※1)他社端末同様に国や地域により3Gの場合もあります。
(※2)500MBプラン以上、要申込。
何かと荷物が多くなりがちな、海外旅行や海外出張でも、これ一台で大活躍してくれることでしょう。(^^)
ちなみに、レンタル時に端末と一緒にセットでついてくる付属品は以下の通り。
- 収納ケース
- ACアダプター
- USBケーブル
- 使い方ガイド
- ストラップ
- 返送用端末格納封筒(1台レンタルのみならレターパック同梱)
GlocalMe G3とGlocalMe G2の比較表
旧端末の「GlocalMe G2」と比較すると下表のようになります。
比較項目 | GlocalMe G3 | GlocalMe G2 |
バッテリー容量 | 5,350mAh | 6,000mAh |
連続通信時間 | 15時間 | 16時間 |
モバイルバッテリー機能 | ◯ | |
タッチスクリーン | ◯ | |
最大接続台数 | 5台 | |
SIMスロット | nanoSIM * 2 | microSIM * 2 |
ディスプレイ | 4インチ | 3.5インチ |
サイズ(mm) | 112.6×65×19 | 117×63.8×20.9 |
重さ | 約240g | 約224g |
通信速度 | 【下り最大】4G:150Mbps、3G:42Mbps 【上り最大】4G:50Mbps、3G:11Mbps |
|
FDD-LTE | B1/2/3/4/5/7/8/9/17/19/20 | B1/3/5/7/8/17/20 |
TD-LTE | B38/39/40/41 | B39/40/41 |
W-CDMA | Ⅰ/Ⅱ/Ⅳ/Ⅴ/Ⅵ/Ⅷ/Ⅸ/XIX | Ⅰ/Ⅱ/Ⅴ/Ⅷ |
GSM | 1900/1800/900/850 MHz | |
CDMA/EVDO | BC0/BC1 | × |
国内でも4GでWiFiが使える
FAST-FiのWiFi端末なら国内でも4G回線かつ無制限で使えてしまいます。
つまり届いたら即使えるということです。(^^)
しかも返却するまで追加料金は不要で、国内利用分は完全無料!
ちゃんと不具合なく使えるかのチェックも踏まえて、空港受取にしろ、宅配受取にしろ
ぜひ受け取ったらすぐにつないでみましょう♪
23ヵ国語対応の翻訳アプリで会話可能
FAST-Fiの「500MBプラン」と「1GBプラン」なら、端末に標準搭載されている「23ヶ国対応の翻訳アプリ」を使えます!
もちろん追加料金一切不要です。
※350MBプランは不可。
すなわちポケトークのごとく端末を介して英語など双方向翻訳してくれるというシロモノ。
上述通り23ヶ国語に対応しており、外国語に自信がなくても、これ1台で現地の人とコミュニケーションが取れます。
特にトラブルまではいかなくても現地でなにかちょっと困った時に重宝しそうです。(^^)
《対応言語》
中国語、繫体字、広東語、英語、韓国語、日本語、アラビア語、デンマーク語、オランダ語、フランス語 ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、ロシア語、スペイン語、ギリシャ語、タイ語、ポルトガル語 フィンランド語、チェコ語、ルーマニア語、スウェーデン語、ハンガリー語
出典:FAST-Fi
GlocalMe G3の大きさと重さ
また、この「GlocalMe G3」は、パッと見、正面から見たときはAppleのiPhoneのような見た目となっています。
※右が「GlocalMe G3」
正面から見た大きさは、さほど変わりませんが、その一方で厚みは約2倍ほど。
その分、モバイル端末としては約240gとやや重量があります。
試しにズボンのポケットに入れたら流石に多少ズッシリした感じがしましたが、たいていの方は端末保護の意味合いも兼ねてバッグなどに入れて持ち運ぶ方が大多数かと思いますので、重さについては、さほど目くじらを立てるほどのことではないという印象です。
もちろん、できるだけ小さくて軽いに越したことはないですが、そっちを優先して肝心な機能が損なわれたら、まぁ意味ないですからね。
デュアルSIMスロット搭載で自前のSIMを挿入して使える!
また今現在、FAST-Fiで提供している「GlocalMe G3」という端末では「デュアルSIMスロット」を搭載しています。
なので、以下の2つのようなケースにおいて有効利用することも可能です。
その1つは、もし500MBのプランを利用していて、その容量を使い切ってしまった場合において、現地で通信容量を追加で増やす為にSIMカードを購入してスロットに差し込んで使うこともできます。
2つ目は、FAST-Fiで対応していない国や地域でも、事前に日本でそのエリアに対応したSIMカードを用意したり、なんなら現地でSIMカードを買って、SIMカードを差し込んで使うことも可能です。
ちょっと上級者向けの話になりますが、一応こういう使い方もできるということも頭に入れておいてもらえればと思います。
FAST-Fiの料金プランと対応国
対応エリアと、その料金は下表の通りになります。
1日レンタルプラン | |||
エリア | プラン | 通信容量/日 | 料金 |
アジア | ライトプラン | 350MB | 350円 |
スタンダードプラン | 500MB | 580円 | |
プラチナプラン | 1GB | 1,180円 | |
ヨーロッパ | ライトプラン | 350MB | 510円 |
スタンダードプラン | 500MB | 750円 | |
プラチナプラン | 1GB | 1,480円 | |
アメリカ | ライトプラン | 350MB | 510円 |
スタンダードプラン | 500MB | 750円 | |
プラチナプラン | 1GB | 1,480円 | |
アフリカ | ライトプラン | 350MB | 510円 |
スタンダードプラン | 500MB | 750円 | |
プラチナプラン | 1GB | 1,480円 | |
オセアニア | ライトプラン | 350MB | 510円 |
スタンダードプラン | 500MB | 750円 | |
プラチナプラン | 1GB | 1,480円 |
アジアなら「アジア周遊プラン」、ヨーロッパなら「ヨーロッパ周遊プラン」と専用の周遊プランが選べ、その他のアフリカ・インド洋、アメリカ、オセアニアには、専用の周遊プランがないので、これらのエリアで使うなら「世界周遊プラン」を選ぶことになります。
一応、単国利用料金プランというものもありますが、少なくとも2019年7月時点なら、周遊プランにしようが、単国プランにしようが料金は一緒なので、基本は「アジア周遊プラン」、「ヨーロッパ周遊プラン」、「世界一周プラン」の3択だと考えていいでしょう。
また、シンプルな料金体系ながらも、各エリアにおいて、いわゆる利用期間が長くなるほどお得になる30日・60日・90日の細やかな長期レンタルプランも用意されているのも見逃せません。
長期レンタルプラン | |||
エリア | プラン | 通信容量/日 | 料金 |
アジア | 30日プラン | 500MB | 13,500円/30日 |
60日プラン | 26,000円/60日 | ||
90日プラン | 36,000円/90日 | ||
ヨーロッパ | 30日プラン | 16,500円/30日 | |
60日プラン | 33,000円/60日 | ||
90日プラン | 46,000円/90日 | ||
アメリカ | 30日プラン | 16,500円/30日 | |
60日プラン | 33,000円/60日 | ||
90日プラン | 46,000円/90日 | ||
アフリカ | 30日プラン | 16,500円/30日 | |
60日プラン | 33,000円/60日 | ||
90日プラン | 46,000円/90日 | ||
オセアニア | 30日プラン | 16,500円/30日 | |
60日プラン | 33,000円/60日 | ||
90日プラン | 46,000円/90日 |
学生の短期留学や、ビジネスマン、社会人の中長期の海外出張、リタイア組の長期滞在などにオススメのプランとなっています。(^^)
ちなみに対応エリアに対する具体的な国・地域は以下の通りです。
エリア | 国・地域 |
アジア | 中国、香港、マカオ、日本、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、カザフスタン、モンゴル、インド、バングラデシュ、スリランカ、パキスタン、ネパール、ミャンマー 、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタール、バーレーン、イスラエル、ヨルダン、イエメン |
ヨーロッパ | イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、スイス、オーストリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランド、スペイン、ポルトガル、イタリア、チェコ、ハンガリー、ギリシャ、トルコ、ロシア、ポーランド、クロアチア、アルバニア、ブルガリア、キプロス、エストニア、リトアニア、ラトビア、マルタ共和国、ルーマニア、セルビア、スロベニア、スロバキア、ウクライナ、リヒテンシュタイン、オーランド諸島、モナコ、バチカン、サンマリノ |
アフリカ インド洋 |
エジプト、ガーナ、ケニア、モロッコ、モーリシャス、モルディブ、ナイジェリア、チュニジア、タンザニア、南アフリカ共和国、ザンビア、アルジェリア、アンゴラ、西サハラ |
アメリカ | アメリカ合衆国(ハワイ、アラスカ、グアム、サイパン含む)、カナダ、メキシコ、パナマ、コロンビア、ベネズエラ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー、プエルトリコ、グアテマラ、ニカラグア、エルサルバドル共和国、コスタリカ、ボリビア、エクアドル、ウルグアイ、ドミニカ共和国 |
オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド、フィジー |
ただ、表にある国でもタイミングにより通信回線が不安定などといった理由で、特にインフラがそこまで整っていない国などマイナーな国になればなるほど、一時的に利用できないこともあるので、公式サイトで必ずチェックしてください。
FAST-Fiなら国をまたいでもそのまま使える♪
デンマークとスウェーデンを結ぶオーレスン・リンク(別名、エーレスンド橋)
FAST-Fiでは、クラウドSIMと言われるデータ化されたSIMカードを採用しているので、何かと前知識が必要で、面倒なSIMカードを自前で調達して挿し替えの必要はなく、先程の表にある各エリアプランに記載のある国なら「フリーローミング機能」により国をまたいで移動しても、自動的に現地キャリアへ接続されるので余計な設定は不要で使えてしまいます♪
1日の使用通信量のリセットのタイミングっていつなの?
FAST-Fiの1日の使用通信量がリセットされるタイミングは2つ。
1つは、日本時間の午前1時に通信量がリセットされます。
日本時間の午前1時(つまり日本の深夜1時)に通信量がリセットされるということは、国によって1日に実質500MB以上使える場合もあるのでこれはお得ですね♪
2つ目は、現地のキャリアが切り替わっても通信量はリセットされます。
キャリアとは、NTTドコモ、SoftBank、AT&T(米国)、ボーダフォン(英国)などといった通信事業会社のことです。
例えば、フランスからイタリアへ移動したなら、通信会社がフランスからイタリアに自動で切り替わり、このタイミングで通信量がリセットされ、また新たに500MB使えるということになります。(^^)
ただ国境付近では、両国のキャリアを受信する可能性があるため、この場合は国を移動してもキャリアが切り替わらないこともあり、その場合はもちろんリセットされませんので、その点は頭に入れておいてもらえればと思います。
台湾・韓国に行く人必見!驚愕の無制限・使い放題キャンペーン♪
台湾、もしくは韓国に行くなら「500MB」か「1GB」プランを利用するだけで無制限で使えてしまうという超パワフルなキャンペーンを開催しています。
これならSNSのテキスト・画像などのやり取りや、調べ物などのWEBページ閲覧はもちろん、動画閲覧などの重いネットワーク通信でも、容量を気にせず楽しめてしまいます♪
ただキャンペーン期限は特に公表されていませんが、いつ終わるかわからないので、台湾か韓国に旅行に行く予定のある人ならお早めにどうぞ!
「安心補償」で鉄壁の守りを
これはあくまで各自の判断になりますが、FAST-Fiではオプションとして下表の通り、WiFi端末本体の盗難・紛失時の補償制度として2種類の「安心補償」が用意しています。
比較項目 | 未加入 | 安心補償ミニ | 安心補償 |
1日単位の保険料金 | 0円 | 200円 | 300円 |
30日単位の保険料金 | 3,000円 | 4,500円 | |
盗難・紛失など端末が戻ってこない場合 | 40,000円 | 8,000円 | 0円 |
破損・水没などでも端末が戻ってくる場合 | 20,000円 | 4,000円 |
※すべて税抜。
まず、未加入だと万一の際は20,000〜40,000円、弁償代金として請求されてしまいます。
まぁこれは他の海外WiFiレンタルサービスでも、ほとんど同じ内容ですが、う〜ん・・・改めてみると高いですね。^^;
「いや、自分は絶対に大丈夫だ」「そんなヘマしないよ」といった場合は、不要ですが、私のように心配性な方なら最低でも「安心補償ミニ」には加入されることを推奨させて頂きます。
あえてもう一度、強調しますが、上記の補償プランはあくまで本体のみが対象で、付属品は対象外となっているのでご注意ください。
あと、とても重要なこととして、もし盗難、紛失にあってしまった場合は、必ず現地警察や公的機関にて、いわゆるポリスレポートと呼ばれる、「紛失・盗難証明書」を受け取っておいてください。
これがないと安心補償に加入していても、原則補償してもらえません。
また、本体は無事でも下表の通り付属品を紛失してしまっても請求対象となるので気をつけてくださいね。
付属品 | 弁償代金 |
充電用microUSBケーブル | 2,000円 |
充電用ACアダプター | 3,000円 |
電源プラグ(マルチタイプ) | |
キャリングケース |
ちなみに、マルチ変換プラグは、一応オプションとして50円/日(税抜)で借りれますが、表にある通り紛失してしまったら3,000円の代償金が発生します。
なので、もしマルチ変換プラグを持っていない場合は、3,000円もしない料金で安く買えたりするので、自前で買った方が良いかもしれません。
と言いますか、いずれにしても変換プラグが必要なホテルや宿に宿泊するなら必須です。
オススメ★カシムラ サスケ 全世界対応 マルチ変換プラグ
「カシムラ サスケ 全世界対応 マルチ変換プラグ」は、分割・変形・合体させることでマルチタイプとして最も多い全9種類のプラグ形状に対応させることが可能で、これ1つあれば、世界のどこに行っても使えるスグレモノです。
【対応タイプ:A、B、BF、B3、C、O、O2、SE、CB】
また、シンガポールの空港や最新のホテルなどではシャッター機能が搭載されたBFタイプのプラグタイプが新規格で導入されていて、旧モデルのカシムラ・サスケでは未対応だった点もクリアしており対応済みです。
上述した内容でも十分なメリットですがマルチタイプのこの製品には以下のようなメリットがあります。
●全世界対応にも関わらず1.65cmの超薄型・コンパクト・軽量で持ち運びに便利!
●周遊旅行でもこれ1つでOK♪
●ブラジルで活躍するCBタイプにも対応。
●中国など1つの国でもコンセント形状が数種類ある場合があり、そういったケースで大活躍♪
特にアジア、ヨーロッパなど、いくつもの種類の変換プラグを用意しておいた方が良い国や地域への渡航の際は大活躍です。
★変換プラグのランキング★
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ポータブルWiFi電話も場合によってはアリ!
ここまでは、FAST-FiのメインのWiFiレンタルサービスについて述べてきましたが、場合によってはオプションの「ポータブルWiFi電話」も検討しても良いかもしれません。
ポータブルWiFi電話とは、簡単に言うと海外WiFiルータに通話機能を付けた新サービスで、すなわち1台2役で運用できるというもの。
具体的には、
日本の一般電話や携帯電話にかけ放題で利用でき、しかもFAST-Fi端末同士なら海外・国内の利用可能となっています。
発信だけでなく、日本からの着信も国内料金で利用可能です!
ただし、以下の点には注意してください。
- 海外の電話番号、海外の携帯電話にはかけられない。つまり、海外のホテルやレストランに何かしら電話で問い合わせたい時に使えない。
- かけ放題といっても、通話にかかるパケット通信量(約16MB/1時間)は、IP電話なので、利用プランの容量から消費される。
- あくまでレンタルなので、電話番号は渡航期間中のみ。
- 国内料金は発信元に請求される点。国内料金の目安は一般電話(約9円/3分)、携帯電話(約18円/1分)ほど。
気になる料金体系はシンプル明快な2プランです!
プラン | 料金 |
デイリープラン | 170円(税抜)/ 日 |
長期利用プラン | 2,550円(税抜)/ 30日 |
損益分岐点といったらかたい言い方になりますが、
- 15日以下のレンタルならデイリープラン
- 15日以上のレンタルなら長期利用プラン
がお得です!
肝心の利用できる国・地域は下表のように約40ヶ国となっており人気旅行先は、ほとんどカバーできています。(^^)
利用制限 | エリア | 対応国・地域名 |
利用制限なし | アジア 中東 |
韓国、香港、タイ、台湾、シンガポール、マカオ、カタール、バーレーン、イスラエル |
ヨーロッパ | ドイツ、イタリア、スイス、イギリス、スペイン、オーストリア、トルコ、クロアチア、チェコ、オランダ、ベルギー、ロシア、ポーランド、フィンランド、ハンガリー、ポルトガル、スウェーデン | |
北中南米 | 米国(ハワイ、グアム、サイパン含む)、カナダ、ブラジル、ペルー、パナマ | |
オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド | |
持込台数(機器) に制限あり |
アジア | インドネシア(2台)、フィリピン(5台) |
北中南米 | メキシコ(3台) | |
滞在(持ち込み)期間 に制限あり |
アジア | 中国(3か月以内)、マレーシア(3か月以内)、インド(6か月以内) |
まぁ正直、LINEなどの無料通話アプリを使う手もありますが、
★FAST-Fi同士で安定した電波で、かけ放題(海外・国内両方OK)で電話した場合
★海外から日本へ電話するかもしれない、もしくは予定があるなら超格安で電話がかけられる
ので、一種の保険として利用してみるのも良いかもしれません。
サポート体制も一通り用意!
FAST-Fiサポートセンターへの連絡手段は以下の通り、電話・メールに対応しており、渡航先からの電話にも対応しています。(^^)
【ナビダイヤル】0570-028-111
【メール】info@fast-fi.net、もしくは公式サイトのメールフォームよりお問い合わせ
【渡航先からの電話】+81-3-6625-4516
電話受付は、年中無休10:00〜19:00となっていますが、通信不具合・故障等のお問い合わせに限り24時間365日対応しています。
FAST-Fiのデメリットと注意点
デメリットといっては、ちょっとオーバーかもしれませんが、一応、注意点ということでいくつかお伝えします。
大手の海外WiFiレンタルに比べて対応国数は劣る
タイトルの通りですが、大手に比べて対応国数が少なめです。
ただ正直なところ肝心なのは、利用予定の国や地域のプランがあり、トータルでできるだけ安く借りれて、もしもの時のサポートはどうなのか?などといった諸々の利便性という点にあると言えます。
つまり基本料金をはじめとして、必要なら安心補償などのオプション料金を含めたトータルの料金を見つつ、
あとは、受取料金が無料になる空港受取にするか、送料はかかるが、早めに受け取れて操作確認もできて、WiFiネットを楽しめる(先述通りFAST-Fiは国内でもネットに繋げるので)宅配受取にするかで、最終的にどうするかを決めるのが良いと思います。
空港受取も可能!しかし現状は3空港
FAST-Fiでは、他社同様に空港受取と宅配受取の両方に対応していますが、2019年7月時点で空港受取に対応しているのは、成田空港、羽田空港、関西空港の3つの国内主要空港のみとなっています。
空港 | 受取場所 | 営業時間 |
成田空港 | 第1ターミナル南出発階4F QLライナーカウンター | 6:30 〜 最終便 |
第1ターミナル北出発階4F QLライナーカウンター | 6:30 〜 最終便 | |
第2ターミナル北出発階3F QLライナーカウンター | 6:30 〜 最終便 | |
羽田空港 | 国際線ターミナル出発階3F JAL ABCカウンター | 24時間 |
関西空港 | 第1ターミナル出発階4F JAL ABCカウンター | 6:30 〜 22:30 |
そうは言っても他社の空港受取の場合は、手数料500円かかったりすることもありますが、FAST-Fiなら手数料一切不要なので、この点は確かなメリットですね。(^^)
空港受取申込時は、空港の手続きの関係上、申込時に利用者(あなた)の「出発便名」と「出発時間」が必要な点は頭に入れておいてください。
また、空港で乗り継ぎする人は、受取カウンターは出国フロアにあるので、そのまま乗り継ぎで入ると端末を受け取れませんので気をつけてくださいね。
あと、受け取ったら、時間に余裕があるなら、カウンターでも検品はしているでしょうが、FAST-Fiの「GlocalMe G3」は、日本国内で追加料金なしで無制限で使えることも含め、一度ONにしてみて問題なく使えるか、その場で確認しておくことをオススメします。
空港受取の申込期限っていつ?
ちなみに空港受取の申込期限は、
- 成田と羽田が出発日の2日前の午前中
- 関空が出発日の3日前の午前中
となっています。
(宅配受取から空港受取に変更する場合の変更期限は出発日の3日前まで)
ただ、空港受取の場合、カウンターは午前中の時間帯、そしてGW・夏休み・年末年始などといった繁忙期は、場合により端末受取に1時間以上の時間を要することもあるので余裕を持って受取カウンターに向かいましょう!
ちなみに受取時はパスポートで本人確認をして受け取るので、代理人受取は不可なので気をつけてくださいね。
宅配受取の場合は送料に注意
先程の手数料無料の空港受取に対して、自宅への宅配受取の場合は送料600円(税抜)かかります。
(ちなみに自宅以外にも空港付近のホテルに前泊するならホテルに直接届けることも可能です。)
レンタル台数が増えるほど宅配受取の送料がアップしますが、3台目以上は1,620円(税別)で固定送料となります。
台数 | 1台 | 2台 | 3台 | |
受取方法 | 宅配受取 | 600円 | 1,080円 | 1,620円 ※3台目以降は固定 |
空港受取 | 0円 | |||
返却パック | 650円 | 2台上は実費 |
その一方で返却時は他社のように返却BOXを含めた空港カウンターでの返却には対応していないので、返却時の送料として650円(税抜)かかり、2台以上なら実費による返却が必要です。
なので1台レンタルで宅配受取のケースだと計1,250円(税別)かかるということになります。
そう考えると理想は空港受取です。
ただそうは言っても、必ずしもどのプランも最安値とは言えないまでもFAST-Fiは全般的に格安クラスであることには違いはなく、宅配受取を選んだとしても絶対に損とは言い切れませんので、一度は試しにチェックしてみることをオススメします。
宅配受取の申込期限っていつ?
申込期限日は配達エリアにより異なります。
たとえば、東京23区での受取で、25日出発の場合は、22日の午前中が申込期限日となっています。
言い方を変えると、この場合だと3日前の午前中ということですね。
あと、他社と同様のことですが、申込期限日より前など早めに申し込んでも、端末が届くのは出発日の前日です。(時間帯指定はOK)
早期配達手数料 | |
お届け日の前日配送 | 500円 |
お届け日の前々日配送 | 1,000円 |
どうしてももっと前の日に早く受取たい場合は、表にもあるように早期配達のオプション料金が必要ですが配達日を変更することも可能です。
また、宅配受取だと申込期限以降から、たとえば1台レンタルのケースだと、
- 宅配便受取:600円(税抜)
- 返却パック:650円(税抜)
に加えて、キャンセル料:2,100円も発生するので、この点はご注意を。
いずれにしても1週間前の申込など少し余裕を持って申し込みされることをオススメします。
理由は、他社にも言えることですが特に繁忙期とかだと割と普通に在庫切れになったりしますからね。
FAST-Fiはオプションでレンタル可能な機器類は少なめ
FAST-Fiではオプションとして貸し出しできる機器類は「マルチ変換プラグ」50円/日(税別)のみとなっています。(2019年7月時点)
この点、他社では定番のipadや、話題の360°カメラなどを扱っていたりして、人によっては、ついでにこの際、一緒にレンタルしてみようという人も中にはいると思いますが、これらガジェット類の取り扱いはありません。
ただ、個人的にはレンタルの機器が増えれば増えるほど、その分、紛失とか破損とかのリスクを考えると管理が大変な感じになるので、正直、この手のオプションは基本利用しません。
延滞料に注意
あと、注意点ということでお伝えするとこれはFAST-Fiに限らず他社でもそうですが、延滞料には注意してください。
返却は帰国翌日となっていますが「発送が帰国後2日以降」となれば
- 1台につき延滞料:2,000円/日(税抜)
発生するのでくれぐれもお忘れなく。
空港返却に対応していなくても実質「空港返却」も可能!
先程、FAST-Fiには返却カウンターや返却ボックスがないというふうにお伝えしましたが、空港ならたいてい郵便局や郵便ポストがあるので、その場で端末などを「送用端末格納封筒」に入れた上で「レターパック」に入れて返却しようと思えば実質、空港返却も可能です。
また、無理に空港返却にこだわらなくても、帰路や自宅付近などに郵便局や郵便ポストがあれば、そこで返却するといいでしょう。
ただ、先述通りレターパックによる返却は1台しか対応しておらず、2台以上は実費となるので気をつけてください。
また、宅配受取の人で、空港の郵便ポストなどですぐに返却したいと決めているなら、「返却用レターパック」と「送用端末格納封筒」を持参することをお忘れなく。
お支払方法はクレジットカード決済のみ
利用可能なクレジットカードの国際ブランドは、VISA、Mastercard、AMEX(アメックス)となっています。
(意味のないこじつけかもしれませんが^^;)日本の会社が運営しているので、日本発の唯一の国際ブランドであるJCBがあってもいいような気もしますが、そうは言ってもたいていの方は世界シェア1位・2位のVISA、マスターを保有されているでしょうから問題ないかもしれませんがね。
領収書を受け取る方法
私のように領収書が欲しいという人も中にはいると思います。
領収書を発行して欲しい場合は、公式サイト下部にある「メールでのお問合せ欄」にて領収書が必要な旨を伝えましょう。
その際、宛名などの希望がある場合は、それも記載しましょう。
そうするとFAST-Fi運営で返却の確認ができ次第、領収書を郵送で発送してもらえます。
FAST-Fi「GlocalMe G3」の利用・設定方法
FAST-Fiの「GlocalMe G3」は、特に難しい設定をするまでもなく簡単に接続して使えるようになります。では早速、見ていきましょう。
《1》スマホの「データローミング」をオフに
これは他社の海外WiFiレンタルサービス利用時にも同様にことが言えますが、海外現地で繋ぐ前に、必ずスマホなどのWiFi対応機器の「データローミング」をオフにしましょう。
理由は簡単です。
有名な話ですが「オフ」にせず、「オン」のままだと現地キャリアに自動で勝手に国際ローミング接続されることがあり、場合によって高額な通信量を請求される可能性があるからです。
《2》【推奨】iCloudやアプリの自動更新をオフに
iCloudや、データを自動でネット上にバックアップするサービス(自動更新)は、知らず知らずのうちに大容量通信となるもの。それにより通信速度の低下や通信停止となる可能性もあります。
結構、設定している人も多いと思いますが、インストール済のアプリを「自動更新」設定していると、特に一度にその自動更新をするアプリの数が多ければ多いほど、意図せず大容量通信をしてしまいます。
たとえば、FAST-Fiのスタンダードプランは通信容量(500MB/日)なので、現地でこの容量を超過してしまうと、通信速度の低下はもちろん、通信が停止してしまう可能性もあります。
よって、アプリの自動更新設定はオフにしておくことをオススメします。
《Androidの「アプリ自動更新」をOFFにする方法》
機種やメーカーにより多少設定メニューが違うこともありますが大方以下の通りです。
[1]Google Playを起動。
[2]画面が表示されたら左上の「三」のようなアイコンをタップ。
[3]メニュー画面を開いたらしたにスクロールして「設定」をタップ。
[4]そしてアプリの自動更新をタップ
[5]アプリを自動更新しないに設定して完了!
《iOSの「iCloud」をOFFにする方法》
また端末には、iCloudに自動アップロードされないようにフィルタリング機能が設定されていますが、FAST-Fiでも基本的にオフの設定を推奨しています。
iOSのバージョンにより多少異なりますが大方以下の流れです。
[1]設定→あなたの名前をタップ
[2]iCloudをタップ
[3]iCloudバックアップをタップ
[4]iCloudバックアップをOFFにして完了!
《3》WiFi端末をONにして接続するスマホやPCにパスワード入力して完了!
端末の左側面にある電源ボタンを長押しでONになります。
数秒すると起動するので液晶画面に表示されたSSID(WiFi名)とパスワードをスマホやタブレット、PCなどのWiFi対応機器に入力して接続完了です!
モバイルWiFiルーター端末は必ず「手荷物」で飛行機に持ち込もう!
WiFi端末には、先述通り大容量リチウムバッテリーが搭載されている為、飛行機への「預け入れ荷物」、つまり貨物室預かりは不可なので、必ず「手荷物」として機内へ持ち込みましょう!
※細かい対応は航空会社により異なるので、各HPになどで確認してください。
さいごに
今回は、FAST-Fiのメリットだけでなく、注意点なども正直にお伝えさせて頂きました。
よってFAST-Fiは、
★トータルで安く海外WiFiルーターを利用したい!
→シンプルな料金体系で比較しやすい。
★台湾、もしくは韓国に行く予定
→スタンダードプラン(500MB)以上の申込で使い放題♪
※予告なく終了していることもあります。
★旅行、出張、留学など中長期滞在を予定している。
→30日・60日・90日プランあり!
★現地でのコミュニケーションに不安がある・・・
→500MB以上のプランで翻訳機能付き♪
★複数の国を渡り歩く周遊旅行をする
→アジア周遊プラン、ヨーロッパ周遊プラン、それ以外のエリア、もしくは全エリアなら世界周遊プランを!
★モバイルバッテリーがない、もしくは余計な荷物を減らしたい
→FAST-Fiの「GlocalMe G3」は大容量モバイルバッテリー機能一体型!
といった方に主にオススメできることがわかりました。
やはり最近では、海外旅行や海外出張に行く際は、ネット環境が日本とはまた事情が違うので、海外用WiFiをレンタルしていく人はかなり増えています。
そして海外WiFiのレンタルなら、携帯電話の国内大手キャリアの国際データローミングより圧倒的に安く、なにより誰でも手軽に使えて、それでいて5台同時接続(※)できるのも大きな魅力ですね。
※FAST-Fiで提供中の「GlocalMe G3」WiFi端末、1台につき5人まで、もしくは1人5つのWiFi接続可能なデバイスを同時接続できるというニュアンスです。
タイミングによっては、割引キャンペーンも開催しているので、もっと安く利用できることもありますよ。(^^)
ぜひ、FAST-Fi利用を検討してみてください♪
《海外用ポケットWi-Fi・SIMサービスなど》
※一部、国内向けサービスあり。
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中国ならではの【金盾(きんじゅん)、GFW ”Great Firewall(グレートファイアウォール)”】回避方法や、中国ネット規制回避プラン・VPNサービスを扱うポケットWiFiレンタルサービス業者の紹介など。
あと、中国専用の高速通信ポケットWi-Fiルーターのレンタル事業を展開する株式会社インバウンドプラットフォームという会社の「チャイナデータ」というサービスもあります。
公式サイト: 中国WiFiチャイナデータTOPページ