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モバイルSuicaの使い方、年会費、チャージ、特急券、定期券、新幹線など網羅亭に解説

JR東日本が発行する、全国の鉄道・バス・お買い物で利用できるSuica(スイカ)は、携帯電話でも使用できます。

「モバイルSuica」というプリペイド(前払い)方式の交通系電子マネーの一つです。

FeliCa(フェリカ)搭載の「おサイフケータイ」に対応しており、カードを携行する必要がなくなります。

モバイルSuicaの年会費、チャージ、特急券、定期券、新幹線などについてまとめて解説します。

 

モバイルSuicaの年会費

モバイルSuicaは、カードタイプのSuicaカードやSuica定期券のように発行時に必要な500円のデポジットの支払いは不要です。

2020年2月26日からはモバイルSuicaの年会費が無料になりました。

 

Suica(スイカ)とは

スイカは「Super Urban Intelligent Card」の頭文字をとってSuicaと呼びます。

「スイスイ行けるICカード」という意味も込められているのだとか。

モバイルSuicaは、カードタイプのSuicaと同様に駅の改札機にタッチするだけでスムーズに乗車できます。

わざわざ券売機の前に並ぶ必要はありません。

スマートフォンや携帯電話で、どこでもチャージすることができ、残高不足でも、インターネットに接続環境であれば、すぐさまチャージできます。

チャージする券売機などが混雑している駅では超便利です。

また、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、駅ビル、飲食店、タクシー、レンタカー、ホテルなどでのお買い物やサービス利用時のお支払いにも便利に使えます。(電子マネーSuicaが使えるお店一覧

チャージに使うクレジットカードは、還元率1.5%でポイントを1ポイント単位でモバイルSuicaチャージに使えるビューカードがおすすめです。

ビューカードのシリーズの中でも、年1回の利用だけで年会費が無料、基本ポイント還元率1%、Suicaチャージ、JR東日本の定期券やきっぷ等の購入は還元率1.5%の「ビックカメラSuicaカード」がコストパフォーマンス的に優秀。

おサイフケータイ対応のAndroid端末、Apple Pay対応のiPhoneを持っていれば、誰でも簡単にお得を受け取れます。

ビックカメラSuicaカードは、Suicaチャージで合計還元率1.5%と最高峰で、エクスプレス予約でも還元率1%と合格点で、それで容易に年会費無料で保有できます。

「JR東海エクスプレスカード」や「J-WESTカード」だと還元率0.5%にとどまるので、それらと比較してもお得です。

この他、ビューカードの中では、アトレなどのJRE CARD優待店・ルミネで還元率3.5%の高還元になるJRE CARDも見逃せません。

 

全国の交通系ICカード対応の電車・バス・加盟店でも使える

モバイルSuicaは、JR東日本エリアだけではなく、いわゆる全国相互利用サービスにより以下の交通系ICカードのエリアにおける電車やバスなども利用できます。

● Kitaca(北海道旅客鉄道、JR北海道)
● SAPICA(札幌市交通局)

● ICAS nimoca(函館バス株式会社)
● PASMO(株式会社パスモ)
● TOICA(東海旅客鉄道、JR東海)

● manaca(名古屋交通開発機構・エムアイシー)
● ICOCA(西日本旅客鉄道、JR西日本)
● PiTaPa(スルッとKANSAI)
● SUGOCA(九州旅客鉄道、JR九州)
● はやかけん(福岡市交通局)
● nimoca(西日本鉄道)
etc.

2020年には沖縄県の「ゆいレール」でも交通系ICカードでの乗車が可能となり、北海道から沖縄まで使えてより便利になりました。(Suicaの利用可能エリア一覧

もちろん、カードタイプのSuicaに限らず、モバイルSuicaも同じです。

原則として各エリアをまたがっての利用はできない点は注意しましょう。

ただ、首都圏のSuica・PASMOエリア、九州のSUGOCAエリア・はやかけんエリアの一部の相互直通区間エリアをまたがって利用できます。

 

お得なおすすめチャージ方法

モバイルSuicaは、プリペイド(前払い)型の電子マネーなので、事前に入金(チャージ)する必要があります。

チャージの上限は20,000円です。

楽天Edyの上限は5万円、nanacoの上限は5万円(センター預かりを含めると10万円)なので、これら電子マネーと比較すると上限額は低めとなっています。

 

スマホ・ケータイなどチャージ可能

モバイルSuicaは、自動券売機や多機能券売機に並ぶことなく、スマホやガラケーでいつでもチャージ可能なのがメリットです。

カードタイプのSuicaは、オートチャージを利用しても、私鉄とJR東日本の乗り換え改札や、JR東日本以外の改札では、オートチャージが始動しません。

残高不足でエラーになる心配もあります。

その点、モバイルSuicaならネット環境さえあれば、その場ですぐにチャージ可能なのが長所。

アプリでは、いつでも残高確認もできるので便利です。

1回のチャージ額は、1,000円単位で10,000円まで指定できます。

チャージは4:00~翌日2:00までの間で使用可能です。

おサイフケータイ対応Androidなら「クイックチャージ」で簡単にチャージできます。

 

コンビニや一部券売機でもチャージ可能

スマホや携帯電話だけではなく、一部のリアル店舗や券売機でもチャージできます。

一部のモバイルSuica対応の券売機をはじめ、一例として以下のような実店舗でもチャージ可能です。

● NEWDAYS
● セブン-イレブン
● ローソン
● ファミリーマート
● サークルK・サンクス
● ミニストップ
● イオン
etc.

つまり、上記のような実店舗でもカードタイプのSuicaと同じく、現金チャージできます。

レジで「Suicaにチャージしたい」と伝え、チャージ額を払い、スマホを専用リーダーにタッチするとチャージが完了可能です。

また、ビューカードのシリーズで貯まる「JRE POINT」を使って1ポイント単位でモバイルSuicaにポイントチャージすることもできます。

 

Suicaチャージはやはりビューカードがおすすめ

Suicaは現金チャージしても1円も得しません。

ビューカードによるチャージなら年会費無料なのはもちろん、クレジットカードのポイントも貯まる点、ビューカードによるチャージがベストです。

ビューカードには「VIEWプラス」と呼ばれる、対象商品・サービスの利用で、通常よりも多くJRE POINTが貯まる、お得なポイントシステムがあります。

対象サービスとポイント還元率は以下のとおり。

チャージでは1.5%の高還元を享受できます。

サービス 利用内容 還元率
ゴールドカード
還元率
その他カード
えきねっと JR券予約(予約時決済)
8%
3%
モバイルSuica グリーン券
8%
3%
定期券
4%
3%
チャージ(Apple Pay/Google Pay含む)、オートチャージ
1.5%
1.5%
Suica オートチャージ
1.5%
1.5%
みどりの窓口、券売機、VIEW ALTTE(エキナカATM)、上記以外のその他の利用
0.5%(通常)
0.5%(通常)

※参照:ポイントがおトクに貯まる「VIEWプラス」とは何ですか?

ビューカードなら、他のSuicaカードや定期券にチャージすることもできます。

たとえば、定期券機能がない「ビックカメラSuicaカード」から、他のSuica定期券にチャージ可能です。

年会費を容易に無料(年1回の利用)にできるのはビックカメラSuicaカードです。

定期券機能が付帯するビューカードの中で最も低コストで保有できるのは「ビュー・スイカ」カード。

ルミネカードは年会費が若干アップしますが、ルミネで5~10%割引の優待があるのでルミネをよく利用する方なら同カードも選択肢です。

ビューカードのシリーズは次のとおり。

カード名 一般加盟店 Suicaチャージ 主な特長
「ビュー・スイカ」カード 0.5% 1.5% 定期券一体型。家族カードあり
JRE CARD 0.5% 1.5% アトレなどのJRE CARD優待店で約3.5%の高還元
ビックカメラSuicaカード 1.0% 1.5% ビックカメラでSuica払いするとポイント2重取り
ルミネカード 0.5% 1.5% ルミネで5〜10%OFF
ビューゴールドプラスカード 0.5% 1.5% 東京駅ラウンジや年1回のプレゼント等の特典
大人の休日倶楽部ミドルカード 0.5% 1.5% 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線5%OFFなど
大人の休日倶楽部ジパングカード 0.5% 1.5% 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線30%OFFなど
「ビュー・スイカ」リボカード 0.5% 1.5% リボ払い専用カード
JALカードSuica 0.5〜2% 0.5〜1% ●JRE POINTをJALマイルに交換可能
●JALカード特約店はマイル2倍
JALカードSuica CLUB-Aカード 0.5〜2% 0.5〜1% ●JAL CLUB-Aカード特典
●JGCカード取得可能
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード 0.5〜2% 0.5〜1% ●ビューゴールドプラスカード特典
●JAL CLUB-Aゴールドカード特典
●JGCカード取得可能

各種ビューカードについては、以下でまとめています。

<関連記事>
ビューカードはどれがおすすめか?全種類の違いを徹底比較!

 

なお、1枚のクレジットカードで、複数のスマホのモバイルSuicaに登録することは不可能です。

1枚につき1台のみとなっています。

たとえば、夫婦でモバイルSuicaを使うケースなら、それぞれが本会員としてカード発行するか、家族カードがあればOKといったイメージ。

家族カードを発行可能なビューカードは「ビュー・スイカ」カード「ビュー・スイカ」リボカードビューゴールドプラスカードのみです。

家族カードなら3名以上のSuicaオートチャージも可能な点もメリット。

仮に本人、配偶者、子供の3名でオートチャージを利用しようと思った場合、本人カードだけだと、「ビュー・スイカ」カード本体のSuica、記名式Suica、モバイルSuicaの3つの組み合わせしかできません。

2台以上のモバイルSuicaに1つのクレジットカードを登録したり、2枚以上の記名式Suicaにオートチャージすることは不可能です。

その点、家族カードがあれば、2台以上のモバイルSuicaや2枚以上の記名式Suicaへのオートチャージが可能になり便利。

なお、2020年2月25日をもって「一部のAndroid端末とガラケー全機種」において、モバイルSuicaのサービスが終了しますので、該当端末を利用している場合は気をつけてください。

 

ビューカードならオートチャージも使える

すでに何度かお伝えしたとおりビューカードで設定すると、自動改札機にタッチして入場するだけで、Suicaへのチャージが自動で発動する便利な「オートチャージ」も利用可能です。

Suica残額が設定金額以下になると、自動改札の入出場時に自動的に設定金額がチャージされるので、残額不足によるエラーの心配から解放されます。

2018年3月17日から、モバイルSuicaは改札に入る時だけではなく、出る時もオートチャージが始動するようになりました。

オートチャージはモバイルSuicaにビューカード各種を登録した場合に可能です。

ビューカード以外のクレジットカードの場合はオートチャージを使えません。

Suicaオートチャージの設定・変更・停止の手順・方法は、公式サイトの「オートチャージ(ビューカード専用)」をご覧ください。

各種ビューカードについては、以下でまとめています。

<関連記事>
ビューカードはどれがおすすめか?全種類の違いを徹底比較!

 

首都圏、仙台・新潟エリアのSuicaエリアをはじめ、首都圏の私鉄・地下鉄のPASMOエリアでもオートチャージ可能です。(PASMO・Suica路線図PDF

1日に利用できるオートチャージの上限は2万円です。

あと、ビューカードには、特急券や新幹線の回数券などの購入に対しても上限が設定されています。

この上限金額に達すると、モバイルSuicaのオートチャージも使えなくなります。

 

スマホで定期券を購入可能

モバイルSuicaなら、長蛇の列に並ばなくともスマホで定期券を買えます。

定期券の期限が間近で、すぐに購入できて便利です。

しかし、モバイルSuicaで購入できる定期券は大人用のみで、子供用は買えません。

購入できる具体的な定期券は以下のとおり。

定期券の種類 大人用 こども用
通勤定期券(割引のものを除く)
通学定期券(大学・専門学校生相当のみ)
グリーン定期券
新幹線定期券(FREX・FREXパル)

保有中のカードタイプのSuica定期券からモバイルSuicaへの切り替えも可能です。

しかし、切り替えできるタイミングは、モバイルSuica会員登録時の1回に限り。

会員登録後は切替えできないのでお気をつけください。

二区間にわたる定期券をモバイルSuicaで使用可能です。

JR線と他の鉄道会社線との「連絡定期券」もモバイルSuicaで利用できます。

ただし、他の鉄道会社線のみの定期券はモバイルSuicaの取扱い対象外です。

モバイルSuicaで購入できる定期券の組み合わせの例は次のとおり。

ごく一部の区間は使えない定期券もあります。

●「JR線」のみの定期券
●「JR線」+「他社線」の定期券
●「JR線」+「他社線1」+「他社線2」の定期券
●「JR線」+「他社線」+「JR線」の定期券
●「JR線」+「他社線1」+「JR線」+「他社線2」の定期券

Apple PayのSuicaで買えない定期券の組み合わせは下記のとおり。

●「他社線」のみの定期券
●「他社線1」+「他社線2」の定期券

※参照:Suica連絡定期券|JR東日本オフィシャルサイト

 

モバイルSuica定期券のおすすめ機能

定期券の期限切れの防止

モバイルSuica定期券には、有効期限が切れる前にメールで有効期限を通知してくれる機能があります。

有効期限の1週間前に通知メールが届きます。

携帯情報端末の「会員メニュー」の「メール配信設定」から設定可能です。

定期券の有効期間前または有効期間終了後に、自動改札機で電子マネー利用ができないように設定することもできます。

こうすると定期券の有効期間が切れた後に、うっかり現金で乗車する事態を避けられます。

携帯情報端末の「会員メニュー」→「サービス利用情報変更」→「1.定期券有効期間外のSF利用設定」を選択後、「利用しない」を選択すれば設定可能です。

 

区間変更もできて便利

通勤定期券を途中で区間を変更したい場合、Suica利用可能エリア内であれば、スマホの操作だけで変更できてしまいます。

ただし、Suica利用可能エリア外の区間変更は、モバイルSuicaコールセンターなどへの手続きが必要です。

また、定期券の任意による払い戻しも、スマホ一つで手続きできます。

 

Suicaが使えるお店(加盟店)

Suicaは電車・バスの乗車時だけでなく、駅ナカのお店をはじめ、街中にある多様なリアル店舗でも便利にお支払いできます。

ジャンル 店舗・サービス例
コンビニ・飲料自動販売機 アキュア、KIOSK、NewDays、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、Suica電子マネー専用自販機、コカコーラのマルチマネー対応自動販売機etc.
スーパー イトーヨーカドー、イオン、イオンフードスタイル、ダイエー、グルメシティ、ピーコックストア、ヨークフーズ、ヨークプライス、ヨークマート、マルエツ、ピアゴetc.
ドラッグストア ウエルシアグループ、ツルハドラッグ、サンドラッグ、ココカラファイン、スギ薬局etc.
駅ビル ルミネ、ニューマン、アトレ、エキュートetc.
その他商業施設 ダイバーシティ東京、ららぽーと三井ショッピングパーク、ららテラス(一部対象外)、ランドマークタワーetc.
インテリア・雑貨 ドン・キホーテ、無印良品etc.
ファッション 洋服の青山、コナカ、ABC MART、スーパースポーツゼビオetc.
家電 ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ジョーシン、ノジマetc.
本・CD・DVD 紀伊國屋書店、ブックオフグループ、BOOK COMPASSetc.
ファストフード マクドナルド、モスバーガー、バーガーキング、吉野家、すき家、松屋、ケンタッキーフライドチキン、CoCo壱番屋、ドミノピザ、はなまるうどんetc.
カフェ ミスタードーナツ、スターバックス、ドトール、プロント、エクセルシオールカフェ、タリーズ、コメダ珈琲店etc.
レストラン デニーズ、バーミヤン、リンガーハット、藍屋、甘太郎、かっぱ寿司、ガスト、ステーキガスト、ロイヤルホスト、いきなりステーキ、ステーキのどん、フォルクス、どん亭etc.
ガソリン、カーライフ エネオス、出光アポロステーション、タイムズ、イエローハットetc.
タクシー・レンタカー オリックスレンタカー、トヨタレンタカー、JR東日本レンタリース、kmタクシー、大和タクシー、東京無線タクシー、東都自動車グループ、日本交通、日の丸交通、チェッカーキャブetc.
アミューズメント 快活CLUB、カラオケ館、カラオケ時遊館、ゲームタイトーステーションetc.
ホテル宿泊 ホテルメッツ、ホテルニューグランド、メズム東京、メトロポリタンホテルズ、ルートインホテルズ、ホテルファミリーオ館山、ホテルファミリーオ、ホテルフォルクローロ
観光 国立科学博物館、国立西洋美術館、日光東照宮、スパリゾートハワイアンズetc.
その他 成田空港、新幹線の車内販売、郵便局、ヤマト運輸etc.

※参照:Suicaが使えるお店|Suica公式サイト

 

モバイルSuica情報をJRE POINTに登録してポイント還元

あらかじめJR東日本の共通ポイント「JRE POINT」の会員サイトにて「モバイルSuica」の情報を登録しておけば「Suica登録して貯まる店舗」でのSuica決済でJRE POINTが貯まります。

>> モバイルSuicaで新規登録ガイド|JRE POINT公式サイト

 

JRE POINT加盟店で最大1%還元

キオクス、ニューデイズ、エキュートなど「Suica登録して貯まる店舗にて、登録したモバイルSuicaでお買い物すると、100円~200円で1ポイントが貯まります。

還元率0.5%~1.0%です。

現金払いだと1円も得しないのに「JRE POINTにモバイルSuica情報を登録」するだけでお得になります。

さらにモバイルSuicaにビューカードを設定すれば、ビューカードでのチャージ時のJRE POINT1.5%還元と、Suica決済時の0.5%~1.0%のポイント2重取りが可能。

合計還元率2.0~2.5%に昇華します。

JRE POINTは1ポイント単位で1ポイント1円でJRE POINT加盟店で現金感覚で使えたり、Suicaにポイントチャージすることが可能です。

 

モバイルSuicaでのJR東日本の電車利用でポイントが貯まる

JRE POINTに登録した「モバイルSuica」でJR東日本の鉄道に乗車すると、2%(50円ごとに1ポイント)のJRE POINTが貯まります。

有償で乗車した金額に対して、一定割合のポイントが翌月中旬に付与されます。

定期券区間は対象外であるものの、嬉しいことに1回の利用の2.0%が1ポイントに満たない場合でも1ポイント獲得可能です。

※参照:鉄道に乗って貯める|JRE POINT公式サイト

ビューカードだとSuicaチャージで1.5%還元もあるので、なんと合計還元率3.5%に跳ね上がります。

 

モバイルSuicaで新幹線・特急電車・グリーン車の運賃がお得に

Suicaグリーン券をお得に購入できる

モバイルSuicaなら券売機に並ばずとも、いつでもグリーン券を買えます。

さらにモバイルSuicaを通して購入すれば、乗車前に購入するときの料金と同額の「モバイルグリーン料金」が適用されるのが大きなメリットです。

モバイルSuicaでの購入時は、Suicaグリーン券の運賃は電子マネーではなく、登録したクレジットカードで決済されます。

なので残高不足でも問題ありません。

以下、グリーン料金表です。

ただし、適用されるのはあくまで平日であり、土休日および12月29日から1月3日は「ホリデー料金」となります。

料金種別 50kmまで
(平日/ホリデー)
51km以上
(平日/ホリデー)
モバイルグリーン料金 780円/580円 1,000円/800円
事前料金 780円/580円 1,000円/800円
車内料金 1,040円/840円 1,260円/1,060円

※引用元:Suicaグリーン券の購入方法|モバイルSuica公式サイト

 

Suicaグリーン券の有効期限は、購入当日1回限り。

ただ、日付が変わる場合でも終電まではちゃんと使えます。

モバイルSuicaの場合、乗車前に購入しなくとも、車内でグリーン車の乗務員(グリーンアテンダント)の車内改札までに、Suicaグリーン券を購入していればオッケーです。

逆に上記までに購入していないと、グリーン車の乗務員からグリーン券(車内料金適用)を買わなければなりません。

Suicaグリーン券の購入方法は、新規購入、履歴購入、クイックグリーン券の3パター。

どれもトップメニューから「4.Suicaグリーン券購入・払戻」を選択して購入できます。

履歴購入は、以前購入したSuicaグリーン券の履歴(過去10回分)で、同一区間について履歴購入機能で容易に買うことが可能です。

クイックグリーン券は、事前に登録した5区間について、当日のSuicaグリーン券を購入できます。

 

新幹線eチケットサービスで割引運賃あり

交通系ICカードやモバイルSuicaでは、JR東日本の新幹線にチケットレスで乗車できる「新幹線eチケットサービス」を利用できます。

従来の方法で新幹線の切符を購入する際は、タイミングによって混雑していることもあります。

それが「新幹線eチケットサービス」を活用するだけで回避できるのが長所です。

また、嬉しいことに早期予約の「えきねっとトクだ値」、更にお得な「お先にトクだ値」で安く購入できるケースがあるのも大きなメリットです。

※参照元:新幹線eチケットサービス|JR東日本オフィシャルサイト

新幹線の運賃は、Suica残高から引き落とされるのではなく、後日クレジットカードから請求されます。

これがスマホ一つで在来線から新幹線まで快適かつお得に乗車できるようになるのです。

しかし、新幹線の利用区間と、在来線の特急列車を乗り継ぐ場合、在来線の特急料金に対する乗継割引は適用対象外です。

また「大人の休日倶楽部割引」や「学生割引」などの各種割引も適用されません。

大人の休日倶楽部を活用する場合は専用カードがお得です。

50歳以上の方ですと「大人の休日倶楽部ミドルカード」を発行できます。

<関連記事>
大人の休日倶楽部ミドルカードのメリット・デメリット最新まとめ!

 

男性は65歳以上、女性は60歳以上の方ですと、更にお得な大人の休日倶楽部ジパングカードを作成できます。

<関連記事>
大人の休日倶楽部ジパングカードのメリット・デメリット最新まとめ!

 

JR東海「エクスプレス予約」を便利に利用可能

ビューカードをモバイルSuicaに登録すれば、モバイルSuicaを介して東海道・山陽新幹線(東京~博多間)のチケットレスサービス「EX-IC(エクスプレスIC)サービス」を使用できるようになります。

東海道・山陽新幹線が「便利」かつ「お得」になります。

事前にスマホやPCで予約したチケットを受け取る必要もなく、新幹線の改札機にタッチするだけで、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)をスムーズに利用可能です。

JR東海の年会費1,100円(税抜1,000円)の「エクスプレス予約」に入会する必要があります。

ビューカードを作成すると「ビュー・エクスプレス特約」が適用され「エクスプレス予約」が可能になります。

モバイルSuicaを介して「JR東海エクスプレスカード」、JR西日本の「J-WESTカード エクスプレス」とほぼ同様の機能が使用可能になります。

上記はどっちもポイント還元率はビューカードよりも劣ります。

ビューカードを設定した「モバイルSuica」で新幹線の切符を買うと還元率が1.5%と高還元でお得です」。

ビュー・エクスプレス特約は、年会費1,100円(税抜1,000円)が発生するものの、運賃がお得になるので、新幹線に乗車する機会のある方ならいとも簡単に元を取れます。

また、予約変更が発車直前まで手数料なしで何回でも可能です。

万が一、直前のキャンセルとなっても払戻手数料が安価なのも大きいです。

モバイルSuicaでエクスプレス予約を活用すれば、在来線との乗り換えがスマホ一つで完結するので超快適です。

カードの場合、EX-ICカードとSuicaカードを重ねて通過する必要があり、カードの枚数も増えてしまいます。

そう考えれば、モバイルSuicaでエクスプレス予約を利用するなら、やはり「ビューカード」との組み合わせがベストです。

EX予約専用ICカードの代わりに「モバイルSuica」を通してエクスプレス予約で登録すれば、スマホ一つで東海道・山陽新幹線と在来線の乗り継ぎがスムーズにできるようになります。

 

まとめ

モバイルSuicaは、カードタイプのSuicaと同じように駅の改札機にタッチするだけでスマートに入出場できます。

それだけでなくグリーン車や新幹線にお得な運賃で乗車したり、お買い物でポイントを貯めたりと様々なことができます。

モバイルSuicaに設定するクレジットカードは「ビューカード」が一押し。

年会費無料(年1回利用)にできるのは「ビックカメラSuicaカード」です。

定期券一体型で年会費が最も安いのは「ビュー・スイカ」カードとなっています。

ルミネで5~10%割引というお得な優待をうけたいなら、年会費はアップするもののルミネカードも候補です。

アトレ・エスパル・フェザンなどのJRE CARD優待店でよくお買い物をする方なら、割引優待のある「JRE CARD」も選択肢に入ります。

ビューカードにはゴールドカードもあります。

年会費は跳ね上がりますが、特典のレベルもワンランク上がります。

カード名 一般加盟店 Suicaチャージ 主な特長
「ビュー・スイカ」カード 0.5% 1.5% 定期券一体型。家族カードあり
JRE CARD 0.5% 1.5% アトレなどのJRE CARD優待店で約3.5%の高還元
ビックカメラSuicaカード 1.0% 1.5% ビックカメラでSuica払いするとポイント2重取り
ルミネカード 0.5% 1.5% ルミネで5〜10%OFF
ビューゴールドプラスカード 0.5% 1.5% 東京駅ラウンジや年1回のプレゼント等の特典
大人の休日倶楽部ミドルカード 0.5% 1.5% 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線5%OFFなど
大人の休日倶楽部ジパングカード 0.5% 1.5% 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線30%OFFなど
「ビュー・スイカ」リボカード 0.5% 1.5% リボ払い専用カード
JALカードSuica 0.5〜2% 0.5〜1% ●JRE POINTをJALマイルに交換可能
●JALカード特約店はマイル2倍
JALカードSuica CLUB-Aカード 0.5〜2% 0.5〜1% ●JAL CLUB-Aカード特典
●JGCカード取得可能
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード 0.5〜2% 0.5〜1% ●ビューゴールドプラスカード特典
●JAL CLUB-Aゴールドカード特典
●JGCカード取得可能






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