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PayPayのメリット・デメリット、お得なポイントの貯め方・使い方まとめ

ソフトバンクとヤフーが共同運営するQR・バーコード決済サービスの「PayPay(ペイペイ)」があります。

入会金・利用手数料・年会費などは完全無料です、お得なキャンペーンも魅力です。

楽天ペイやd払いなどと同様にモバイル決済サービスや、Payサービスなどとも呼ばれる決済手段ですが、さまざまなジャンルの加盟店でお支払い可能で、コンビニ、スーパー、ドラッグストアでの少額決済が便利でお得になります。

お会計の都度、小銭をジャラジャラさせる必要もなく瞬時に決済可能です。

クレジットカードや、おサイフケータイ対応のAndroidやApple Pay対応端末を持っていない方、またこれら利用に抵抗がある方にとってオススメのスマホ決済サービスと言えます。

当記事では、PayPayのメリット・デメリット、お得なポイントの貯め方・使い方について解説します。

<PayPay公式アプリ> iPhone / Android

 

PayPayの使い方

事前にチャージしたPayPay残高、またはクレジットカードで支払うことが可能です。

スマートフォンのPayPayアプリをお店のレジで提示すると、瞬時にお支払いできます。

PayPayの使い方はいたって簡単です。

次のどちらかで容易に決済できます。

● お店側が端末に表示したQRコードを利用者がスマホ等のアプリで読み取るタイプ
● 利用者がアプリに表示したバーコードをお店側がタブレット等で読み取るタイプ

PayPayアプリ(iPhone / Android)を起動してバーコードを提示するか、リーダーで読み込むだけの超カンタン操作で完結します。

PayPay対応の加盟店は以下のロゴマークが目印です。

たとえば、ビックカメラではQRコードをユーザーが読み取る方式となっています。

読み取り後、決済金額を入力して店員さんに画面を見せて、確認の上で支払完了ボタンをタップすれば決済される仕組みです。

携帯電話番号かYahoo! JAPAN IDのどちらかを入力して、SNS認証するといとも簡単に使用できます。

後は支払い情報を登録すればOKです。

スマホがあれば最短1分で登録可能で完全無料で使用できます。

PayPayアプリ(iOS / Android)ダウンロード(インストール)、登録、利用時の費用は一切不要です。

3万円(税込)以上のPayPay決済の場合は、本人確認書類の提示が必要となります。

 

PayPayで利用可能な支払方法

PayPayは、2つの支払方法を利用できます。

[1]PayPay残高
[2]クレジットカード

PayPay残高へのチャージは、以下のようにさまざまな方法で可能です。

● 銀行口座
● Yahoo! JAPANカード(ヤフーカード)
● ヤフオク!
● PayPayフリマの売上金
● セブン銀行ATM
● ローソン銀行ATM
● ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い

PayPayは、クレジットカードがなくても利用可能なので、未成年の学生でも使えるのがメリットです。

無論、Visa、Mastercardのクレジットカード、Yahoo! JAPANカードを登録して、PayPay利用分をクレジット決済することもできます。

しかし、ヤフーカード以外のJCB、アメックス、ダイナースクラブは未対応。

ヤフオク!で出品している方は、リアル店舗でPayPay残高を使えて便利です。

なお、支払時は複数の支払方法を併用することはできません。

購入額よりPayPay残高の方が少ないときは「PayPay残高にチャージ、または他の支払方法を選ぶ」といった画面が表示されます。

無論、メインのクレジットカードで全額決済することも可能です。

このケースならチャージ不要で利用でき、端数を使い切る心配もしなくて済むのが長所。

しかし、PayPayの各種キャンペーンの中には「残高払いのみ」という条件設定がされているケースもあるので、気をつけてください。

 

PayPayチャージする方法

PayPay残高にチャージする方法は、以下のように多数の手段があります。

● 銀行口座
● 現金(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
● ヤフオク!・PayPayフリマの売上金
● ヤフーカード
● ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
● PayPayギフトカード

SoftBankとY!mobileユーザーは、PayPayに銀行口座やクレジットカードを登録せずにPayPayチャージすることも可能です。

また、ソフトバンク・ワイモバイルの料金をクレジットカード払いに設定すると、PayPayで満額還元を受けつつ、ヤフーカード以外のクレジットカードのポイントも貯めることもできます。

PayPay残高のチャージは、まずYahoo!ウォレットの預金払い用口座の登録が必須です。

クレジットカードを利用する方は、別途登録が必要となります。

本人認証(3Dセキュア)しないと、利用上限金額が低下するため、家電量販店などで高額決済もする予定の方は、本人認証登録済みのクレジットカードを利用しましょう。

中にはYahoo!ウォレットにすでにクレジットカードを登録済みの人もいるでしょうから、その場合は登録がより簡単に行えますね。

話が変わって、キャンペーンなどでは、PayPay残高にチャージ可能な「PayPayギフトカード」をもらえることもあります。

詳しいチャージ方法については公式サイトの「PayPay残高にチャージする」ページをご覧ください。

チャージ方法ごとの利用上限金額の詳細は、公式サイトの「PayPayで設定しているご利用上限金額について」をご覧ください。

 

PayPayのメリット・特徴

PayPayならオートチャージ機能を使える

PayPay残高が指定金額を下回った際に自動的にチャージが始動するオートチャージ機能を使えます。

一度オートチャージが実行されると、その後5分間は、PayPay残高がチャージ判定金額以下になった場合でもオートチャージされない仕様となっています。

当初、オートチャージを利用できるのは、リアル店舗、対象の請求書払い、一部のオンライン加盟店のみでしたが、2020年7月15日からYahoo!ショッピングやヤフオク!などのヤフー系サービスのオンライン加盟店での支払い後でもオートチャージが可能になりました。

したがって、加盟店でのすべてのPayPay残高支払い時にオートチャージを使えることになります。

しかし、Yahoo! JAPANサービス(Yahoo!ショッピング、ヤフオク!)など、一部のオンライン決済では過去24時間:2万円、過去30日間:5万円以上のオートチャージはされない制約もあるため高額決済の際はご注意を。

オートチャージの設定は、PayPayアプリ右下の「アカウント」内にある「支払い方法の管理」から行えます。

● チャージ判定金額:PayPay残高をオートチャージする基準の金額
● チャージ金額:判定金額を下回った場合にPayPay残高に自動でチャージされる金額

 

PayPayが使えるお店・サービス(加盟店)

PayPayは、ユーザー数が4,000万人加盟店数は328万カ所を突破し、非常にレパートリーに富んだジャンルのお店でお買い物を楽しむことができます。(2021年6月時点)

ジャンル 店舗例
コンビニ セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラetc.
スーパー イトーヨーカドー、東急ストア、東武ストア、ライフ、西友、阪急オアシス、フレスコ、やまや、ベイシアetc.
百貨店 高島屋、大丸松坂屋、阪急・阪神百貨店、小田急百貨店、京王百貨店、西武・そごう、東急百貨店、東武百貨店etc.
モール TOKIA、oazo、イーヨ!!、ランドマークプラザ、日本空港ビルディング、天王寺ミオetc.
ドラッグストア マツモトキヨシ、ウエルシア、ビッグドラッグ、コジマドラッグ、キリン堂、ココカラファイン、サンドラッグ、スギ薬局、ダイコクドラッグetc.
ファストフード モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、フレッシュネスバーガー、吉野家、なか卯、すき家、松屋、はなまるうどん、キッチンオリジン、ほっともっとetc.
カフェ スターバックス、ドトールコーヒー、サンマルクカフェ、エクセルシオール、上島珈琲店、タリーズコーヒー、ミスタードーナツ、サーティワンアイスクリームetc.
飲食 ガスト、ステーキガスト、ステーキ宮、ココス、ビッグボーイ、かに道楽、くら寿司、かっぱ寿司、バーミヤン、デニーズ、牛角、魚民、白木屋etc.
宅配 すかいらーくグループの宅配、ピザーラ、ナポリの窯、デリズetc.
家電 ヤマダ電機、ビックカメラ、ソフマップ、コジマ、ノジマ、ジョーシン、エディオン、ケーズデンキetc.
書籍・CD・DVD TSUTAYA、MARUZEN、ジュンク堂、ブックファースト、古本市場、駿河屋etc.
ファッション ユニクロ、ジーユー、しまむら、ディーゼル、AOKI、洋服の青山etc.
メガネ・コンタクト JINS、Zoff、ALOOK、眼鏡市場、メガネの愛眼、アイメガネ、メガネスーパーetc.
インテリア・雑貨 ダイソー、イケア、東急ハンズ、カインズetc.
レジャー・娯楽 快活CLUB、カラオケ館、ビックエコー、ジャンカラ、東京スカイツリー、ラウンドワンetc.
交通 第一交通産業、日本中央交通、一二三交通自動車、ロイヤルリムジン、オリエンタルタクシー、ジャパンプレミアム東京シティエスコート、朝日自動車、関協タクシー、東宝タクシーetc.
トラベル HIS、タビックスジャパンetc.
宿泊 ホテルニューオータニ、プリンスホテルズ&リゾーツ、R&Bホテル、リーガロイヤルホテル、ホテルモントレ、ワシントンホテルプラザ、東横イン、京阪ホテルズ&リゾーツetc.
その他 アート引越センター、アリさんマークの引越社、オートバックス、イエローハット、バイク王etc.

※参照:PayPayが使えるお店|公式サイト

が、ただし、ビックカメラではPayPayを利用すると得られるビックポイントがマイナス2%となってしまいます。

つまり、通常10%還元の商品だと、8%還元に半減することを意味します。

このことはPayPayに限らず楽天Payやd払い、メルペイなどといった他のQR・バーコード決済決済にも言えることですが注意しましょう。

支払方法によるビックカメラでの還元率の違いは「ビックカメラ公式サイトのお支払い方法」のページで確認できます。

PayPayはリアル店舗のみならず、多様なネットサービスでも便利に利用できるのもメリットです。

ジャンル サービス例
デリバリー ウーバーイーツ、出前館、DiDi Food、ピザハットオンライン
飲食 スシローお持ち帰りネット注文、大阪王将公式通販、食べログモール、小僧寿しEC店、すき家モバイルオーダー、タリーズカード、なか卯モバイルオーダー、ほっかほっか亭、ビック酒販、ブルックスコーヒーマーケット、ほっともっと、マクドナルドモバイルオーダー、松弁ネット、UCC公式コーヒー通販サイト、吉野家公式通販ショップetc.
ショッピング 成城石井.com、アイリスプラザ、サンドラッグ、キリン堂、トイザらス、スポーツオーソリティ、HMV&BOOKS online etc.
総合通販 Yahoo!ショッピング、PayPayモール、PayPayフリマ、LOHACO、ヤフオク
家電 ヤマダウェブコム、ビックカメラ.com、ソフマップドットコム、ノジマオンライン、エディオンetc.
エンタメ コミックシーモア、Amebaマンガ、ひかりTVブック、ebookjapan、フライヤーetc.
レジャー アソビュー、EPARKおでかけ、ムビチケ、ラウンドワン
ファッション アーバンリサーチオンラインストア、ナノユニバース、AXES etc.
トラベル ピーチ航空、Yahoo!トラベル、スカイチケット、エアトリ、さくらトラベルetc.
その他 さとふる、郵便局のネットショップ、損保ジャパン・QRスマホ決済、大同火災海上保険、三井住友海上・保険スマホ決済サービスetc.

※参照:PayPayが使えるネットサービス|公式サイト

また、自治体によっては、公共料金・税金・社会保険料もPayPayで支払えます。

ジャンル 請求書払い可能なサービス例
電気 北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、関西電力、中国電力、九州電力、沖縄電力
ガス 北海道ガス、京葉ガス、東京ガス、静岡ガス、大阪ガス、広島ガス
水道 さいたま市水道局、東京都水道局、堺市上下水道局、神戸市水道局、岡山市水道局、北九州市上下水道局、熊本市上下水道局
税金・社会保険料 軽自動車税・自動車税、固定資産税、住民税、国民健康保険料etc.

※参照:PayPayが使える請求書払い|公式サイト

PayPayでは、商品券・プリペイドカード・印紙・切手・回数券などは購入不可能です。

なお、PayPayの導入を検討している店舗側は「PayPay新規申し込みページ」から手続き可能です。

コンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店、家電量販店、アパレルショップ、ホテル・宿泊施設、旅行代理店、タクシーなど多種多様な業種のお店やサービスで導入できます。

 

本人認証でより安全・便利に

PayPayは、クレジットカードの「本人認証サービス(3Dセキュア)」を利用できます。

● Visa「Verified by Visa」
● Mastercard「Mastercard SecureCode®」
● JCB「J/Secure(TM)」
● アメックス「American Express SafeKey®」

本人認証サービスを設定すれば、より安全に使えるのはもちろん、登録済みクレジットカード利用時の上限金額を引き上げることが可能です。

PayPayにクレジットカードを登録して本人認証サービスのパスワードを入力すると、支払上限が過去24時間で2万円、過去30日間で5万円が上限になります。

一度、3Dセキュアのパスワードを登録すると決済ごとに入力する手間はなくなり楽です。

本人認証してアカウント画面の「表示名」に「青いバッジ」が表示されると上限金額が過去30日間で25万円までアップします。

ただし、Kyash Visaカードなどの本人認証サービス未対応のカードを登録するケースでは、セキュリティの観点からか支払額が低くなります。

 

PayPayボーナスが貯まる

PayPay残高またはヤフーカードを介してPayPayで支払うと、利用金額200円につき1円(還元率0.5%)のPayPayボーナスが貯まります。

当初は3%でしたが、改悪があり現在は0.5%になっています。

支払方法によって還元率が異なります。

PayPay残高、Yahoo! JAPANカードでの支払いでは、還元率0.5%です。

先程の『PayPayが使えるお店・サービス(加盟店)』の章で解説していた「請求書払い」、つまり一部公共料金・税金・社会保険料の支払い時も0.5%のPayPayボーナスが貯まります。

Yahoo!ショッピング、PayPayモール、LOHACO、ヤフオク!などでのオンライン決済ではPayPayの還元率1%となります。

その他のクレジットカードは付与対象外なのでお気をつけください。

しかし、Yahoo! JAPANカードのTポイント1%還元は対象外で、ポイント2重取りできません。

なお、前月の100円以上の決済回数50回以上/月で+0.5%前月の決済金額10万円以上/月で+0.5%となり、合計還元率は最大1.5%となります。

還元、決済回数および決済金額のカウントは、PayPay残高またはヤフーカードで支払う場合のみ対象です。

利用条件 還元率
通常 最大0.5%
前月の100円以上の決済回数50回以上/月 +0.5%
前月の決済金額10万円以上/月 +0.5%
合計 最大合計1.5%
上限:7,500円/回、15,000円/月

PayPayステップの進捗状況は決済の都度、画面下部に表示されます。

最高1.5%の高還元は魅力的ですが、PayPayで月50回以上、10万円以上の利用というのはハードルが高いと感じるかたも多いでしょう。

PayPayボーナスの消化も踏まえて意識して可能な限りつかっていましたが、なかなか上限まで届きませんでした。

一度だけ家電量販店で高額決済をした際に届いたことはありますが、達成するハードルは低いか高いかでいえば、高いという感は否めません。

すなわち、Yahoo!ショッピングなどの利用で貯めたPayPayボーナスの消化、お得なキャンペーン以外では使う旨味がほぼありません。

1人あたり1回の支払いにおける付与上限は15,000円、1ヶ月あたり付与上限は特定サービス利用特典の付与分と合算して30,000円相当となります。

<PayPay公式アプリ> iPhone / Android

 

Yahoo!ショッピング等の一部ヤフー系オンラインサービスでも使える

前述のとおりPayPayでは、オンライン決済に対応して、Yahoo!ショッピング、PayPayモール、LOHACO(ロハコ)、ヤフオク!などで使用可能になりました。

ただ、支払えるのはPayPay残高からであり、インターネットでの支払い時はPayPayに登録したクレジットカードでの支払いはまだ未対応となっています。

Yahoo!プレミアム会員限定のポイント還元の優遇」「ソフトバンクユーザー限定の超高還元キャンペーン」などのキャンペーンも一緒です。

期間固定Tポイントと同様に1円相当から注文に利用できます。

以前はヤフー系サービスでしか使用できず、使い勝手は微妙でしたが、期間固定TポイントがPayPayとなり、街中のお店でも使えるようになり利便性はかなり向上しています。

厳選ストアが集結した総合通販サイト「PayPayモール」でも、PayPayを使えて、かつPayPayボーナスを手堅く得られます。

その他、飲食店や美容室、レジャー施設など様々なジャンルのお店がネットで予約できるオンライン予約サービスの「Yahoo!ロコ」などでも、PayPay残高を貯められます。

リアル店舗に限らず、ネット通販でもお得に貯めて、使えるようになりますます便利になっています。

 

1日・1ヵ月ごとに利用可能上限額の設定が可能

PayPayは、1日ごと・1ヵ月ごとの利用可能上限を設定できます。

PayPayのアカウント画面の「プライバシーとセキュリティ」から「利用可能額」をタップすると、支払い、チャージ、PayPay残高を送る機能のそれぞれに対し、1日および1カ月あたりの利用可能額の設定可能です。

利用金額が設定額を超えると自動的にそれらの機能に制限がかかり、設定した期日まで使用することができなくなる点は注意しましょう。

利用限度額を変更するにはSMS認証が必要なので、セキュリティ面でも安心です。

※参照:1日ごと、1カ月ごとで、「PayPay」の利用可能上限額の設定が可能に|公式サイト

 

Apple Pay、おサイフケータイ非対応の端末でも使用できる

PayPayアプリを使用するにはSMS認証コードを受信できるスマホやタブレットなどの端末が必要です。

ただOSの縛りも緩めなので、誰でも使いやすいのがメリット。

● Android:5.0 以上
● iOS:11.0 以上

ちなみにPayPayは、フィーチャーフォン、いわゆるガラケーでは使えません。

あと、Windowsスマホやブラックベリーも利用不可能なので念の為。

 

PayPay残高の種類

PayPay残高は4種類あります。

種類 有効期間 出金 送金 割り勘
PayPayマネー 無期限
PayPayマネーライト 無期限
PayPayボーナス 無期限
PayPayボーナスライト 60日間

PayPayボーナスライトのみ有効期限設定されているので、うっかり失効させてしまわないようにご注意ください。

PayPay残高でお支払いをする場合、支払いに利用される残高の種類には以下のような優先順位があります。

  1. PayPayボーナスライト
  2. PayPayボーナス
  3. PayPayマネーライト
  4. PayPayマネー

PayPay残高の詳細は以下で解説しています。

<関連記事>
PayPayマネーライトやボーナスライトなど4種類の残高の違いを比較

 

小銭・紙幣の面倒な管理が不要

ショッピングや飲食代などのお支払い時は、2,777円などといった端数が出ることがほとんどです。

そんな時に現金の3,000円で支払うと小銭がたんまり出てお財布を圧迫してしまいます。

そのため、小銭をうまく合わせて、なるべくお釣りが出ないようにすると思います。

とはいえ、小銭を探すのはシンプルに面倒ですし、後ろに人が並んでいたら、何だか焦ったりしますよね。

それに現金払い一辺倒だと、当然サイフにある現金もみるみる減るので、必然的にATMに足を運んでは引き出すという手間も発生してしまいます。

しかも、タイミングによってはATMも混雑していることもあるので貴重な時間もロスしますし。

普段のお支払いをPayPayなどのキャッシュレス決済に切り替えると、サイフの現金がなくなる速さも鈍化し、ATMにいく機会も減ります。

 

ポイント投資も可能

PayPayアプリの「ボーナス運用」から「PayPay証券」でPayPayボーナスをつかって投資することもできます。

PayPayボーナスをPayPay証券が提供する独自ポイントに交換し「スタンダードコース」or「チャレンジコース」で運用することが可能です。

手数料無料であり、1円単位で投資でき、1円単位でPayPayボーナスに戻すこともできます。

ただし、PayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayボーナスライトは運用には使えません。

PayPayボーナスのみがポイント投資の対象です。

利用手順など詳細は公式サイトの「PayPayボーナスを運用する」で確認できます。

 

スキミングなど不正使用のリスクも回避可能

PayPayなら、レジのスタッフの方にクレジットカードを渡す必要もありません。

カード情報もお店側に知られることも皆無です。

つまり、スキミングされたり、カード情報を盗撮され不正利用されるリスクも極限まで回避できるようになります。

PayPay利用時は、バーコード表示ではあるものの、有効期限は5分間だけ。

万が一画像が流出しても、すぐに使用不可能になるので安全です。

 

PayPay残高を友達など個人間の送金も可能

PayPayは、友達など個人間で送金(譲渡)することも可能です。

銀行から入金したPayPayマネー、ヤフーカードでチャージしたPayPayマネーライトの残高を友人にアプリを介して送金できます。

しかし、特典やキャンペーンで獲得したPayPayボーナス、PayPayボーナスライトは送れません。

もちろん、手数料は一切かかりません。

たとえば、飲み会などにおいて、PayPay残高の送金サービスを利用することで、面倒な小銭のやり取りをせずにスマートにお支払いが出来たりするわけ。

相手のQRコードをスキャンするか、相手の電話番号を入力すると、対面でなく遠隔でも送金できます。

PayPayアプリTOPの「スキャン支払い」をタップして、相手側が表示したQRコードをスキャンするか、画面下部の「友だちに送金する」をタップして、画面の案内に従って進めていけばオッケーです。

受け取るためのQRコードは「友だちに送金する」→「マイコード」で表示できます。

あと、PayPay IDまたは電話番号を知らない相手にも、SNSなどで受取用URLを送ることで、PayPay残高を送金可能です。

PayPay残高を送る際に「パスコード」を設定できます。

設定すると、もちろんパスコードを入力しないと受取不可能です。

立替払いや割り勘などの際に、細かい現金をやり取りはかなり面倒ですね。

このPayPay残高送金サービスをつかえば、1円単位で容易に清算することができます。

具体的なPayPay残高送金・受取方法は、公式サイトの「PayPay残高を送る >> 受け取る」のページをご覧ください。

 

PayPayユーザー同士で割り勘できる機能も

PayPayのユーザー同士で割り勘ができる機能もあります。

アプリのホーム画面にある「わりかん」から、割り勘のイベント作成や支払いが可能です。

割り勘するメンバーごとに個別に支払額を設定することも可能で、複数名での支払いもできます。

しかし、特典やキャンペーンで獲得したPayPayボーナス、PayPayボーナスライトは、わりかん機能で使えません。

具体的な割り勘の手順は公式サイトの「PayPayを使ってわりかんする」のページをご覧ください。

 

PayPayはキャンペーンが強烈にお得

PayPayのキャンペーンは、驚愕の還元を受けられるものも多いのが魅力です。

最近は若干落ち着き気味ではあるものの、特にPayPayのリリース直後から2019年頃までは、目を疑うほどの高還元を受けられることもありました。

たとえば「100億円あげちゃうキャンペーン」では、PayPay残高で支払うと20%の超高還元を享受できたことも。

先程、最近ではキャンペーンの還元内容が落ち着いて来たということを言っていました。

、基本的に店舗やサービス限定ではあるものの、もちろん今もなお最大50%などといった圧巻の還元キャンペーンの開催も期待できます。

最新のPayPay利用キャンペーンは、基本的に以下の公式サイトでチェック可能です。

>> PayPay最新キャンペーン一覧

 

お得なPayPayクーポンも魅力

PayPayには、事前に獲得してPayPayアプリでのお支払い時に使えるPayPayクーポンがあります。

ただ、PayPayクーポンは、その場で割引という形式ではなく、ボーナス付与という形が基本です。

 

配付されるクーポンは、月曜日に更新され種類もタイミングによって異なります。

配布中のPayPayクーポンは、アプリのホーム画面でいつでもGET可能です。

獲得方法と使い方は公式サイトの「PayPayクーポン」のページをご覧ください。

リアルタイムでどんなクーポンが配付されているかは「公式サイトのクーポン一覧」ページで確認できます。

 

PayPayのデメリット・注意点

PayPayはメリットも多いですが、万能戦士というわけではありません。

他のQR・バーコード決済サービスと同様にデメリットや注意すべき点もあります。

 

他の決済手段と組合せ不可能なケースも

PayPayは、他の支払方法と組み合わて決済できない加盟店もある点に注意が必要です。

こと電子マネーは、他の電子マネー(nanaco、WAON、Suicaなど)やクレジットカード、現金払いと組合わせできるお店もあるため、人によっていは使い勝手的に今ひとつ感じることもあるかもしれません。

無論、ビックカメラのように、PayPay残高でお支払い後、残りの金額があるケースには、他の決済手段とセットで併用してお支払いできる店舗もあります。

 

ポイント2重取りできない

Yahoo! JAPANカードを介したPayPayの利用でポイント2重取りが可能なときもありました。

が、しかし、2020年2月からPayPay払いによる還元は、1.5%のPayPayボーナスのみになっています

楽天ペイ、d払いなどはポイント2重取りできることを考えると、これはPayPayのデメリットと言わざるを得ません。

 

共通ポイント加盟店でポイント2重取りする際の注意点

共通ポイントを採用しているお店では、PayPayでの支払い時も無論、共通ポイントも貯められます。

共通ポイントとは、いわば楽天ポイントやPontaポイント、dポイント等を指しますが、これらの共通ポイント加盟店で支払う場合、共通ポイントを貯めるための作業がスマホだけだと若干の手間を要するのが玉にキズです。

まず、PayPay以外のアプリでモバイルポイントカードを提示し、その上でPayPayで作業する必要があります。

一見するとスマホ一つで完結できるという点ではスマートな方法に思えますが、正直、共通ポイント一体型のクレジットカードなど提示した方がスピーディだったりします。

Tポイントは、モバイルTカードをPayPayアプリを介して表示できますが、モバイルTカード未対応のお店もあるので、その場合はもちろん活用不可能です。

サインや暗証番号の入力が必要なお店では、PayPayはサインレスで断然便利ですが、こういった微妙な点もあるのも事実です。

 

機種変更時の移行手続きに注意

おサイフケータイ対応のAndroid端末の場合、機種変更時のデータ移行は若干手間です。

特にプリペイド(前払い)方式の電子マネーの場合、データ移行作業をウッカリ忘れ内容に注意する必要があります。

もし、忘れると残高がパーになるので・・・。

Apple Payの方は、機種変更時も自動的に前に使っていたクレジットカード4枚をすぐに登録できるという親切機能が備わっています。

クレジットカードをカメラで読み込ませ、メッセージなどで本人認証すれば完了します。

PayPayのデータ移行時も、機種変更後の新しいスマホで、同じ携帯電話番号またはYahoo! JAPAN IDでログインするだけで極めてカンタンに使えるようになります。

 

さいごに

PayPayアプリ上に表示させたバーコードをお会計の際に提示するか、お店側のQRコードを読み取るだけでお支払いできる便利なモバイル決済サービスです。

銀行口座からチャージしたPayPay残高または、クレジットカードで支払えます。

PayPayは、ソフトバンクやワイモバイルなどと契約していない方でも使用可能です。

街中のお店でのPayPay利用時の還元率は0.5%~1.5%となっています。

ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いなら、ポイント2重取り可能です。

PayPayは、時折、強烈にお得な還元を得られるキャンペーンを実施しています。

タイミングもありますが、ショッピングやお食事がお得にはかどります。

<PayPay公式アプリ> iPhone / Android

 

店舗経営者の方は、PayPayを導入して、キャッシュレス化の波に乗りビジネスを加速しましょう!






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