
ライザップイングリッシュ(RIZAP English)という専属トレーナー付いてくれるマンツーマン制の英会話スクールがあります。
『圧倒的なアウトプット型トレーニングで「話す」にコミットする』
をコンセプトとし、毎日英語を話して、英語でのコミュニケーション力を鍛え上げるというもの。
そんなライザップイングリッシュで評判の英会話コースが2020年3月に英語脳養成トレーニングBIG3というコース名称にリニューアルされました!
そこで今回は、ライザップイングリッシュの”新生”英会話コースについて、過去に受講した体験談を交えながら解説していきたいと思います。
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英語脳養成トレーニングBIG3と旧英会話コースの違い
『旧英会話コースと今回の英語脳養成トレーニングBIG3の違ってなんなん?』
ということですが、とにかく短期で【話す】【使える】英語の習得をためトレーニング内容や使用教材が大幅に改良されています。
英語脳養成トレーニングBIG3は、
「英語上達のために、英語脳をつくる」という根本は今までと変わりませんが、英語脳養成のためのトレーニングを大きく「6STEPS」「クイックレスポンス」「実践スピーキング」の3つ要素に分け、その3つの要素すべてを通して英語脳を養成するというふうに理解してもらえればと思います。
ただ、上記、3つのトレーニング要素は、あくまで【英会話】に特化したトレーニング要素でありTOEICとは異なります。
具体的には、
【6STEPS】英語脳の基礎をつくり、英語を「知っている」から「使える」へ変える。
⇒ 修了後の状態イメージ・・・レッスンやテストで対応すれば英語を英語のまま理解して話せる
【クイックレスポンス】言いたいことを反射的に発話できるように「瞬発力」を鍛える。
⇒ 修了後の状態イメージ・・・発話までのスピードが速く、実際の会話をしててもスピード的な違和感がない。
もちろん、6STEPSでも反射・瞬発力を鍛え、スピードをあげます。
クイックレスポンスでは、6STEPSで鍛えられる英語脳を土台に、自身が言いたいことに変換し発話する、会話表現の幅を広げる瞬発力を鍛える、イメージです。
さらに3つ目の”Cambly”による【実践スピーキング】オンライン英会話を導入し、【使える英語習得】の強化を徹底しています。
CAMBLYオンライン英会話サービスとは、サブスクリプション制のオンライン英会話サービスで24時間ネット環境さえあれば利用可能なサービスです。
また、英語力の伸びを可視化する一つの指標として、以前までは社内アセスメントテストのみでしたが、新コースではVersant Test(バーサントテスト)という”世界基準”の英語力測定テストが導入されました。
Versantとは、TOEICスコアのように、転職等で公式スコアとして記載できる指標です。
週間スケジュール例
多くの方が心配になるのは、時間・スケジュールの確保だと思います。
仕事が多忙なビジネスパーソンや、なにかと時間をとられがちな主婦の方だと、なおこの点はどうか気になると思います。
上記は、ビジネスパーソンの受講生を想定した1週間のスケジュール例であり、RIZAPイングリッシュでは、受講に必要な時間の目安として1ヶ月100時間の設定をしています。
相当な学習量ですが^^;
ライザップイングリッシュでは英語力を身につけてもらうために、この量を必要な時間として設定しています。
私も過去に参加したときもそうでしたが、私の担当だった専属トレーナーの話によれば、やっぱりほとんどの人が業務の隙間時間や、移動中5分の時間を有効活用するなどして学習をとにかくひつこく継続していたと言います。
どうやって時間をつくるのか、時間が取れない場合にはどうやって進めるのかなど、学習プランニングまで専属トレーナーが担当につき、都度、相談できることがライザップイングリッシュの最大のメリットの1つ。
だから、多忙なビジネスパーソンにこそ、ぜひ時間の作り方から遠慮せず相談してみましょう!
英語脳養成トレーニングBIG3のコース料金
《英語脳養成トレーニングBIG3の料金プラン》 | ||||
項目 | コース価格 | |||
コース | セッション数 | 価格 (税抜) | 価格 (税込) | 有効期間 (月) |
英会話(16回) | 16 | 398,000円 | 437,800円 | 2 |
英会話(24回) | 24 | 528,000円 | 580,800円 | 3 |
英会話(32回) | 32 | 658,000円 | 723,800円 | 4 |
英語脳養成トレーニングBIG3は、表にあるとおり全部で3コース用意されています。
もちろん、各プランとも本来なら有料の以下のオプションサービスが含まれています。
★Versant Test(バーサントテスト): 2回
★CAMBLY オンライン英会話
- 英会話(16回):2ヶ月分
- 英会話(24回):3ヶ月分
- 英会話(32回):4ヶ月分
※1ヶ月分は1日30分、1週間5日
ちなみにCAMBLYとVersant Test(バーサントテスト)は通常ですと以下の料金がオプションとしてかかります。
サービス名 | 想定販売価格 (税抜) | 想定販売価格 (税込) |
CAMBLY (1ヶ月) | 15,000円 | 16,500円 |
Versant Test (1回) | 4,500円 | 4,950円 |
どうしても、今回紹介した英語脳養成トレーニングBIG3が自分にはレベルが高すぎると感じる方もいると思います。
受講していた頃に付いていた専属トレーナーの話によると、まったくの初心者の方の場合は、以下のコースがオススメとのこと。
- ベーシックグラマー(旧ベーシックコース)
- ベーシックスピーキング(旧パターンスピーキング1)
念の為、2つ目ののベーシックスピーキング(旧パターンスピーキング1)は単体での申込みは可能ですが、1つ目のベーシックグラマー(旧ベーシックコース)は単体での申込みは不可となっています。
ちなみに中途解約についてですが、コースに関しては従来からあるとおり、【クーリングオ】【中途解約】【全額返金対象】となります。
ただ、有料オプションサービスの「Cambly1ヶ月~」「Versant1回~」のみ、上記いずれの解約も不可となりますのでご注意ください。
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英語脳養成トレーニングBIG3のメリット・特徴
この章では、ライザップイングリッシュの新英会話コース「英語脳養成トレーニングBIG3」について、私の体験談も交えつつ、メリットや特徴について、もう少し踏み込んで徹底解説したいと思います。
まずは、メカニズム的なところから解説していきますが、正直このそもそもの部分をわかっていないと、英会話の習得は個人的にはムリかなと思う部分で、地味な部分ですが超重要です。
ぜひライザップイングリッシュにおける流れの理解と、英会話の確実な習得に役立ててもらえればと思います!
まずは英語処理メカニズムの理解から
英語を聞き、意味を理解して、自分の意見を英語で伝えるという、英語でのコミュニケーションを行う際には、脳内では様々な複雑な処理が同時に進行しています。
過去に受講していたときに担当してくれた専属トレーナーの方のお話によるとスムーズな英語でのコミュニケーションのためには、これらの多数の処理を同時に反射的に行うことが求められるとのこと。
なぜ、英語の処理スピードが遅くなるのか?
以下のような経験は誰にでもあるかと思います。この原因は何でしょう?
- リスニングで、英語の意味が途中で分からなる…。
- リーディングで、英文が一回では理解できずに何度も読み返してしまう…。
この現象の主な原因には、以下の 2 つがあります。
《英語の処理スピードが遅くなる2 つの理由》
1. 単語・文法の処理スピードが遅い。
Passengers / of flight A17 / bound for …
…乗客… …flight… 飛行?…
意味を考えていたら次の文章を言われてしまった…。
2.後ろから(日本語の語順で)意味を訳そうとしてしまう。
【誤】Passengers of flight A17 bound for New York, with a stop in Atlanta.
アトランタで一時着陸があるニューヨーク行き、A17 便の乗客。
【正】 Passengers / of flight A17 / bound for / New York,/ with a stop /in Atlanta.
乗客 / A17 便の / ~行き / ニューヨーク / 一時着陸がある / アトランタで
スピーキングで言葉が出てこないのも同じ理由です。
ようするに、特に日本人にありがちなものとして、
- 適切な単語や文法を頭の中で探すために時間がかかってしまう。
- 「日本語の語順」で頭に浮かんだ文章を、頭の中で「英語の語順」に直そうとするために、処理に時間がかかってしまう。
これらの処理に時間がかかってしまうために、処理をしている途中で相手が次の会話に移ってしまい、言いたい事が言えないままコミュニケーションが進んでしまうわけですな。
英語脳のとは?
実際に英語話をする場合、脳内で様々な複雑な処理を同時に行う必要があります。
そのためには、それぞれの処理を徹底的に高速化して可能な限り日本語を介さずに処理することが求められます。
このように脳内の英語処理が高速化され日本語を介さずに、反射的に処理できる状態のことを「英語脳」と呼んでいます。
すなわち【英語脳】とは、
- 見たり聞いたりした英語を、英語のまま英語の語順で理解できること。
- 自身の考えを英語で文章を作り英語のまま伝えられること。
と理解しましょう!
英語脳養成トレーニング
ライザップイングリッシュの新英会話コースの英語脳養成トレーニングコースBIG3では、冒頭の方でお伝えしたとおり以下の 3 つのトレーニングを主軸として、英語でのコミュニケーションに必要な処理プロセスを徹底的に高速化して英語脳を養成します。
また、圧倒的なアウトプット型トレーニングにより、実践で使える英語を目指す形になります。
英語が話せるの定義は?
ライザップイングリッシュのいう英語を「使える」状態とは、ただ暗記するだけでなく、毎日の挨拶のように、何も考えなくても 「反射的にアウトプットできる状態」 を指します。
【要素1】6STEPSとは?
新英会話コースの英語脳養成トレーニングコースBIG3の3要素の一つである「6STEPS」の内容・流れについて、もう少し深掘りして解説します。
「英語を”知っている”から”使える”へ変化させる」
をコンセプトに、以下の6つのステップの段階的トレーニングにより、英語を使う際の脳内の様々な処理を同時に高速で行い、反射的に理解できるようになることを目指します。
すなわち、英語特有のリズム・音を習得し、英語を”知っている”から”使える”へ変化させるトレーニングといえます。
《英語脳養成トレーニングコースBIG3の6STEPSについて》 | ||
STEP | トレーニング名 | 目的 |
STEP1 | ディクテーション | 聞こえない音・聞き取りが苦手な音を洗い出す。 |
STEP2 | スラッシュリーディング | スラッシュごとに英語の語順で前から正確に訳す。結果として英文を 100%理解する。 |
STEP3 | オーバーラッピング | 聞こえない音を音読で「言える=聞こえる」ように対策する。英語独特のリズム・抑揚・ポーズ・アクセント・発音を習得する。 |
STEP4 | 意味音読 | 音読しながらチャンク(スラッシュ)ごとに意味を理解することで単語や文法などの知識を結合して使いこなすための反射神経や処理スピードを鍛える。 |
STEP5 | シャドーイング | 音声のスピードと質を模写することで音の理解・意味の理解・ 音声化を同時に行い、リスニング力とスピーキング力を鍛える。 |
STEP6 | リピーティング | 音声のスピードと質を完全再現することでリスニング力の強化と短期記憶の強化をする。 |
STEP1.ディクテーション
【ディクテーション】とは、ざっくり言うと音声を再生し、聞こえた英文を書き出すこと。
目的は、先程の表のとおり聞こえない音・聞き取りが苦手な音を洗い出すためです。
このステップのゴールは、書き取れない=聞きとれない「音」が明確になっていること。
ディクテーションのトレーニングの流れをまとめると、以下のようになります。
『音声の再生』▶『聞き取り』▶『書き出し』
1. 書き取り(辞書の使用可)
- 音声のみを再生、聞こえた英文を書き出す。
- スペルが思い浮かばない場合は、カタカナで書いておく。
- 前後の単語や文脈から推測し、カタカナの箇所を英語に書き直す。
2. 音潰し
- 聞こえなかった部分(音のつながり、短縮の音等)の音声を繰り返し聞きながら確認する。
- チェックがついた部分を繰り返し聞き、音読をする。
【重要ポイント】
★自分が聞き取れる程度の長さの英文を再生する。
★単語単位で聞き取って、それを紙に書き出してはいけない。
STEP2.スラッシュリーディング
【スラッシュリーディング】とは、文の構造をとらえながらスラッシュごとに英語の語順で前から訳すこと。
目的は、英文を英語の語順で正確に詰まることなく理解できるようになること。
このステップのゴールは、意味のカタマリごとにスラッシュや文法のチェックができて、英語の語順で前から詰まることなく訳すことができるようになることです。
『スラッシュを引く』▶『内容チェック』▶『英語の語順で理解』
- 意味のカタマリごとにスラッシュ( / )で区切って読んでいき、分からない単語や文法は調べて記入しておく。
- 接続詞を正確に訳す/代名詞が何を指しているか確認/短縮は元の形を確認し文章構造を理解する。
【重要ポイント】
★日本語の語順ではなく、英語の語順で前から正確に意味がとれることを目指す。
STEP3.オーバーラッピング
オーバーラッピングとは、英文を見ながら英語の音声を聞き、その音声を真似して同時に声を出すこと。
このトレーニングの目的は以下の2つ。
- 聞こえない音をオーバーラッピングすることで「言える=聞こえる」ようにすること。
- 英語のアクセント・リズム感・リエゾン(音の繋がり)、リダクション(音の消失)、スピードを身につける。
このステップのゴールは、オーバーラッピングを繰り返した結果、音声のスピードに慣れ「言える=聞こえる」ようになっていることです。
『音声の再生』▶『英文を見ながら音声を聞く』▶『声を真似して同時に音読』
ディクテーションで聞き取れなかった箇所の音声を聞き、その音声を真似して同時に音読。
言えずに詰まった箇所を、音声と同じように発音できるよう集中的に音真似をし、詰まった箇所が言えるようになれば、文章ごとの音読をする。【ポイント】リエゾン、リダクション、短縮、発音、リズム、イントネーション、アクセントなど。
言えなかった部分が淀みなく言えるようになったら、英文をとおしてオーバーラッピングする。
音声と同じように言えているかどうかは録音して確認してもOK。
【重要ポイント】
★音声の速度についていけない場合には、一旦スピードを落とし徐々にスピードを上げる。
★減速して正しい発音を確認し、最終的にはオリジナルのスピードでのオーバーラッピングの完成を目指す。
STEP4.意味音読
意味音読とは、意味の理解できるスピードで音読をすること。
意味音読の目的はというと以下の2つになります。
- 英語を日本語を介さずに理解できるようになる。
- 英語のスピードを身につける。
このステップのゴール音声と同じスピードで音読をしながら、英語の語順で前から正確に意味が取れ、その情景のイメージができている。
『音読をする』▶『スラッシュごと意味の理解』▶『全文音読と同時にイメージ化』
- 英文を見ながら【意味の理解できるスピードで音読】=【意味音読】をする。
- 意味音読のスピードが遅い文章は原因を確認。【原因】:発音/単語/文法/意味/英語の語順など。
- 遅い原因が解決したら、その文章の意味音読を繰り返す。
- その文章の音読スピードが速くなったら、全文通しで意味音読をする。
【重要ポイント】
★読みながら同時にイメージをするのが難しければ【スラッシュごとに英語を音読し、その後すぐスラッシュごとに頭の中で意味を考える】方法でもよい。
★最初は日本語で考えてもよいば、最終的には情景のイメージを浮かべながら音読する。
STEP5.シャドーイング
シャドーイングとは、英語を聞きながら聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけることを意味します。
シャドーイングトレーニングの目的は以下の3つ。
- 英語を日本語を介さずに理解できるようになる。
- 英語のスピードについていけるようになる。
- シャドーイングができるようになった文章を口になじませ、定着させ、発話できるようにする。
このステップのゴールは、オリジナルスピードで音声通りに再現できるようになること。
また、音声のスピードで音読しながら情景のイメージができ、意味が理解できるようになること。
『音読をする』▶『英文を見ずに音声を聞く』▶『音声の再現と同時にイメージ化』
1.音シャドーイング
英文を見ずに音声を流し、耳からの情報のみを頼りに聞いた音をそのまま口から出す。
※音声と同じように英語が出れば、意味は考えなくてOK。
2.意味シャドーイング
英文を見ずに音声を流し、耳からの情報のみを頼りに聞いた音の意味を考えながら音読する
※意味を考えるときは、最初は日本語でもよいが最終的には情景イメージを浮かべる
【重要ポイント】
★シャドーイングの際、イヤホンを使う(音声に集中するため)。
★音声と同じように言えているかどうかを録音して確認する。
★再現できていない箇所は原因を対策し、完璧になるまで繰り返す。
【原因】発音/単語/文法/意味/英語の語順など
★意味音読が完成してから実施しないと効果が薄くなる。
STEP6.リピーティング
リピーティングとは、音声を聞いた後に「そのまま再現する」のがポイントで、単語を飛ばしたり入れ替えたりしてはいけないため「聞く」「発音する」に加え、「情景をイメージ」した上で「情報を保持する力」まで強化できる、非常に負荷の高いトレーニングになります。
リピーティングの目的は、以下の2つ。
- 英語を文字としてではなく「意味のカタマリや映像」で保持して、それを頼りに口で再生できるようになる。
- リピーティングができるようになった表現は口になじみ定着し発話できるようになる。
このステップのゴールは、最終ステップということでズバリ、オリジナルスピードで音声通りに、音声の再現(オウム返し)ができる。音声のスピードで再現しながら、情景をイメージでき、意味が理解できるようになることです。
『音声の再生』▶『イメージと共に暗記』▶『音声の正確な再現』
1文ずつ音声を聞いて止めてから、聞いた音声と同じ文章を正確に再現する。(1文が長い場合には、復唱できる長さで区切る)
スクリプトを確認し、再現できているか確認して次の1文に進む。
音声と同じように言えているかどうかを録音して確認する。
再現できていない箇所は原因を対策し、完璧になるまで繰り返す。【原因】発音/単語/文法/意味/英語の語順など。
【重要ポイント】
★情景をイメージする力がつくので、シャドーイングと交互に繰り返すことで相乗効果が期待できます。
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【要素2】クイックレスポンスとは?
お次は、新英会話コースの英語脳養成トレーニングコースBIG3の2つ目の要素である「クイックレスポンス」について解説します。
クイックレスポンスは、一言でいうと「発話のための反射力を鍛える」ということ。
具体的には、使える英語フレーズを蓄え、高速で英文作成できるようにし、さらに蓄えたフレーズの表現の幅を広げ運用力を高めることにより、実際のコミュニケーションの場での反射的な発話力を鍛えるトレーニングと言えます。
クイックレスポンスを鍛えるにあたってのトレーニングは以下の3ステップによって構成されています。
《英語脳養成トレーニングコースBIG3のクイックレスポンスについて》 | ||
STEP |
トレーニング名 |
目的 |
STEP1 |
高速変換 |
蓄えた英語のストックを自由に使えるようになるため、 複雑ではないフレーズを反射的に英語に変換するトレーニング。 |
STEP2 |
パターンプラクティス |
表現の一部をどんどん他の言葉に置き換えるトレーニング。高速変換で身につけた表現の運用力を高めることで、英語を話すときに必要なスピーキングの反射力を鍛え上げます。 |
STEP3 |
疑問・否定変換 |
表現を疑問文や否定文に即座に変換するトレーニング。高速変換で身につけた表現で実施することで、英語を話す際の表現のバラエティーを増やし、発話の幅を広げられます。 |
高速変換について
クイックレスポンスでは、まずはSTEP1のトレーニング名「高速変換」にいかに慣れておけるかが、STEP2・3の習得にかかってくるので、この章ではSTEP1の高速変換のみ掘り下げて紹介します。
1.1文ずつ以下の手順を実施
※Unitごと(10文章)。
① 英文音読【×5回】
- 日本文と英文を見ながら、文構造・意味を意識して音読。
- この際、情景をイメージしながら口に出す。
- 無理に暗記しようとしない。
② 英文暗唱【×5回】
- テキストから目を離し、英文を見ずに暗唱。※日本文は見てOK。
- 構文がしっかり舌に馴染んでいるか、口に違和感がないかを確認。
- この際、情景をイメージしながら口に出す。
- 無理に暗記しようとしない。
2.上記①〜②を文章ごとに1Unit(10文章)分完了したら③に進む
③ 全文英作文
- 1Unit(10文章)の全文を日本文を見ながら声に出して英作文する。
- 引っかかる文章がある場合は、日本文の左側にチェックを付ける。
- 引っかかる文章は、上記の①英文音読、②英文暗唱を繰り返す。
- 再度、1Unit(10文章)の全文を、日本文を見ながら声に出して英作文する。
3. 「③ 全文英作文」で引っかからないようになったら次のUnitに進み、上記の「①英文音読」から進める
【重要ポイント】
★文章を無理に暗記しようとしない。
★構文を舌に馴染ませ、口に感覚を覚えさせることが目的になるので、口に出して音読する際には、文章の構文、意味をしっかり意識しながら、発音すること。
★文章の内容を情景をイメージしながら口に出すことを心がける。
★何も考えずにただの音にならないように。
【要素3】実践スピーキングとは?
新英会話コースの英語脳養成トレーニングコースBIG3の最後の3つ目の要素は「実践スピーキング」。
実践スピーキングは「毎日英語を話すことにより、英語を話す力を磨く」トレーニングです。
具体的には、相手の言っているメッセージを理解し、それに対する自身のメッセージを作り、文章化・音声化して相 手に伝えられるようにするためのトレーニングとなります。
また、セッションで学んだことを実践スピーキングで実践演習を行い、英語コミュニケーションを通して英語脳を作ると共に、発話力を磨くのが目的です。
《英語脳養成トレーニングコースBIG3の実践スピーキングについて》 | ||
STEP | トレーニング名 | 目的 |
STEP1 | 準備 | 与えられたトピックに関して、相手に伝えることを想定し、自身の考えを英語でまとめる力を身につける。 |
STEP2 | 実践 | STEP1でまとめた内容を2〜3分間のスピーチとしてオンラインで講師に発表する。英語で考えや思いを伝えることに慣れる。 |
STEP3 | 復習 | 講師から指摘やアドバイスをもらったポイントを整理し、ノートにまとめて自己分析をし、次回の実践スピーキングでは更に流暢に話せる様に対策を立て、話そうとして話せなかった英語を、次回は話せるようにする。 |
実践スピーキングトレーニングのSTEP1〜3の手順をもう少し掘り下げて、解説すると以下のとおり。
1. 準備(所要時間10〜15分)
①与えられたトピックに関して話す内容を考える。
②トピックについて話す内容をノートにまとめる。
2. 実践(所要時間30分)
①オンライン講師を選んで接続。
②挨拶やアイスブレイク(※)。
③スピーチを添削してほしいことを伝える。
④スピーチ練習×3回。
⑤最後の挨拶。
※アイスブレイクとは、初対面同士がその場の緊張をほぐすためのコミュニケーション手法の1つ。
3. 復習(所要時間10~15分)
①講師からもらったポイントをノートにまとめる。
②次回のトレーニングでの課題を自己分析。
③言おうとして言えなかった文章を日本語で書きだす。(3つまで)
④日本語自体を簡単にしてみる。
⑤日本語から英語に直し、報告メールでトレーナーに報告。
【重要ポイント】
★フリートークだけになってしまうとアウトプットの効果が薄れてしまうため、毎回トレーナーに指示されたトピック内容を必ず実施する。
★最初からすべての英文を用意して話してしまうと英作文と変わらないため、最初はメモ程度にとどめてスピーチに挑戦してみる。
★2回目以降は前回のフィードバックを必ず反映させ、直しが不要の場合には他の言い回しや、情報の付け足しなどのアドバイスをもらう。
★セッションでは、何も見ない状態でスピーチできるように繰り返し練習する。
さいごに
今回はRIZAPイングリッシュのリニューアルされた新英会話コース「英語脳養成トレーニングBIG3」の全貌について過去に参加した体験談を交えて、まとめて解説しました。
とにかく言えるのは、本気で英会話力を身に着けたいということなら、カウンセリング&英語力診断にいくだけでも、入会するかしないかは別にして行く価値はあると思いますよ。
また、他校ですとスクールの外では基本的にノータッチですが、ライザップイングリッシュは違います。
英語学習だけでなく、徹底して日々のスケジュール管理やモチベーションの部分までアドバイスなりサポートなり包括的にカバーしてくれますからね。(^^)
あとは、まぁ〜勉強量がてんこ盛りなんで^^;
結局のところ、どこまで本気で覚悟して参加できるかではないでしょうか。
ぜひ、参考にしてみてください。
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