三井住友VISAバーチャルカードのメリット・デメリット最新まとめ

TABI MIND

3年前

三井住友カードは「三井住友VISAバーチャルカード」を発行しています。

バーチャルカードとは、インターネット決済専用のクレジットカードです。

悪用補償付きでオンラインでのお支払いが安全になります。三井住友VISAバーチャルカードのメリット・デメリットについて解説します。

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【もくじ】

1 三井住友VISAバーチャルカードのメリット・特徴
2 三井住友VISAバーチャルカードのデメリット
3 さいごに

三井住友VISAバーチャルカードのメリット・特徴

三井住友VISAバーチャルカードは、プラスチック製のクレジットカードのではなく、データ上の決済VISAカードです。

三井住友VISA、ANA VISAカードやANAマスターカードなど三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードをもっていなくても単体で作成できます。

三井住友VISAバーチャルカードの国際ブランドは、名称のとおりVISAのみです。

Visaは7大国際ブランドの中でも、トップクラスの加盟店数を誇り、国内外においての使い勝手の良さはバツグン。

国際ブランド	加盟店数(約)	世界シェア (決済回数または決済額）	本社所在地
VISA	5,290万ヵ所以上	約50%	アメリカ
Mastercard	5,290万ヵ所以上	約26％	アメリカ
JCB	3,500万ヵ所以上	約1%	日本
American Express	2,330万ヵ所以上(予測値)	約3%	アメリカ
Diners Club	3,210万ヵ所以上	約1%未満	アメリカ
Discover	4,400万ヵ所以上	約1%未満	アメリカ
UnionPay(中国銀聯)	5,200万ヵ所以上	約20%	中国

※JCBは公式サイトでの2020年9月末日時点のデータ。UnionPayは2021年3月時点でのデータ。それ以外は2018年度のNilson Report(ニルソンレポート)による。

年会費

三井住友VISAバーチャルカードの本会員の年会費は、初年度無料（オンライン入会）で、翌年度以降は330円（税抜300円）です。

家族会員の年会費も、1人目なら初年度無料、翌年度以降からは330円（税抜300円）となっています。

2人目は初年度も翌年以降も年会費330円（税抜300円）かかります。

三井住友VISAバーチャルカードは、年会費を無料にすることが可能です。

リボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」に登録し、年1回以上のリボ払い手数料の支払いがあれば、翌年度の年会費が無料になります！

「マイ・ペイすリボ」は、初回はリボ払い手数料がないので、毎月のリボ払いの金額を、カード利用可能の全額に設定しておくと手数料が掛かりません。

いわば、実質的に通常の1回払いと一緒になります。

リボ払いといえば手数料が高額なので、基本的に避けるべき決済方法です。

ただ、三井住友VISAバーチャルカードについては、1回払いと同様に無料で使う手段があります。

年会費の割引優遇でお得に使えるので。

家族会員は、年3回以上つかうと、翌年度年会費無料になります。

三井住友VISAバーチャルカードは、ちょっとの手間で年会費無料で利用可能です。

事前チャージは不要

三井住友VISAバーチャルカードは、事前チャージできません。

利用可能枠10万円を限度に自由につかえます。

利用明細は、Web明細書サービスであるため、紙の発行はありません。

カード不正利用を補償

三井住友VISAバーチャルカードにおいて不正利用があっても、限度額の範囲で悪用された額を補償してもらえます。

ネット通販で、IDやパスワード、またはカード番号を不正利用され損害にあった場合は、届出日から60日前にさかのぼって補償されます。

万が一の紛失・盗難の場合でも三井住友VISAバーチャルカードは、国内・海外どちらでも、24時間年中無休でフリーダイヤル「0120-919-456」で連絡できます。

損害の発生を知った日から30日以内に三井住友カードから連絡があった書類を提出して、被害状況などの調査に協力すればOKです。

一部、補償対象外となる場合もあります。

ただ、これは三井住友VISAバーチャルカードに限ったことではなく、どのクレジットカードでも同じような規定がありますので、デメリットというわけでもありません。

● 会員の故意または重大な過失
● 会員の家族・同居人・代理人の不正利用
● 不正利用または被害状況の届けに虚偽があった場合
● 不正利用の通知を三井住友カードが受領した日の61日以前に生じた損害
● 戦争等による著しい秩序の混乱中、または地震等の天変地災により生じた盗難・第三者による不正利用
● バーチャルカードの情報をSNSにアップして不正利用された場合や、家族が三井住友VISAバーチャル
● カードを勝手に使った場合、被害に関して嘘をついた場合、戦争の場合などは対象外となります。

バーチャルカードの情報をSNSにアップして不正使用した場合や、家族が三井住友VISAバーチャルカードを勝手につかった場合、ウソの被害の場合、戦争の場合なども対象外です。

24時間365日の不正検知と一時利用停止のシステム

「三井住友カード」には、セキュリティ専門の部署があります。

24時間365日、独自の不正検知システムが稼働しており、全世界のカード利用のトランザクションをチェックできます。

三井住友カードの不正検知システムの精度は、数あるクレジットカードの中でも非常に高いことで有名です。

実際、VISAインターナショナルにより、高いセキュリティを誇る会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されていました。

セキュリティに関しては、国際ブランドの運営元のVISAから高い評価を受けています。

三井住友VISAバーチャルカードなら、オンラインで安心してお買い物できます。

今ひとつ利用に不安要素のあるお店での利用の際には、バーチャルカードはとても便利です。

三井住友VISAバーチャルカードでは、本体のクレカとは別の番号でオンライン決済できます。

三井住友VISAバーチャルカードだと、不運にもカード情報が流出しても、本体のクレジットカードの番号を知られることはありません。

利用枠の範囲なら全額補償され、バーチャルカードの再発行時に番号を変更すれば、情報流出したカード番号は使えなくなります。

信頼性がいまいちわからないサイトや、海外サイトでカード利用するのは、ちょっと不安ですよね。

そんなときに三井住友VISAバーチャルカードが活きるわけです。

ポイント還元あり

オンライン上のVisa加盟店で三井住友VISAバーチャルカードを利用すると200円(税込)につき1Vポイントが付与されます。1ポイント1円相当で、基本ポイント還元率0.5％となります。

三井住友VISAバーチャルカードのポイント有効期限は2年間です。

「Vポイント」とは、三井住友カードのポイントプログラムであり、会員専用ポイントサイト「ポイントUPモール」、事前エントリーの上、街中ショップで還元を受けられる「ココイコ！」、「月間の利用額に応じて獲得できるボーナスポイント」、「マイ・ペイすリボでポイント2倍」により、ポイントUPを狙えます。

また「Vポイント」といえば、他のクレジットカードで貯まるポイントと比較して、交換先・使い道がとても充実しているため、かなり貯めがいのある共通ポイントです。

ショッピング保険

三井住友VISAバーチャルカードには、購入した商品の破損・盗難による損害を補償する「ショッピング保険」が付帯します。

購入日の翌日から200日間補償されます。

自己負担3,000円必要であるものの、この金額以上の損害があった場合は年間最高100万円まで。

国内利用でショッピング保険が適用となる条件は「リボ払い」「分割払い（3回以上）」での購入です。

1回払いの国内利用では基本的に対象外となっています。

海外利用でのカードによる購入では1回払いでも補償が適用されます。

ただ、三井住友VISAバーチャルカードではリボ払いを利用可能枠と同額設定でき、なおかつ初回手数料が発生しません。

国内利用でもリボ払い全額で1回払いと実質的に同じように、手数料不要で購入できます。

一部、以下のように対象外商品もありますが、これは他のクレジットカードに付帯するショッピング保険にも似たようなルールがあるため、特にデメリットというわけではありません。

＜補償対象外の商品＞
●船舶（ヨット、モーターボートおよびボートを含む）、航空機、自動車、自動二輪車、原動機付自転車、自転車、雪上オートバイ、ゴーカート、ハンググライダー、パラグライダー、サーフボード、セーリングボート、ラジオコントロール模型およびこれらの付属品
●移動電話、ポケットベルなどの携帯式通信機器およびこれらの付属品
●義歯、義肢、コンタクトレンズその他これらに類するもの
●動物および植物
●現金、手形、小切手、その他の有価証券、印紙、切手、乗車券など（鉄道・船舶・航空機の乗車券・定期券・宿泊券・観光券および旅行券をいいます）、旅行者用小切手およびあらゆる種類のチケット
●食料品
●稿本、設計書、図案、帳簿その他これらに準ずるもの
●不動産および不動産に準ずるもの
●会員が従事する職業上の商品となるもの
●他人より委託されて購入した商品
●ギフトカードで購入された商品
●修理された場合の送料
※引用元：保険金をお支払いする主なケースとお支払いする保険金

三井住友VISAバーチャルカードのデメリット

三井住友VISAバーチャルカードは、オンライン支払専用カード。

そのため、街中のVisa加盟店では使用できません。

リアルのVisa加盟店で利用したい場合は、三井住友カード、ANA VISAカード、ANAマスターカードなどを利用すればOK。

シンプルに実店舗での支払いは、上記クレジットカード、オンラインでの利用はバーチャルカードという使い分けがオススメです。

利用可能枠が10万円にとどまる点も注意する必要があります。

気をつけないとすぐに可能枠を圧迫する可能性がありますので。

ただ、三井住友VISAバーチャルカードでは、可能枠を一時的に引き上げることも可能です。

カスタマーサポートに連絡して、審査後に一時的に10万円以上に調節してもらえます。

さいごに

三井住友VISAバーチャルカードは、セキュリティ機能が高いレベルで充実していて安全が確保されたインターネット専用のクレジットカードです。

「マイ・ペイすリボ」を利用すれば、年会費無料などのコストを掛けずに使えます。

少額のリボ払いを発生させると通常0.5%であるところ2倍の1.0％になる点も見逃せません。

「Vポイント」は、他のクレジットカード利用で貯まるポイントと比較して、マイルを含めてかなり多種多様な商品と交換できるため、貯めがいのあるポイントです。

三井住友VISAバーチャルカードの可能枠は、基本的に最高10万円であり、この範囲内で不正利用に対して補償してもらえます。

最高100万円補償のショッピング保険も付帯します。

また、三井住友カードのシリーズは、全クレジットカード屈指のセキュリティ機能を搭載している点も際立ったメリットです。

三井住友VISAバーチャルカードがあるとイマイチ安全性が確かでないネットショップでは、特に安心できますね。

また、事前チャージ不要なので手間いらずで使用できるメリットもあります。