Suicaカードの使い方まとめ！チャージ・ポイント・定期券など解説

Suica（スイカ）という交通系の電子マネーがありますね。

JR東日本が発行している、全国の鉄道・バス、お買い物で便利に使えるプリペイド（前払い）式の電子マネー「Suicaカード（スイカカード）」です。

一部のクレジットカードでチャージすると、同時にポイントも貯められてお得になります。

Suicaには電子マネーと定期の一体型タイプもあります。

Suicaカードの基本的な特徴をはじめ、メリット・デメリットについてまとめます。

 

Suicaカードの種類

カードタイプのSuicaカードには、「Suicaカード」「Suica定期券」「My Suica（記名式）」の3種類があります。

上記3タイプは、いずれもデポジット（預り金）として500円の発行手数料が必要です。

ただ、カードが不要になって解約する際には500円が返金されます。

東京駅100週年記念のSuicaカードが発行されたこともありました。

他にも記念として枚数限定で発行されるようなSuicaカードもしばしばあります。

Suicaとクレジットカードが一体となったビューカードもあります。

ビューカードのシリーズについては以下で解説しています。

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● ビューカードはどれがおすすめか？全種類の違いを徹底比較！

 

カードタイプ以外では、おサイフケータイを搭載したスマホやガラケーで使える「モバイルSuica」もあります。

「ビューカードのシリーズ」と「モバイルSuica」ならデポジットの500円は不要です。

モバイルSuicaについては以下でまとめています。

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これ以外にも、学生証や社員証とSuica（定期券付）が一体となった「Suica付 学生証」、ないしは「Suica付 社員証」、ゆうちょ銀行のゆうちょICキャッシュカードとSuicaが一つになった「ゆうちょICキャッシュカードSuica」もあります。

Suicaの番号は「JE」で始まる17桁の英数字です。

電車に乗るときに券売機に並ぶ必要もなく、Suicaを改札機の読み取り部にタッチするだけでスムーズに通過できます。

また、駅近のコンビニをはじめ、飲食店など多彩なジャンルのお店やサービスが参加する「Suica加盟店」でも便利に決済可能です。

Suicaは「モバイルSuica」と同様にJR東日本エリアだけではなく、いわゆる全国相互利用サービスにより以下の交通系ICカードのエリアにおける電車やバスなども利用できます。

2020年には沖縄県の「ゆいレール」でも交通系ICカードでの乗車が可能となり、北海道から沖縄まで使えてより便利になりました。（Suicaの利用可能エリア一覧）

もちろん、カードタイプのSuicaに限らず、モバイルSuicaも同じです。

ただ、首都圏のSuica・PASMOエリア、九州のSUGOCAエリア・はやかけんエリアの一部の相互直通区間エリアをまたがって利用できます。

 

Suicaカードのメリット・デメリット

カードタイプのSuicaカードには、「Suicaカード」「Suica定期券」「My Suica（記名式）」の3タイプに加えて「ビューカード一体型のSuica」があるということでした。

ここからは上記の内、一番ベーシックなSuicaカードのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

このタイプは、Suica発行時に氏名や年齢などの個人情報を入力する必要がありません。（無記名式のSuicaカード）

しかし、紛失時の補償がないのが1つ目のデメリットです。

つまり、紛失・盗難時は、Suicaカードに残っていた残高は補償されませんので注意する必要があります。

また、JR東日本の鉄道に乗車すると獲得できる乗車ポイント0.5％～2％の還元が付与対象外である点も大きなデメリット。

もちろん、デポジット500円もかかります。

デポジットはSuicaカードが不要になり返却すれば、返金はされます。

が、しかし、多くの方はSuicaカードは継続して使う方がほとんどでしょうから、実質的に発行手数料は発生します。

 

My Suica（記名式）のメリット・デメリット

My Suica（記名式）は、普通のSuicaカードに自分の氏名・年齢などの個人情報があらかじめ入力されているカード。

先程の最もベーシックな「Suicaカード」と比べたメリットは、後述する「Suica定期券」と同様に、万が一、紛失しても再発行でき、停止完了時点でチャージ残額が保証されるのが利点。

デポジットの500円こそ、通常のSuicaカード同様にかかりますが、My Suica（記名式）は紛失時の保証があるので、実質的な発行手数料のデメリットも緩和されます。

上記を踏まえれば、特別な事情でもない限り「My Suica（記名式）」の方が純粋におすすめです。

 

Suica定期券

Suica定期券は、Suicaカードに定期券が搭載されているタイプ。

定期券の区間以外で乗り降りしても改札機で自動精算されるので便利です。

たとえば東京駅から中野まで通勤時に定期券を使っている場合、途中の新宿から中野までは定期券区間外となります。

下車時に中野駅の改札機にて、定期券区間外ののりこし運賃157円がSuica残高から乗り越し運賃として精算されます。

入場・出場とも、「タッチ＆ゴー」で自動改札機を通過すればOKです。

引用：Suica定期券の利用｜Suica公式サイト

また、Suica定期券は、万が一、紛失してしまっても再発行できます。

紛失した場合は、Suica・PASMOエリア内の主要駅にある「みどりの窓口」などでその旨を伝えればOK。

紛失カードの利用を止めて、停止完了となった時点で残っている定期券とチャージ残額が保証された状態で、カードを再発行してもらえます。

再発行カードを受け取れるのは翌日以降です。

停止手続きするまでは、無論、不正使用された金額は戻ってこないので、紛失時はすぐに停止手続きしましょう。

 

ビューカード一体型Suica

クレジットカードのビューカードにはSuicaが搭載されています。

デポジット500円も無論かかりません。

ビューカードシリーズの中でも以下の券種なら定期券機能も利用できるので、クレジットカード+Suica+定期券の1枚3役のユーティリティ・カードになります。

ただ、年会費無料の券種がないのがデメリットです。

カード名	一般加盟店	Suicaチャージ	主な特長
「ビュー・スイカ」カード	0.5%	1.5%	定期券一体型。家族カードあり
JRE CARD（Suica定期券付き）	0.5%	1.5%	アトレなどのJRE CARD優待店で約3.5%の高還元
ルミネカード	0.5%	1.5%	ルミネで5〜10%OFF
ビューゴールドプラスカード	0.5%	1.5%	東京駅ラウンジや年1回のプレゼント等の特典
「ビュー・スイカ」リボカード	0.5%	1.5%	リボ払い専用カード

※参照：Suica定期券機能の利用方法｜ビューカード公式サイト

定期券機能がないビューカードの中では「ビックカメラSuicaカード」がおすすめ。

わずか年1回の利用だけで年会費を無料化でき、実質ずっと年会費無料で保有できるといっても過言ではありません。

それに他のビューカードの基本ポイント還元率が0.5%にとどまる中、唯一、ビックカメラSuicaカードは基本還元率1%なので。

したがって、定期券機能がいらない場合は、デポジット500円払ってSuicaカードを入手するのではなく、純粋にビックカメラSuicaカードがお得。

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● ビックカメラSuicaカードのメリット・デメリット最新まとめ！

 

全国の交通系ICカード対応の電車・バス・加盟店でも使える

モバイルSuicaは、JR東日本エリアだけではなく、いわゆる全国相互利用サービスにより以下の交通系ICカードのエリアにおける電車やバスなども利用できます。

2020年には沖縄県の「ゆいレール」でも交通系ICカードでの乗車が可能となり、北海道から沖縄まで使えてより便利になりました。（Suicaの利用可能エリア一覧）

もちろん、カードタイプのSuicaに限らず、モバイルSuicaも同じです。

ただ、首都圏のSuica・PASMOエリア、九州のSUGOCAエリア・はやかけんエリアの一部の相互直通区間エリアをまたがって利用できます。

 

Suicaが使えるお店（加盟店）

Suicaは電車・バスの乗車時だけでなく、駅ナカのお店をはじめ、街中にある多様なリアル店舗でも便利にお支払いできます。

ジャンル	店舗・サービス例
コンビニ・飲料自動販売機	アキュア、KIOSK、NewDays、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、Suica電子マネー専用自販機、コカコーラのマルチマネー対応自動販売機etc.
スーパー	イトーヨーカドー、イオン、イオンフードスタイル、ダイエー、グルメシティ、ピーコックストア、ヨークフーズ、ヨークプライス、ヨークマート、マルエツ、ピアゴetc.
ドラッグストア	ウエルシアグループ、ツルハドラッグ、サンドラッグ、ココカラファイン、スギ薬局etc.
駅ビル	ルミネ、ニューマン、アトレ、エキュートetc.
その他商業施設	ダイバーシティ東京、ららぽーと三井ショッピングパーク、ららテラス（一部対象外）、ランドマークタワーetc.
インテリア・雑貨	ドン・キホーテ、無印良品etc.
ファッション	洋服の青山、コナカ、ABC MART、スーパースポーツゼビオetc.
家電	ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ジョーシン、ノジマetc.
本・CD・DVD	紀伊國屋書店、ブックオフグループ、BOOK COMPASSetc.
ファストフード	マクドナルド、モスバーガー、バーガーキング、吉野家、すき家、松屋、ケンタッキーフライドチキン、CoCo壱番屋、ドミノピザ、はなまるうどんetc.
カフェ	ミスタードーナツ、スターバックス、ドトール、プロント、エクセルシオールカフェ、タリーズ、コメダ珈琲店etc.
レストラン	デニーズ、バーミヤン、リンガーハット、藍屋、甘太郎、かっぱ寿司、ガスト、ステーキガスト、ロイヤルホスト、いきなりステーキ、ステーキのどん、フォルクス、どん亭etc.
ガソリン、カーライフ	エネオス、出光アポロステーション、タイムズ、イエローハットetc.
タクシー・レンタカー	オリックスレンタカー、トヨタレンタカー、JR東日本レンタリース、kmタクシー、大和タクシー、東京無線タクシー、東都自動車グループ、日本交通、日の丸交通、チェッカーキャブetc.
アミューズメント	快活CLUB、カラオケ館、カラオケ時遊館、ゲームタイトーステーションetc.
ホテル宿泊	ホテルメッツ、ホテルニューグランド、メズム東京、メトロポリタンホテルズ、ルートインホテルズ、ホテルファミリーオ館山、ホテルファミリーオ、ホテルフォルクローロ
観光	国立科学博物館、国立西洋美術館、日光東照宮、スパリゾートハワイアンズetc.
その他	成田空港、新幹線の車内販売、郵便局、ヤマト運輸etc.

※参照：Suicaが使えるお店｜Suica公式サイト

 

この他、交通系ICカード全国相互利用のシンボルマークがある店舗でもお買い物できます。

 

Suicaチャージはやはりビューカードがおすすめ

Suicaは現金チャージしても1円も得しません。

ビューカードによるチャージなら年会費無料なのはもちろん、クレジットカードのポイントも貯まる点、ビューカードによるチャージがベストです。

ビューカードには「VIEWプラス」と呼ばれる、対象商品・サービスの利用で、通常よりも多くJRE POINTが貯まる、お得なポイントシステムがあります。

対象サービスとポイント還元率は以下のとおり。

チャージでは1.5%の高還元を享受できます。

サービス	利用内容	還元率 ゴールドカード	還元率 その他カード
えきねっと	JR券予約（予約時決済）	8％	3％
モバイルSuica	グリーン券	8％	3％
	定期券	4％	3％
	チャージ(Apple Pay/Google Pay含む)、オートチャージ	1.5％	1.5％
Suica	オートチャージ	1.5％	1.5％
みどりの窓口、券売機、VIEW ALTTE（エキナカATM）、上記以外のその他の利用		0.5％（通常）	0.5％（通常）

※参照：ポイントがおトクに貯まる「VIEWプラス」とは何ですか？

ビューカードなら、他のSuicaカードや定期券にチャージすることもできます。

たとえば、定期券機能がない「ビックカメラSuicaカード」から、他のSuica定期券にチャージ可能です。

年会費を容易に無料（年1回の利用）にできるのはビックカメラSuicaカードです。

定期券機能が付帯するビューカードの中で最も低コストで保有できるのは「ビュー・スイカ」カード。

ルミネカードは年会費が若干アップしますが、ルミネで5～10％割引の優待があるのでルミネをよく利用する方なら同カードも選択肢です。

ビューカードのシリーズは次のとおり。

カード名	一般加盟店	Suicaチャージ	主な特長
「ビュー・スイカ」カード	0.5%	1.5%	定期券一体型。家族カードあり
JRE CARD	0.5%	1.5%	アトレなどのJRE CARD優待店で約3.5%の高還元
ビックカメラSuicaカード	1.0%	1.5%	ビックカメラでSuica払いするとポイント２重取り
ルミネカード	0.5%	1.5%	ルミネで5〜10%OFF
ビューゴールドプラスカード	0.5%	1.5%	東京駅ラウンジや年1回のプレゼント等の特典
大人の休日倶楽部ミドルカード	0.5%	1.5%	大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線5％OFFなど
大人の休日倶楽部ジパングカード	0.5%	1.5%	大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線30％OFFなど
「ビュー・スイカ」リボカード	0.5%	1.5%	リボ払い専用カード
JALカードSuica	0.5〜2%	0.5〜1%	●JRE POINTをJALマイルに交換可能 ●JALカード特約店はマイル2倍
JALカードSuica CLUB-Aカード	0.5〜2%	0.5〜1%	●JAL CLUB-Aカード特典 ●JGCカード取得可能
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード	0.5〜2%	0.5〜1%	●ビューゴールドプラスカード特典 ●JAL CLUB-Aゴールドカード特典 ●JGCカード取得可能

各種ビューカードについては、以下でまとめています。

＜関連記事＞
● ビューカードはどれがおすすめか？全種類の違いを徹底比較！

 

なお、1枚のクレジットカードで、複数のスマホのモバイルSuicaに登録することは不可能です。

1枚につき1台のみとなっています。

たとえば、夫婦でモバイルSuicaを使うケースなら、それぞれが本会員としてカード発行するか、家族カードがあればOKといったイメージ。

家族カードを発行可能なビューカードは「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカード、ビューゴールドプラスカードのみです。

家族カードなら3名以上のSuicaオートチャージも可能な点もメリット。

仮に本人、配偶者、子供の3名でオートチャージを利用しようと思った場合、本人カードだけだと、「ビュー・スイカ」カード本体のSuica、記名式Suica、モバイルSuicaの3つの組み合わせしかできません。

2台以上のモバイルSuicaに1つのクレジットカードを登録したり、2枚以上の記名式Suicaにオートチャージすることは不可能です。

その点、家族カードがあれば、2台以上のモバイルSuicaや2枚以上の記名式Suicaへのオートチャージが可能になり便利。

なお、2020年2月25日をもって「一部のAndroid端末とガラケー全機種」において、モバイルSuicaのサービスが終了しますので、該当端末を利用している場合は気をつけてください。

 

ビューカードならオートチャージも使える

すでに何度かお伝えしたとおりビューカードで設定すると、自動改札機にタッチして入場するだけで、Suicaへのチャージが自動で発動する便利な「オートチャージ」も利用可能です。

Suica残額が設定金額以下になると、自動改札の入出場時に自動的に設定金額がチャージされるので、残額不足によるエラーの心配から解放されます。

2018年3月17日から、Suicaは改札に入る時だけではなく、出る時もオートチャージが始動するようになりました。

Suicaが搭載されたビューカードは、駅のATM「VIEW ALTTE」でオートチャージの金額変更や利用の停止が可能です。

Suica定期券やMy Suicaへのオートチャージは、オートチャージしたい「Suica定期券」や「My Suica」などと、決済用のビューカードの2つを「VIEW ALTTE」でリンクさせればオートチャージできるようになります。

無論、ビューカード以外のクレジットカードの場合はオートチャージを使えません。

詳しい設定方法は公式サイトの「オートチャージの設定（初めてSuicaをリンクする場合）」のページをご覧ください。

Suicaオートチャージの設定・変更・停止の手順・方法は、公式サイトの「オートチャージ（ビューカード専用）」をご覧ください。

なお、オートチャージは、1,000円以上10,000円以下の範囲で、1,000円単位で設定できます。

Suicaチャージ可能な上限額は2万円で、1日何回でもオートチャージで入金可能です。

また、ビューカードには、特急券や新幹線の回数券などの購入に対しては上限が設定されています。

この上限金額に到達すると、Suicaのオートチャージもできなくなります。

各種ビューカードについては、以下でまとめています。

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● ビューカードはどれがおすすめか？全種類の違いを徹底比較！

 

首都圏、仙台・新潟エリアのSuicaエリアをはじめ、首都圏の私鉄・地下鉄のPASMOエリアでもオートチャージ可能です。（PASMO・Suica路線図PDF）

1日に利用できるオートチャージの上限は2万円です。

あと、ビューカードには、特急券や新幹線の回数券などの購入に対しても上限が設定されています。

この上限金額に達すると、モバイルSuicaのオートチャージも使えなくなります。

 

Suica情報をJRE POINTに登録してポイント還元

あらかじめJR東日本の共通ポイント「JRE POINT」の会員サイトにて「Suica」の情報を登録しておけば「Suica登録して貯まる店舗」でのSuica決済でJRE POINTが貯まります。

＞＞ JRE POINTを貯める各種利用ガイド｜JRE POINT公式サイト

 

JRE POINT加盟店で最大1％還元

キオクス、ニューデイズ、エキュートなど「Suica登録して貯まる店舗」にて、登録したモバイルSuicaでお買い物すると、100円～200円で1ポイントが貯まります。

還元率0.5％～1.0％です。

現金払いだと1円も得しないのに「JRE POINTにモバイルSuica情報を登録」するだけでお得になります。

さらにモバイルSuicaにビューカードを設定すれば、ビューカードでのチャージ時のJRE POINT1.5%還元と、Suica決済時の0.5%～1.0%のポイント2重取りが可能。

合計還元率2.0～2.5％に昇華します。

JRE POINTは1ポイント単位で1ポイント1円でJRE POINT加盟店で現金感覚で使えたり、Suicaにポイントチャージすることが可能です。

 

Suica/モバイルSuicaでのJR東日本の電車利用でポイントが貯まる

JRE POINTに登録した「モバイルSuica」でJR東日本の鉄道に乗車すると、2％（50円ごとに1ポイント）のJRE POINTが貯まります。

有償で乗車した金額に対して、一定割合のポイントが翌月中旬に付与されます。

モバイルSuicaの2％と比較すると、カード型のSuicaは0.5％と低水準なのがデメリットです。

定期券区間は対象外であるものの、嬉しいことに1回の利用の「0.5%」or「2.0％」が1ポイントに満たない場合でも1ポイント獲得可能です。

※参照：鉄道に乗って貯める｜JRE POINT公式サイト

ビューカードだとSuicaチャージで1.5％還元もあるので、なんと合計還元率3.5％に跳ね上がります。

 

Suicaグリーン券も買える

Suicaでグリーン券を買えます。

車内で買うよりも券売機で買ったほうが安いです。

料金種別	50kmまで (平日/ホリデー)	51km以上 (平日/ホリデー)
モバイルグリーン料金	780円/580円	1,000円/800円
事前料金	780円/580円	1,000円/800円
車内料金	1,040円/840円	1,260円/1,060円

※引用元：Suicaグリーン券の購入方法｜モバイルSuica公式サイト

ちなみに、モバイルSuicaで購入したSuicaグリーン券には「モバイルグリーン料金」が適用されて事前料金と同じになります。

Suicaグリーン券は、Suica1枚につき乗車1回1名分を購入可能。

1枚のSuicaで2名分以上のSuicaグリーン券は買えません。

これは「モバイルSuica」も一緒。

購入方法・手順は次のとおり。

1. 券売機の画面上の「グリーン券」ボタンにタッチ
   
2. 「Suicaグリーン券」をタッチ
   
3. Suicaをインサート
   
4. 降車駅の「線名ボタン」をタッチ
   
5. グリーン車降車駅をタッチ

この手順に沿って券売機で買うと、Suicaグリーン券の情報が記録されたSuicaが戻ってきます。

Suicaグリーン券専用の券売機なら、Suicaを入れて駅名をタッチするだけでオッケーなのでラクちんです。

グリーン車は長距離の列車さながらの快適性がありますね。

席が広めなのはもちろん、一般席に比べて揺れが小さいのが地味に有り難いです。

 

さいごに

Suica（スイカ）は、数ある交通系電子マネーの中でも、随一の利便性を誇ります。

電車やバスなどの交通機関の乗車が快適になるだけでなく、Suicaが搭載されたビューカードのシリーズを活用するだけで、ポイント還元を得られるなどお得になります。

また、Suicaは交通系電子マネーながらも、交通系ICカード全国相互利用のシンボルマークがあるお店でもショッピングを楽しめるというのもあり、「楽天Edy」や「nanaco」「WAON」のごとく多種多様なジャンルが参加する全国の加盟店でお買い物も楽しめるのもメリットです。