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ビューカードはどれがおすすめか?全種類の違いを徹底比較!

ビューカードは、JR東日本の子会社の株式会社ビューカードが発行しているクレジットカードです。

ビューカードと一言にいっても、同シリーズには様々な種類があり、なかなか決めきれない方も多いのではないでしょうか?

ただ、ポイントを押さえれば、どのビューカードが自分にとって最適な一枚なのかはそう難しくありません。

それぞれのメリット・デメリット、スペック・特徴、特典などの違いを徹底比較し、どのビューカードがあなたにとって最適かの道しるべになればと思います。

 

年会費・国際ブランドの違いを比較

まずは、年会費と選べる国際ブランドの違いを比較してみましょう。

カード名 年会費(税抜) 国際ブランド
本人会員 家族カード会員 ETCカード
「ビュー・スイカ」カード 477円 477円 477円 VISA
Mastercard
JCB
JRE CARD(Suica付) 477円
初年度無料
477円 VISA
Mastercard
JCB
JRE CARD(Suica定期券付) VISA
JRE CARD(Suica・定期券なし) VISA
ビューゴールドプラスカード 10,000円 1枚目無料
2枚目から3,000円
無料 JCB
ビックカメラSuicaカード 477円
初年度無料
年1回の利用で翌年度も無料
477円 VISA
JCB
ルミネカード 953円
初年度無料
477円 VISA
Mastercard
JCB
大人の休日倶楽部ミドルカード 2,386円
初年度無料
477円 VISA
Mastercard
JCB
大人の休日倶楽部ジパングカード 3,968円 夫婦会員6,780円 477円 VISA
Mastercard
JCB
JALカードSuica 2,000円
入会後1年間無料
1,000円 477円 JCB
JALカードSuica CLUB-Aカード 10,000円 3,500円 477円 JCB
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード 19,000円 8,000円 無料 JCB
「ビュー・スイカ」リボカード 無料 無料 無料 JCB

ルミネカードやJALカードSuicaを除いて一般カードは、ほとんどが年会費477円(税抜)に落ち着いています。「ビュー・スイカ」リボカードは、唯一、年会費永年無料です。

初年度が無料なカードはいくつかありますが、その中でもたったの年に1回のカード利用があるだけで、次年度も無料になるのはビックカメラSuicaカードだけとなっています。

しかも、◯◯円以上の利用で適用といった条件もありません。極論、たとえば、チロルチョコやうまい棒の購入でもOKなので、これはビックカメラSuicaカードの大きなアドバンテージです。

ちなみにJALカードSuicaだけ、初年度無料といった記載ではなく“入会後1年間無料”といった言い回しになっています。

この意味は、退会後1年以内の再入会、およびすでにJALカードに入会している方の2枚目以降の申込みは入会後1年間年会費無料(普通カード)とならないということです。

次に<家族カード>が作れないビューカードもあるものの、ほとんどが一般カードばかりなので、他の家族の方も入会したいなら純粋に本人会員として申し込めばOKです。

入会・利用キャンペーンも家族各人が享受できますし、家族カードならではの制約も気にしなくて良いメリットがあります。

たとえば、各カードの利用可能枠(限度額)は下記のようになっています。

 <ビューカードの利用可能枠(限度額)>
●ビューゴールドプラスカード:80~200万円
●JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード:80~300万円
●その他のカード:10~80万円

ゴールドカードランクとなると利用実績次第で可能枠が相応の水準まで高くなりますが、一般カードランクは、最高でも80万円にとどまります。

つまり、家族カードをつくった場合は、利用可能枠は本人会員との共通枠となるので、家族それぞれがちょっと大きな買い物をしたときなどが重なってしまったら、可能枠を圧迫してしまうリスクがあるということを言いたいわけです。

これが別々で本人会員として、家族それぞれが保有することで、上記のリスクを回避しやすくなるということになります。

<ETCカード>は、ゴールドカードはいずれも年会費永年無料です。一般カードランクの中では「ビュー・スイカ」リボカードが、本カードの年会費同様に無料となっています。

<国際ブランド>は、ビューカードの種類によって対応状況はさまざま。最初の一枚を作るなら、できれば国内外の加盟店数で1位・2位を争うVISAかMastercardが一押しということになります。

 

申込条件・審査の違いを比較

申込資格(入会条件)の違いを見てみましょう。なお、全種類のカードにおいて「日本国内にお住まいの方」ということは共通しているので割愛しています。

カード名 申込条件 発行日数
(オンラインor郵送)
店頭即日発行
(仮カード)
本人会員 家族会員
「ビュー・スイカ」カード 満18歳以上(高校生を除く) 本人会員と生計をともにしている同姓の配偶者・両親・お子さま(高校生を除く満18歳以上) WEB申込で最短1週間程
郵送申込で最短2週間程
JRE CARD(Suica付) 満18歳以上(高校生を除く)
JRE CARD(Suica定期券付) 満18歳以上(高校生を除く)
JRE CARD(Suica・定期券なし) 満18歳以上(高校生を除く)
ビューゴールドプラスカード 満20歳以上の安定した収入のある方 本人会員と生計をともにしている同姓の配偶者・両親・お子さま(高校生を除く満18歳以上)
ビックカメラSuicaカード 満18歳以上(高校生を除く)
ルミネカード 満18歳以上(高校生を除く)
大人の休日倶楽部ミドルカード 男性は満50歳以上64歳、女性は満50歳以上59歳まで
大人の休日倶楽部ジパングカード 男性は満65歳以上、女性は満60歳以上 ※夫婦の場合、どちらかが満65歳以上なら、2人同時に申込可
JALカードSuica 満18歳以上(高校生を除く) 本人会員と生計をともにしている同姓の配偶者・両親・お子さま(高校生を除く満18歳以上)
JALカードSuica CLUB-Aカード 満18歳以上(高校生を除く) 本人会員と生計をともにしている同姓の配偶者・両親・お子さま(高校生を除く満18歳以上)
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード 満20歳以上の安定した収入のある方 本人会員と生計をともにしている同姓の配偶者・両親・お子さま(高校生を除く満18歳以上)
「ビュー・スイカ」リボカード 満18歳以上(高校生を除く) 本人会員と生計をともにしている同姓の配偶者・両親・お子さま(高校生を除く満18歳以上)

一般カードランクのカードは、すべて「満18歳以上(高校生を除く)」となっています。

18歳以上というのは、数あるクレジットカードの入会条件における年齢の中では最も低い必要年齢の条件です。また、カード会社によっては、一般カードであっても「安定収入のある方」といった文言を記載しているケースもありますが、ビューカードにはありません。

したがって、大学生・専門学生(高校生は不可)をはじめ専業主婦、パート・アルバイトの方も申し込めます。

次にゴールドカードですが、年齢は2歳アップの20歳以上です。
あと、ゴールドカードとなると流石に「安定した収入のある方」という文言が追加されています。

年収や勤続年数といった具体的な審査基準は公開されていませんが、20歳代の平均年収以上あることが”理想”と言っていいでしょう。

国税庁が発表している「民間給与実態統計調査(2017年度)」によれば、20代の平均年収は以下のようになっています。(各種税金・保険料などが控除される前の平均年収です)

<20代平均年収>
●20歳~24歳:262万円
●25歳~29歳:361万円

もちろん、これは一つの目安に過ぎないなおで、仮に20代の平均年収に達していなくても夫・父親など世帯主に安定収入があったり、居住している家が、持ち家、もしくは自分のものではなくても家族の持ち家でも有利になる傾向があります。

あと、ミドルエイジやシニア層をターゲットにした大人の休日倶楽部ミドルカードは、「男性は満50歳以上64歳、女性は満50歳以上59歳まで」と、この範囲の年齢の方しか発行できないのでご注意を。

ビューカードの中には、店頭発行カードという対象店舗で即日発行してもらえるものもあります。

とはいえ、普通にオンライン入会するときと同様に審査はあるのでお気をつけください。

ただし、あくまで仮カードでしかないので、本カードと違って利用制限された状態となっています。

例えば、ビックカメラSuicaカードを対象店舗で仮カードを作った場合、次のような制限がなされた状態となります。

<ビックカメラSuicaカードの店頭発行カードの制限>
●利用可能枠は20万円(税込)まで
●Suica機能なし
●ビックカメラ・コジマ・ソフマップ店舗でのみで利用可能

もちろん、後日、有効期限後の利用に備えて、Suica機能が使えるようになっているなど、本来の機能をフル搭載された本カードが届きます。

ただ、その期間が約2~3週間と地味にかかるので、特別な事情がなければWeb入会がおすすめということになってきます

 

基本機能の違いを比較

次はビューカードの土台をなす基本機能です。

カード名 Suicaオートチャージ 定期券 JRE POINTカード 代表的な特徴
「ビュー・スイカ」カード
JRE CARD(Suica付) JREポイント優待店で還元率最大3.5%
JRE CARD(Suica定期券付)
JRE CARD(Suica・定期券なし)
ビューゴールドプラスカード ●東京駅「ビューゴールドラウンジ」
●空港ラウンジ
●高額なボーナスポイント
etc.
ビックカメラSuicaカード ●通常利用でビックポイントとJRE POINTが同時に貯って還元率1%
●ビックポイント/コジマ/ソフマップでSuicaチャージ分の支払いで還元率11.5%
ルミネカード ●ルミネ・ニュウマン、ネット通販「i LUMINE」で常に5%割引
●ルミネ・ニュウマン、ネット通販「i LUMINE」で年に数回10%割引
大人の休日倶楽部ミドルカード ●条件次第でJR東日本/北海道切符が5%割引
●大人の休日倶楽部パスなど会員限定切符の購入
etc.
大人の休日倶楽部ジパングカード ●条件次第でJR東日本/北海道切符が30%割引
●日本全国のJR全線でも切符が条件次第で20%・30%割引!
etc.
JALカードSuica JALカード特典
JALカードSuica CLUB-Aカード
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
「ビュー・スイカ」リボカード

ビューカードのシリーズの代名詞ともいえる、SuicaオートチャージですがJRE CARD(Suica・定期券なし)を選んでしまうと使えないので注意しましょう。

上記を除いて、ビューカードはSuicaへのオートチャージに対応している唯一のクレジットカードなのでとても貴重です。PASMOエリアでもSuicaオートチャージに対応しているのが嬉しいですね。

すでにSuicaを保有していて、利用中という人も多いと思いますが、Suicaリンクを使うと便利です。設定後は、保有中のSuicaでそのままオートチャージできるようになります。

ただし、<リンク設定できるSuica>は、「氏名」「生年月日」「性別」の登録された本人利用に限られた記名式のSuicaのみです。「Suica定期券」「My Suica」「Suica付学生証」「ゆうちょICキャッシュカードSuica」などが該当します。

 

あとは、自分がSuica定期券機能がいるorいらないかでどれを選択すべきかが絞られてきます。

が、しかし、人気のビックカメラSuicaカードには、Suicaの定期券機能がないということでしたが、もちろん紐づけて定期券を使うことは可能です。

つまり、定期券機能と合わせてクレジットカード1枚にすることは不可だが、Suica機能のあるクレカと定期券を紐づけた2枚持ちならOKということになります。

Suica定期券に紐づけて利用可能な主なSuica機能のあるクレジットカードは、次のようになっています

 <Suica定期券と連携OKなSuica機能付きクレジットカードの代表例>
①ビックカメラSuicaカード
②JALカードSuica
③ANA VISA Suicaカード
④イオンSuicaカード

上記③④については、Suica機能が付帯していてもビューカードが発行しているクレジットカードではないので「TypeⅡカード」なんて呼ばれ方もしますね。

いずれにしても、クレジットカード自体にSuica定期券機能がないタイプでも、Suica定期券にSuica機能があるクレジットカードを連携すれば、オートチャージが可能となり、改札で残高不足で足止めをくらう心配もなくなります。( ´∀`)b

 

ポイント・マイル還元率の違いを比較

貯めるポイントorマイルについてですが、ここからはカードごとの個性が少しずつで始めます。ちなみにJRE POINT1ポイントの価値は1円相当です。

カード名 貯まるポイント・マイル 貯まり方 基本還元率
「ビュー・スイカ」カード ●JRE POINT 1,000円(税込)=5P 0.50%
JRE CARD(Suica付) ●JRE POINT 1,000円(税込)=5P 0.50%
JRE CARD(Suica定期券付) ●JRE POINT 1,000円(税込)=5P 0.50%
JRE CARD(Suica・定期券なし) ●JRE POINT 1,000円(税込)=5P 0.50%
ビューゴールドプラスカード ●JRE POINT 1,000円(税込)=5P 0.50%
ビックカメラSuicaカード ①ビックポイント
②JRE POINT
①②それぞれ
1,000円(税込)=5P
ずつの付与
1%
ルミネカード ●JRE POINT 1,000円(税込)=5P 0.50%
大人の休日倶楽部ミドルカード ●JRE POINT 1,000円(税込)=5P 0.50%
大人の休日倶楽部ジパングカード ●JRE POINT 1,000円(税込)=5P 0.50%
JALカードSuica ①JALマイル
②JRE POINT
①200円(税込)=1マイル
②JRE POINT加盟店での利用やVIEWプラス商品サービス、JRE MALL利用などでJRE POINT付与
①0.5%
②0.5〜3%
JALカードSuica CLUB-Aカード
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
「ビュー・スイカ」リボカード ●JRE POINT 1,000円(税込)=5P 0.50%

JALカードSuicaのシリーズでは、通常利用では基本的にJALマイルが直接貯まります。特に移行手続きなどは不要です。

したがって、JALマイルを積極的に貯めていこうとは思わない方はJALカードSuicaのシリーズ以外が選択肢となるでしょう。

ただ、JALカードSuicaのシリーズの利用で、全くJRE POINTが貯まらないわけではなく、Suicaチャージやきっぷ・定期券(※)の購入、JRE POINT加盟店やショッピングサイト「JRE MALL」での利用などで貯めることは可能です。

(※)の意味は、JALカードSuicaのシリーズには、Suica定期券機能はないからです。ただし、先程の『基本機能の違いを比較』の章の最後でもお伝えしたように定期券と紐づけて使うことはできます。つまり、定期券と合わせてカード1枚にすることはできないが、クレカと定期券を紐づけて2枚で保有することは可能ということです。

話を戻して、ほとんどのビューカードで1,000円(税込)ごとに5ポイントのJRE POINT(還元率0.50%)貯まるということにおいて共通していますが、唯一、ビックカメラSuicaカード還元率1%と高い水準となっています。

すなわちビックカメラSuicaカードでは、普段のクレジット利用でも1,000円(税込)につき、ビックポイントもJRE POINTも両方5ポイントずつ”2重取り”で得られるという一歩抜きん出たスペックとなっているんです。

先程の年会費の章でお伝えしたとおり、わずか年に1回だけの利用で年会費をずっと無料にすることができる唯一のクレジットカードであることも踏まえて、ビックカメラSuicaカードは、ビューカード中、トップクラスの人気を誇る一枚となっていますよ。^^

 

ポイント・マイルの優遇の違いを比較

次は、ポイントやマイルのお得な貯め方などの優遇の違いの比較です。ここからは各ビューカードの個性が色濃くで始めます。表では番号で区分しています。

①「ビュー・スイカ」カード
②JRE CARD(Suica付)
③JRE CARD(Suica定期券付)
④JRE CARD(Suica・定期券なし)
⑤ビューゴールドプラスカード
⑥ビックカメラSuicaカード
⑦ルミネカード
⑧大人の休日倶楽部ミドルカード
⑨大人の休日倶楽部ジパングカード
⑩「ビュー・スイカ」リボカード

カード番号/比較項目
VIEWプラス商品でJRE POINT3倍(税込1,000円=15pt)で還元率1.5%
SuicaチャージでJRE POINT3倍(税込1,000円=15pt)で還元率1.5%
クレジット払いの定期券購入でJRE POINT3倍(税込1,000円=15pt)で還元率1.5%
JREポイント優待店で還元率最大3.5%
JRE POINT加盟店でJRE POINTカード提示で100円(税抜)=1pt(還元率1%)
登録したSuicaを対象店で利用するとJRE POINTが100円 or 200円(税込)=1pt
年間利用額に応じてボーナスでJRE POINTを獲得できるビューサンクスボーナス
ビューゴールドボーナス(上記のパワーUP版)
ポイントモール「VIEWショッピングステーション」
でJRE POINT+1倍〜37倍
JRE MALLで合計還元率3.5%
⑥のビックカメラSuicaカードは合計還元率4.0%
ENEOSサービスステーションとENEOSでんき
JRE POINT2倍(還元率1%)
⑥のビックカメラSuicaカードは合計還元率1.5%
ビックポイント/コジマ/ソフマップでの利用で10%の高還元!
上記3店舗にてリボ払い・分割払い3回以上
でポイント1%加算され還元率11%
上記3店舗にてSuicaチャージ分のお支払いで合計ポイント11.5%の超高還元
ルミネ・ニュウマン各店で
1,000(税込)=35pt付与(還元率3.5%)

独自のポイント優遇は下記のとおりです。

カード名 独自のポイント優遇
JRE CARD全タイプ JRE CARD優待店でのクレジット利用で
JRE POINT3倍の100円(税抜)=3pt(還元率3%)
②通常のクレジット利用分1,000円(税込)=1pt(還元率0.5%)
合計還元率3.5%
ルミネ・ニュウマン各店で
1,000(税込)=35pt付与(還元率3.5%)
「ビュー・スイカ」カード 年間利用額に応じてボーナスでJRE POINTを獲得できるビューサンクスボーナス
「ビュー・スイカ」リボカード
ビューゴールドプラスカード ●上記のビューサンクスボーナスがパワーアップしたビューゴールドボーナス
入会特典/利用特典でJRE POINT、5,000ポイント(5,000円相当)進呈
ビックカメラSuicaカード ビックポイント/コジマ/ソフマップでの利用で10%の高還元!
上記3店舗にてリボ払い・分割払い3回以上でポイント1%加算され還元率11%
上記3店舗にてSuicaチャージ分のお支払い
で合計ポイント11.5%の超高還元

JRE CARD全タイプで享受できる、アトレ、アトレヴィ、ビーンズ、エスパル、エキュートなどJRE CARD優待店での利用で合計還元率3.5%というのは以前からありました。

ただ、JRE CARD全タイプでは2020年7月1日から新たにルミネ・ニュウマン各店において、クレジット払いをすると通常は利用金額1,000円(税込)につきJRE POINT 5ポイント(還元率0.5%)貯まるところ、35ポイントも貯まるというポイントアップの優待がスタートしています。つまり3.5%の高還元です。

一部対象外のショップもあるものの、ネット通販の方の「i LUMINE(アイルミネ)」も対象となっています。

話は変わって「ビュー・スイカ」カードと「ビュー・スイカ」リボカードのオリジナルのポイント優遇として、年間利用額に応じてボーナスでJRE POINTを獲得できるビューサンクスボーナスがあります。

ステージ名
[年間利用累計額]
ボーナスpt 合計獲得pt
※通常pt + ボーナスpt
実質還元率
ボーナス30
[30万円以上]
250ポイント
[250円相当]
1,750ポイント
[1,750円相当]
0.58%
ボーナス70
[70万円以上]
1,250ポイント
[1,250円相当]
4,750ポイント
[4,750円相当]
0.67%
ボーナス100
[100万円以上]
2,750ポイント
[2,750円相当]
7,750ポイント
[7,750円相当]
0.77%
ボーナス150
[150万円以上]
5,250ポイント
[5,250円相当]
12,750ポイント
[12,750円相当]
0.85%

さらに最上位カードのビューゴールドプラスカードではパワーアップ版のビューゴールドボーナス制度が用意されています。

ステージ名
[年間利用累計額]
ボーナスpt 合計獲得pt
※通常pt + ボーナスpt
実質還元率
Gボーナス70
[70万円以上]
1,500ポイント
[1,500円相当]
5,000ポイント
[5,000円相当]
0.7%
Gボーナス100
[100万円以上]
3,500ポイント
[3,500円相当]
8,500ポイント
[8,500円相当]
0.85%
ボーナス150
[150万円以上]
6,500ポイント
[6,500円相当]
14,000ポイント
[14,000円相当]
0.93%
ボーナス200
[200万円以上]
10,500ポイント
[10,500円相当]
20,500ポイント
[20,500円相当]
1.0%

次にビックカメラSuicaカードですが、先程の還元率の章でお伝えしていたように一般加盟店や公共料金、ETC利用などのいわば通常利用でも1,000円(税込)ごとに「ビックポイント5pt + JRE POINT5pt」付与され、合わせて常に安定の還元率1%ということでした。(他のビューカードは0.5%)

上記もビックカメラSuicaカードの優れた点の一つですが、それだけではなく以下のように驚愕の高還元を享受することもできます。

<ビックカメラSuicaカードならではのポイント優遇>
ビックカメラ/コジマ/ソフマップでのビックカメラSuicaカード利用で10%の高還元!
上記3店舗にてリボ払い・分割払い3回以上でポイント1%加算され還元率11%!
上記3店舗にてSuicaチャージ分のお支払いで合計ポイント11.5%の超高還元!

特に3つ目は、強烈ですが還元率11.5%にできるのは、ビックカメラ・コジマ・ソフマップでのお買い物で1回の金額が20,000円以下の場合のみとなっています。なぜなら、Suicaへのチャージ金額は20,000円が上限だからです。

上記のような制限はあるもののビックカメラSuicaカードの真髄ともいえる極めてお得なポイント還元のベネフィットなので、ビックカメラSuicaカードを持ったらぜひ覚えておいて頂きたいところです。

次はJALカードSuicaのシリーズを見てみましょう。表では番号で区分します。

⑪JALカードSuica
⑫JALカードSuica CLUB-Aカード
⑬JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード

比較項目/カード番号
入会搭乗ボーナスマイル 1,000マイル 5,000マイル 5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナスマイル 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル
搭乗ごとのボーナス フライトマイル
10%プラス
フライトマイル
25%プラス
フライトマイル
25%プラス
JALカードショッピングマイル・プレミアム
JALマイル2倍!
※通常年会費4,950円(税込)

年会費無料
JALカード特約店でJALマイル2倍
VIEWプラス商品でJRE POINT3倍
(税込1,000円=15pt)で還元率1.5%
SuicaチャージでJRE POINT3倍
(税込1,000円=15pt)で還元率1.5%
JRE POINT加盟店でJRE POINTカード
提示で100円(税抜)=1pt(還元率1%)
登録したSuicaを対象店で利用すると
JRE POINTが100円 or 200円(税込)=1pt
ポイントモール「VIEWショッピングステーション」
JRE POINT+1倍〜37倍
JRE MALLで合計還元率3.5%

JALマイルの貯まり方は、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に加入しているかどうかで大きく差がでます。

未加入の場合は、200円ごとに1マイル(マイル付与率0.5%)ということでしたが、加入すると、普段のお支払いで2倍貯まるようになります。つまり、100円ごとに1マイル(マイル付与率1%)貯まるということです。

ただし、JALカードショッピングマイル・プレミアムは、JALカードSuicaとJALカードSuica CLUB-Aカードは年会費4,950円(税込)がかかります。

このJALカードショッピングマイル・プレミアムは、唯一、年会費19,000円のJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、自動入会となり年会費無料となります。

強いていうならANAカードの2倍コース(旧10マイルコース)の移行手数料に相当しますが、こちらは年度ごと(4/1~翌年3/31)に移行手数料で6,000円(税抜)かかります。

いずれにしてもJALカードに入会するならJALマイラーとして積極的にJALマイルを貯めていきたいというのはもちろん、サービス・ステイタス(※)UPを目指す方も多いでしょうから入会は必須級です。
(※)いわゆるダイヤモンド、JGCプレミア、サファイアなどのこと。

JALカードSuicaとJALカードSuica CLUB-Aカードは、年会費3,000円(税抜)かかるものの加入した方がシンプルにお得ですし、年間利用額30万円以上で年会費3,000円(税抜)を取り戻すことができます。

JALカードをJALカード特約店で利用すればJALマイルが2倍となる優遇があります。ANAカードでいうANAカードマイルプラス加盟店に相当するマイルがお得に貯まるサービスです。

JALカード特約店は、日本全国に約54,000店舗ある特約店では、トラベル・宿泊、ショッピング、レストラン、暮らし、美容・健康・医療、ゴルフ場など、さまざまなジャンルの店舗が加盟しています。(JALカード特約店一覧

嬉しいことにJALマイル2倍となるJALカードショッピングマイル・プレミアムに加入していると、JALカード特約店での2倍と重複されるので4倍となります。
したがって、マイル付与率2%でさらにお得です。

中間ランクのJALカードSuica CLUB-Aカードと最上位(※)のJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードでは、入会搭乗ボーナスマイルも毎年初回搭乗ボーナスマイルも搭乗ごとのボーナスも同じとなっています。(※)Suica無しのタイプならプラチナカードもあります。

また、JALカードと言えば、上級会員ステイタスのJGC会員があり、同会員資格を一度GETしてしまえば永久的にJALの上級会員の特典を楽しめるということから、多くの方が最初はこれを目指します。

まず、JAL普通カードのシリーズ、つまりJALカードSuicaは、JGCに切り替えできませんので、JGCを目指す方ならこの時点で除外です。

では、JGCを目指すなら残ったJALカードSuica CLUB-AカードとJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードでは、どっちを選べば良いのか?という話になってきますが、私個人としては、年会費10,000円(税抜)のJALカードSuica CLUB-Aカードをおすすめします。

JGC会員資格は、前述のとおり一度手に入れることができたら、ずっと維持できるのが何よりの魅力。

ただその反面、もちろんキープし続けるということは年会費を支払い続ける必要があることを意味します。

あと、家族カードも作る予定なら、本会員と同額の年会費がかかるので、なおのこと、維持費の上でも最安値の券種が有利になってきます。

JALグローバルクラブ(JGC)カードで、どれがオススメかについては下記のページで比較しています。

<関連記事>
JALグローバルクラブ(JGC)カードのどれがオススメかを比較まとめ!

 

優待特典・サービスの違いを比較

優待特典・サービス面の違いですが、ここは更に各カードの個性が色濃く出てくる部分です。なおここでは、ポイント優遇の特典については、先程の章で解説済みなので除外します。

たとえば、ビックカメラSuicaカードだけが享受できる下記のポイントアップの優遇など。

<ビックカメラSuicaカードならではのポイント優遇>
ビックカメラ/コジマ/ソフマップでのビックカメラSuicaカード利用で10%の高還元!
上記3店舗にてリボ払い・分割払い3回以上でポイント1%加算され還元率11%!
上記3店舗にてSuicaチャージ分のお支払いで合計ポイント11.5%の超高還元!

では、まずはビューカード共通の基本特典を見てみましょう。

<ビューカード共通の主な基本特典>
ビューカード会員限定特典(ホテル・レジャー・ダイニングなど)
JR東海エクスプレス予約(ビュー・エクスプレス特約)
VIEWベネフィットパス(多彩なジャンルで140万件もの割引など特典を利用可能!)※月額300円(税抜)
会員誌「VIEW’s news(ビューズニューズ)」
ビューカード外貨両替センターでレート優遇

ホテル・レジャー・ダイニングなど様々なジャンルで割引などの優待をうけられるビューカード会員限定特典があります。

特にJR東日本ホテルズやJRホテルグループ、東急ホテルズなどは、一般ランクのビューカードでも利用できることを考えると割引などの優待がなかなかアツいです。

JR東海エクスプレス予約(ビュー・エクスプレス特約)は、東海道・山陽新幹線のネット予約でお得にチケットレスで便利に乗車ができるようになるサービスのこと。※プラスEXは2017年9月2日にサービス拡充の一環でエクスプレス予約に統合されました。

JR東海エクスプレス予約のメリットは、以下のとおり。

 <JR東海エクスプレス予約のメリット>
365日いつでもお得な会員価格!
早めの予約でさらにお得な早特チケットも!
スマホやPCなどからカンタン予約!発車時刻の4分前までOK!
空席情報を確認しながら希望の座席をリクエストOK!
利用代金はクレジットカードで自動決済!クレジットのポイントもGET!
予約変更は何度でも手数料無料(予約キャンセルは手数料が必要)
きっぷの受取不要!同サービスとモバイルSuicaを連携させたスマホ1台で乗車可能!

ビュー・エクスプレス特約は、モバイルSuicaでのみ利用できます。そのため、EX-ICカードは発行されません。

その代わりに「エクスプレス予約会員証」が発行されます。年会費は1,000円(税抜)です。

登録が完了すると、東海道・山陽新幹線と在来線の乗り降りが、ビュー・エクスプレス特約とモバイルSuicaを紐づけたスマホ1台で可能になります。

年会費1,000円(税抜)かかるものの、加入後は通常なら料金が値上げされる繁忙期を含め年間にわたってずっとお得な料金で乗車できるので、年に数回、東海道・山陽新幹線を利用する方なら一押しのサービスといえます。

VIEWベネフィットパスでは、レジャー、旅行、宿泊、グルメ、スポーツなど多種多様なジャンルで140万件もの膨大な身近な施設・サービスのプログラムにて割引など特典を利用できます。

月額300円(税抜)の有料オプションではあるものの、ほぼ常になにかしら初月無料などのキャンペーンがあるので、この無料時期に要・不要を判断すると良いでしょう。

株式会社ビューカードが直接発行するビューカードのシリーズの全会員が利用できるVIEW’s news(ビューズニューズ)という会員誌があります。

毎月季節に合わせたおすすめ旅行や会員限定のキャンペーン、優待などおトクな情報を掲載しています。ページ数でいえば6P〜8Pほどのボリュームです。

ホテルやダイニング優待、チケット優待、ベックスコーヒーショップやリラクゼなどで使える割引クーポンなどもあるので、月に1回はパラパラとでも閲覧しておきたいところです。

なお、WEB明細を利用していたらVIEW’s NETからPDF版で見ることになります。

ビューカード外貨両替センター有人店舗の窓口でビューカードを提示すると両替レートを”優遇”してもらえます。

ビューカード外貨両替センター自体は、国内を代表する両替業者のトラベレックスジャパン株式会社に業務委託をして運営しています。

したがって、取り扱い通貨も全31種類と豊富で、それぞれ日本円と便利にお得に相互両替することができます。

<ルミネカードのオリジナル特典・メリット>は次のとおりです。

ルミネ・ニュウマン、ネット通販「i LUMINE」で常に5%OFF!
ルミネ・ニュウマン、ネット通販「i LUMINE」で年に数回10%OFF!
ファッション、雑貨、食品系、レストラン・カフェ、本・CD・DVDなどのジャンルをはじめ、ユニクロ、ロフト、無印良品、スタバなどの人気店舗の商品のほとんどで享受でき対象範囲が広いのも強み!
ルミネのアプリ「ONE LUMINE」と連携でルミネマイル獲得で更なる独自特典を享受!
ルミネ・ニュウマン、ネット通販「i LUMINE」での年間利用額(1月1日~12月31日)に応じてルミネ商品券をプレゼント!
年間利用100万円以上の会員は「プレミアム体験キャンペーン」に抽選で参加できるスペシャルVIPサービス!
国内外20万ヵ所以上の多様なジャンルの施設・サービスで割引などの優待をうけられるルミネスタイル!(中身はクラブオフ)

まず、ルミネ・ニュウマン、ネット通販「i LUMINE」でお得になるビューカードといえば、先程の『ポイント・マイルの優遇の違いを比較』の章でお伝えしていたとおり、JRE CARD全タイプで上記店舗にて利用金額1,000円(税込)につきJRE POINT 35ポイントたまり3.5%の高還元となるというお話をしていたと思います。

つまり、JRE CARDとルミネカードのどっちの方がお得か?ということになりますが、結論から言うと、ルミネでの年間の利用額や、アトレ、アトレヴィ、プレイアトレ、ボックスヒル、グランデュオ、テルミナなどのJRE CARD優待店も利用するか否かによって違ってきます。

JRE CARDとルミネカードの2券種において、ルミネ・ニュウマンでの年間利用額に対するお得になる金額を比較すると以下のとおりですが、

でそれぞれ計算しています。

年間利用額 JRE CARD ルミネカード
50,000円 1,750円お得 2,500円お得
100,000円 3,500円お得 5,000円お得
200,000円 7,000円お得 10,000円お得
300,000円 10,500円お得 15,000円お得

JRE CARDよりもルミネカードの方がオススメといえるのはルミネ・ニュウマンでの年間利用額が年10万円以上になるかが目安となりそうです。

あと、JRE CARDよりもルミネカードの方が年会費が高いので、ルミネで年10万円使わないよ、ということならJRE CARDの方が良いです。

一方で、ルミネカードでは、ルミネ・ニュウマン、ネット通販「i LUMINE」で年に数回10%OFFになるビックキャンペーンが開催されますし、それにファッション、雑貨、食品系、レストラン・カフェ、本・CD・DVDなどのジャンルをはじめ、ユニクロ、ロフト、無印良品、スタバなどの人気店舗の商品のほとんどで享受でき対象範囲が広いのも強みなので、ルミネにしょっちゅう行く方ならルミネカードも全然アリです。

次に話は変わって、シニア層だけが作れる年会費2,386円(税抜)の大人の休日倶楽部ミドルカードと3,968円(税抜)の大人の休日倶楽部ジパングカードの特典を比較してみましょう。

特典・サービス 大人の休日倶楽部ミドルカード 大人の休日倶楽部ジパングカード
JR東日本線・JR北海道線の切符が条件次第で何回でも割引 5%割引 30%割引
日本全国のJR全線で切符が条件次第で20回まで割引 20% or 30%割引
びゅう国内旅行商品なら同行者も全員5%割引
人気の大人の休日倶楽部パスを優待料金で購入可能
大人の休日倶楽部パスのお得な各種特典
JR東日本指定の休憩店での特典
大人の休日サロンを利用(東京・神田万世橋・仙台の3ヵ所)
大人の休日倶楽部のポイント「おときゅうポイント」
会員誌「ジパング倶楽部」(毎月郵送)
その他、趣味の会など大人の休日倶楽部カード共通特典

大前提として作成できる年齢条件が、大人の休日倶楽部ミドルカードが『男性は満50歳以上64歳、女性は満50歳以上59歳まで』、大人の休日倶楽部ジパングカードが『男性は満65歳以上、女性は満60歳以上』となりますが、異なる特典の個数自体には、それほど差がないことがわかります。

とはいえ、大人の休日倶楽部ジパングカードのJR東日本線・JR北海道線の切符が条件次第で何回でも30%割引、そして日本全国のJR全線で切符が20回まで20%割引または30%割引は目を見張るものがあります。

条件次第の意味は、それぞれの割引エリア内の路線で片道・往復・連続で201キロ以上利用することで各種割引が適用となります。

日本全国のJR全線で切符が20回まで割引というのは、1~3回目が20%割引(更新会員は初回から30%割引)で、4~20回目が30%割引になるという意味です。

旅好きでアクティブなご年配の方なら検討してみて損のないクレジットカードいえるでしょう。

お次は、ゴールドカードならではの特典、すなわちビューゴールドプラスカードとJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードならではの優待サービスをみていきます。

ただ、ここではJAL CLUB-Aゴールドカード共通特典はひとまず除外し、まずはビューカードのゴールドカード特典にスポットをあてます。ということでビューカードのゴールドカード限定特典は以下のとおり。

<ビューゴールドプラスカード/JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード共通の限定特典>
家族カード会員の年会費は1枚目は永年無料!(ビューゴールドプラスカード限定)
ビューETCカードの年会費が無料!
ビューゴールドボーナス(年間利用額に応じてボーナスポイントGET!)
入会特典/利用特典!
東京駅「ビューゴールドラウンジ」を利用できるのはビューカード発行のゴールドカードだけ!
空港ラウンジサービスは年中使い放題!
空港宅配JAL ABC優待サービス(手荷物宅配、防寒具一時預かり、レンタルモバイルetc.)
様々なジャンルのゴールドカード優待特典「Station+」と「Family Smile
海外・国内旅行傷害保険はどちらも最高5,000万円補償で、便利な自動付帯!
ショッピング保険は年間最高300万円補償でプラチナカード並!
年2回無料で届く充実コンテンツの会員誌「VIEW Premium(ビュープレミアム)
ゴールドカード会員限定の貴重なイベント・セミナーへの参加!

ビューゴールドプラスカードは、家族会員1人までなら年会費永年無料です。そのため本会員1人+家族会員1人なら、一人あたりの年会費は実質5,000円(税抜)となります。

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの方は、本会員が19,000円(税抜)であるのに対して、家族会員は11,000円安い8,000円(税抜)です。

ビューETCカードの年会費は、ビューゴールドプラスカードとJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードもどちらも永年無料です。新規発行手数料などの諸費用も無料となっています。ETCカードは他のビューカードですと年会費477円(税抜)かかるので純粋に嬉しいですね。

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの方で、ビューETCカードを利用すると当然、JALマイルがしっかり貯まります。

どれも流石はゴールドカードの特典と言われる内容ですが、中でも東京駅構内にあるビューゴールドラウンジを利用できるというのは、他のゴールドカード以上にはない”唯一無二”の貴重な特典です!

では、次にJALカードSuicaのシリーズの特典・サービスを比較してみます。

※下記は便宜上、税抜表示としています。

比較項目 JALカードSuica(普通) JALカード Suica CLUB-Aカード JALカード Suica CLUB-Aゴールドカード
発行会社 株式会社ビューカード(提携会社は株式会社ジャルカード)
申込資格
(入会条件)
満18歳以上(高校生を除く) 満18歳以上(高校生を除く) 満20歳以上の安定した収入のある方
国際ブランド JCB JCB JCB
年会費(税抜) 本会員 2,000円(初年度無料) 10,000円 19,000円
JALカードショッピングマイル・プレミアム 4,500円 4,500円 無料(自動入会)
年間合計コスト 5,000円  13,000円 19,000円
家族カード会員 1,000円 3,500円 8,000円
ETCカード 477円 477円 無料
ショッピングマイル付与率 通常利用 0.50% 0.50% 1%
ショッピングマイル・プレミアム加入 1% 1%
JALカード特約店
(航空券などの購入でマイル2倍)
通常利用 1% 1%
ショッピングマイル・プレミアム加入 2% 2% 2%
マイル有効期間 3年 3年 3年
入会/継続ボーナスマイル 1,000/1,000 5,000/2,000 5,000/2,000
フライトボーナス
(搭乗ごとに付与)
10% 25% 25%
JGCカード切り替え
JALビジネスクラス・ チェックイン
会員誌「AGORA(アゴラ)」
JALオリジナルカレンダー
JALビジネスきっぷ
(当日の予約・変更が可能、マイルが100%貯まる)
ホテルニッコー & JALシティの割引・特典
JALパックの割引
(国内・海外パッケージツアーが最大5%割引)
国内空港店舗・免税店での割引 5%割引 10%割引 10%割引
機内販売割引
(JAL/JTA機内販売商品が10%割引)
日本語の救急サービス
24時間健康・医療相談
入会/利用特典でJRE POINTボーナス JRE POINT5,000ポイント(5,000円相当)
東京駅「ビューゴールドラウンジ」
空港ラウンジサービス
(サクララウンジではなくカード会社提供ラウンジ)

まず、JALグローバルクラブ(JGC)のステイタス取得を目指すなら必ず”JALカード Suica CLUB-Aカード以上”のカードランクを選びましょう。

中間ランクのJALカード Suica CLUB-Aカードの入会条件は、一般のJALカードSuica(普通)と同じで満18歳以上から申し込めます。高校生は不可であるものの大学生や専門学生も申込み可能です。

あとは、自分の中で活用できる特典を見比べてベストな一枚を選びましょうということになりますが、先程の『ポイント・マイルの優遇の違いを比較』の章でお伝えしたとおり、年会費に対するコストパフォーマンスを踏まえるとJALカード Suica CLUB-Aカードがおすすめと考えます。

 

付帯保険の違いを比較

次に海外旅行傷害保険国内旅行傷害保険ショッピングプロテクション(ショッピング保険)の補償内容などの違いを比較してみたいと思いますが、以下のビューカードは3つの保険ともすべて共通内容です。

海外旅行傷害保険 保険の種類 最高保険金額
(本人会員/家族会員)
付帯条件 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 最高500万円
傷害治療費用 最高50万円
疾病治療費用 最高50万円
賠償責任
携行品損害
救援者費用
国内旅行傷害保険 保険の種類 最高保険金額
(本人会員/家族会員)
付帯条件 利用付帯
死亡・後遺障害 最高1,000万円
入院保険金 日額3,000円
通院保険金 日額2,000円
手術保険金 入院保険金日額の10倍または5倍
ショッピングプロテクション(ショッピング保険)

(ビューカード旅行傷害保険の案内)

まず、ショッピング保険は付きません。海外旅行傷害保険は、便利な自動付帯で、よく活用される傷害治療費用と疾病治療費用がありますが各最高50万円と、海外の高額医療費を考えたら心もとない水準です。

国内旅行傷害保険は、利用付帯ではあるものの重要な入院/通院/手術保険金があるのが長所といえます。

無料カードや年会費が安いカードだと、国内旅行傷害保険が付いていても、そう使うことがないであろう死亡・後遺障害しか付帯しないケースが多いです。

次にビューゴールドプラスカードの各種付帯保険ですが、こちらはショッピング保険までバッチリつきます。

国内と海外の利用どちらも対象であり、何よりプラチナカード級の年間300万円の補償額は素晴らしいです。

海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険も、どちらも嬉しい自動付帯であり補償額の増額や守備範囲が広がるなどより充実しています。

海外旅行傷害保険 保険の種類 最高保険金額
(本人会員/家族会員)
付帯条件 自動付帯
傷害死亡 最高5,000万円
傷害・後遺障害 程度により200万円〜5,000万円
傷害治療費用 最高100万円
※1傷害治療
疾病治療費用 最高100万円
※1疾病治療
賠償責任 最高3,000万円
※1事故限度額
携行品損害 最高20万円
※1旅行かつ年間累計
救援者費用 最高100万円
※年間累計額
国内旅行傷害保険 保険の種類 最高保険金額
(本人会員/家族会員)
付帯条件 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
入院保険金 日額5,000円
通院保険金 日額2,000円
手術保険金 入院保険金日額の10倍または5倍
ショッピングプロテクション
(ショッピング保険)
年間300万円限度
※国内・海外どちらも対象
※補償期間は購入日から90日間
※1事故あたり自己負担額5,000円

(ビューゴールドプラスカード付帯保険の案内)

さいごにJALカードSuicaの各ランクの付帯保険の内容を比較してみましょう。

海外旅行傷害保険 比較項目 JALカードSuica(普通) JALカード Suica CLUB-Aカード JALカード Suica CLUB-Aゴールドカード
付帯条件 自動付帯 自動付帯 自動付帯
家族特約
[]内は家族特約
死亡・後遺障害 1,000万円 5,000万円 5,000万円
傷害治療 150万円 150万円[150万円]
疾病治療 150万円 150万円[150万円]
救援者費用 100万円 100万円 100万円[100万円]
賠償費用 2,000万円 2,000万円[2,000万円]
携行品損害
(1旅行/年)
50万/100万
自己負担3,000円
50万円/100円[同額]
自己負担3,000円
海外航空便遅延お見舞金制度 2万円
国内旅行傷害保険 付帯条件 自動付帯 自動付帯 自動付帯
家族特約
傷害死亡・後遺障害 1,000万円 5,000万円 5,000万円
入院保険金日額 10,000円/日 10,000円/日
通院保険金日額 2,000円/日 2,000円/日
手術保険金 40万円 40万円
国内・海外航空機遅延保険
ショッピング保険(国内・海外) 最高300万円
ゴルファー保険
(国内・海外)
賠償責任(1事故の限度額) 1億円
傷害死亡 300万円
傷害後遺障害 最高300万円
傷害入院日額
(最高180日)
4,500円
傷害通院日額
(最高90日)
3,000円

付帯保険は、シンプルに年会費に比例して各種保険の充実度は変わってきます。

 

【まとめ】結論どれがオススメなのか?

ビューカードのシリーズは、JR東日本の利用や、その駅ビルにある各種商業施設をよく利用する方にはとてもお得なクレジットカードということは共通しています。

『どれがオススメ?』かとなれば、もちろんライフスタイルによって変わってくるので一概に言えない部分もありますが、JALマイルを貯めたり、JGCカード入手を目指さないのであれば、JALカードSuicaのシリーズは除外となります。

年会費無料と高還元にこだわるなら「ビックカメラSuicaカード」が一押しです。

初年度無料で、翌年度も利用金額にかかわらず年1回の利用だけでずっと無料に保有できます。この嬉しい仕様はビューカードの中でビックカメラSuicaカードのみです。

ただ、ルミネ・ニュウマンなどの駅ビルなどにある各種商業施設、通販サイト「i LUMINE」の利用が多いなら年会費477円(税抜)のJRE CARD、または年会費953円(税抜)のルミネカードもアリです。上記2券種は、どちらも初年度の年会費が無料となっています。

一方で、JR東日本はそれなりの頻度で利用するけど、駅ビルの各種商業施設の利用はそれほど多くないなら年会費477円(税抜)の「ビュー・スイカ」 カードが候補になります。

とはいえ、駅ビルなどの商業施設の利用が多くないといっても、他のビューカードのシリーズ同様にアトレやアトレヴィ、ボックスヒル、グランデュオ、テルミナなどJRE POINTカードの提示でポイントが貯まるJRE POINT加盟店でJRE POINTを貯められたり、

NewDaysやacure、Becker’s(ベッカーズ)、JR東日本ホテルメッツ、そして還元率は落ちますがルミネ・ニュウマンなど登録したSuicaの利用でポイントが貯まるお店でJRE POINTを獲得する方法はあります。

あとは、東京駅発の鉄道旅行や空の旅が多いならビューゴールドラウンジ空港ラウンジサービスを利用できる「ビューゴールドプラスカード」がオススメといえます。特にビューゴールドラウンジは、ビューカードが発行するゴールドカードでしか利用できないので貴重です。

シニア層だけが作れる、初年度無料・2年目以降の年会費2,386円(税抜)の大人の休日倶楽部ミドルカードや、年会費3,968円(税抜)の大人の休日倶楽部ジパングカードも捨てがたい魅力があります。

シニア層だけが作れるというのは、もちろん入会条件が大人の休日倶楽部ミドルカードが『男性は満50歳以上64歳、女性は満50歳以上59歳まで』、大人の休日倶楽部ジパングカードが『男性は満65歳以上、女性は満60歳以上』であるからです。

特に後者の大人の休日倶楽部ジパングカードのJR東日本線・JR北海道線の切符が条件次第で何回でも30%割引、そして日本全国のJR全線で切符が20回まで20%割引または30%割引は強烈です。

条件次第というのは、それぞれの割引エリア内の路線で片道・往復・連続で201キロ以上利用することで各種割引が適用されるという意味となります。

日本全国のJR全線で切符が20回まで割引というのは、1~3回目が20%割引(更新会員は初回から30%割引)で、4~20回目が30%割引になるという意味です。

一方の大人の休日倶楽部ミドルカードは、JR東日本線・JR北海道線の切符の割引は切符5%OFFに落ち着いて、国内JR全線での割引はないものの、それ以外は毎月発送される会員誌「ジパング倶楽部」が非対応であることを除けば、共通して優待を享受できるので悪くはありません。

旅好きでアクティブなご年配の方なら検討してみて損のない交通系と旅行系を上手く融合させたクレジットカードいえるでしょう。

ということで、年齢や各人のライフスタイルによって、どれが最適なのかは変わってきますが、今回お伝えしたことを参考に、あなたなりにベストなビューカードを見つけてくださいね。^^

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