JALグローバルクラブ(JGC)上級会員のメリット・デメリット、入会条件・方法、特典を解説!
JALグローバルクラブ(JGC)は、JAL(日本航空)の上級会員の一つです。JALマイレージバンク(JMB)のサービスステイタス会員といえば、JMBクリスタル、JMBサファイア、JMBダイヤモンドがあります。
ただ、上記JMBステイタスとは別枠でJMBサファイア会員とほぼ同様のVIP待遇を受けられるJGCというステイタスも存在します。
JGCのそもそものメリットとして、一度入会すると一般のクレジットカードと同様に年会費を支払い続けさえすれば、自分から退会したり、JAL側で制度変更しない限りはJGC資格をずっとキープできる点にあります。
JALといえば航空連合の一角であるワンワールド(oneworld)に加盟しているため、JGC保有者は、ワンワールドの上級会員資格のサファイアも保有できます。
したがって、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、カタール航空、カンタス航空、フィンエアー、マレーシア航空などフライトにも上級会員ならではの優遇を享受可能です。
JALグローバルクラブのメリット・デメリット、JGC入会条件・方法、その他注意点などについてマルっと解説します。
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【もくじ】
JGC入会条件とJMB/ワンワールドステイタス
JALグローバルクラブ(JGC)は、JALの上級会員制度のFLY ON プログラムのステイタスの一つ。
通常、JALのサービスステイタスは、1年(1月〜12月)ごとに毎年更新されます。
これは他の航空会社が用意するステイタス制度も同様で、現状のステイタスを維持するための条件を満たせなければ会員資格はランクダウンするか、失効してしまうのが一般的です。
その点、JGCは毎年の更新ではなく、クレジットカードのJGCカードを保有し続ければ、永続的にJGC会員のままでいられるのが大きな特長となっています。
毎年更新されるJALのサービスステイタスは、4ランク制です。
各ステイタスランクごとに設定されたFOP(FLY ON ポイント)獲得、または搭乗回数をクリアすることで、上級会員になる資格を獲得できます。
あと、ワンワールドの上級会員制度であるエリートステイタスも同時に獲得可能です。
JMBステイタス | ワンワールドのエリートステイタス | 入会条件(毎年1月〜12月) | |
FLY ON ポイント | 搭乗回数 | ||
クリスタル | ルビー | 30,000FOP(うちJALグループ便15,000FOP)以上 | 30回(うちJALグループ便15回)+10,000FOP以上 |
サファイア | サファイア | 50,000FOP(うちJALグループ便25,000FOP)以上 | 50回(うちJALグループ便25回)+15,000FOP以上 |
JGCプレミア (JGCカード会員限定) |
エメラルド | 80,000FOP(うちJALグループ便40,000FOP)以上 | 80回(うちJALグループ便40回)+25,000FOP以上 |
ダイヤモンド | エメラルド | 100,000FOP(うちJALグループ便50,000FOP)以上 | 120回(うちJALグループ便60回)+35,000FOP以上 |
クリスタル→サファイア→JGCプレミア→ダイヤモンドとステータスがランクアップするごとに受けられる特典・サービスも変わります。
上記は、年間ステータスであり、会員資格をキープできるのはクリアした年から翌々年3月までとなります。
例えば2020年にクリスタルの条件を達成したなら、このときのステイタスの有効期限は2022年3月末までということです。
会員資格を維持するには、FLY ON ポイント、および搭乗回数の条件を毎年達成する必要があります。
正直、しょっちゅうJALの飛行機にのって海外旅行に行く旅行者や海外出張の多いビジネスパーソンなどで無い限り、毎年先程の表にあった条件を達成するのは、かなり厳しいものがあります。
ただし、JALグローバルクラブに限っては例外で、一度、JMBサファイアの条件を達成してしまえば(=JALグローバルクラブ(JGC)の入会案内が届く)、獲得したJGC会員資格を退会でもしない限り、永久的に保有できるのが最大の特長です。
つまり、クレジットカードのJGCカード(CLUB-Aカード以上のカードランク)を保有し続ければ良いだけ!
しかも、本会員さえJGCの会員資格を取得しさえすれば家族カード会員も無条件で同じ資格を得られます。ヽ(´▽`)/
ステイタス名 | 会員資格の維持 |
JALグローバルクラブ(JGC) | 一度でも条件を達成するとJGCカードの年会費を支払い続ける限り会員資格を維持可能。家族会員も無条件で発行対象。 |
クリスタル サファイア JGCプレミア ダイヤモンド |
毎年、各ランクごとに設定されたFLY ON ポイントと搭乗回数の条件達成が必要。あくまで本人のみで家族は対象外。 |
JGCのクレジットカードを保有し続ければ、ずっと資格をキープでき、なおかつ家族会員もすぐさまJALの上級会員資格の特典を楽しめるのは、日本ならではの極めて優れた制度です。
海外の数ある航空会社では例を見ません。
そんな事情もあることから、いつ門戸を閉ざしても決しておかしくはなく、入会資格がシビアになる可能性も常にはらんでいます。
いつ扉が閉まってもおかしくはなく、入会条件が厳しくなるリスクは常に存在しています。
当然、既存のJGC会員サービス内容の低下も無きにしもあらずです。
いずれにしてもJGC会員入会にはJMB(JALマイレージバンク)会員登録しておく必要があるため、事前にアカウントを作成する必要があります。
入会金や年会費などは不要で完全無料です。
FLY ON ポイントか搭乗回数の積算が必須
JALグローバルクラブの入会方法を改めておさらいするとJMBステイタスのサファイアを目指すこと。
「FLY ONポイント」または「搭乗回数」のどちらかの条件クリアが条件。
★FLY ONポイント:毎年(1~12月)の12ヵ月間で50,000FLY ON ポイント(うちJALグループ便25,000FLY ON ポイント)以上の搭乗
★搭乗回数:50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ON ポイント以上の搭乗
そもそものJALマイルとFLY ON ポイントの違いを整理すると次のとおりです。
項目 | 貯め方・用途 |
JALマイル | ●フライトやホテルでの宿泊、ショッピングの利用などで付与。 ●特典交換に必要なマイル数に達すると特典航空券やe JALポイント、クーポンなど様々な商品・サービスへ交換可能に。 |
FLY ON ポイント | ●ステイタス獲得のために付与されるポイント。特典交換には利用不可。 ●JMBマイル積算対象運賃で、JALグループ便やワンワールド加盟航空会社便へ搭乗するとFLY ONポイント付与。 ●年間(1~12月)で一定数たまると、JMBダイヤモンド・JGCプレミア・JMBサファイア・JMBクリスタルのサービスを利用可能に。 |
FLY ONポイントは、JALの上級会員を獲得するために必要なポイントと思ってもらえればと思います。
JAL公式サイトでJMBマイル積算対象運賃のJALグループ便やワンワールド加盟航空会社便へ搭乗するとFLY ONポイントが自動的に付与されます。
FLY ONポイントの付与時期・タイミングは、フライトの2~3日後にFLY ONポイントと搭乗回数がカウントされるので割と早いのが有り難いです。
エアトリ、スカイチケットなど一括比較サイトで購入した場合は、事後申請が基本なので、利用する機会があれば必ず確認してください。
旅行会社のパッケージツアーにセットで付属するJALグループ便やワンワールド所属の航空会社の航空券もJMBマイル積算対象運賃なら同様です。
FLY ON ポイントは基本的に、JALマイルに連動しているため、フライトが長距離になるほど、座席クラスが上がるほど獲得数がアップします。
また、加算率が日本国内は2倍、アジア地域が1.5倍という優遇もあります。
JMBマイル積算対象運賃のJALグループ便、ワンワールド加盟の航空会社の便を利用すれば、確実にFLY ONポイント・搭乗回数は積算されます。
下記の条件を達成すれば念願のJGC(≒JMBサファイア)会員資格を取得することが可能です。
「FLY ONポイント」または「搭乗回数」のどちらかの条件クリアが条件。
★FLY ONポイント:毎年(1~12月)の12ヵ月間で50,000FLY ON ポイント(うちJALグループ便25,000FLY ON ポイント)以上の搭乗
★搭乗回数:50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ON ポイント以上の搭乗
JALグローバルクラブのメリット・特徴
JALグローバルクラブは、通常のJMBサービスステイタス会員やワンワールドのエリートステイタスと比較しても優れています。
おさらいになりますが、JGCの最大のメリットは、一度、取得すれば自分から解約をしない限り会員資格をずっとキープできる点にあります。
★ワンワールドの上級会員資格も無条件で取得可能に
★家族カード会員もJGCカードを発行可能に
★JGC入会条件にはANAのSFCにはない搭乗回数の項目あり
ANAのSFCと比較するとJGC入会条件には搭乗回数の項目もあるのも大きなポイントです。
それぞれ深掘りしてみていきましょう!
JGCは永久的にJALの上級会員を維持できる!
JALグローバルクラブの何よりのメリットが、やはり一度入会資格を獲得しさえすれば、ずっとJALの上級会員のサービスを楽しめることにあります。
JMBクリスタル、JMBサファイア、JGCプレミア、JMBダイヤモンドは、毎年(1月〜12月)所定の条件をクリアしないとリセットされてしまいます。
その点、JGCなら1年間(1月〜12月)ちょっと修行してJMBサファイアの達成条件をクリアしてしまえばオッケーなのが秀美です。
とはいえ、JALグローバルクラブのCLUB-Aカード以上のクレジットカードを解約はもちろんですが、支払い遅延など利用状況がよろしくない場合は、
当然ながらカード自体が強制退会=会員資格失効となるので、ほとんどの方には関係のない話だと思いますがご注意ください。
家族もJGCカード入会・発行OK!
本会員がJGC修行を経て晴れてJALグローバルクラブを獲得できれば、家族も無条件でJGCカードを発行できます。
JGCの家族カードもまた、本会員が享受できるJALの上級会員の特典をそのままに楽しむことができてしまいます。
JMBの各種サービスステイタス(クリスタル・サファイア・ダイヤモンド)ですと、条件を達成して取得しても本人しか適用されず、家族は対象外なので入会できません。
JGCの場合、何度かお伝えしたJGC(サファイア)の入会条件が困難な家族もJALの上級会員特典をいきなり利用できるのは絶大なメリットです。
唯一欠点を挙げると、私みたいに独り身にとってはちょっと涙目でメリットはない程度です。
ただ、配偶者やお子様がいるご家庭なら圧巻のベネフィットを享受できます。
自分の親しい友人との旅行はもちろんですが、配偶者の一人旅・出張、また友人との旅行、子供も恋人や友達と旅行に行くときも、一緒にJALの上級会員のサービスを受けることができます。
ワンワールド提携航空会社でも上級会員サービスを享受
JALグローバルクラブ会員は、JALグループだけでなく、JALが所属している航空連合のワンワールド加盟の航空会社でも、ワンワールドのエリートステイタスであるサファイア会員のサービスを利用できます。
ワンワールド加盟の航空会社の便を利用の際に、航空会社が提供する上質なビジネスクラスラウンジを利用できます。
その他、ワンワールドのサファイア会員(≒JGC会員)は、ビジネスクラス チェックインカウンター、優先セキュリティレーン、手荷物の無料許容量の優待、優先搭乗など上級会員向けのサービスが受けれます。
たとえ、旅行会社の格安ツアーに参加する場合でも、ワンワールドの航空会社のフライトなら、ANAと同じくVIP待遇さながらのサービスを利用できます。
中でも大きいのは、JALサクララウンジはもちろん、ワンワールド加盟の航空会社が運営するビジネスクラスラウンジやフリークエント・フライヤーラウンジも同時に入室できることです。
つまり、本来はビジネスクラス利用者のみが使える航空会社のラウンジを利用できてしまうことを意味します。
サービス・設備・内装などカード会社が提供するラウンジとは、レベルが違う格上のラウンジです。
しかも、ビジネスクラスラウンジもフリークエント・フライヤーラウンジもワンワールドのサファイア会員(≒JGC会員)1名につき同伴者も1名無料で一緒に入れます!
もちろん、夫婦2人でワンワールドのサファイア会員(≒JGC会員)資格を保持していれば、お子様2人も含めて家族4人で豪華絢爛なラウンジを無料で利用できます。
他にも、カップルや親しい友人との旅行、会社の同僚や仕事仲間との出張の際も同様です!
JALなら搭乗回数でも上級会員資格を獲得OK!
JALで上級会員の資格の取得を目指す場合、FLY ON ポイント以外にも搭乗回数を達成することでも獲得の条件を達成できます。
その点、JALの競合であるANAの場合は、上級会員を目指すにあたって、FLY ON ポイントの制度に相当する「プレミアムポイント」のみが条件となります。
JALで搭乗回数も採用されているのが、何が良いのかというとJMBマイル積算対象運賃の中でも安い国内路線に搭乗したり、
ほんの1泊2日程度で10搭乗以上できる小型プロペラ機の離島ホッピングツアーに参加すれば、短期間で上級会員資格を獲得できてしまう点にあります。
たとえば、JGC(≒サファイア)会員資格の取得を目指すならホッピングツアーに3〜4回程度参加して、なおかつJMBマイル積算対象運賃の内、どこかしらの路線を4〜5往復ほどすれば達成可能となるわけです。^^
JALグローバルクラブの特典
JALグローバルクラブ(JGC)では、長年に渡って日本の航空業界を牽引してきたJALが提供する上級会員の至高のサービスを受けられます。
★JALサクララウンジ(国内線・国際線)
★ワンワールドのビジネスクラスラウンジ
★毎年の初回搭乗時に3,000マイル進呈
★フライトボーナスマイル積算率35%に優遇
★専用の予約デスク
★予約時の優先キャンセル待ち
★JALグローバルクラブ エントランス
★ファストセキュリティレーン(保安検査優先)
★受託手荷物の無料許容量の優待
★専用カウンターでのチェックイン
★空港での優先空席待ち
★優先搭乗(国内線・国際線)
★前方座席指定サービス(国内線・国際線)
★プライオリティバッゲージサービス(手荷物の優先引き渡し)
★入会時にノベルティとしてバッゲージタッグをプレゼント
★JGCオリジナルダイアリーか500マイルを毎年進呈
★JGCカレンダーまたは1,500 e JALポイントを毎年進呈
サクララウンジ(国内線・国際線)
JGC会員は、JALとワンワールド所属の航空会社でフライトする際は、サクララウンジを使えます。
カードラウンジとは違い航空会社提供のラウンジらしく、サービス・設備・内装もすべて格上。
ただ、国内線のサクララウンジについては、ソフトドリンク、ビール・ウイスキーなどのアルコール類、おつまみ(柿の種など)、無料Wi-Fiインターネット、新聞・雑誌などのサービス・設備を提供しています。
一方、国際線のサクララウンジとなれば、無料Wi-Fiサービスやソフトドリンクなど基本サービスはもちろん、
肉類、魚類、名物カレーなどごはん類、パン類、サラダ、その他お惣菜、ビール・ワイン・日本酒・洋酒などの提供もあり、さらにサービスが充実!
いわゆるちょっとしたビュッフェサービスも楽しめるようになります。
格上の空港ラウンジで設置されるようなシャワールームやマッサージチェアもあります。
バスタオルなどはもちろん、用意されているので、自前で準備する必要もありません。
シャワー室内にはホテルの浴室のごとくシャンプー・ボディーソープなども完備されています。
飲食を楽しみマッサージ機を使ったり、無料Wi-Fiで調べ物、新聞・雑誌の閲覧などをしていると、またたく間に時間が過ぎます。
ワンワールド ビジネスクラスラウンジ
JALまたはワンワールド加盟エアラインの搭乗時は、サクララウンジに限らずワンワールド所属の航空会社のビジネスクラスラウンジも利用可能です。
サクララウンジもある空港なら、航空会社ラウンジを複数利用できます!
一例として、羽田空港の国際線には、キャセイパシフィック航空のラウンジも設置されているため、JGC(≒サファイア)会員も入室可能です。
<キャセイパシフィックラウンジ(羽田空港の国際線)>
特に海外の空港には、サクララウンジがない空港がほとんどなので、ワンワールドの航空会社ラウンジを利用できるのは大きなメリットです。
たとえば、シンガポールのチャンギ国際空港では、ブリティッシュ・エアウェイズやカンタス航空の空港ラウンジを利用できます。
<ブリティッシュ・エアウェイズのラウンジ(チャンギ国際空港)>
ブリティッシュ・エアウェイズのラウンジは、後に紹介するカンタス・シンガポール・ラウンジと比較して内部は広くないものの、とにかく内装・インテリアがオシャレという言葉がしっくりきます。
ビュッフェ形式の食事も楽しめて、クオリティは、まぁこんなもんかといったところだが種類はなかなか豊富。
デザートも色々楽しめます。
ソフトドリンクやコーヒー・紅茶は、もちろんあります。
バーも併設されており、お酒類も割とレパートリーに富んでいます。
特にワインが充実していました。
もちろん、清潔感あるシャワールームも併設。
<カンタス・シンガポール・ラウンジ(チャンギ国際空港)>
カンタス航空のシンガポールラウンジの内部は、先程のブリティッシュ・エアウェイズのラウンジと比べてかなり広いです。
少なくとも私が利用したときは、混雑していることはほとんどありませんでした。
ビュッフェサービスでは、地元のシンガポール料理を含めたアジア料理、麺類、その他、洋食系などいわゆる多国籍料理を提供しており、かなり充実しています。
酒類もなかなか豊富なので、空港で食事をするならカンタス・シンガポール・ラウンジでも楽しめます。
フルーツ・デザート類も本格的。
オーダー式のメニューも2種類あり、できたて料理を楽しめます。
個人的にはモロッコ風チキン料理が美味でした♪他にもシンガポール風のオムレツ料理もありました。
バーカウンターもありカクテルも楽しめます。
トイレやシャワールームも大理石調で清潔感があります。
最高水準のフライトボーナス
JALグローバルクラブ(JGC)会員は、毎年JALグループ便の初回搭乗で3,000マイル、さらに搭乗ごとに区間マイルの35%のフライトボーナスを得られます。
通常のJALカードの場合、最上位のJALカード プラチナでも、フライトボーナスマイルが25%にとどまるので、JGCカードの+10%は強烈です。
毎年の初回搭乗ボーナスでは、JAL CLUB-Aカード以上のランクのJALカード特典の2,000マイルと2重取りが可能です。したがって、合計5,000マイルも獲得できます。
JGC会員ですと、フライトの度にジャラジャラとマイルが貯まり、よりスピーディに特典航空券に必要なマイル数を獲得できるようになります。
JALグローバルクラブ会員専用予約デスク
JGC会員専用予約デスクが設けられているため、フリーダイヤルの通話料無料で、一般会員と比べて早く問い合わ可能です。
通常のフライトの際にはネット予約でOKですが、特典航空券の中でも特にワンワールド所属の特典航空券の予約の際にはJGC会員専用デスクがピカイチの威力を発揮します。
オンラインで特典航空券を予約する場合は、ワンワールドの特典航空券のケースでは、基本的に毎日、空席をウォッチしていく必要があり、空いている日程の検索が手間です。
人気路線や旅行シーズンなどの繁忙期のビジネスクラス、ファーストクラスの場合、数日チェックしても空席がないという落とし穴にはまるケースがよくあります。
このようなケースで、JGC会員専用デスクに問い合わせすると、オペレーターが空いている路線を丁寧に調べてくれます。仮に、数ヶ月分の複数路線といった手間がかかる依頼も引き受けてくれてもらえます。
JGCの会員デスクの質は、プラチナカード以上に付帯するようなコンシェルジュサービスに遜色ない卓絶な対応です。
あと、要望の航空便が満席でも、キャンセル待ちの際も優先してもらえるので、一般の利用者と比べて、有利に希望時間帯・座席クラスを確保できる可能性がアップします。
搭乗時の優先サービスはサクサク進めて快適
空港での搭乗時には、JALグローバルクラブ専用カウンターでのチェックイン、ファストセキュリティレーンでの保安検査優先の優遇があります。
エコノミークラスですと、タイミングよっては、ウンザリするほどかなり混雑して何十分待ちといった時間的ロスが生じることも普通にありますよね。
ただし、JGC会員なら待ち時間が皆無ということも。スタッフの方も退屈そうにしているときすらあります。
エコノミークラスのチェックインカウンターや保安検査場と比べると、待ち時間がとても少なく、快適に手続きを済ませられます。
サクサクと必要な手続きを終えて、ビジネスクラスラウンジなどにスムーズに足を運べるのが大きなメリット。
私の場合、航空会社ラウンジは、超快適なので、なるべく早く行きたくなりますね。(﹡´◡`﹡ )
特に羽田空港のようなビジネスクラス利用者であっても手荷物検査場の優先レーンを使えない空港ではキラリと光る特典です。
JGC会員は、JALグループ便ならエコノミークラスや特典航空券利用時でも、スムーズに優先保安検査場を通れます。
搭乗時の優先サービスは、特に羽田空港の国際線利用時に強烈なメリットであり、特に混雑しているときは、その有り難さを実感できます。国際線の利用時ということで話してきましたが、国内線でも便利なサービスです。
搭乗口では優先搭乗させてもらえ、優先的に機内に入れるので、自分の席の近くにちゃんと手荷物を収納できます。
JGC特典の優先搭乗では、ダイヤモンド会員やファーストクラス利用者に次いでスムーズに入場可能です。
後から機中に入るときは、付近の手荷物置き場がすでに埋まっていて、席から離れたところに収納するしかない切ないケースもあることも。
また、一般利用者の方の場合だと、機内に列ができて、自席に行くまでも待ち時間を要したりすることもありますが、JGC会員なら基本的にほとんどそのようなケースはありません。
自分が窓側席に指定している場合、通路側席の方にどいてもらう必要もないため、スムーズに座れます。
特に3列席で2人にどいてもらう場合なども、気を使わなくて済み便利です。
前方座席指定
前方座席指定サービスとは、一般会員では確保できない前方の席・窓際の席を、JGC会員であれば指定できる嬉しいサービスです。
前方座席のメリットは、国際線のエコノミークラスの場合、前方座席では足元が広くなっているケースもあるため、他の席に比べてストレスなく快適なフライトが可能になること。
また、スムーズに乗り降りできるため、その分、旅行や仕事にスピーディに出発できることもできます。
先得など割引運賃で、だいぶ先の日程で予約しようとしたにもかかわらず前方の窓際席がすでに埋まっているなんてこともよくあります。
その理由は、JAL上級会員向けに良い席があらかじめいくつか席枠として確保されているため、一般会員の方は、たとえ早めの予約でも指定できないという事情があるため。
ちなみに、前日の午前5時には、空席が一斉に公開されるので、純粋に良席を取りたい方やJGC修行中の方などは、朝起きたらなるべく早く希望座席が開放されたかチェックしたいところです。
手荷物サービス特典
JGC会員は、受託手荷物許容量の優待があります。
通常は重量の超過で有料となるところ手荷物を無料で預けることができる嬉しいサービス。
そのため一般利用者よりも多くの手荷物を預けられます。
JALグループ便では、国際線の利用時の座席クラスにより無料で預け入れられる手荷物の個数に制限があります。
クラス | 個数 | 重さ | サイズ |
エコノミークラス プレミアムエコノミークラス |
2個 | 23kg/個 | 3辺(縦×横×高さ)の和が203cm以内 ※キャスターと持ち手含む |
ビジネスクラス ファーストクラス |
3個 | 32kg/個 |
上記の個数や重量を超過した場合は、下記の手荷物釣果料金が必要です。
- 個数超過:1個あたり5,000円〜20,000円
- 重量超過:1個あたり1,000円〜60,000円
JGC会員は、国内線の場合は、通常+20kg、国際線は、通常+1個(32kg/個)まで無料となります。
遠方への旅行や出張で荷物が多い際でも、コストを抑えてのフライトが可能です。
プライオリティ・バッゲージサービスも便利です。
到着空港では優先的に手荷物を受け取れます。運が悪いときは、一種の空港あるあるで、なかなか自分の手荷物が出てこないときもありますね?
混雑しているときなど手荷物が多い時は、引き渡しが後回しになるときさえもあります。
ただ、JGC会員なら、こんな時でも即座に手荷物を受け取って出発できます。ヽ(´▽`)/
ダイアリー/カレンダーまたはJALマイル/e JALポイントをプレゼント
JGC会員は、非売品のノベルティグッズをもらえます。
入会時は、レザー製のバッゲージタグがプレゼントされます。
表面にはJALグローバルクラブのロゴが、裏面には自分の名前が記載されている完全オリジナルアイテムです。
さらに入会後も毎年1回、以下のオリジナルプレゼントをもらえます。
★JALオリジナルダイアリーまたは 500 JALマイル
★JGCカレンダーまたは1,500 e JALポイント(1,000pt + 500pt)
ちなみに、ダイアリーの場合、2020年までは不要な場合、1,000 eJALポイントを受け取れましたが、2021年からは500マイルに変更となっています。
e JALポイントは、良く言えば1ポイント1円の価値で現金感覚で使えるとも言えますが、
1マイルの価値は一般的に2円されるケースが多く、場合によっては1マイル10円以上で使えるケースもあると考えればJALマイルへの変更は個人的には改善だと考えます。
JALマイルでイオンのWAONにお得なレートで交換可能
「
10,000JALマイルは、10,000円相当の電子マネーWAONに交換できます。
2021年3月31日まではキャンペーンで10,000マイル → 11,000 WAONとなります。
さらにJGC会員の場合は、通常からなんと+20%で10,000マイル →12,000 WAONで移行可能です。
なお、余談ですが羽田空港のJALグローバルクラブ エントランス付近にWAONステーションが設置されています。
JALマイルの使い道は、なんだかんだ特典航空券、次点でe JALポイントへの交換がお得。
ただ、当面の間、JALでのフライト予定がなく、普段イオン系列の店舗でお買い物している方なら見逃せない優遇です!
JALグローバルクラブ(JGC)入会に必要なJALカード
JALグローバルクラブ(JGC)への入会方法ひゃ、所定の条件を達成したうえでJALグローバルクラブカード(JGCカード)に申し込む必要があります。
まずは、通常のJAL CLUB-Aカード以上のカードランクのJALカードが必要なので対象カードを発行する必要があります。
ただし、JAL・JCBカードのディズニーデザインはJGCカードへの切り替え対象外なので注意してください。
JGCカード発行対象のJALカードの種類 | JALカードランクごとの年会費(税抜) | ||
CLUB-Aカード | CLUB-Aゴールドカード | プラチナカード | |
JALカード DC (VISA・Mastercard) |
10,000円 | 16,000円 | ― |
JALカード TOKYU POINT ClubQ (VISA・Mastercard) |
10,000円 | 16,000円 | ― |
JAL・JCBカード | 10,000円 | 16,000円 | 31,000円 |
JALカード OPクレジット (JCB) |
10,000円 | 16,000円 | ― |
JALカードSuica (JCB) |
10,000円 | 19,000円 | ― |
JAL アメリカン・エキスプレス・カード | ― | 19,000円 | 31,000円 |
JALダイナースカード | ― | 28,000円 | ― |
どのJGCカードがオススメなどかついては、以下で解説しています。
<関連記事>JALグローバルクラブ(JGC)カードのどれがオススメかを比較!
JALグローバルクラブ(JGC)のCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナカードのどれかを保有している限り、JGC会員資格は毎年自動更新されます。
サラッと言いましたが、海外の航空会社のステイタス制度では年間の所定の実績で会員資格の獲得やランクUP、DOWNが決まるのでJGCステイタス制度は、異例の優れた仕組みです。
万一の審査落ちのリスクを回避するため、JGC修行をはじめる前にJGC用に維持したい対象のJALカードを発行しておくのが安心です。
もちろん、晴れてJGCカードを手に入れても退会するとJGCも自動退会となり、JGCの各種特典も享受できなくなる点はお気をつけください。
●電話番号:0120-747-300
●携帯電話・国際電話:03-5460-6888
●営業時間は9:00~17:30(土・日・祝日・年末年始休)
JMBサファイア到着前にJGC申し込み「ワープ」と呼ばれています。
この方法でJALカードをJGCに切り替えすると、カード切替後にサファイアのカードが郵送されます。
すなわち「JMBサファイア」ではなく「JGCサファイア」のカードが届きます。
中には、クレジットカードのコレクションをしている方もいると思いますので、JMBサファイアのカードを入手したいなら、ワープ申請はしないでください。
JALグローバルクラブのデメリット・注意点
JALグループやワンワールドの利用機会が多いければ多い方にとっては、JALグローバルクラブ(JGC)会員資格の取得はメリット満載で大いに目指す価値がある制度です。
が、しかし、デメリットは皆無というわけでもありません。
国際線利用時のプレミアムエコノミークラスへの無償アップグレードがないなどのデメリットも存在します。
一つずつ見ていきましょう。
最低でも年会費11,000円(税込)の維持費が必要
1つ目のデメリットは、JGC会員資格を維持するためには必ず11,000円(税抜価格10,000円)以上の年間コストが毎年かかる点です。
毎年JALグループ便の初回搭乗で、JGC会員ボーナス特典3,000マイル + JAL CLUB-Aカード以上のJALカード搭乗ボーナス2,000マイルで、これだけで合計5,000マイル獲得できます。
JGCオリジナルダイアリーなしで500マイル、JALカレンダーなしで1,500e JALポイント(1,000pt+500pt)も獲得可能です。
これらを考慮すれば、少なくともJAL CLUB-AカードのランクのJGCカードの年会費10,000円(税抜)は、ほとんどJALマイルとe JALポイントで回収することができます。
家族カード会員の年会費が高い
JALグローバルクラブのJGCカードは、通常のJALカードと比較して家族カード会員の年会費が高いのもデメリット。
JGCカード発行対象のJALカード | JGC家族カード会員の年会費(税込) | ||
JGCカード | JALカード | 差額 | |
JAL CLUB-Aカード | 11,000円 | 3,850円 | 7,150円 |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 17,600円 | 8,800円 | 8,800円 |
JAL CLUB-Aゴールドカード (Suica・アメックス) |
20,900円 | 8,800円 | 12,100円 |
JALダイナースカード | 24,200円 | 9,900円 | 14,300円 |
JALカード プラチナ | 27,500円 | 17,050円 | 10,450円 |
JGCカードの家族会員の年会費は、通常のJALカードと比べてかなり高額になります。
そうは言っても、JAL便の利用実績がまっさらな配偶者や両親などの家族でも、いきなりJGCの家族カードを作れて、JGCの特典をフル利用できるのはベリーグッド♪
『JALグローバルクラブの特典』の章でお伝えした至高の特典を家族でも速攻で楽しめると考えれば、高額な年会費を補って余りあるメリットがあります。
国際線プレミアムエコノミークラスへの無償アップグレードは対象外
JALグローバルクラブ(JGC)には、国際線エコノミークラス利用時のプレミアムエコノミークラスへの無償アップグレードはありません。
競合であるANAのSFC(JGCに近い制度)では、以前、プレミアムエコノミーへの無償アップグレードが存在したものの2019年で廃止されたので、この点はANAに対して見劣りするわけでもありません。
ビジネスクラス・ファーストクラス利用者はメリットが少ない
JAL・ワンワールド加盟エアラインの国際線利用時におけるフライトでビジネスクラス・ファーストクラス、国内線でファーストクラスのみを利用する方には、JGCの魅力は半減します。
JALグローバルクラブ特典は、JALやワンワールドのエアライン利用時のサービスがメインですが、これらはビジネスクラスやファーストクラスは利用者ならほとんど享受可能です。
たとえば、飛行機を利用しての旅行や出張の頻度はそれほど多くなく貯めたJALマイルでビジネス・ファーストクラスを利用するだけという方や、
海外旅行はビジネスクラスがセットになったツアーのみという方などにとってはメリットは感じにくくなります。
また、JALやワンワールド所属の航空会社自体を利用する機会が少なく、たとえば、ANAやLCC,ワンワールド以外の航空連合であるスターアライアンス、スカイチームの搭乗がメインという方もJGC特典を最大限に活かすことができません。
JAL、ワンワールド加盟のエアライン搭乗時の国際線エコノミークラスや国内線の普通席、クラスJを利用する方に、JGCは強烈なベネフィットがあります。
JGC会員はJGCプレミアも取得可能
JALグローバルクラブ(JGC)の上位会員ステイタスとして「JGCプレミア」というランクがあります。
JALグループ便・ワンワールド アライアンス加盟航空会社便への搭乗が次の2つの内、どちらかをクリアしたJGC会員が獲得できるステータスです。
★毎年80回(うちJALグループ便40回)以上 + 25,000FLY ON ポイント以上
達成すると翌々年の3月末までJGCプレミア会員向けのサービスを利用できます。
ワンワールドのエリートステイタスの上位会員資格であるエメラルドの特典を利用できるのが最大のメリットです。
比較項目 | JGC/サファイア | JGCプレミア/エメラルド |
JALマイルの有効期限 | 3年 | 無期限 |
先行予約サービス | ― | ◯ |
前方座席指定サービス(国内線・国際線) | ◯ | ◯ |
予約時の優先キャンセル待ち | ◯ | ◯ |
ビジネスクラスチェックインカウンター | ◯ | ◯ |
ファーストクラスチェックインカウンター | ― | ◯ |
ビジネスクラスラウンジ | ◯ | ◯ |
ファーストクラスラウンジ | ― | ◯ |
空港での優先空席待ち | ◯ | ◯ |
受託手荷物の無料許容量の優待 | エコノミークラス利用時 個数制:通常+1個23kg、最大2個まで 重量制:通常+15kg |
通常+1個または通常+20Kg |
専用保安検査場 | ― | ◯ |
JALグローバルクラブ エントランス | ◯ | ◯ |
ファストセキュリティレーン | ◯ | ◯ |
優先搭乗(国内線・国際線) | ◯ | ◯ |
プライオリティバッゲージサービス | ◯ | ◯ |
羽田空港駐車場予約サービス | ◯ | ◯ |
国際線Wi-Fi | 有料 | 無料 |
サービスセレクション | ― | 以下から選択 ◆パートナーに同ステータス進呈 ◆e JALポイント ◆スマートギフト ◆JALクーポン ◆選べるギフト |
JALグローバルウォレット限定カードへの入会 | ◯ | ◯ |
国際線機内販売事前予約 | ― | ◯ |
国際線アップグレード特典マイルバック | ◯ | ◯ |
“お好きな1カ月いつでも” JALグループ国内線 FLY ON ポイントプレゼント | ◯ | ◯ |
JALとっておきの逸品 限定商品 | ◯ | ◯ |
パイロット体験 航空教室 | ― | ◯ |
新羅免税店での優待 | ◯ | ◯ |
USJのJALラウンジ | ― | ◯ |
ディズニーシー JALラウンジ「プレシアター」 |
2回 ※クリスタル達成時 |
5回 |
ANAの場合は、最上位のダイヤモンド会員でも、SFC会員と同様のスターアライアンス・ゴールドにとどまります。この点はJGCに軍配が上がります。
JGCプレミアの一番のメリットは、搭乗クラスに関係なく、国際線の利用時にJAL、ワンワールドのファーストクラスラウンジを、国内線ではダイヤモンド・プレミアラウンジを利用できるということでしょう。
通常のJGC会員はサクララウンジとビジネスクラスラウンジまで。
一方のJGCプレミア会員ならファーストクラスラウンジも入室できます。
ファーストクラスラウンジでは、お鮨や鉄板焼き料理、バーカウンターもあり、ホテルレストランさながらです。
ワインや日本酒などの質も格別。(﹡´◡`﹡ )
<JALファーストクラスラウンジ(成田空港)>
カードラウンジと違い、エントランス・レセプションから華やか。(≧ω≦*)
ちなみに、成田空港の第2旅客ターミナル本館4階にある国際線のJALファーストクラスラウンジは、2019年4月にリニューアルしています。
さらに同年10月には、高級ホテルのバーラウンジさながらの落ち着きのある空間として本館の3階にJAL’s SALONがオープンしています。
手荷物を入れるロッカーがあるので、ここに入れておくと身軽になれます。
白木の寿司カウンター「鮨 鶴亭」では、職人が目の前で握るできたてのお鮨をいただけます。
「鮨 鶴亭」では、ワインテイスター大越基裕氏が選び抜いた各国のワインや、「ローランペリエ」のシャンパンを楽しむこともできます。山崎12年も置いていました。
他にも「はせがわ酒」の日本酒を3種類ほど用意されていました。(*´ ˘ `*)
JAL’s Tableでは、お鮨以外の多種多様なメニューをいただけます。
定番の「JAL特製カレー」をはじめ、「和御膳」「サラダプレート」「サンドイッチプレート」「パスタプレート」「ミートプレート」など多彩なメニューを楽しめます。
人気ラーメン店「阿夫利」とのコラボレーションメニューも。
「JAL特製豚骨ラーメン」は、濃厚な豚骨スープに「特製辛味噌」と「辛子高菜」を加え、スパイシー!
もう一つ「AFURI(阿夫利)柚子塩らーめん」はサッパリと味わえます。
そのあとは、シャワーを軽く浴びて、歯を磨いて・・・。
マッサージチェアで数十分、寛いで・・・
仮眠室で休みました。
無料の靴磨きサービスもあります。
成田空港の第2旅客ターミナル本館4階にある国際線のJALファーストクラスラウンジでは、2019年10月に、高級ホテルのバーラウンジさながらの落ち着きのある空間として本館の3階にJAL’s SALONが新たにオープンしています。
ゆっくり寛げるソファは、もちろんメディカルマッサージチェアも配備されています。
ジュースやアルコールなどが選べるドリンクバーでは、コーヒーマシンとビールサーバーも設置されています。
「日本の匠の味」として、プレミアムウイスキー、クラフトジンなどの飲物をスタッフの方が目の前でサーブしてくれます。
また、「EN TEA」社が選定する月替わりの日本茶や、上質なおつまみ、和菓子も楽しめます。
食事については、ここで完結させることもできますが、特に国際線のファーストクラスとなるとまた、ハイクラスな食事を機内で楽しめるので、お腹を空けておかなければならない贅沢な悩みもあります。(;^ω^)
<「ザ・ピア」キャセイパシフィック・ファーストクラスラウンジ(香港)>
JGCプレミア会員は、搭乗クラスに関係なく、国際線利用時ならJALのファーストクラスラウンジに加えて、ワンワールド加盟の航空会社が運営するファーストクラスラウンジも利用できるということでした。
たとえば、香港国際空港にあるキャセイパシフィック航空が提供するファーストクラスラウンジとして、「The Wing(ザ・ウィング)」と「The Pier(ザ・ピア)」があり、どちらも抜群の口コミ・評判ですが、一例としてザ・ピアを紹介します!
まずは、ラウンジ各エリアに繋がるメインの廊下です。
ホテルラウンジを思わせるような、最高級の内装・インテリア。
The Pantryというビュッフェコーナーがあります。
ただ、The Pierの方のキャセイパシフィック・ファーストクラスラウンジは、The Dinnig Roomでの料理提供がメイン。
そのため、こちらは軽食メインのビュッフェとなっています。
逆にビュッフェ料理が充実しているのは、The Wingの方といった具合。
The Pantryではスイーツやフルーツが特に充実していますので、質は悪くないですが、本格的に食事を楽しみたいという方にとってはちょっと物足りないと思います。
一応、覚えている範囲でいうと、サラダ、パン類、チーズ、ハムなどちょっとしたお惣菜系もありました。
冷蔵庫には、さまざまなソフトドリンクとビールが入っていました。
瓶ビールや、アサヒ・キリンなど日本のビールも。
ビールだけでも5種類以上はあったかと。
ソフトドリンクは、フレッシュジュースをはじめ、日本でもお馴染みのコカコーラ、ファンタもありました。
ソフトドリンクを飲むなら個人的なおすすめはペットボトルに入ったジュースですね。
ビールサーバーやエスプレッソマシーン。
そして、次はメインとなるレストラン「The Dinnig Room」です。
こちらがメインの食事エリアだけあり内部は広めです。
ソファーとテーブル席があり、右手にはバーカウンターがあります。
ちょっとゴージャスなファミレスを感じさせます。
レストランメニューです。
前菜、メイン、シェフインスピレーション、ヌードル、デザートというラインナップです。
機内食もあるので、ちょっとだけと思いつつも、やっぱり誘惑に負けてバーガーと麺類をと。(;^ω^)
ドリンクメニューは、併設されているバーで注文できるものと同じです。
バーカウンターでは、カクテル類を作ってもらえます。
頼んだそのときに作ってくれるので、美味しく感じますね。
Library(ライブラリー)エリアです。
国際都市「香港」というだけあり、他のラウンジと比べて雑誌や新聞の種類が多く揃っている印象です。
ラウンジ左奥に、各種アルコールを提供するThe Bar(ザ・バー)があります。
缶ビールなどを除き、基本的にアルコールメニューは、バーで注文します。
ビール、ワイン、シャンパン、カクテルなど多種多様です。
もちろん、注文するとスタッフの方が作ってくれたり、注いでくれたりします。
次は設備関連を見てみましょう。
まず、パソコンのiMacが設置されている「The Bureau」という、いわゆるビジネスコーナーがあります。
個室式になっており、全部で6ヶ所ほどあります。
The Wing(ザ・ウィング)のファーストクラスラウンジの方にはない、The Retreatというエリアがあります。
その代りThe Wingの方には、バスルーム「The Cavanas(カバナ)」があります。
ただ、シンプルに人気があるので基本的に待つことになります。
話を戻して、The Retereatエリアでは、仮眠がとれる個室「Day Suites(デイスイート)」「Foot Massage(フットマッサージ)」「Shower Room(シャワールーム)」があります。
仮眠室のDay Suitesです。
窓のすぐ外は滑走路になっています。
仮眠室があるのはファーストクラスラウンジならではですよね。ヽ(*´ω`)ノ
もちろん、ビジネスクラスラウンジにもあるようなシャワールームも。
イソップのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープがあります。
シャワーは、上からシャワーとハンドシャワーの2パターンです。
洗面台の上にアメニティ類がホテル並に揃っています。
イソップのハイドレイティングクリームや、フェイスクレンザーとトナーまであります。
風量も良好なドライヤー、とても大きいふわふわタオルも嬉しい。
トイレも当然あります。
ただ、ウォシュレット機能はなかった。
説明不要の清潔感。
The PierとThe Wingは、同じファーストクラスラウンジでありながらも相違点が多数あります。
特に料理の提供スタイルが大きく異なります。
The Pierの料理はレストラン提供がメインなので、ビュッフェ形式で提供する料理は、軽食中心といった感じ。
反面、The Wingですと、ビュッフェメニューはかなり充実しているので、自分のペースで気軽に食べたい場合は、The Wingがオススメかと。
設備の差も大きいですね。
たとえば、The Pierの方ですと個室の仮眠室、パソコンコーナーなどプライベートな空間が充実しており、The Wingと比べてThe Pierは人が少ないので落ち着いた雰囲気と感じました。
この辺りは、一長一短なので、その時の気分で使い分けるといった感じになりそうですね。
まとめ
JALグローバルクラブ(JGC)は、一度獲得するとずっとJAL上級会員のサービスを受けられる一生モノのステイタスです。
JALがワンワールドを離脱しない限りは、ワンワールドのエリートステイタスであるサファイア会員資格も同時に保有することにもなるのも見逃せません。
★航空連合ワンワールドの上級会員資格も無条件で同時に獲得
★家族カード会員もJGCに無条件で入会OK
★ANAのSFCと比較するとJGC入会条件に搭乗回数の項目も
以下のような至れり尽くせりなメリットを享受できます。
★JALサクララウンジ(国内線・国際線)
★ワンワールドのビジネスクラスラウンジ
★毎年の初回搭乗時に3,000マイル進呈
★フライトボーナスマイル積算率35%に優遇
★専用の予約デスク
★予約時の優先キャンセル待ち
★JALグローバルクラブ エントランス
★ファストセキュリティレーン(保安検査優先)
★受託手荷物の無料許容量の優待
★専用カウンターでのチェックイン
★空港での優先空席待ち
★優先搭乗(国内線・国際線)
★前方座席指定サービス(国内線・国際線)
★プライオリティバッゲージサービス(手荷物の優先引き渡し)
★入会時にノベルティとしてバッゲージタッグをプレゼント
★JGCオリジナルダイアリーか500マイルを毎年進呈
★JGCカレンダーまたは1,500 e JALポイントを毎年進呈
毎年の初回搭乗で5,000マイル「JGCボーナス特典3,000マイル」+「CLUB-Aカード以上のボーナス特典2,000マイルは大きいです。
ダイアリーなしで500マイル、カレンダーなしで1,500 e JALポイント(1,000+500)も獲得できます。
これだけでも、最低10,000円(税抜)の年会費は回収することが可能です。
JGCカードを作るには、JAL CLUB-Aカード以上のカードランクのJALカードが必須で前述のとおり最低でも10,000円(税抜)の維持費がかかりま。
確実に言えるのは、JAL普通席、クラスJ、エコノミークラスを利用する場合や、ワンワールド加盟の航空会社を利用する方なら、圧倒的なコストパフォーマンスを発揮します。
JALグローバルクラブ会員資格の取得を視野にいれているなら、あらかじめJAL CLUB-Aカード以上のJALカードを作成しましょう。
毎年の初回搭乗で5,000FLY ON ポイントの特典があるため、より有利にJGC修行を達成することが可能です。
なにより審査落ちの心配も無用になります。
JALグローバルクラブ(JGC)を目指すにあたってのオススメのJAL CLUB-カード以上のJALカードについては以下で解説しています。
<関連記事> JALグローバルクラブ(JGC)カードのどれがオススメかを比較!
また、JGCカード切り替え対象のJAL CLUB-Aカード以上のランクのJALカードについては以下でまとめています。
(※JAL普通カードのシリーズはJGCカード作成不可です。)
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JALカードのシリーズでは、オンライン限定で、ほぼ常に入会後の搭乗などで大量のボーナスマイルがもらえるなどキャンペーンも開催しているので、よければこの機会に入会してみてはいかがいでしょうか。