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ラウンジ―・キーはANAラウンジも対象に!羽田第3ターミナルと成田T1サテライト5のANAラウンジを利用可能!

ラウンジ・キー(LoungeKey)では、国際線にあるANA LOUNGE(ANAラウンジ)の一部を2021年4月1日から使えるようになりました。

国際線のANAラウンジなら、種類豊富なソフトドリンク飲み放題はもちろん、ビール・ワイン・日本酒・ウイスキーなどのアルコール類も飲み放題!

航空会社が運営するだけあり、ビュッフェ形式の軽食、出来たてをいただけるヌードルバーも設置されているので、本格的な食事もできます。^^

はたまたシャワールームも完備!

当記事では、ラウンジ・キーによるANAラウンジの使う方、対象ラウンジ、注意点などについて解説します。

 

対象のANAラウンジは国際線の2ヵ所

ラウンジ・キーで利用できるのは、すべてのANAラウンジではなく以下の2ヵ所のみです。

国内線の方は対象外なのでご注意を。

また、ファーストクラス搭乗者やダイヤモンドのANAプレミアムメンバーなど、一部の人しか使えない「ANA SUITE LOUNGE(ANAスイートラウンジ)」の方ではない点もお気をつけください。

とはいえ、通常のANAラウンジでも、豊富なソフトドリンク、アルコール類(ビール・ワイン・日本酒・ウイスキーetc.)、

多種多様な料理を楽しめる軽食ビュッフェ、スイーツ、できたてホヤホヤをいただけるヌードルバーがあるので、フライト前の時間を過ごす分には必要十分だと思いますがね。^^

ラウンジ・キーを利用できる国内空港は下記のとおりです。

空港名 ラウンジ名
成田国際空港 ANAラウンジ(第1ターミナル 国際線 サテライト5)
T.E.Iラウンジ(制限区域外)
IASSエグゼクティブラウンジ(制限区域外)
羽田空港 ANAラウンジ(第3ターミナル 国際線)
関西国際空港 ぼてぢゅう(制限区域外)
中部国際空港 スターアライアンスラウンジ

特に羽田空港には、プライオリティ・パスの提携ラウンジが他になかったので、ANAラウンジの対応は絶大なメリットです。

 

航空会社・LCC・搭乗クラスにかかわらず使える!

ラウンジ・キー提携ラウンジの最大のメリットは、利用する航空会社、搭乗クラスなどの制約がなくラウンジを利用できること。

格安航空券(LCC)もOKです。

また、JALを含むワンワールド、デルタ航空などが所属するスカイチームの航空アライアンスの搭乗時でも入室可能です。

もちろん、航空アライアンスに加盟していない航空会社の利用時でもオッケー!

ただし、成田空港でJAL便を利用する場合、ターミナルが別なのでANAラウンジは使えません。

羽田空港の第3ターミナルの方なら、JALの搭乗時もANAラウンジを活用できます。

 

ラウンジ・キー利用は対象のクレジットカードを用意

ラウンジ・キーを利用する方法は、特典としてラウンジ・キーが付帯する対象のクレジットカードを発行すればOKです。

<関連記事>
LoungeKey(ラウンジ・キー)の使い方を解説!プライオリティ・パスとの違いも比較

 

ラウンジ・キーで、使えるようになった羽田と成田の国際線ANAラウンジは、カード会員1名に加えて、同伴者1名も利用可能です。

同伴者も2つの内どちらかのANAラウンジを利用する場合は、ラウンジ・キー会員と一緒に入る必要があります。

2歳未満の小さな子どもなら同伴者料金は無料です。

同伴者の料金は通常32米ドル(1ドル110円換算で3,520円)です。

そんな時に、以下のような一部のラウンジ・キー付帯のクレジットカードを用意すれば年3回~6回まで無料というカードがあります。

2種類にいたっては無制限です。(都度料金が発生する券種には注意)

カード名 年会費(税抜) 無料/有料
Orico Card THE PLATINUM 18,519円 年6回無料
ジャックスカードプラチナ 20,000円 年6回無料
TRUST CLUB ワールドエリートカード 130,000円 無制限で無料
ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード 無料 無制限で無料
TRUST CLUB ワールドカード 12,000円 都度料金必要
JCBザ・クラス 50,000円 都度料金必要
JCBプラチナ 25,000円 都度料金必要
JCBゴールド ザ・プレミア 15,000円
(年100万円利用で10,000円)
都度料金必要
JCBゴールド 10,000円 都度料金必要
ミライノカード Travelers Gold 10,000円 年6回無料
ミライノデビット PLATINUM 10,000円 年3回無料
タカシマヤプラチナデビットカード 30,000円 年6回無料
HARLEYプラチナカード 20,000円 年6回無料

 

その他、ラウンジ・キーの詳細は以下で解説しています。

<関連記事>
LoungeKey(ラウンジ・キー)の使い方を解説!プライオリティ・パスとの違いも比較

 

デメリット・注意点

一部国際線のANAラウンジのみしか利用不可能

おさらいになりますが、ラウンジ・キーでANAラウンジが使えるのは羽田と成田の国際線にある2ヵ所に限定されます。

関東以外にお住まいの方は恩恵を受けづらい部分もあるので注意しましょう。

また、ラウンジ・キー対象のANAラウンジは、いずれも国際線の保安エリア内にあるので、国際線搭乗時のみ入室できます。

つまり、使えるのは出発時のみで、到着時は利用不可能です。

 

ANA運航最終便で営業終了

ANAラウンジは、通常、ANA利用者向けの空港ラウンジ。

そのためANA運航最終便で営業終了となります。

それ以降のフライトでは利用不可能です。

 

混雑時は使えないことも

ラウンジ・キーがあれば、対象のANAラウンジを絶対に入室させてもらえるわけではありません。

『ラウンジの混雑状況により、入室制限が行われる場合があり』とあります。

つまり、ANAラウンジが混雑している場合では、ラウンジ・キー会員は入室を断られることも。

 

私もはじめてANAラウンジを利用する際は「航空系ラウンジなんだから、空いてるでしょ!」なんて、根拠のない想像をしていましたが、期待を裏切られました。(笑)

 

航空会社運営のラウンジといえど、混雑するときは普通に混雑します。

時間帯や大型便のフライト前などタイミングもあると思いますがね。

 

ファーストクラス搭乗者などが利用できるANAの最上位ラウンジ「ANAスイートラウンジ」でさえ、レストラン「Dining h」が満室で、結局ここでの食事を楽しめなかった悲しい思い出があります。(涙)

※ANAスイートラウンジの方はラウンジ・キー対象外です。

<関連記事>
羽田空港ANA SUITE LOUNGE(第3ターミナル国際線)レビュー!

 

ずっと使えるとは限らない

ラウンジ・キーで、一部ANAラウンジを使えるようになったといっても、あくまで提携ラウンジ扱い。

他のラウンジ・キー提携ラウンジにも言えることですが、継続利用できる確証がありません。

ラウンジ・キーで一部ながらANAラウンジを利用可能になったのは、新型コロナウイルスで、国際線の利用者が大幅減となったので、ラウンジ・キーが提供スタートした節があります。

したがって、コロナが収束すると、ラウンジ・キー会員は、ANAラウンジを利用できなくなる可能性も。

プライオリティ・パス会員の方が、利用予定の場合は、その都度、ラウンジ・キーの公式アプリでチェックしておきたいところです。

<ラウンジ・キー公式アプリ>
iPhoneなどiOS版
Android版

 

このようにラウンジ・キーでANAラウンジを利用する場合、ANAステータス会員や上位クラス搭乗者にはない注意点もあります。

 

さいごに

ラウンジ・キーで国際線の羽田空港第3ターミナルと、成田空港第1ターミナルサテライト5のANAラウンジの2ヵ所を使えるようになりました。

しかし、国内線のANAラウンジは対象外。

また、ファーストクラス搭乗者やダイヤモンドのANAプレミアムメンバーなどの人しか使えないANAスイートラウンジも使えません。

しかしながら、ラウンジ・キー(対象のクレジットカードに付帯)を保有するだけで、国内を代表する羽田と成田の空港のANAラウンジを使えるようになったのは驚きです。

本来は、ANAや航空連合「スターアライアンス」の一部クラスや上級会員しか使えなかったラウンジなので。

ちなみに、ラウンジ・キーと似たラウンジサービスの「プライオリティ・パス(Priority Pass)」も、同じく羽田と成田のANAラウンジを使えるようになっています。

ちなみに、プライオリティ・パスとラウンジ・キーのどっちがいいかは一長一短。

<関連記事>
LoungeKey(ラウンジ・キー)の使い方を解説!プライオリティ・パスとの違いも比較



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