海外プリペイドカードMoneyT Globalのメリット・デメリット最新まとめ

MoneyT Global(マネーティーグローバル)は、国際ブランドVISAが付いた海外専用プリペイドカードです。

運営会社は、2018年7月以降に株式会社JTBから「株式会社アプラス」に変更になりましたが、MoneyT Globalの基本的な各種機能やサービス内容は変わらずです。

仕組みとしてはプリペイドカードなので、カード会員の専用口座に入金しておくことで、MoneyT Globalにチャージされ、 海外のATMから現地通貨を引出せたり、国内外のVISAの一般加盟店でお買い物ができるようになるわけですね。

しかも、銀行の営業時間内なら、約1時間でチャージ反映されるのでプリペイドカードとしてはバツグンの性能を誇ります！

では早速、MoneyT Globalのメリット・デメリット、独自サービスなどについて徹底解説します！

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MoneyT Globalの基本情報

手数料や利用上限額など要点だけ教えて、という人向けに。

国際ブランド		VISA
年会費		無料 ★入会金と初期発行手数料も無料
カード有効期限		発行日から5年間
発行資格 (入会条件)		日本在住の13歳以上 ★クレジットカードのような審査なし ※未成年は親権者の同意書が必要
発行期間		約10日〜2週間
発行会社		株式会社アプラス（旧株式会社JTB）
不正利用補償		海外金融機関に調査依頼し資金変換請求を行う。

＜手数料まとめ一覧＞

項目	金額
チャージ(入金) 手数料	無料 ※入金時は金融機関ごとの振込手数料は必要。
ATM引出手数料	200円／回(不課税) ※海外ATM利用時に残高より引落とし。
ATM残高照会手数料	100円／回(不課税) ※海外ATM利用時に残高より引落とし。
ATM独自手数料	ATMによっては独自の利用手数料を設定している場合あり。
決済手数料	5％(不課税) ※外貨でのATM引出、ショッピング利用時に発生。※ATM引出・ショッピング時にVisaが定めるレートに加算して引落とし。
払戻手数料	500円／回(税別) ※会員の国内口座へ払戻す毎に、払戻額より控除。
カード再発行手数料	500円／枚(税別) カード残高より申し受けます。

＜利用上限額まとめ一覧＞

項目	単位	上限額
振込	回	100万円
	月	200万円
	年	1,000万円
ATM引出	回	現地通貨で10万円相当額以内
	日	現地通貨で30万円相当額以内
ショッピング	回	現地通貨で100万円相当額以内
カード残高		200万円

＜利用可能通貨まとめ一覧＞

エリア	国・通貨
アジア	中華人民共和国：元（CNT）、香港：ドル（HKD）、台湾：ドル（TWD）、韓国：ウォン（KRW）、フィリピン：ペソ（PHP）、タイ：バーツ（THB）、シンガポール：ドル（SGD）、インドネシア：ルピア（IDR）、マレーシア：リンギット（MYR）、ベトナム：ドン（VND）、ミャンマー：チャット（MMK）、スリランカ：ルピー（LKR）、ラオス：キープ（LAK）、マカオ：パタカ（MOP）、モンゴル：トゥグルグ（MNT）、バングラデシュ：タカ（BDT）、インド：ルピー（INR）、ネパール：ルピー（NPR）
北米	アメリカ：ドル（USD）、カナダ：ドル（CAD）
南米	メキシコ：ペソ（MXN）、ブラジル：レアル（BRL）、チリ：ペソ（CLP）、コロンビア：ペソ（COP）、アルゼンチン：ペソ（ARS）、ペルー：ヌエボソル（PEN）、コスタリカ：コロン（CRC）、グアテマラ：ケツァル（GTQ）、ボリビア：ボリビアーノ（BOB）、マラウイ：クワチャ（MWK）、ジャマイカ：ドル（JMD）
ヨーロッパ	欧州連合：ユーロ（EUR）、イギリス：ポンド（GBP）、スイス：フラン（CHF）、ロシア：ルーブル（RUB）、スウェーデン：クローナ（SEK）、デンマーク：クローネ（DKK）、ノルウェー：クローネ（NOK）、ルーマニア：レウ（RON）、ハンガリー：フォリント（HUF）、ポーランド：ズウォティ（PLN）、クロアチア：クーナ（HRK）、チェコ：コルナ（CZK）、ウクライナ：フリヴニャ（UAH）、ベラルーシ：ルーブル（BYR）、カザフスタン：テンゲ（KZT）、セルビア：ディナール（RSD）、ボスニア・ヘルツェゴビナ：兌換マルク（BAM）、アイスランド：クローナ（ISK）、トルコリラ（TRY）
アフリカ	南アフリカ：ランド（ZAR）、ケニア：シリング（KES）、タンザニア：シリング（TZS）、モロッコ：ディルハム（MAD）、ザンビア共和国：クワチャ（ZMW）、モザンビーク：メティカル（MZN）
中東	イスラエル：シェケル（ILS）、アラブ首長国連邦：ディルハム（AED）、ヨルダン：ディナール（JOD）、エジプト：ポンド（EGP）、サウジアラビア：リヤル（SAR）、オマーン：リアル（OMR）
オセアニア	オーストラリア：ドル（AUD）、ニュージーランド：ドル（NZD）、フィジー：ドル（FJD）、ニューカレドニア：パシフィックフラン（XPF）

日本で外貨両替したケースと比較したときの、MoneyT Globalで海外ATMで引き落としした際のお得な割合。(2018年7月6日時点)

MoneyT Globalで海外ATMで引出した場合 （決済手数料 5%を含む）			日本国内空港での両替窓口例		お得な割合
北米
アメリカ	1USD	116.27円	1USD	113.32円	－
カナダ	1CAD	88.68円	1CAD	92.89円	5%
中南米
メキシコ	1MXN	6.06円	1MXN	7.74円	22%
ブラジル	1BRL	29.67円	1BRL	36.04円	18%
チリ	1CLP	0.177円	1CLP	－	－
コロンビア	1COP	0.04円	1COP	－	－
アルゼンチン	1ARS	4.146円	1ARS	－	－
ペルー	1PEN	35.39円	1PEN	－	－
コスタリカ	1CRC	0.206円	1CRC	－	－
グアテマラ	1GTQ	15.53円	1GTQ	－	－
ボリビア	1BOB	16.95円	1BOB	－	－
マラウイ	1MWK	0.162円	1MWK	－	－
ジャマイカ	1JMD	0.907円	1JMD	－	－
ヨーロッパ
ユーロ	1EUR	136.11円	1EUR	133.31円	－
イギリス	1GBP	154.21円	1GBP	157.2円	2%
スイス	1CHF	117.35円	1CHF	116.25円	－
ロシア	1RUB	1.85円	1RUB	2.35円	21%
スウェーデン	1SEK	13.32円	1SEK	15.02円	11%
デンマーク	1DKK	18.29円	1DKK	19.61円	7%
ノルウェー	1NOK	14.47円	1NOK	16.01円	10%
ルーマニア	1RON	29.19円	1RON	－	－
ハンガリー	1HUF	0.42円	1HUF	0.47円	11%
ポーランド	1PLN	31.3円	1PLN	35.08円	11%
クロアチア	1HRK	18.39円	1HRK	－	－
チェコ	1CZK	5.26円	1CZK	5.74円	8%
ウクライナ	1UAH	4.42円	1UAH	－	－
ベラルーシ	1BYR	0.0059円	1BYR	－	－
カザフスタン	1KZT	0.338円	1KZT	－	－
セルビア	1RSD	1.154円	1RSD	－	－
ボスニア・ヘルツェゴビナ	1BAM	69.68円	1BAM	－	－
アイスランド	1ISK	1.089円	1ISK	－	－
トルコ	1TRY	25.39円	1TRY	34.5円	26%
アフリカ
南アフリカ	1ZAR	8.62円	1ZAR	11.25円	23%
ケニア	1KES	1.156円	1KES	－	－
タンザニア	1TZS	0.051円	1TZS	－	－
モロッコ	1MAD	12.31円	1MAD	－	－
ザンビア共和国	1ZMW	11.92円	1ZMW	－	－
モザンビーク	1MZN	1.962円	1MZN	－	－
中東
スラエル	1ILS	32円	1ILS	－	－
アラブ首長国連邦	1AED	31.66円	1AED	34.7円	9%
ヨルダン	1JOD	164.22円	1JOD	－	－
エジプト	1EGP	6.53円	1EGP	－	－
サウジアラビア	1SAR	31.01円	1SAR	34.04円	9%
オマーン	1OMR	302円	1OMR	－	－
アジア
中国	1CNY	17.53円	1CNY	18.31円	4%
香港	1HKD	14.82円	1HKD	16.23円	9%
台湾	1TWD	3.81円	1TWD	4.09円	7%
韓国	1KRW	0.1044円	1KRW	0.1082円	4%
フィリピン	1PHP	2.18円	1PHP	2.48円	12%
タイ	1THB	3.51円	1THB	3.79円	7%
シンガポール	1SGD	85.34円	1SGD	86.85円	2%
インドネシア	1IDR	0.0081円	1IDR	0.0115円	30%
マレーシア	1MYR	28.78円	1MYR	31.68円	9%
ベトナム	1VND	0.005円	1VND	0.0056円	11%
ミャンマー	1MMK	0.083円	1MMK	－	－
スリランカ	1LKR	0.733円	1LKR	－	－
ラオス	1LAK	0.014円	1LAK	－	－
マカオ	1MOP	14.4円	1MOP	－	－
モンゴル	1MNT	0.047円	1MNT	－	－
バングラデシュ	1BDT	1.389円	1BDT	－	－
インド	1INR	1.693円	1INR	－	－
ネパール	1NPR	1.058円	1NPR	－	－
オセアニア
オーストラリア	1AUD	86.02円	1AUD	91.32円	6%
ニュージーランド	1NZD	79.06円	1NZD	84.1円	6%
フィジー	1FJD	56.18円	1FJD	63.18円	11%
ニューカレドニア	1XPF	1.142円	1XPF	1.2646円	10%

そもそも、なぜ海外プリペイドカード？

まず最初に、

「なぜ海外プリペイドカードが必要なの？」
「クレジットカードがあれば十分じゃないの？」

と、思う人も多いと思うので海外プリペイドカードの作っておくオススメ理由をお伝えします。

 

両替の手間なく日本円表記で分かりやすい

MoneyT Globalは、国内であらかじめ日本円を入金して使うタイプの円建てカードとなります。

海外のVISA一般加盟店ならどこでもチャージ額の範囲内でカード払いが可能です。(ただし、日本国内のVISA加盟店では使えません)

海外ATMで現地通貨の引出し時や、海外のVISA一般加盟店でカード利用時に、日本円換算した利用額に対して5%の為替手数料が発生しますが、両替不要で使えるので非常にシンプルかつ便利です！

言ってみれば「日本円をチャージするだけで世界中で使える」ということになります。

外貨に不慣れな海外旅行者にとっては、米ドルやユーロなどの外貨は、小数点表記なので、日本円に慣れてしまっていると分かりづらいと思います。

外貨チャージタイプの海外プリペイドカードもありますが、残高チェックはやはり日本円の方が分かりやすいです。

そして、帰国後もわざわざ外貨から日本円に戻す手間もなく、無駄な両替手数料もかからないメリットがあります。

 

デポジットを要求された時はクレジットカードは必須

海外では、たとえばイミグレーションや旅行代理店の利用、ホテル宿泊、レンタカーショップにて車をレンタルする場合などにおいて、

個人証明やデポジット(保証金)の為にクレジットカードの提示・決済をする必要があるケースがほとんどであるため、いずれにしてもクレジットカードは純粋な必須アイテムです。

クレジットカードと現金の中間的な立ち位置にあるのプリペイドカードは、プリペイドカードならではの安全性と利便性を兼ね備えているので、現地ではクレジットカードと併用して利用するのがベター！

 

あとは治安の問題

そもそもの話、海外となると必然的に日本より不安がつきまとうもの。日本はなんだかんだ治安や安全面では世界随一ですからね。(｀・ω・´)

したがって、海外では多額の現金を持ち歩くのは、何か特別な事情でもない限りは基本NGです。

そんな時にクレジットカードと合わせて、MoneyT Globalのようなプリペイドカードも携行していけば、あらかじめチャージしておいたカード残高の範囲内でいつでも必要な分だけ現地通貨をオトクに便利に引き出すことができます。＾＾

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MoneyT Globalのメリット・特徴

年会費

年会費はじめ、入会金・カード発行手数料・チャージ手数料・口座管理手数料、すべて無料です！

申込資格(入会条件)は『満13歳以上の方』だけ。

クレジットカードのような与信審査もなしです！

申し込みは当然自分でする必要があるわけですが、申込者が未成年者の場合は、親権者の同意を得たうえで申し込むことができます。

この辺については、後の『入会条件・審査』の章で詳しく解説しますね！

 

国際ブランド

MoneyT Globalで選べる国際ブランドはVISAのみとなっています。

このほか国際ブランドには、MastercardやJCB、アメックスなどがありますよね？

これらと利用できる加盟店数やシェア率を比較すると、VISAブランドは世界シェアが文句なしのナンバーワン！

世界各地で揺るぎない強力な決済力を持つので、VISAの場合は一つしか選べないからといってデメリットにはなりません。＾＾

また、MoneyT Globalの独自機能やサービスに加えて、「Visaブランド独自の特典・優待サービス・キャンペーン」も同時に利用することもできます。

 

世界260万台ある海外ATMで現地通貨を引き出せる！

冒頭でお伝えしたように、MoneyT Globalがあれば世界200以上の国や地域、約260万台と膨大な数の海外ATMで現地通貨を引き出せます！

ただ、MoneyT Globalを作成後、いきなり引き出せるわけではなく、その前にカード入会後に各会員に割り当てられる会員専用口座に日本円を入金しておく必要があります。

次章ではそこをみていきます！

 

チャージ(入金)について 

MoneyT Global会員専用口座に入金するだけ

MoneyT Globalカードへの振込みは、カード台紙に記載されているカード会員専用振込口座に対して、銀行窓口、ATM、インターネットバンキングのどれかで“日本円”を振込んでおけばオッケー！

最初の日本円を振込(チャージ)する段階では、MoneyT Globalは不要です。

会員専用口座への口座振込ができるATMなら、銀行やショッピングセンター、コンビニなど、どのATMからでも会員専用口座に振り込めますよ。

MoneyT Global自体のチャージ(入金)手数料は無料ではあるものの、このほか入金(振込)時の手数料は、利用する金融機関・ATMによって振込手数料がかかります。

手数料をなるべく安く、あるいは無料でということであればインターネットバンキングによる振込がオススメです。

インターネットバンキングは、以下のような金融機関で対応していますよ。 

 

たとえば、住信SBIネット銀行なら月1回～月15回まで他行宛て振込手数料が無料で行えたりするといった具合。

ですので、インターネットバンキングの口座がまだなければ今後の為にも最低１つあればかなり有利で便利になります。＾＾

 

チャージ(入金)額の上限

会員専用口座への日本円の入金限度額は、次のとおりです。

MoneyT Globalのチャージ額上限
1回の入金限度額	100万円
月間の入金限度額	200万円
年間の入金限度額	1000万円
残高限度額（カード1枚）	200万円

このようにMoneyT Globalの振込上限額はたっぷり確保されています。これなら、旅行や留学目的はもちろん、海外での商品仕入れなどといったビジネス用途でも個人レベルなら使えそうですね！

ちゃんと確認ができれば、もちろん後からでも必要分をいつでも追加チャージすることが可能です！

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チャージ後、約１時間のスピード着金！

カード会員専用振込口座へのチャージ(入金)後に残高反映されるまでの時間は、運営会社の株式会社アプラスで入金を確認後、営業時間内なら、わずか１時間程でスピード入金反映されます！

時間外や土曜・休日にチャージした場合は、翌営業日の午前10時頃に反映されます。

インターネットバンキングの口座をお持ちであれば、海外現地でもMoneyT Globalにチャージすることも可能です。

必要な分だけ必要な時にチャージできるといった安全性と利便性を両立した仕組みになっていますが、ノートパソコンを持参するならまだしも、宿泊するホテルのPCなどを使う場合は、パスワードの取り扱いには注意してくださいね。

 

親・家族などの代理人入金もOK

お子様の海外旅行や留学で長期滞在する場合は、家族などの代理人入金も可能ですよ。

ただ、親名義で振り込むなら、必ず代理人登録申請が必要なので、MoneyT Globalが手元に届いたら、すぐにカード会員サイトから申請しましょう！

留学など滞在先への学費や生活費などの仕送りの支払いなどで、一般の金融機関を通して海外送金する方法もありますが、普通に手数料がバカ高なのでオススメできません。

この点、MoneyT Globalは、入金時に、金融機関に対する振込手数料くらいしか必要ないので割安で送金可能なんです！

 

海外ATMでの現地通貨の引出について

MoneyT Globalの会員専用口座に事前に日本円をチャージしておけば、海外200以上の国と地域の260万台以上もの桁違いな「VISA」「PLUSマーク」のある海外ATMで引き出せるようになります！

VISAまたはPLUSマークのある海外ATMでは、1回につき引出手数料200円(不課税)と為替(決済)手数料5％(不課税)で現地通貨を引き出すことができます。

海外ATMでは、現地通貨を1回につき日本円で10万円相当以内まで引出せます。その他、海外ATM利用関連の詳細は下記のとおり。

海外ATM引出上限額	現地通貨で10万円相当額以内／回
	現地通貨で30万円相当額以内／日
海外ATM引出手数料	200円／回
為替（海外サービス）手数料	5%
残高照会手数料	100円／回
その他手数料	ATMごとに金融機関独自の引出手数料がかかるケースあり

ちなみに、MoneyT Globalの海外ATM引出手数料については、自動的に円換算されて残高から差し引かれる仕組みになっています。

つまり日本円に自動換算されるので、あくまでも残高管理は日本円を意識すれば良いので現地での管理のしやすさも地味ながらメリットの１つです。

また、これはどのプリペイドカードを利用するときも同じように言えることですが、現地のATMによっては“独自に設定している引出手数料”がかかる場合もあります。

現地ATMの設置金融機関の手数料については、目安として米ドルでいえば2〜5.5ドルとバラツキがあります。

このATM独自手数料は引出額に関係なく固定です。その為、少しまとまった大きい額を引出した方が、手数料の割合は少なくて済みますよ。

ただ、まとまった金額といっても一度に引出せる限度額が設定されていて、ATMによってマチマチですが、米ドルでいえば200〜300ドルが主流となっています。中には500〜1,000ドルを引出せるATMもありますが、どちらかといえば少数派。

どの道、現金による大金の持ち歩きはリスキーなわけで、引出限度額が200〜300ドルであれば、そんなに困ることはないはず。

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VISA一般加盟店でのカード払い可能

MoneyT Globalでは、国内でも海外でもVISA一般加盟店にて、チャージ残高の範囲内、つまり現地通貨で100万円相当額までカード払いできます！

以前は海外利用に限られましたが、2019年2月19日(火)より国内のVISA一般加盟店でもつかえるようになりました。

しかも、リアル店舗だけでなくネット通販サイトでのお買い物でもMoneyT Globalを利用できます！

ショッピング利用の際は、円換算した利用額に対し、海外ATM引出時と同様に為替手数料5%かかります。

VISA加盟店カード利用上限額	100万円相当額以内／回
為替（海外決済サービス）手数料	5%

ちなみに、2019年3月以降に発行されたMoneyT Globalには「タッチ決済機能」が搭載されています。(画像右上のマークが目印です)

このマークがあれば、VISA加盟店に対応端末があれば、カードをかざしてピッとするだけでスマートかつスムーズにお支払いが可能です！(一部署名サインが必要なところもあります)

MoneyT Globalは、国内外のVISA加盟ショップ、はたまたネットショッピングでも使えるスグレモノですが、以下の用途でのお支払いには使えませんのでご注意を。

ただこれは、他のプリペイドカードでも、ほぼ共通することです。

特にホテル宿泊やレンタカー利用でデポジットを要求された時は、使えないのでうっかりしないように気をつけてくださいね。

 

ICチップを標準搭載

MoneyT Globalには、安心・安全のICチップが搭載されているのでセキュリティ性が極めて高いです。

ICチップ搭載か否かは、カード選びの上で大きなポイントの１つになります。

ICチップ型カードなら、カード決済時に暗証番号の入力をすることでスキミング被害を防止できるメリットがあります。

磁気ストライプ型カードだと、カード決済時はサインだけでOKではありますが、反面、スキミング被害のリスクも少なからずアップします。

一方、ICチップ搭載カードなら暗証番号の認証情報とICチップ対応カードリーダー端末と高度なアルゴリズムによる暗号化によってやり取りすることで不正利用を防止する仕組みになっており安心してカード決済ができます。

また、基本的にサインレスなので非常に手続きがラクチンです。ただ、一部のVISA加盟店ではサインが必要なところもあります。

とはいえ暗証番号をしっかり管理することが大前提なので、暗証番号は大切に管理しましょう。

あってはならないことですがクレジットカードなどと同様に、紛失や盗難にあってしまうと、絶対に不正利用を100パーセント防止できるとは限らないのもまた事実。

盗難・紛失などの緊急時は、早急にMoneyT Global コールセンターの「トラベルデスク東京」や「ワールドフリーフォン」に連絡して、カードを利用停止してもらいましょう。

また、後述する「JTB海外トラベルデスク」にお願いしてもオッケーです。

あと、「MoneyT Global会員サイト」からでも、直接自分で利用停止の手続きをすることもできます！このことも踏まえて海外旅行時は、アカウント情報(念の為ログインURLも)は控えておくのが無難。

個人的にネットでの手続きがオススメですが、いずれにしても自分が使いやすそうな方法で速やかに停止手続きをしてくださいね。

 

JTB海外トラベルデスクの利用可能

MoneyT Global会員は、日本国内最大手の旅行会社であるJTBのJTB海外トラベルデスクを利用できます。

世界主要40都市に現地トラベルデスクが立地し、日本語で対応してもらえます。

トラベルデスクには、現地事情に精通しているスタッフが常駐しており、現地のオススメ観光案内をはじめ、ツアー、ホテル、レストランなど各種予約代行、緊急時全般のサービス・サポートを受けることができます。

海外旅行者に限らず、海外に不慣れな人にとっては非常に頼もしい存在です。ひとまず何か困ったことがあれば立ち寄ってみるといいでしょう。(JTB海外トラベルデスク一覧)

この手の特典は、通常、最低でも18歳以上の人しか作れないクレジットカードに付いているようなサービスなんです。

これがMoneyT Globalなら日本在住の13歳以上の未成年から作れるということなので、13歳の学生からでも活用できるのは思いの外大きいことと言えます！

 

利用内容と残高をメールでお知らせ

プリペイドカードを海外現地で利用して、常に正確な残高を把握しておくことは非常に大切です。

そんな時に役立つのが、カード利用ごとに届く利用金額や残高を記載したカード利用お知らせメールサービス。

ただし、カード会員サイトでカード利用お知らせメールの受信設定のうえ、現地では海外ポケットWiFiやプリペイドSIMカードなどでネット環境を確保する必要はあります。

スマホでオンライン環境を確保できていれば、ほぼリアルタイムで利用金額や残高をチェックすることが可能です！

地味ではあるものの、わざわざ会員ページにログインしなくても残高チェックができるのは、思ったよりも便利なので重宝します。

その他にも利用場所・店舗など詳細に記載されているので、身に覚えがない不正利用に早く気づけるのも見逃せないメリットです！

 

危険回避情報の無料メール配信サービス

MoneyT Global(個人)の会員特典として現地での危険回避速報の無料配信サービスも利用できます。

利用方法は、会員ページで危険回避情報の配信設定画面を開き、渡航予定の国や地域を登録するだけでオッケー。1つに限らず複数の国・地域を設定することもできるので周遊旅行にも活用できます！

「危険回避情報ではどんな内容が配信されるん？」ということですが、たとえば天候や交通情報など基本的なことから、

自然災害、伝染病情報、治安情報、ストライキ、テロなど身の安全を確保するうえでの重要情報もカバーしていますよ。

危険回避速報の無料配信サービスは２つのメールアドレスを登録可能なので、自分と家族も活用できることになります。

世界最大級の危機管理会社より集めた情報をもとに厳選して、日本語に翻訳したうえで配信されるため、無料にも関わらず情報のクオリティもあなどれません。

多くの日本メディアと比べ配信スピードも早く、情報鮮度も高いので、危険回避速報をイチ早く知ることが可能で、その分、対策を早く打つこともできます。

単に危険情報を知らせるだけでなく、的確なアドバイスも併記されているので、旅慣れていない人でも具体的にどうすべきか分かる内容になっているのもポイントです。

特に一人旅をする人にはかなり頼もしい機能といえます。＾＾

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MoneyT Globalのデメリット・注意点

MoneyT Globalは、必要となる手数料の種類が少しややこしいです。

入会金・年会費、カード発行手数料、口座管理手数料、チャージ手数料(※)が無料というメリットもあるものの、以下の手数料は発生するので、しっかりおさえておきましょう。
※チャージの際に利用する金融機関ごとの手数料は必要です。インターネットバンキングなど一部無料なケースあり。

4つ目の払戻手数料は、MoneyT Global専用口座から、普段つかっている国内口座に払い戻すごとに払戻額から、1回につき500円差し引かれるという意味です。

MoneyT Globalは、海外で使い切れなくても、国内のVISA一般加盟店および、国内外のネット通販サイトでも使えるので、これらいずれかで使い切ってしまう手もあります。

話は変わって、暗証番号(PINコード)を万が一忘れてしまった場合は、照会・通知はおろか変更も一切できません。

なので、必然的にカードを再発行するしかなく手数料500円(税抜)かかるので、忘れないように、しっかり管理しましょう！

 

入会条件・審査

MoneyT Globalの申込資格(入会条件)は、『満13歳以上の方』となっています。

いわばクレジットカードのような与信審査も“なし”です！

あと、普段お使いのメールアドレスも必要となります。なるべくPCで使っているものがオススメです。たとえば、フリーメールならGoogleのGmailやYahoo!のヤフーメールなどが長い目でみても便利かと。

申し込みは当然自分でする必要があるわけですが、申込者が未成年者の場合は、親権者の同意を得たうえで申し込みができます。

13歳以上から発行可能なため＜留学目的＞で作成する方も多いと思いますが、以下の３つの注意点はおさえておきましょう。

 

【１】カード申込前の注意点
未成年でもあくまで本人の名前で申し込む必要があります。前述のとおり未成年の場合は、親権者の同意を得たうえで申し込み可能です。

また、返金口座情報は留学する本人の口座を申込フォームに記入・登録する必要あります。

未成年の方の場合、申込時点で口座がない方もいると思いますが、その場合は、返金口座情報は空欄のまま申込んでオッケーです！

とはいえ、返金時は必ず必要になるので、なるべく早く口座開設しておくのが無難かと。

【２】カード到着の注意点
カードへのチャージ(専用口座への振込)を保護者などの会員本人以外がする場合は、必ず代理人登録をしましょう。でないと代理人によるチャージできません。

代理人登録は、カード到着後に「個人会員専用サイト」から、いつでもできます。

【３】海外出発前の注意点
振込代理人は、必ず利用者本人に口座番号を確認しておきましょう。もちろん理由は、会員それぞれ口座番号が違いためです。

代理人登録完了通知には、会員専用口座の通知はとくに届かないのでご注意を。

発行スピード・日数

MoneyT Globalは、Webサイト or  郵送のどちらかで申し込めますが、発行会社のアプラスで、マイナンバーと本人確認書類を確認した申込者について

＜オンライン申し込みなら約10日〜2週間＞
＜郵送なら約3週間＞

でカードが手元に届く流れになります。

ただ、3月などの新生活準備シーズンや年末年始などの大型連休を挟む場合は、その分、到着が遅くなることも十分考えられるので、なるべくお早めに申込んでおくと安心かと。

また、学生などが留学目的でカードを作る場合は、親による代理人振込みをするケースもあるでしょうから、その代理人登録手続きも見据えて余裕をもって申込んでおきたいところです。

いずれにしても郵送よりオンライン申し込みの方が早く届くので、特別な事情でもない限りはオンラインでの申し込みがオススメとなっています。

 

申込みに必要書類・情報

カード申込みには、マイナンバー１点と本人確認書類２点の合計３点の提出が必要です。スムーズに作成するために事前準備しておきましょう！

まず、「マイナンバー通知カード」 or 「マイナンバーカード」から1点は必要です。

そのうえで＜次のAグループから２点＞、もしくは＜Aグループ１点＋Bグループ１点の計２点＞の本人確認書類および補完書類を提出すればオッケー！

 

まとめ

MoneyT Globalの主なメリットをまとめると次のようになります。

MoneyT Globalでは、国内最大手の旅行会社JTBのサポートもうけられます。

たとえば、世界40都市に拠点をおくJTB海外トラベルデスクでは、トラベル関連の各種案内、予約代行、万が一のトラブル時においてフルサポートしてもらえます。

個人向けMoneyT Globalでは、便利な無料メール配信サービス「危険回避速報」を利用できます。(要登録・設定)

利用可能な現地通貨(外貨)が超豊富で、世界シェアNo.1の国際ブランドのVISAであり、おまけに便利なタッチ決済にも対応しているハイスペック・プリペイドカードなので、最初に選ぶプリペイドカードとしてもイチオシです！

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