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三井住友カードはVISAとMastercardのデュアル発行で2枚持ち対応!メリット・デメリットまとめ

三井住友カードといえば、VISAブランドのイメージが強いですがMastercard(マスターカード)も発行しています。

複数の国際ブランドに対応したクレカは数多く存在しますが、三井住友カードではVisaとMastercardの2枚持ちの「デュアル発行」も可能です。

三井住友カードのデュアル発行の内容、年会費について注意点を交えて解説します。

 

デュアル発行対象カードと年会費

三井住友カードのシリーズでデュアル発行可能な券種と「Visa」と「Mastercard」の2枚持ちした際に通常年会費に加算される追加年会費は次のとおりです。

(参考:VisaとMastercardの2枚保有時の年会費|三井住友カード

 

ポイント還元率特化型のプラチナカード「三井住友カード プラチナプリファード」、

リボ払い専用の「三井住友カード RevoStyle」は、

Visaブランドしか選べないので、デュアル発行の対象外となります。

 

三井住友カードでは、年会費の割引優遇があります。

 

毎月のカード利用明細を「Web明細サービス」にすれば、一般カードなら550円(税込)、ゴールドカード以上だと1,100円(税込)割引となります。

 

また、三井住友カードのリボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」に登録し、年1回以上のカード利用することでも、年会費割引を受けられます。

<関連記事>
マイ・ペイすリボの手数料を最小限にする方法、三井住友カードの特典

 

マイ・ペイすリボは、初回はリボ手数料がかかりませんので、毎月のリボ払い金額を、カード利用可能枠の全額に設定していれば手数料はかかりません。

 

実質的に通常の1回払と同じ扱いです。

 

高額な手数料が発生するため、リボ払いは何かしら特別な事情でもない限り避けるべきですが、三井住友カードなら1回払と同様に無料にできます。

 

しかも、年会費割引になるというオマケ付き。

 

1枚目の三井住友カード各種の年会費は次のとおりです。

対象カード 本会員 家族会員
通常 割引後 通常 割引後
三井住友カード 1,375円(税込) 無料 440円(税込) 無料
三井住友カード プライムゴールド 5,500円(税込) 1,650円(税込) 1,100円(税込)
三井住友カード ゴールド 11,000円(税込) 4,400円(税込) 1,100円(税込)
三井住友カード プラチナプリファード 33,000円(税込) ※割引対象外 割引なし 無料
三井住友カード プラチナ 55,000円(税込) 53,900(税抜49,000) 無料

 

デュアル発行した際、「マイ・ペイすリボ」と「Web明細」において、1枚目の本会員カードと同じ条件を2枚目でもクリアすれば、2枚目のカードでも年会費の割引となります。

 

たとえば、三井住友カード プラチナ以外は、「マイ・ペイすリボ」と「Web明細」を使うことで2枚目の年会費を無料にすることが可能です。

 

2枚目の年会費は、先程の『デュアル発行対象カードと年会費』の章でもお伝えしていましたが次のとおりになります。

 

前述のとおり「三井住友カード プラチナプリファード」「三井住友カード RevoStyle」は、Visaしか選べないのでデュアル発行の対象外です。

対象カード 本会員 家族会員
通常 割引後 通常 割引後
三井住友カード 275円(税込) 無料 275円(税込) 無料
三井住友カード プライムゴールド 1,100円(税込) 無料 無料
三井住友カード ゴールド 2,200円(税込) 無料 無料
三井住友カード プラチナ 5,500円(税込) 4,400円(税込) 無料

 

VisaとMastercardの2枚持ちをしている際の合計年会費は下記のとおり。

対象カード 本会員 家族会員
通常 割引後 通常 割引後
三井住友カード 1,650円(税込) 無料 715円(税込) 無料
三井住友カード プライムゴールド 6,600円(税込) 1,650円(税込) 無料
三井住友カード ゴールド 13,200円(税込) 4,400円(税込) 無料
三井住友カード プラチナ 60,500円(税込) 58,300円(税込) 無料

 

デュアル発行で更に幅広い加盟店で利用可能に

デュアル発行すると、無論「Visa」と「Mastercard」のどちらの加盟店でも使えるようなります。

 

どちらも7大国際ブランドの中でも、国内外においてトップクラスの加盟店数を誇るので、その意味では最強コンビですね。

国際ブランド 加盟店数(約) 世界シェア
(決済回数または決済額)
本社所在地
VISA 5,290万ヵ所以上 約50% アメリカ
Mastercard 5,290万ヵ所以上 約26% アメリカ
JCB 3,500万ヵ所以上 約1% 日本
American Express 2,330万ヵ所以上(予測値) 約3% アメリカ
Diners Club 3,210万ヵ所以上 約1%未満 アメリカ
Discover 4,400万ヵ所以上 約1%未満 アメリカ
UnionPay(中国銀聯) 5,200万ヵ所以上 約20% 中国

※JCBは公式サイトでの2020年9月末日時点のデータ。UnionPayは2021年3月時点でのデータ。それ以外は2018年度のNilson Report(ニルソンレポート)による。

 

JCB、アメックス、ダイナースクラブだと、どうしても特に海外においては使えないお店も出てくるので、VisaぁMastercardのクレジットカードはマストアイテムです。

 

VisaとMastercardの独自特典をどちらも使える

VISAとMastercardには、どちらも国際ブランドオリジナルの特典があります。

 

国際ブランドが同じでも、カードランクによって利用できる特典内容も変わります。

対象カード Visa特典ランク Mastercard特典ランク
三井住友カード プラチナ Visaプラチナカード特典 プラチナMastercard
三井住友カード ゴールド Visaゴールドカード特典 ゴールドMastercard
三井住友カード プライムゴールド
三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード(NL) Visa共通特典
Mastercard共通特典
三井住友カード(一般)

 

Visaブランドのオリジナル特典については以下で解説しています。

<関連記事>
VISAカードの共通特典をランク別に解説

 

Mastercardのオリジナル特典については以下で解説しています。

<関連記事>
Mastercard(マスターカード)の6ランクをワールドエリートまで徹底解説

マスターカードのTaste of Premiumの特典・対象のMastercardのクレジットカードまとめ

 

さいごに

三井住友カードのほとんどの券種では「Visa」と「Mastercard」の2枚持ち、いわば「デュアル発行」できます。

 

デュアル発行の主なメリットは、両方の国際ブランド加盟店でカード利用できるようになること、VisaとMastercardのオリジナル特典の両方を楽しめてしまうことです。

 

「Web明細」と「マイ・ペイすリボ」の両方を利用すれば「三井住友カード プラチナ」以外は、2枚目の年会費を無料化できます。

 

三井住友カード プラチナ」は、上記2つを満たしても2枚持ちすると追加年会費4,400円(税抜4,000円)かかりますが、

Visaプラチナカード特典」と「Mastercard6つのランク」の内、プラチナMastercardの「Taste of Premium」特典の両方を楽しめると考えれと決して悪くないと考えます。

 

<関連記事>
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