サイトアイコン TABI MIND 旅マインド

ダイナースクラブ(Diners Club)のメリット・デメリット・特徴まとめ

Diners Club(ダイナースクラブ)という国際ブランドがありますね。

世界で初めて誕生した、世界的に信用度の高い国際ブランドです。

高い年会費を払ってまで保有することに疑問を持つ方もいると思います。

ただ実際は、ダイナースクラブには高い年会費に見合う、または年会費以上の特典・サービスが付帯するクレジットカードとなっています。

「VISA」や「Mastercard」とは違い、プロパーカードなんて呼び方をしますが完全に自社発行でクレジットカードを発行しているのも、高いステータス性を守っていると言えます。

今回は、国際ブランド「ダイナースクラブ」の基本的な特徴をはじめメリット・デメリットをメインに解説します。

<公式サイト>
豪華キャンペーン実施中!
※終了・変更となることもあるので、詳細は必ずリンク先でご確認ください。

ダイナースクラブカード 最新キャンペーン
ダイナースクラブ ビジネスカード 最新キャンペーン
ANAダイナースカード 最新キャンペーン

 

ダイナースクラブのメリット・特徴

ダイナースクラブとは

ダイナースクラブは、「VISA」「 Mastercard」「JCB」「American Express」(アメリカン・エキスプレス、以下アメックス)などを含む7大国際ブランドのひとつであり、ステータスカードとして知られています。

<関連記事>
クレジットカードの世界7大国際ブランドの特徴を解説

 

ダイナースクラブは、1950年にアメリカの実業家フランク・マクナマラと友人の弁護士であるシュナイダーによって設立された世界で最初に誕生した国際ブランドです。

アメリカ・ニューヨークに本拠地を置き、本格的にカードの発行が開始されたのは1960年になります。

ダイナースクラブは、創業者がレストランで食事する際に財布を忘れて、郊外にある自宅からわざわざ夫人に現金を届けてもらったということがきっかけで始まりました。

そんな恥ずかしい思いをしたことから、現金を持たずに食事ができる仕組みを考え、ダイナースクラブの名前の由来も「食事をする人のクラブ」というところからきているのだとか。

日本では、三井住友信託銀行傘下の三井住友トラストクラブ株式会社(旧シティカードジャパン)がダイナースクラブに関する事業を運営しています。

発行当初から、日本の富裕層や日本に居住する外国人をターゲットとしており、今でもハイステータスカードの代名詞です。

ダイナースクラブの基本情報は下記のとおり。

項目 内容
設立 1950年
会員数 600万人以上(日本では約50万人)
利用可能な国と地域 185か国以上
加盟店数 2,600万店以上

 

以下は、現:三井住友トラストクラブがダイナースクラブの事業を担うまでの日本における歴史・変遷です。

1960年12月に日本交通公社(現JTB)と富士銀行(現みずほ銀行)の共同出資で「日本ダイナースクラブ」を設立。

日本でのクレジットカード発行専業企業の設立としては初でありカードの発行も1961年春にJCBとほぼ同時にスタート。

2000年にシティコープ(現シティグループ)による買収によって、日本ダイナースクラブも「シティコープダイナースクラブジャパン」に社名変更。

2004年12月13日に会社分割し、シティバンク銀行が事業を承継。

2008年のシティグループによるディスカバーカードへのブランド売却後も、引き続きシティバンク銀行が独占フランチャイズ権を維持し運営を担う。

2014年にシティグループによる世界的な不採算部門の見直しの一環によるシティバンク銀行の個人金融ビジネスからの撤退に伴い、

2015年3月31日、独占的交渉権を得た三井住友信託銀行がシティコープダイナースクラブジャパンの全株式を取得すると発表。

その後、現在にわたって三井住友信託銀行傘下の三井住友トラストクラブ株式会社がダイナースクラブに関する事業を担っています。(2021年3月時点)

 

高いステータス性

ダイナースクラブカード」といえば、かつては会社経営者、大手・有名企業に勤める管理職、公務員、医者や弁護士などの富裕層・エリート層といった限られた方しか保有できないステータスが極めて高い国際ブランドでした。

しかし、今では27歳以上で年収が400万円〜500万円ほどあれば保有するのがそれほど難しくなくなりました。(※上記を満たしていれば100パーセント発行できることをお約束するものでありません。)

それでも今もな国際ブランドの中ではプロパーカードの「アメックス」と並んでステータス性の高い国際ブランドと認知されています。

また、ダイナースクラブカードは完全自社発行を徹底しています。

最もベーシックな「ダイナースクラブカード」、インビテーションが届けば入会可能な「ダイナースクラブ プレミアムカード」、

個人事業主や会社役員向けの「ダイナースクラブ ビジネスカード」以外の提携カードも自社発行です。

その提携先も航空系やホテル系をはじめ名だたる一流企業や有名ブランドが名を連ねており、ブランドイメージが守られています。

 

自社発行していないプロパーカードなしの「VISA」や「Mastercard」だと、提携カードのみとなるため、カード入会審査や発行までを提携先の企業などが行うことがほとんどです。

ダイナースクラブは提携カードも自社発行なので、ダイナースクラブカードの基本的な共通特典に加えて、提携先の特典・機能もフル活用できます。

 

日本ではJCB加盟店でも利用可能

ダイナースクラブは「JCB」と相互加盟店開放により、日本国内のJCB加盟店でも利用できます。

これは「アメックス」も同様です。

 

一律の利用限度額の設定なし

ダイナースクラブならではのスペックとして、ショッピング一回払いについては一律の利用可能枠を設けていないことで有名です。

しかし、実際は無制限に利用できるということではなく、会員ごとの利用状況や支払実績などによって個別に設定されます。

セキュリティ上の理由で、普段より高額なお買い物をするといきなりしてしまうと、取り引きが一時的に保留となることもあるの注意が必要。

ダイナースクラブカード各種を発行する三井住友トラストクラブでは、「高額利用の事前ご相談サービス」があるので、もし一時的に高額決済したい場合はデスクに事前に連絡するのが無難です。

ちなみに「一律の利用限度額の設定なし」というスペックは、プロパーカードのアメックスも同様の仕様があります。

あくまでプロパーのアメックスのシリーズならではの仕様であるため、

楽天カード
エムアイカード プラス
● セゾンカード
● MUFGカード
など

の提携会社発行カードのアメックスは対象外です。

いずれにしても「一律の利用限度額の設定なし」というのは、ダイナースクラブならではのステータスカードらしいスペックと言えますね。

「長期の海外旅行」「輸入車の購入」「披露宴や会社設立記念パーティ費用のお支払い」「高級宝飾品の購入」など、高額決済が必要なシーンで活躍できる嬉しいスペックです。

 

リワードポイントの有効期限は無期限

ダイナースクラブカード」の利用で貯まるポイント名称は「ダイナースクラブ リワードポイント」。

利用金額100円につき1ポイント貯まり、有り難いことにカード会員でいる限りは有効期限は無期限です。

ただし、公共料金や税金などの支払いの場合は、200円につき1ポイントになるものもあるので気をつけてください。

また、リワードポイントは、ダイナースクラブが運営する「ダイナースクラブ ポイントモール」のポイントボーナスを利用することで、通常よりも効率よくポイントが貯めらます。

なんであれ、ダイナースクラブカードのシリーズ以外の他のクレジットカード利用で貯まるポイントは、1年や2年などといった設定があるので「無期限」なのは大きなアドバンテージと言えます。

「そんなに必要なわけでもないけど、期限が迫っているからしょうがなく交換した」

とかだったら満足度も下がってしまいますよね。

 

貯めたポイントは多彩な賞品と交換できる

貯めたリワードポイントは、「旬の人気アイテム」や「ギフト券・商品券」「ポイント移行」「ポイント充当」「マイル移行」など、様々な使い道が用意されています。

中にはワインセットなどダイナースクラブだから用意できるような限定の豪華アイテムもあります。

前述の通りポイント期限は無期限なので、本当に欲しいと思えるものをじっくり選べるのが良いですね。

「ダイナースグローバルマイレージ」では、ANAマイル、デルタ航空のスカイマイル、ユナイテッド航空のマイレージプラス、大韓航空のスカイパス、アリタリア-イタリア航空のミッレミリアに移行できます。

飛行機に乗るタイミングで交換すればマイルの有効期限も実質無期限にすることも可能です。

 

ダイナースクラブの至高の優待特典

ダイナースクラブカードは、トラベルやダイニング・グルメ、エンタメのジャンルにおける特典・サービスが充実している「T&Eカードブランド」(トラベル&エンターテインメントカード)でもあります。

ダイナースクラブは「食事をする人の倶楽部」という言葉に形容されるように、ダイニング・グルメ関連の特典が非常に充実しているのが他の国際ブランドと大きな違いであり特徴です。

コース料理1名無料サービス」の対象店舗数は類似サービスと比較すると多く利用でき、ダイニング優待に強みがあるダイナースクラブらしくなっています。

サービス名 付帯カード例 店舗数
ダイナース エグゼクティブダイニング ダイナースクラブカード全種類 約280店舗
プレミアム エグゼクティブ ダイニング ダイナースクラブ プレミアムカード
ANAダイナース プレミアムカード
約380店舗
Mastercard Taste of Premium ダイニング by 招待日和 ラグジュアリーカード チタン
ラグジュアリーカード ブラック
ラグジュアリーカード ゴールド
ラグジュアリーカード ブラックダイヤモンド

TRUST CLUB プラチナマスターカード
TRUST CLUB ワールドカード
TRUST CLUB ワールドエリートカード
ジャックスカードプラチナ
オリコカード・ザ・プラチナ
オリコ EX Gold for Biz
約250店舗
ゴールド・ダイニング by 招待日和 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 約230店舗
2 for 1 ダイニング by 招待日和 アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
約230店舗
プラチナ・グルメセレクション MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
三菱UFJニコス株式会社が発行するプラチナの提携カード
三菱UFJニコス株式会社のフランチャイジー各社が発行するプラチナのカード
約230店舗
グルメ・ベネフィット JCBプラチナ
JCBザ・クラス
JAL・JCB プラチナ
約130店舗
プラチナグルメクーポン 三井住友カード プラチナ
エポスプラチナカード
約100店舗

 

それ以外にも、ダイナースクラブならではのダイニング特典が多数用意されており、その時の気分やシーンによって、美食を楽しむことができます。

サービス名 内容
ごほうび予約 厳選レストランで1人限定のお得なコースを楽しめる
ごひいき予約.com 人気店の直前キャンセルを利用可能
Wishダイニング 予約の取りにくい飲食店の席を事前に予約可能
「ビフテキのカワムラ」からの特別優待 最高級の神戸ビーフを提供する「ビフテキのカワムラ」から嬉しいダイナースクラブ会員優待
「ひらまつ」からの特別優待 全国各地で個性豊かなレストランを展開する「ひらまつ」から、ダイナースクラブ会員様に嬉しい優待
スムーズ ダイニング レストランでカードの提示やサインは不要
料亭プラン 予約が難しい高級料亭を会員様に代わって予約
ナイト イン 銀座 銀座のバー・クラブ優待
デュカス・パリとのパートナーシップ ベージュアラン・デュカスなどでの優待

 

トラベル関連など、その他特典もハイクラス

ダイナースクラブカード全種類では、国内・海外1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できます。

ダイナースクラブカードの各種一般カードは、年10回まで無料で提携空港ラウンジに入室可能です。

各種ダイナースクラブ プレミアムカードは、年間にわたって何度でも無料でラウンジを楽しめます。

<関連記事>
ダイナースクラブカードは国内外の1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用可能!VIPラウンジも!

 

利用時は、ダイナースクラブカードと搭乗券を提示するだけ。

嬉しいことに本会員に限らず家族カード会員も対象です。

類似の空港ラウンジサービスである「プライオリティ・パス」の場合、対象は本会員のみで家族会員は対象外というケースも多々あるので、なお有り難いですね。

トラベル系の特典といえば、アメックスがパイオニア的存在ですが、ダイナースクラブも負けていません。

ここ最近では、ホテル・宿泊関連の優待特典も期間限定キャンペーンなどで用意されるようになりました。

厳選された国内ホテル・旅館でのお部屋のアップグレードや朝食付きサービスなど、ワンランク上の宿泊を楽しめるような特典があります。

海外ホテルの優待サービス「海外クラブホテルズ」では、ペニンシュラやハイアット、アマンなど世界のラグジュアリーホテルでの特別割引やお部屋のアップグレード、朝食2名分無料サービス、スパ・ジムの無料利用などの優待を受けられることがあります。

空港送迎タクシー・サービスや、海外から帰国の際にスーツケース1個を対象空港から自宅などの指定先まで無料で届けてくれる「手荷物宅配サービス」など、ハイステータスカードならではの優待を利用可能です。

他にも、ダイナースクラブだからこそ実現し得る貴重な会員限定イベント、ゴルフ、エンタテイメント、カルチャー、ショッピング、ヘルス・ビューティー、コンサルティング・投資など多岐の分野にわたって豊富な優待サービスが用意されています。

 

付帯保険の補償内容がトップクラス

年会費が一番安価でスタンダードな「ダイナースクラブカード」でも、海外・国内の旅行傷害保険は最高1億円で守られます。

また、海外旅行傷害保険には、現地での病気やケガのアクシデントでも、専任スタッフの方が相談にのってくれる「海外緊急アシスタンスサービス」も付帯しています。

もちろん「キャッシュレス診療サービス」も利用可能です。

ショッピング・リカバリーも忘れてはいけません。

いわゆるショッピング保険で、国内と海外にてダイナースクラブカードを利用して購入した商品が破損・盗難・火災などの事故で被害を受けてしまった時に

年間最高500万円というプラチナカード以上で見られるような高額補償に注目です。

保険適用となる対象者は、本会員・家族会員に加えて、“補償対象となる商品をプレゼントやお土産として受け取った人”も対象となります。

もう一つの注目点としては、スマホやパソコンも補償対象となるということ。

スマホやPCも補償範囲内というのは、クレジットカードに付帯するショッピング保険としては、かなりレアケースですから。

 

スタンダードなダイナースクラブカードならMastercardも利用可能

スタンダードな「ダイナースクラブカード」と、その上位カードである「ダイナースクラブ プレミアムカード」なら、追加カードとして「Mastercard」の上級会員資格が付帯するをクレジットカードを追加発行できてしまいます。

逆にANAダイナースカードなどの提携カードは対象外なので気をつけましょう。

対象カード 追加カード Mastercardランク
ダイナースクラブカード ダイナースクラブ コンパニオンカード
(≒ TRUST CLUB プラチナマスターカード)
プラチナMastercard
ダイナースクラブ プレミアムカード ダイナースクラブ プレミアムコンパニオンカード
(≒ TRUST CLUB ワールドエリートカード)
ワールドエリートMastercard

しかも、これらコンパニオンカードの発行手数料や年会費は完全無料です。

ダイニング by 招待日和」など、いわゆる「Mastercard Taste of Premium特典」も同時に楽しめます。

特に後者の「Mastercardランク」の内、最高グレードの「ワールドエリートMastercardの」会員資格が付帯する「ダイナースクラブ プレミアムコンパニオンカード」を無料発行かつ、無料で維持できるのは強烈です。

ちなみに「ダイナースクラブ ビジネスカード」と「ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード」でも、

「ダイナースクラブ ビジネス コンパニオンカード」を基本会員も追加会員も年会費無料で追加発行できるようになりました。

しかし、前述した最もベーシックな「ダイナースクラブカード」と上位の「ダイナースクラブ プレミアムカード」で発行できる「コンパニオンカード」とはスペックが異なる別物です。

「ダイナースクラブ ビジネス コンパニオンカード」の方は、あくまでMastercardブランドの加盟店でカード利用できる「決済専用カード」としての機能のみにとどまります。

公式サイトでも以下のように記載されています。

決済専用のカードです。Mastercard®が提供する各種サービスはご利用いただけません。
※参照:ダイナースクラブ ビジネス コンパニオンカード|公式

 

つまり、ダイナースクラブ ビジネスカードの方は「Mastercard Taste of Premium特典」は対象外なので、気をつけてください。

 

ダイナースクラブのデメリット・注意点

年会費が高額

ステータスカードの宿命か、一番ベーシックな「ダイナースクラブカード」でも、年会費24,200円(税込)するので、決して安くはありません。

個人的には年会費に見合う価値、あるいは年会費以上の価値があればOKと思える派ですが。

 

使える加盟店の数が少ない

ダイナースクラブは、海外において使えるお店が少ないのがデメリットです。

国際ブランド 加盟店数(約) 世界シェア
(決済回数または決済額)
本社所在地
VISA 5,290万ヵ所以上 約50% アメリカ
Mastercard 5,290万ヵ所以上 約26% アメリカ
JCB 3,500万ヵ所以上 約1% 日本
American Express 2,330万ヵ所以上(予測値) 約3% アメリカ
Diners Club 3,210万ヵ所以上 約1%未満 アメリカ
Discover 4,400万ヵ所以上 約1%未満 アメリカ
UnionPay(中国銀聯) 5,200万ヵ所以上 約20% 中国

『ダイナースクラブとは』の章でもお伝えしたように、ダイナースクラブカードの会員数は、全世界で約600万人、日本で約50万人いると言われています。(2021年3月時点)

また、日本におけるダイナースクラブカードのシェアは、VISAやMastercardと比較すると1%前後と言われており、数字だけ見るとかなり少ないのが現状です。

この理由としては、かつて富裕層やエリート層のみをターゲットとしており、一般大衆向けに広告・宣伝をあまりしていなかったこと、

敷居が高そうな国際ブランドと見なされていたため、この数字になったと推測しています。

ダイナースクラブは、JCBと相互加盟店開放により、日本のごく一部を除くJCB加盟店なら利用可能なので、国内なら、そこまで困ることはありません。

そのため、カード利用しようとしているお店にダイナースクラブのマークがなくても、JCBのマークがあれば決済できるといった具合です。

このことは、レジの店員さんも知らなかったりするケースもあるので、もし知らなかったら店員さんに「試しに通してください」と言えば、問題なく決済できたりします。

海外では、どう贔屓目にみても、どうしても使えるお店が「VISA」や「Mastercard」と比べると少な目となりますが、

ダイナースクラブカード」と「ダイナースクラブ プレミアムカード」なら、先程の『スタンダードなダイナースクラブカードならMastercardも利用可能』の章でお伝えしたように、Mastercardブランドのコンパニオンカードを無料発行できるので、この弱点をカバーできますね。

先述のとおり「ダイナースクラブ ビジネスカード」と「ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード」でも「ダイナースクラブ ビジネス コンパニオンカード」なるものを追加発行できるようになりましたが、

こちらは、スタンダードな「ダイナースクラブカード」で作成できる「コンパニオンカード」のようにMastercardの「Taste of Premium」特典は利用対象外なのでご注意を。(決済機能のみ)

上記以外の各種ダイナースクラブカードの提携カードは、「コンパニオンカード」を追加発行出来ませんので、なんだか残念な気もしますが、

これはサブカードとして、年会費無料の「VISA」or「Mastercard」のクレジットカードを作れば決済力の弱点は補えます。

 

さいごに

ダイナースクラブは、世界で最初に登場した国際ブランド。

アメックスと同様に他の国際ブランドと比較するとステータス性が高いと認識されることも多いですね。

利用限度額については、一律の設定は無いと謳っていますが、実際は収入や利用実績などによって個別に設定はされます。

それでも可能枠は比較的高いため出費が多い月でも、ある程度ゆとりをもって利用できるのが長所。

それなりのまとまった高額な出費となりそうなら、セキュリティで止められないために事前にデスクに連絡するのが無難です。

また、ハイステータスカードらしくダイニング・グルメやトラベル、エンタメなど特典がかなり充実しています。

特にダイニング特典は、他の国際ブランドの追随を許しません。

ダイナースクラブカードは、美食家・グルメ好きな方なら一度は保有を検討してもらいたい国際ブランドです。

<公式サイト>
豪華キャンペーン実施中!
※終了・変更となることもあるので、詳細は必ずリンク先でご確認ください。

ダイナースクラブカード 最新キャンペーン
ダイナースクラブ ビジネスカード 最新キャンペーン
ANAダイナースカード 最新キャンペーン



モバイルバージョンを終了