MileagePlusセゾンカードは、ゴールド・プラチナのどれがおすすめか?違いを比較!
ユナイテッド航空と株式会社クレディセゾンが提携して発行するMileagePlusセゾンカード(マイレージプラスセゾンカード)というクレジットカードがあります。
ユナイテッド航空のマイル「MileagePlus(マイレージプラス)」が、業界最高水準の高還元で貯まる航空系カードです。
MileagePlusセゾンカードは全部で、3種類のカードランクがあります。
● MileagePlusセゾンカード
● MileagePlusセゾンゴールドカード
● MileagePlusセゾンプラチナカード
どれがを選ぶべきか迷っている方もいると思います。
当記事では、MileagePlusセゾンカード全種類について違いを比較します。
【もくじ】
年会費
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
年会費 | A | B | C |
本会員 | 1,650円(税抜1,500円) | 22,000円(税抜20,000円) | 55,000円(税抜50,000円) |
家族会員 | ― | 5,500円(税抜5,000円) ※4枚まで発行可能 |
9,900円(税抜9,000円) ※4枚まで発行可能 |
ETCカード | 永年無料 ※クレカ1枚につき5枚まで発行可能 |
「MileagePlusセゾンカード」は、ユナイテッド航空のマイル「マイレージプラス」を航空系カード最強水準のマイル付与率1.5%にするためには、追加年会費5,500円(税抜5,000円)の「マイルアップメンバーズ」に加入する必要があります。
また、一般の「MileagePlusセゾンカード」はファミリーカード(家族カード)を発行できません。
そのため「ゴールドカード」や「プラチナカード」ならではの特典が不要で、家族カードを発行せず、自分ひとりでコツコツ貯めて行きたい場合は候補になります。
「MileagePlusセゾンカード」の場合、家族カード発行不可能なので、家族それぞれが本会員として加入する必要が生じるため、このケースでは、各人に対して合計年会費7,150円(税抜6,500円)が発生します。
したがって、「MileagePlusセゾンゴールドカード」の「本会員1名+家族カード会員1名」の計2名以上で発行するつもりであれば「MileagePlusセゾンゴールドカード」の方がお得です。
たとえば、MileagePlusセゾンゴールドカードで本会員と家族会員1名のケースなら、22,000円+5,500円=27,500円となり、27,500円÷2人で、一人あたりの年会費は13,750円となるイメージ。
以下、すべて税込です。
発行人数 | MileagePlusセゾンカード | MileagePlusセゾンゴールドカード |
1人 | 7,150円 | 22,000円 |
2人 | 14,300円 | 13,750円 |
3人 | 21,450円 | 11,000円 |
4人 | 28,600円 | 9,625円 |
5人 | 35,750円 | 8,800円 |
それでいて、無論「MileagePlusセゾンゴールドカード」では、ゴールドカードならではの特典・スペックを享受できます。
国際ブランド
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
「A」と「B」は、VISA、Mastercard、アメックスの3種類から選べます。
「C」のみMastercardは選択不可能で、VISAとアメックスの2択。
国際ブランド | 加盟店数(約) | 世界シェア (決済回数または決済額) |
本社所在地 |
VISA | 5,290万ヵ所以上 | 約50% | アメリカ |
Mastercard | 5,290万ヵ所以上 | 約26% | アメリカ |
JCB | 3,500万ヵ所以上 | 約1% | 日本 |
American Express | 2,330万ヵ所以上(予測値) | 約3% | アメリカ |
Diners Club | 3,210万ヵ所以上 | 約1%未満 | アメリカ |
Discover | 4,400万ヵ所以上 | 約1%未満 | アメリカ |
UnionPay(中国銀聯) | 5,200万ヵ所以上 | 約20% | 中国 |
※JCBは公式サイトでの2020年9月末日時点のデータ。UnionPayは2021年3月時点でのデータ。それ以外は2018年度のNilson Report(ニルソンレポート)による。
海外旅行や出張にいく頻度が多く、国内外で広くカード利用する方なら、加盟店数の多さからVISAかMastercardがおすすめということになってきます。
アメックスは、JCBと提携(加盟店相互開放)により、国内のJCB一般加盟店でもほぼアメックスを使えます。
とはいえ、どれだけ贔屓目にみても、加盟店数においてはVISAとMastercardブランドに及びません。
それだとマイルの貯め漏れを防止できる上記2種類の国際ブランドに絞り込めそうですが、必ずしもそうとは言えません。
「MileagePlusセゾンカード」と「MileagePlusセゾンゴールドカード」の場合、アメックス限定でサンクスマイルといって、2年目以降の年会費請求後に毎年の継続ボーナスマイルが付与されるので。(サンクスマイルについては後述)
あと、VISAとMastercardブランドのオリジナル特典は、ゴールドカードだと、そこまでインパクトのある優待もありません。
<関連記事>
● VISAカードの共通特典をランク別に解説
● Mastercard(マスターカード)の6ランクをワールドエリートまで徹底解説
一方のアメックスは、一般カードから利用できる特典数にボリューム・バリエーションがありトータルパフォーマンスでみれば優位といった具合です。
<関連記事>
● アメリカン・エキスプレス・コネクトでアメックス会員限定のお得な優待特典を利用可能!
最上位の「MileagePlusセゾンプラチナカード」は、選んだ国際ブランドにかかわらず、VISAもアメックスも「サンクスマイル」がもらえます。
すると、国内外において多くの一般加盟店で決済ができる、VISA一択とも思えます。
が、しかし、アメックスの場合、プラチナカードとなると優待特典・サービスについては、VISAと比較したとき圧倒的に優位なので、この辺は悩ましいところ。
特典の比較については後述します。
カードデザイン
最上位の「MileagePlusセゾンプラチナカード」のみ、VISAがシルバーグレー、アメックスがブラックを基調としたカードフェイスで、それぞれ異なります。
一般の「MileagePlusセゾンカード」は、VISA、Mastercard、アメックスともに、すべてブルーをベースにしたカードフェイス。
中間ランクの「MileagePlusセゾンゴールドカード」もVISA、Mastercard、アメックスすべてゴールドを基調としたカードフェイスで共通。
マイル付与率
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
項目 | A | B | C |
マイル付与率 | 1.5% (マイルアップメンバーズ加入時) |
1.5% | 1.5% |
1.5%を維持できる年間獲得マイル数 | 30,000マイル (年間約200万円の利用) |
75,000マイル (年間約500万円の利用) |
上限なし |
有効期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 |
サンクスマイル (毎年の継続ボーナスマイル) |
500マイル (アメックス限定) |
1,500マイル (アメックス限定) |
5,000マイル (VISAもアメックスも対象) |
マイル購入10%OFF | ― | ◯ | ◯ |
ユナイテッド航空のマイル「マイレージプラス」の有効期限は無期限です。
以前は、有効期限つきでしたが、有り難いことに2019年8月28日より有効期限が廃止となりました。
ANAやJALとは違い、失効リスクを一切気にすることなくマイペースに貯めて、使いたいときに使えるので使い勝手が飛躍的に向上しています。
<関連記事>
● ユナイテッド航空のマイル「マイレージプラス」の貯め方・使い方、メリット・デメリットまとめ
肝心のマイル付与率は、一般のMileagePlusセゾンカードのみ、基本マイル付与率0.5%です。
貯まり方は、利用金額1,000円(税込)につきユナイテッド航空のMileagePlus(マイレージプラス)が5マイル貯まります。
一般の「MileagePlusセゾンカード」のみマイルアップメンバーズ加入することで、マイル付与率1.5%の高還元になります。
「MileagePlusセゾンゴールドカード」と「MileagePlusセゾンプラチナカード」は、最初から無条件で基本マイル付与率1.5%(税込1,000円⇒15マイル)で業界最高水準の高還元を享受可能です。
前述のとおり、一般の「MileagePlusセゾンカード」は、1.5%還元にするために追加年会費5,500円(税抜5,000円)を払って「マイルアップメンバーズ」に登録する必要があります。
一般のMileagePlusセゾンカードの場合は、マイルを貯める以上「マイルアップメンバーズ」への登録は必須なわけですが、追加年会費がかかるので、当然、加入するか迷う方も出てくることでしょう。
では『どのくらいの年間利用金額があれば追加年会費以上のメリットがあるのか?』という点について解説します。
マイルアップメンバーズ登録時と、しない場合の年会費の差額は、もちろん5,500円(税抜5,000円)。
つまり、マイルアップメンバーズに加入するなら、未加入時に比べて5,500円(税抜5,000円)取り戻せる損益分岐点を把握すればOK。
その損益分岐点は、年間利用金額が50万円以上になったときです。
搭乗クラスでエコノミーを利用した際の1マイルの価値を2円と考えたとき以下のようになります。
⇒ 15,000円相当 − 合計年会費7,150円(税込) = 7,850円
<未加入時> 50万円利用 = 2,500マイル獲得 = 5,000円相当
⇒ 5,000円相当 − カード単体年会費1,650円(税込) = 3,350円
上記のように年50万円以上の利用があった時点からマイルアップメンバーズに加入した方がオトクになることがわかります。
フライトマイルだけでなく、日常のお買い物をはじめ、公共料金、携帯電話料金、各種税金、ネットショッピング、レストラン利用など、
毎日の支払いでマイルが1.5%の高還元で貯まると考えれば、“いつの間にか気づかない内に大量にマイルがたまっている”ことでしょう。^^
しかしながら、各カードランク間において、以下のように1.5%を維持できる年間獲得マイル数(※)が決まっています。
※年間とは、毎年3月4日~翌年2月4日の引落とし分。
MileagePlusセゾンプラチナカードのみ、ずっと1.5%をキープできますが、MileagePlusセゾンカードとMileagePlusセゾンゴールドカードは、下記の年間獲得マイル数を超えると0.5%に低下します。
● MileagePlusセゾンゴールドカード:75,000マイル(年間約500万円の利用)
● MileagePlusセゾンプラチナカード:上限なし
話を変えて、ユナイテッド航空とANAは提携関係にあり、なおかつ両社とも同じ航空連合の「スターアライアンス」の加盟しています。
つまり、マイレージプラスは、日本在住の方にも思いの外、使い勝手の良いマイルとなっています。
マイレージプラスのメリット・デメリット、具体的な貯め方、お得な使い方については以下で解説しています。
<関連記事>
● ユナイテッド航空のマイル「マイレージプラス」の貯め方・使い方、メリット・デメリットまと
電子マネーなどキャッシュレス決済
ポイントが貯まる付与対象の電子マネーなど、各キャッシュレス決済サービスの対応状況については以下でまとめています。
<関連記事>
● セゾンカードのポイントが貯まる電子マネー、QR・バーコードによるスマホ決済などキャッシュレスサービスまとめ
トラベル特典
では、ここからは主に発行会社のクレディセゾンが提供する特典内容を比較していきましょう。(国際ブランド提供の特典は後述)
まずは、トラベル関連の特典です。
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
項目 | A | B | C |
ユナイテッド運航便の優先搭乗サービス | ― | ― | ◯ |
「ユナイテッドクラブ」ラウンジ年2回無料 | ― | ― | ◯ |
空港ラウンジサービス | ― | ◯ | ◯ |
空港手荷物宅配サービス | 帰国時の割引優待 | 帰国時の割引優待 | アメックス:往復で各1個無料 VISA:往復で2個まで500円。3個目以降割引 |
海外用Wi-Fiレンタルサービス | ― | ◯ | ◯ |
海外レストランWEB予約サービス | ― | ◯ | ◯ |
一休プレミアサービス特別キャンペーン (ダイヤモンドステージ体験) |
― | ― | ◯ アメックス限定 |
SAISONトラベル | ◯ | ◯ | ◯ |
tabiデスクで海外・国内ツアー優待 | ◯ | ◯ | ◯ |
海外アシスタンスデスク | ◯ | ◯ | ◯ |
現地通貨引き出しサービス(海外キャッシング) | ◯ | ◯ | ◯ |
[1]ユナイテッド運航便の優先搭乗サービス
本会員が航空券の予約時に、マイレージプラス会員番号を登録すると、ユナイテッド航空運航便で優先的に機内へ搭乗可能。本会員が同乗者の航空券を同じ予約番号で予約した場合に限り、同乗者の方も優先搭乗OK。
[2]「ユナイテッドクラブ」ラウンジ年2回無料
空港ラウンジ「ユナイテッドクラブ」利用パスを毎年2枚進呈(118米ドル相当)。本会員のみが対象。ドリンクや軽食の無料サービス、ワークスペース、無料Wi-Fiなどをユナイテッド航空便のフライト直前まで楽しめる。(詳細)
[3]空港ラウンジサービス
国内主要空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)のラウンジが無料で利用可能。家族会員も対象。フリードリンク、新聞・雑誌、Wifiサービスなどの提供もあり。(詳細)
[4]空港手荷物宅配サービス
MileagePlusセゾンプラチナカードのみ、国際線利用時に、出発時と帰国時の両方で、手荷物1個まで無料の宅配サービスを利用可能。他は、クレディセゾンまたは国際ブランドが提供する優待価格ないしは割引の優待。
[5]海外用Wi-Fiレンタルサービス
世界各国でインターネットが接続可能になる海外Wi-Fiレンタルサービスを会員特典付で利用できます。大手や有名業者ばかりなので安心です。
サービス名(業者名) | 料金・特典内容 |
グローバルWiFi (株)ビジョン |
<Wi-Fiルーター> アジア:240円/日〜 ヨーロッパ:776円/日〜 ハワイ:776円/日〜 |
(株)JALエービーシー | <Wi-Fiルーター> アジア:690円/日~ 欧米:839円/日~ |
Wi-Ho!(ワイホー) (株)テレコムスクエア |
<Wi-Fiルーター> アジア:630円/日 欧米:900円/日 |
[6]海外レストランWEB予約サービス
海外旅行出発の7日前まで、海外(9都市)の人気レストラン予約が予約手数料無料になる優待を受けられます。安心の日本語対応です。(詳細)
[7]一休プレミアサービス特別キャンペーン
アメックスの「MileagePlusセゾンプラチナカード」限定で一休プレミアサービスの最上位「ダイヤモンドステージ」を無条件で体験可能。
[8]SAISONトラベル
会員優待価格のパッケージツアーをはじめ、旅行前〜旅行後において旅行全般をフルサポート!(詳細)
[9]tabiデスク
大手や有名旅行会社の海外・国内のパッケージツアー、クルーズツアーが3〜8%OFF!(詳細)
[10]海外アシスタンスデスク
海外主要都市のトラベルデスクで案内、予約、手配、トラブルなど旅行全般について日本語サポート!(詳細)
[11]現地通貨引き出しサービス(海外キャッシング)
各国際ブランドのステッカーのある世界中のATMで最大24時間、現地通貨を引き出し可能。キャッシングの利用には暗証番号が必要。海外での利用はすべて1回払いのみ。キャッシング利用には利用可能枠が必要です。
ライフスタイル全般の特典
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
項目 | A | B | C |
コンシェルジュ・サービス | ― | ― | ◯ |
セゾンプレミアムセレクション byクラブ・コンシェルジュ | ― | ― | ◯ |
ミニメイド・サービス | ― | ― | ◯ アメックス限定 |
セゾンプレミアムゴルフサービス | ― | ― | ◯ アメックス限定 |
セゾンカード会員誌expressの無料購読 | ― | ◯ | ◯ |
Abema TV優待 | ◯ | ◯ | ◯ |
会員限定チケットサービスe+(イープラス) | ◯ | ◯ | ◯ |
ファストドクター優待 | ◯ | ◯ | ◯ |
セゾンPortalアプリ | ◯ | ◯ | ◯ |
レストラン、航空券、新幹線・JR、ハイヤー、ツアー、ゴルフ場、フラワーギフトの案内、手配など、多方面の依頼事項で上質なサポートを受けられる。
[2]セゾンプレミアムセレクション byクラブ・コンシェルジュ
多種多様なジャンルのサービスで最高峰の優待を受けられる。通常入会金220,000円(税込)と年会費198,000(税込)が無料!(優待詳細)
※ Netアンサーからの登録が条件(本会員限定)
[3]ミニメイド・サービス
「MileagePlusセゾンプラチナカード」のアメックスブランド。
● プレミアサービス(レギュラー)をお試しで1回利用可能:平日1回のみ12,200円(税込)
● プレミアサービス(レギュラー)定期利用契約時に5,500円サービスチケットを進呈
[4]セゾンプレミアムゴルフサービス
「MileagePlusセゾンプラチナカード」のアメックスブランド。
楽天SGCの通常年会費26,400円(税込)が11,000円(税込)に優遇
[5]セゾンカード会員誌expressの無料購読
通常、年間定期購読料3,278円(税込・送料込)するセゾンカード会員誌「express」を毎月無料で購読可能です。7・8月号は合併号で、年11冊発行されます。時節に合わせた特集記事やグルメ・チケット・旅行の優待情報など幅広い内容を掲載。(詳細)
[6]AbemaTV優待
動画配信サービス「AbemaTV」にて、セゾンカード会員限定でABEMAプレミアムを3ヵ月間無料で視聴可能(毎月先着10万人)。キャンペーンはクーポンコードを適用させて利用するパターンです。
(詳細)
[7]会員限定チケットサービスe+
コンサート、演劇、スポーツ、イベントなど人気公演チケットを先行予約や割引など限定特典を享受可能
(詳細)
[8]ファストドクター
セゾンカード会員専用の特典番号を利用で往診時の医師の交通費(実費負担最大960円)が無料
(詳細)
[9]セゾンPortalアプリ
アプリ上で、支払金額、お得なキャンペーン情報などを一括チェック。管理が可能で便利。(iPhone / Android)
総合・ショッピング優待特典
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
項目 | A | B | C |
セゾンカード優待ショップ | ◯ | ◯ | ◯ |
アメックス×LUXA優待 | ◯ アメックス限定 |
◯ アメックス限定 |
◯ アメックス限定 |
トク買い | ◯ | ◯ | ◯ |
「WINE CAVE 築地」優待 | ― | ― | ◯ アメックス限定 |
カーライフ特典
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
項目 | A | B | C |
ハーツレンタカー優待 | ◯ | ◯ | ◯ |
オリックスレンタカー優待 | ◯ | ◯ | ◯ |
カレコ・カーシェアリングクラブ優待 | ◯ | ◯ | ◯ |
ビジネス特典
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
項目 | A | B | C |
国内用モバイルWi-Fi「Wi-Ho!Biz」優待 | ― | ― | ◯ |
G-Searchデータベースサービス優待 | ― | ― | ◯ |
法人向け顧問弁護士サービス「リーガルプロテクト」優待 | ― | ― | ◯ アメックス限定 |
付帯保険
一般のMileagePlusセゾンカードは、海外旅行傷害保険のみ付帯します。
「MileagePlusセゾンゴールドカード」と「MileagePlusセゾンプラチナカード」は、加えて国内旅行傷害保険、ショッピング保険も標準で付きます。
海外旅行傷害保険
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
項目 | A | B | C | ||
適用条件 | 利用付帯 | ||||
対象者 | 本会員 | 本会員 | 家族特約 | 本会員 | 家族特約 |
傷害死亡・後遺障害 | 3,000万円 | 5,000万円 | 1,000万円 | 1億円 | 1,000万円 |
傷害治療費用 | 300万円 | 300万円 | 200万円 | 300万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 | 200万円 | 300万円 | 200万円 |
賠償責任 ※自己負担:1,000円 |
2,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 |
携行品損害 ※自己負担:3,000円 ※1品10万円限度 |
30万円 | 50万円 | 20万円 | 50万円 | 20万円 |
救援者費用 | 300万円 | 300万円 | 200万円 | 300万円 | 200万円 |
<付帯保険の案内・保証規定>
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
海外保険傷害保険は、カードランクにかかわらず2021年7月より自動付帯から利用付帯に変更となりました。
保険適用となるカード決済例は以下のとおり。
● パッケージツアー
● リムジンバス
● 電車
● 航空券
etc.
<保険適用対象外のカード決済例>
● レンタカー
● タクシー
● ホテル宿泊代
etc.
特にホテル宿泊代は、意外にも保険の適用対象外なので気をつけましょう。
「MileagePlusセゾンゴールドカード」と「MileagePlusセゾンプラチナカード」は、嬉しいことに家族特約も付帯します。
家族特約の被保険者の範囲は、本会員の配偶者、本会員または配偶者と生計をともにする同居の親族、本会員または配偶者と生計をともにする別居の未婚のお子様です。
補償期間は、1旅行につき最長3ヵ月(90日)間なので中・長期旅行も安心。
国内旅行傷害保険
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
項目 | A | B | C | ||
適用条件 | 利用付帯 | ||||
対象者 | 本会員 | 本会員 | 家族特約 | 本会員 | 家族特約 |
死亡・後遺障害 | ― | 5,000万円 | 1,000万円 | 1億円 | 1,000万円 |
入院日額 | ― | 5,000円 | 2,000円 | 5,000円 | 2,000円 |
通院日額 | ― | 2,000円 | 1,000円 | 2,000円 | 1,000円 |
手術日額 | ― | 5,000円×手術の種類により10倍~40倍 | 2,000円×手術の種類により10倍~40倍 | 5,000円×手術の種類により10倍~40倍 | 2,000円×手術の種類により10倍~40倍 |
<付帯保険の案内・保証規定>
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
前述のとおり、一般の「MileagePlusセゾンカード」には国内旅行傷害保険は付きません。
国内旅行傷害保険も利用付帯ですが、家族特約つきです。
肝心の入院・通院・手術保険金もフルで付帯しているので一定の実用性を満たしています。
ショッピング保険
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
項目 | A | B | C |
補償限度額 (1事故上限額) |
― | 100万円 | 500万円 |
自己負担額 | ― | ● 1事故につき1個、または1組につき5千円。 ● ただし、5千円未満の損害額(修理の場合も含む)は対象外。 |
|
被保険者 | ― | 補償対象の物品を正当な権利をもって所有している会員。 | |
補償期間 | ― | 会員が物品をカード購入した日、または物品を受取った日のどちらか遅い日から90日間。 | |
補償対象 | ― | 日本国内と海外の利用 | |
補償対象となる事故 | ― | 国内・海外で発生した火災・破裂・爆発・破損・盗難などの偶然な事故。 | |
補償対象外の物品 | ― | [1]商品券、航空券、乗車券など [2]宅配便など(通販などの輸送中の物品) [3]現金、手形、小切手、その他有価証券、印紙、切手、チケットその他これらに準ずるもの [4]預金証書または貯金通帳(通帳および現金支払機用カードを含む) [5]食料品・飲料(酒類を含む) [6]船舶(ヨットモーターボートおよびボートを含む)、航空機、自動車、原付自動車、自転車、ハンググライダー、ラジオコントロール模型およびこれらの付属品 [7]義歯、義肢、コンタクトレンズ、その他これらに類するもの [8]動物あるいは植物(剥製・ドライフラワーを含む) [9]稿本、設計書、帳簿その他これらに準ずるもの [10]携帯電話・ポケットベルなどの携帯式通信機器 [11]職業上の物品として購入したもの |
<付帯保険の案内・保証規定>
A:MileagePlusセゾンカード
B:MileagePlusセゾンゴールドカード
C:MileagePlusセゾンプラチナカード
国際ブランド独自の共通特典
結論からいうと、国際ブランドのオリジナル特典においては、トータルパフォーマンスでアメックスが優位です。
まず、マスターカードは、プラチナカードMastercardランクの特典が使えるなら「高級レストランでコース1名無料」となる
「Mastercard Taste of Premium」の人気グルメ特典「ダイニング by 招待日和」も活用できるので、少し話が違ってきますが、
肝心の「MileagePlusセゾンプラチナカード」には、Mastercardブランドがありません。
Mastercardを選べるのは、MileagePlusセゾンゴールドカードまで。
正直、プラチナMastercard未満のランクのMastercardの特典は、今ひとつインパクトに欠けます。
<関連記事>
● Mastercard(マスターカード)の6ランクをワールドエリートまで徹底解説
次にVISAブランドですが、「Visaプラチナカード特典」では、それなりにハイクラスな優待が揃いますが、下位の「Visaゴールドカード特典」は、種類が少ないです。
もちろん「Visaカードの共通の基本特典」も利用できるものの、やはりボリューム的にも今ひとつ。
<関連記事>
● VISAカードの共通特典をランク別に解説
最後にアメックスは、一般カードから利用できる特典数にボリューム・バリエーションがありトータルパフォーマンスでみれば明らかに優位です。
<関連記事>
● アメリカン・エキスプレス・コネクトでアメックス会員限定のお得な優待特典を利用可能!
ちなみに、アメックス×クレディセゾンの共通サービスの一つに、多彩なアメックスの特約店(一覧)で1,000円=1〜9ptのボーナスポイントが貯まる
「ボーナスポイント・パートナーズ」というポイント優待がありますが、こちらは「永久不滅ポイント」が貯まるアメックスのセゾンカードが対象。
つまり、ユナイテッド航空のマイル「マイレージプラス」が直接貯まる「MileagePlusセゾンプラチナカード」は対象外です。
しかしながら、同カードシリーズには、ネット通販がお得になる「MileagePlus Shopping Japan(マイレージプラス・ショッピング・ジャパン)」という、ポイントモールならぬマイレージモールがあるので、こちらを活用しましょう。
マイレージプラス・ショッピング・ジャパンについては以下のページの中で解説しています。
<関連記事>
● ユナイテッド航空のマイル「マイレージプラス」の貯め方・使い方、メリット・デメリットまとめ
最上位の「MileagePlusセゾンプラチナカード」となると、アメックスのプラチナカード会員限定の特典も、追加で楽しめるようになり更に充実度が増します。
まとめ
上位カードの各種特典サービスが不要で、一人でコツコツ1.5%の高還元(マイルアップメンバーズ登録時)でユナイテッド航空のマイレージプラスマイルを貯めたいなら一般の「MileagePlusセゾンカード」が候補。
ファミリーカード(家族カード)も発行予定なら、一人あたりの年会費がお得になる「MileagePlusセゾンゴールドカード」も選択肢に。
追加年会費が不要で、最初から1.5%であり、ゴールドカード特典も利用できます。
「MileagePlusセゾンプラチナカード」は、どれだけマイレージプラスマイルを貯めても(カード利用額にかかわらず)ずっと業界最高水準の1.5%を維持でき、プラチナカードの特典を存分に楽しみたい方におすすめ。
家族カードを発行すれば、一人あたりの年会費を下げてコストパフォーマンスの高さに磨きをかけることができますが、
以下のように一部、家族会員は対象外の特典もあるので、この点は注意しましょう。
[5]はアメックス限定です。
[2]ユナイテッド航空運航便の優先搭乗
[3]ユナイテッドクラブの利用パスを毎年2枚進呈(1万円相当以上)
[4]セゾンプレミアムセレクション byクラブ・コンシェルジュ
[5]セゾンプレミアムゴルフサービス(家族会員は優待を適用させて登録不可能)
また、クレディセゾン提供のプラチナカード限定特典の面でもアメックスに軍配があがります。
つまり、VISAブランドの「MileagePlusセゾンプラチナカード」は、利用できるプラチナカードならではの特典数で劣ります。
特に1つ目と2つ目の利用できる・できないの差は大きいです。
● 手荷物宅配サービス(出発時と帰国時それぞれ手荷物1個無料。2個目以降も割引)
● 一休プレミアサービスにて無条件で最高ランク「ダイヤモンドステージ」を体験可能
● セゾンプレミアムゴルフサービス(名門コースを優待料金で利用可能。貴重な限定コンペも開催)
● ミニメイド・サービス(家事代行サービス)の優待
● 法人向け顧問弁護士サービス「リーガルプロテクト」優待
●「WINE CAVE 築地」優待
あと、国際ブランドですが、海外でも貯め漏れなく貯めるという観点では、どうしても一般加盟店数の多さから「VISA」or「Mastercard」となりますが、
アメックスと比較して国際ブランド固有の特典が、ボリューム・バリエーション的にやや貧弱です。
それに以下のカードランクの場合、サンクスマイル(毎年の継続ボーナスマイル)はアメックスしかプレゼントしてもらえません。
最上位の「MileagePlusセゾンプラチナカード」は、VISAでもアメックスでも、どっちもサンクスマイルの付与対象です。
● MileagePlusセゾンカード(アメックス限定):500ボーナスマイル
● MileagePlusセゾンゴールドカード(アメックス限定):1,500ボーナスマイル
● MileagePlusセゾンプラチナカード:5,000ボーナスマイル