楽天ペイはポイント2重取りが可能でお得!メリット・デメリットまとめ
楽天Pay(楽天ペイ)というQR・バーコード決済サービスがあります。
楽天株式会社および子会社の楽天ペイメント株式会社が運営する人気のPayサービスです。
楽天ペイを使える加盟店数は約500万カ所(2020年11月時点)、楽天会員は1億人以上、楽天ペイのユーザー数も2020年に5,000万人以上(2020年9月時点)と盛況を博しています。
全国のコンビニやスーパー、ドラッグストア、家電量販店、飲食店など、身近なお店が数多く加盟しており、楽天経済圏で便利でお得に使えるスマホ決済サービスです。
楽天ペイ払いで楽天ポイント0.5%還元が嬉しいですね。
楽天カードとの連携で利用するとポイント2重取りが可能で合計1.5%の高還元にアップします。
楽天ペイ払い時は、期間限定の楽天ポイントも消化できるので使い勝手の良さも◎。
当記事では、楽天ペイのメリット・デメリット、お得な使い方について解説します。
<公式サイト> 楽天ペイ 最新キャンペーン
【もくじ】
楽天ペイのメリット・特徴
楽天ペイは、楽天が展開するQR・バーコード決済サービスです。
楽天ペイの利用料金はもちろん無料。
ただし、利用時の通信量に応じたパケット通信料金は発生します。
楽天ペイアプリ(iPhone / Android)で可能な支払方法は大きく以下の6種類。
楽天ペイアプリを起動して楽天IDでログイン後、決済に使うカードを選択できます。
楽天ペイアプリに登録できるクレジットカード(楽天カードを含める)の国際ブランドはVISA・Mastercard・JCB・アメックスの4種類です。
※参照:楽天ペイアプリに登録できるカードは何ですか?|公式サイト
支払方法は当初は、1回払いのみでした。
現在では、オンライン決済なら分割払いにも対応しています。
しかし、一部、分割払いできないクレジットカードもあります。
ボーナス一括払い、リボ払いには対応していません。
楽天ペイ利用分の口座引き落とし日は、楽天ペイに登録しているクレジットカードと一緒です。
つまり、クレジットカードを普通に利用したときと同じ。
楽天ペイでは、楽天ポイントでの支払いもできます。
期間限定ポイントも使えるので、楽天ポイントカードと同様にポイント消化にも便利ですね。
楽天ペイ(アプリ決済)の支払いに利用できる上限金額は以下のとおり。
支払い元 | 利用上限金額 | ||
1回および過去24時間 | 過去30日間 | ||
カード | クレジットカード | 最大50万円 | ― |
デビットカード | |||
楽天ポイント | 最大3万円 | 最大10万円 | |
楽天キャッシュ | |||
楽天キャッシュ (楽天ポイント含む) |
最大3万円 | 最大10万円 | |
楽天銀行口座 | 最大50万円 | ― |
※参照:支払いに利用できる金額に上限はありますか?|公式サイト
楽天ペイへのチャージ・お店での支払方法
「楽天ペイ」へのチャージ方法は、全部で以下の4つ。
● 楽天カード
● 楽天銀行
● ラクマ
● 楽天ウォレット
また、お店では楽天ペイで支払う旨を伝え、以下の5種類のどれかを選んで決済します。
● QR払い
● コード払い
● セルフ払い
● 楽天ペイのSuica払い
● 楽天Edy払い
「QR払い」は、お店のレジにある端末などに表示されているQRコードを、自分のスマホで読み込み、決済画面でスライドするとお支払いが完了します。
楽天ポイントや楽天キャッシュを使う場合は、スライド前に設定しておきましょう。
「コード払い」は、自分のスマホに表示されている「R Payコード・QR払い」を選択。
お店でバーコード/QRコードを提示してレジの店員さんに読み取ってもらう方式です。
「セルフ払い」は、アプリの「セルフペイ」タブをタップして支払うお店を選択し、金額を入力。
後は、決済画面をスライドして、お支払後に店員さんに完了画面を見せればOKですが、楽天ポイントや楽天キャッシュを使う場合はスライド前に必ず設定しましょう。
「楽天ペイのSuica払い」なら、いわゆる「交通系ICカード全国相互利用サービス」によりSuica以外の交通系ICカードのマークがある全国の加盟店でもお支払いできます。
また「Suica払い」なら、お店の店員さんに「Suicaで」と伝えて、専用端末にかざせばOK。
スマホや楽天ペイアプリの起動も不要で便利です。
その他、前準備・チャージetc.操作など利用上の詳細については公式サイトの「楽天ペイのSuicaの使い方については」のページをご覧ください。
「楽天ペイを介した楽天Edy払い」は、以下の楽天Edyマークがあるお店で、レジの人に楽天Edyで支払う旨を伝え専用端末にタッチすればオッケー。
こちらも先程のSuica同様にアプリを起動する必要はありません。
その他、前準備・チャージetc.操作など利用上の詳細については公式サイトの「楽天Edyの使い方について」のページをご覧ください。
楽天ペイが使えるお店(加盟店)
楽天ペイを使えるお店の数は、なんと500万カ所以上(2020年11月時点)。
他のQR・バーコード決済サービスと比較してもトップクラスの加盟店数です。
全国のコンビニやスーパー、ドラッグストア、家電量販店、飲食店など、多種多様なジャンルのお店が数多く加盟しており、楽天経済圏で便利に使えます。
ジャンル | 店舗例 |
コンビニ | セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラ、キヨスクetc. |
スーパー | イトーヨーカドー、アリオ、西友、リヴィン、ヨークマート、ヨークフーズ、東急ストア、近商ストア、京急ストア、東武ストア、平和堂etc. |
百貨店 | 高島屋、タカシマヤタイムズスクエア、小田急百貨店、大丸松坂屋、そごう西武、東武百貨店、東急百貨店、京王百貨店、名鉄百貨店、阪急阪神百貨店、阪急メンズ館、近鉄百貨店 |
商業施設 | 六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、渋谷ヒカリエ、SHIBUYA109、新宿ミロード、東京駅一番街、ラフォーレ原宿、アクアシティお台場、ヴィーナスフォート、パルコ、アピタ、ピアゴ、アルデ新大阪、ルクア大阪、ホワイティうめだ、なんばパークス、なんばCITY、なんばウォーク、天王寺ミオ、三井アウトレットパーク、ららぽーとetc. |
ドラッグストア | ウエルシア、キリン堂、ココカラファイン、サンドラッグ、スギ薬局、ジャパン、ダイコクドラッグ、ツルハドラッグetc. |
ファストフード | ウェンディーズ・ファーストキッチン、ケンタッキーフライドチキン、フレッシュネスバーガー、吉野家、松屋、すき家、なか卯、はなまるうどん、サーティワンアイスクリームetc. |
カフェ | ドトールコーヒーショップ、エクセルシオールカフェ、サンマルクカフェ、上島珈琲店、コメダ珈琲etc. |
飲食店 | ガスト、ココス、ロイヤルホスト、ビッグボーイ、藍屋、やよい軒、ステーキガスト、ステーキ宮、鎌倉パスタ、リンガーハット、餃子の王将、バーミヤン、スシロー、くら寿司、かっぱ寿司etc. |
居酒屋 | ワタミグループ、モンテローザグループ、コロワイドグループetc. |
インテリア・雑貨 | IKEA、ロフト、東急ハンズ、コーナン、大塚家具、島忠、キャンドゥ |
家電 | ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ジョーシン、エディオン、ケーズデンキetc. |
本・CD・DVD | 紀伊国屋書店、丸善ジュンク堂書店、BOOKOFF、ゲオ、古本市場etc. |
ファッション | ユナイテッドアローズ、AOKI、洋服の青山、SUIT SELECT、P.S.FA、ABCマート、JINS、Zoff、メガネスーパーetc. |
スポーツ・アウトドア | ゼビオ、アルペン、スポーツデポ、ゴルフ5、ヴィクトリアゴルフ、つるやゴルフ、ムラサキスポーツ、ステップ、好日山荘etc. |
カーライフ | オートバックス、スーパーオートバックス、イエローハット、Honda Cars、タイヤ館etc. |
エンタメ | ラウンドワン、快活CLUB、自遊空間、カラオケ時遊館、ビックエコー、カラオケ館、カラオケルーム歌広場、ジャンカラetc. |
レジャー | 東京ドームシティ アトラクションズ、レゴランド、コロナワールド、ハウステンボスetc. |
ホテル | プリンスホテル、ホテルモントレ、東横イン、BAY HOTEL、アパホテルetc. |
交通 | Japan Taxi、NEXCO西日本etc. |
空港 | ANA FESTA、羽田空港、新千歳空港、福岡空港etc. |
その他 | ヤマト運輸、アート引越センター、アリさんマークの引越社、日本通運etc. |
※参照:楽天ペイが使えるお店|公式サイト
個人経営含む中小の小売店・飲食店などでは、クレジットカード未対応でも、楽天ペイなどのQR・バーコード決済は使えるお店も存在するため、これらの店舗で便利でお得にキャッシュレス決済できるのもメリットです。
リアル店舗以外にも、一部ネットショップでも便利に使用できます。
<公式サイト> 楽天ペイを使えるサイト一覧
中には楽天ポイント提携モール「Rebates(リーベイツ)」に同時参加しているネットショップもあるため、対象店舗ならお得の多重取りが可能です。
ちなみに、多くのQR・バーコード決済サービスでは、自治体にもよりますが一部の公共料金・税金・社会保険料などを支払える「請求書支払い」が可能だったりしますが、楽天ペイは意外にも未対応となっています。(2021年8月時点)
話変わって、楽天ペイアプリでは「楽天ポイントカード」も提示することが可能になりました。
つまり、アプリを切り替えずに支払い&共通ポイントも獲得できて一石二鳥で便利です。
アプリ右上の「ポイントカード」をタップすると「楽天ポイントカード」のバーコードが表示されます。
したがって「楽天ポイントカード加盟店」では、楽天ペイでの支払い、楽天ポイントカード提示の流れが更にスムーズになり使い勝手も上々です。
なお、おサイフケータイ対応のAndroid端末なら、電子マネー「楽天Edy」も「楽天ペイ」のアプリを介して使えるようになっています。
楽天ペイと楽天カードの合わせ技でポイント2重取り
楽天ペイ利用時は、国内を代表する共通ポイントである「楽天ポイント」をお得に貯められます。
支払い元 | 手法 | 還元率 |
チャージ払い (楽天キャッシュ) |
楽天カードからチャージ | 合計1.5% |
楽天銀行からチャージ | 1.0% | |
ラクマからチャージ | 1.0% | |
楽天ウォレットからチャージ | 1.0% | |
楽天ポイント払い | 貯めたポイントでお支払い | 1.0% |
楽天銀行口座払い | 口座を支払い元で紐づけ | 1.0% |
カード払い | 楽天カードを支払い元で紐づけ | 1.0% |
楽天銀行デビットカードを支払い元で紐づけ | 1.0% |
この中でおすすめなのは「楽天カード」でチャージした楽天キャッシュ払い。
「楽天カード」があるだけで手軽に合計1.5%の高還元を享受できます。
また、楽天ペイなら、ほぼ常に何かしらの楽天ポイントをお得に得られるキャンペーンが開催されています。
<公式サイト> 楽天ペイ最新キャンペーン一覧
楽天ポイントを全額使って支払った場合でも、楽天ペイ決済なら1%の安定的な還元を受けられるのも◎です。
<参照> 楽天ペイのポイント還元の詳細
小銭・紙幣の面倒な管理が不要
ショッピングや飲食代などのお支払い時は、2,777円などといった端数が出ることがほとんどです。
そんな時に現金の3,000円で支払うと小銭がたんまり出てお財布を圧迫してしまいます。
そのため、小銭をうまく合わせて、なるべくお釣りが出ないようにすると思います。
とはいえ、小銭を探すのはシンプルに面倒ですし、後ろに人が並んでいたら、何だか焦ったりしますよね。
それに現金払い一辺倒だと、当然サイフにある現金もみるみる減るので、必然的にATMに足を運んでは引き出すという手間も発生してしまいます。
しかも、タイミングによってはATMも混雑していることもあるので貴重な時間もロスしますし。
普段のお支払いをPayPayなどのキャッシュレス決済に切り替えると、サイフの現金がなくなる速さも鈍化し、ATMにいく機会も減ります。
スキミングなど不正使用のリスクも回避可能
楽天ペイなら、レジのスタッフの方にクレジットカードを渡す必要もありません。
カード情報もお店側に知られることも皆無です。
つまり、スキミングされたり、カード情報を盗撮され不正利用されるリスクも極限まで回避できるようになります。
スマホの盗難・紛失、故障や機種変更時も簡単に手続き可能
楽天ペイなら、万が一スマホが盗難・紛失にあって利用を停止したい場合、楽天会員IDのパスワードを変更するだけで、容易に停止できるのも地味なメリットです。
また、故障したり新しいスマホに機種変更した際は、新端末に楽天ペイアプリをインストールして、旧機種でつかっていた楽天会員IDでログインすれば使えるようになります。
たとえば「おサイフケータイ」だと、わりと面倒な手続きが必要ですが、楽天ペイなら上述したように、多くの方が許容できるであろう簡単な操作で手続きできるのもメリットです。
楽天ペイのデメリット・注意点
楽天ポイント払いキャンセル時の注意点
楽天ポイント利用後にキャンセルした際は、自分の楽天ポイント口座に返還されます。
取引当日にキャンセルしたケースでは、基本は当日に返還されるものの、翌日以降のキャンセル手続きだと、一週間以上とわりと日数を要するので注意しましょう。
また、期間限定ポイントは、ポイント利用期限が失効している場合は、1ポイントたりとも返還されない点もお気をつけください。
セルフ払いは利用店や金額間違いに注意
利用する対象店舗を選んで支払金額を入力して決済する「セルフ払い」は、思い込みなどでうっかりすると店舗や金額を間違えるリスクもあります。
基本的に付近のお店以外は選べない仕組みになっていますが、近くに楽天ペイを使えるお店が複数ある場合は、ご注意を。
万が一、間違えてしまった場合、楽天ペイアプリの「利用履歴」から、該当の利用履歴詳細を表示し、伝票番号を確認して、楽天ペイのカスタマーデスクまで連絡する必要が生じます。
ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルなどの通話無料サービスの対象外であるナビダイヤル(0570)である点も地味に注意が必要です。
まとめ
楽天ペイは「楽天カード」との合わせ技で合計1.5%の高還元を享受しつつ、お得にショッピングを楽しめます。
また、個人経営している小さな小売店や飲食店でクレジットカードは未対応でも、楽天ペイなどのスマホ決済サービスは対応していたりするケースもあるので、そんな時も便利にお支払い可能です。
楽天カードの還元に加え、楽天ポイントをお得にGETできるキャンペーンも、ほぼ常に開催していたりする点も見逃せません。
<公式サイト> 楽天ペイ最新キャンペーン一覧