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TRUST CLUB プラチナマスターカードは格安年会費コスパ最高峰プラチナカード!

TRUST CLUB プラチナマスターカードというクレジットカードがあります。

ステータスカードの「ダイナースクラブカード」と同じ三井住友トラストクラブ株式会社が発行しています。

もとはSuMi TRUST CLUBリワードカードという名称でしたが、2019年7月1日からTRUST CLUB プラチナマスターカードにリニューアルされた超格安プラチナカードとなっています。

 

プラチナカードは、一般的に年会費2万円程度なら安い方と言われます。

コース料理1名無料になる人気特典ダイニング by 招待日和が付帯しながらも、TRUST CLUB プラチナマスターカードの年会費はまさかの5千円以下。

格安プラチナカードのカテゴリーの中では最安値級のプラチナカードであり、最高峰のコストパフォーマンスを誇る一枚です。

<代表的なメリット>

  • プラチナMastercardステータスが付帯
  • ダイニング BY 招待日和(コース料理2名以上の利用で1名無料)
  • 空港ラウンジサービス
  • 国際線手荷物宅配サービスで往復の割引優待
  • ポイント有効期限が無期限
  • 家族カードの年会費無料
  • 最高3,000万円の国内外の旅行傷害保険
  • 国内外のお買い物対応のショッピング保険

etc.

 

TRUST CLUB プラチナマスターカードのメリット・デメリット、特典、お得な使い方についてまとめて解説します。

<公式サイト>TRUST CLUB プラチナマスターカード 最新キャンペーン

 

TRUST CLUB プラチナマスターカードのメリット・特徴

TRUST CLUB プラチナマスターカードでは、2020年12月1日より新デザインの発行を開始しています。

新カードデザインの主な変更点としては、『すべてのカード情報を裏面に集約』されることと、『コンタクトレス(タッチ決済)』などが搭載されることです。

カード表面の凹凸のあるエンボス印字をなくし、カード情報を裏面に集約することで、お店におけるカード決済時に第三者にカード番号等を盗み見されるリスクが軽減されるメリットがあります。

さらに、これまで無かった非接触型決済サービスの「Mastercardコンタクトレス」を搭載することで、サインや暗証番号を入力することなく対象店舗の端末にカードをかざすだけでスピーディーかつスムーズに決済できるようになっています。

新型コロナウイルスでの衛生面にも配慮した新たなキャッシュレス決済となっています。

Mastercardをイメージしたグローブ(地球儀)のデザインがより引き立つ見た目となりフラットでスタイリッシュなカードデザインも悪くありません。

 

年会費

項目 年会費 発行手数料
本人会員 3,300円(税抜3,000円) 無料
家族カード会員 無料 無料
ETCカード 無料
家族会員も発行可能
(1会員5枚まで発行可能)

 

<本会員の年会費>は、3,300円(税抜3,000円)。

公式サイトでも『プラチナの常識を変える一枚』と謳っているように、約3,000円÷12ヶ月で、1ヵ月あたり約250円でプラチナ級の特典を享受できるのが最大の魅力です。

<本会員の入会の目安(申込資格)>は「当社所定の基準を満たす方」と記載されています。

<家族カード会員の年会費>は、永年無料です。

家族会員の年会費が必要なケースも多いので、これは純粋に有り難いですね。

<家族カードの申込資格>は「本会員の配偶者、ご両親、18歳以上のお子様がお申し込み可能。発行枚数の上限もありません。」となっています。

あと、18歳未満の高校生のお子様がいれば、ホームステイや留学などの予定がある場合はデスクに電話をすることで作ってもらえることもあります。

 

<TRUST CLUB ETCカードの年会費>は、嬉しいことに永年無料であり、発行手数料も不要です。

ETCカードの年会費、または発行手数料がかかるクレジットカードも多いのでこれもメリットです。

本カード1枚に対してETCカード1枚しか作れないカードが多い中、TRUST CLUB プラチナマスターカードでは、5枚まで発行可能となっています。

同じ発行会社(三井住友トラストクラブ)であるダイナースクラブカードと同じ仕様です。

 

国際ブランド

TRUST CLUB プラチナマスターカードは、カード名称にある通りMastercard一択。

国際ブランド 加盟店数(約) 世界シェア
(決済回数または決済額)
本社所在地
VISA 5,290万ヵ所以上 約50% アメリカ
Mastercard 5,290万ヵ所以上 約26% アメリカ
JCB 3,500万ヵ所以上 約1% 日本
American Express 2,330万ヵ所以上(予測値) 約3% アメリカ
Diners Club 3,210万ヵ所以上 約1%未満 アメリカ
Discover 4,400万ヵ所以上 約1%未満 アメリカ
UnionPay(中国銀聯) 5,200万ヵ所以上 約20% 中国

※JCBは公式サイトでの2020年9月末日時点のデータ。UnionPayは2021年3月時点でのデータ。それ以外は2018年度のNilson Report(ニルソンレポート)による。

 

決済回数または決済額ベースでの世界シェアこそVISAが圧倒しているものの、加盟店数は最も使えるお店が多い国際ブランドの一つとなっています。

したがって、国内でも海外でも決済力においては心配無用です。

 

ポイント還元率

TRUST CLUB プラチナマスターカード利用で得られるポイント名称は、TRUST CLUB リワードポイント

TRUST CLUB プラチナマスターカードの還元率は、支払方法により、ポイントの貯まり方が変わってきます。

100円につき2ポイント:1回払い・2回払い・ボーナス一括払い・分割払い
100円につき3ポイント:リボ払い

 

上記を見る限りリボ払いの方が、お得感があるように思える方もいると思います。

しかし、利用残高に応じて実質年率15%のリボ手数料(月利1.25%)が発生するので、特別な事情でもない限りはオススメできません。

一回払いから「あとからリボルビング」へ変更した場合は、リボ払いではなく通常利用分(100円につき2ポイント)になります。

TRUST CLUB リワードポイントの有効期限は無期限なので、カードを解約しない限りは失効リスクを心配する必要もなく、マイペースにためて、ゆっくり何に使うかを決められるのが

有効期限が1年〜2年しかないカードも多いですから。

 

ETCカード公共料金の支払い時は、TRUST CLUB プラチナマスターカードではバッチリ付きます。

あと、高速道路などの有料道路をしょっちゅう使う方は、すでにETCマイレージサービスに登録済みの方も多いと思いますが、まだ登録していない方は、ぜひ登録しておきましょう。

ETCマイレージサービスとは、ETCによる高速国道などの通行料金の支払額に応じて、ETCマイレージサービスの独自ポイントが貯まり、そのポイントを還元額(無料通行分)と交換できる登録しないと損なサービスです。

プライベートはもちろんですが、仕事柄、高速道路をよく使う方も多いと思いますので、もし未登録の場合は、得しかしないので登録しておきたいところです。(ETCマイレージサービス詳細

ただ、TRUST CLUBカードの実質的な還元率の計算は多少複雑。

上記については以下の記事で解説しています。

また、TRUST CLUBリワードポイントのお得な貯め方や、オススメな使い方についても以下で解説しています。

<関連記事>
TRUST CLUBリワードポイントのお得な貯め方、交換先・使い方まとめ

 

プラチナMastercard Taste of Premium特典

TRUST CLUB プラチナマスターカードには「プラチナMastercard」のステータスが付帯しています。

したがって、「プラチナMastercard」ランクの「Mastercard Taste of Premium」特典を利用可能です。

Mastercardのランクは、以下のように「6ランク」あります。

① ワールドエリートMastercard.
② ワールドMastercard
③ プラチナMastercard これ
④ チタンMastercard
⑤ ゴールドMastercard
⑥ スタンダードMastercard

TRUST CLUB プラチナマスターカードは、格安年会費カードながら、上から3番目のプラチナMastercardのサービスを受けられるのだから、コストパフォーマンス的には最高峰のクレジットカードです。

TRUST CLUB プラチナマスターカードで利用できるプラチナMastercardの「Taste of Premium」特典は、下記の通りになります。

特典 内容
ダイニング by 招待日和 全国約250店の高級レストランにて所定コース料理を2名以上で注文すると1名分無料
るるぶモール レストラン割引優待 るるぶモール厳選の全国有名レストラン約100店舗にて最大20%割引クーポンを利用可能(毎月先着で配布)
国際線手荷物宅配の優待 ◆出国時:手荷物1個につき20%割引
◆帰国時:手荷物1個まで優待価格500円、2個目以降20%割引
海外用携帯電話・Wi-Fiレンタルサービス ◆海外Wi-Fiルーター:通信量15%OFF
◆海外携帯電話:通信量15%OFF
◆レンタル料金:50%OFF
ポケトークレンタルサービス POCKET TALKレンタルサービスを1台あたり814円/日から200円割引
国内高級ホテル・高級旅館 全国のハイクオリティーなラグジュアリーホテル、高級旅館を予約可能。
国内ゴルフ場手配 全国約1,900コースのゴルフ場手配が可能。約150コースの優待価格ゴルフ場の案内も可能
ハワイエアポートシャトル&オプショナルツアー優待サービス ロバーツハワイ社が提供するハワイのオプショナルツアーが優待価格に。
◆空港送迎シャトル利用料金:最大14%割引
◆オプショナルツアー:最大22%割引
Booking.com 特別優待 専用ウェブサイトからの宿泊施設の予約で最大10%のキャッシュバック!
Hotels.com 特別優待 専用ウェブサイトからのホテルの予約で4%または8%割引
カーシェアリング特別優待 カード発行手数料0円(通常1,650円)
月額基本料金3ヵ月0円(通常880円)※利用開始月〜
ふるさと納税特別優待 ふるさと納税でAmazonギフト券プレゼント。

 

下位ランクのゴールドMastercardですと「Taste of Premium」特典を代表する人気優待の「ダイニング by 招待日和」を利用できないため、正直インパクトにかけます。

TRUST CLUB プラチナマスターカードの年会費の安さを踏まえれば、「ダイニング by 招待日和」や「国際線手荷物宅配優待サービス」が付帯するのは非常にお得感があります。

 

ダイニング by 招待日和

 

ダイニング by 招待日和は、国内約250の対象の高級レストランや料亭で、2名以上の利用で1名分の所定コース料理が無料になるゴージャスな優待です。

グルメ好きの方はもちろん、誕生日や大切な人との記念日のディナーなどのシーンでは、お得かつ使い勝手が良好な人気特典となっています。

「コース料理1名無料サービス」系の優待が付帯するカードは、基本的に年会費が数万円かかるステータスカードばかりなので、コスパの面においてTRUST CLUB プラチナマスターカードは相対的価値が極めて高い一枚となっています。

ダイニング by 招待日和の詳細については以下のページで解説しています。

<関連記事>
Mastercard Taste of Premiumのダイニング by 招待日和は高級レストランのコース料理が1名無料で強烈

 

国際線手荷物宅配優待サービス

国際線手荷物宅配優待サービスは、海外旅行や出張の帰国時に、カード会員1人につき手荷物1個までを優待価格500円(税込)で自宅やオフィスなどの指定先に発送してもらえるという特典内容が基本でした。

が、2021年6月頃から、これまでの帰国時手荷物1個まで500円優待に加えて、なんと出国時・帰国時(2個目以降)の宅配料金の割引優待が追加されパワーアップしました。

● 出国時:手荷物1個につき20%割引
● 帰国時:手荷物1個まで優待価格500円、2個目以降20%割引

 

さすがに年会費が数万円する本格プラチナカードのように無料にはなりませんが、1個まで優待価格ワンコイン500円で利用できるのは悪くないです。

少なくとも年に1〜2回など数える程度しか海外旅行・出張に行かない方にとっては魅力的でしょう。

発送先の地域にもよりますが、普通なら片道でだいたい2,000〜3,000円はかかりますので。

提供会社はJAL ABC(エービーシー)で、サービス対象空港は、成田国際空港、羽田空港国際線ターミナル、中部国際空港、関西国際空港の4空港です。

帰国時は、なにかと荷物が増えがちで、疲労もたまりがちなので、国際線の手荷物宅配優待サービスを利用できるのは有り難い。

 

まだある!特典・サービス

TRUST CLUB プラチナマスターカードは、グルメ特典の「ダイニング BY 招待日和」のインパクトが強烈ですが、その他にも特にトラベル系の優待サービスが豊富に用意されています。

少なくとも格安年会費というカテゴリーの中では、旅行関連のサービスは屈指の充実度です。

特に実用性がある特典については印をつけています。

<旅行関連サービス>
サービス名 内容
空港ラウンジサービス 全国の主要空港ラウンジを無料で利用可能
本会員・家族会員どちらも対象。
国内パッケージツアー割引 豊富な取扱ブランドの国内パッケージツアーが3〜5%割引
家族・友人などの同伴者も割引対象。
タイムズカーレンタル(レンタカー)優待 レンタカー基本料金を5%割引(全車種対象)
タイムズカー(カーシェアリング)優待 会員カード発行手数料:通常1,650円(税込)が無料
月額基本料金:通常880円/月(税込)が3ヵ月無料
JR東海エクスプレス予約サービス 紙の切符よりも割引運賃で利用できるなどお得に。
※年会費1,100円(税抜1,000)。
海外ホテル予約 ウェスティン、シェラトン、ヒルトン、インターコンチネンタル、ホリデイ・イン、クラウンプラザ、マンダリン、オリエンタル、マリオットなど、世界の名門ホテルの予約サービス。
海外ラグジュアリーホテル優待
海外ラグジュアリーホテルにて会員限定の優待。
海外パッケージツアー割引 50種類以上のブランドの海外パッケージツアーが3〜5%割引
家族・友人などの同伴者も割引対象。
ハーツレンタカー優待(海外) 会員特別ディスカウント5%~20%割引
【割引適用地域】米国(ハワイを含む)、グアム、サイパン、カナダ、オーストラリア、ニュージランド、ヨーロッパ
JALエービーシー優待 空港宅配(出発/到着宅配/往復)」「手荷物一時預かり(国際線)」「携帯電話レンタル」「ポケトークのレンタル」etc.において割引などの優待
※対象空港:成田、羽田、関空、中部。
トラベルデスク(国内)
旅行プランや交通・宿泊施設の案内・手配を電話一本で網羅的に対応。
トラベルデスク(海外)
海外緊急アシスタンスサービス 海外で病気・ケガなどに遭った際に24時間365日バックアップ。
提携病院で、その場で自己負担せず治療が受けらるキュッシュレス・メディカル・サービス付き。
<コンサルティング・投資>
保険コンサルティングサービス フィナンシャルプランナー資格保有者による保険関連の無料コンサル
TRUST CLUBカード会員向け資産運用プラン 対象商品の申込みで定期預金に特別金利を適用

 

空港ラウンジサービス

全国の主要空港ラウンジおよび海外1カ所の空港ラウンジが無料で利用できます。

本会員も家族会員もどっちも対象です。

入室の際は、対象の空港ラウンジの受け付けで、カードと当日の搭乗券を提示すればオッケー。

ラウンジにより多少提供サービスや設備は異なるものの、コーヒーやジュースなどのソフトドリンク、FAX・コピーなどを利用可能です。

ラウンジによっては、無料でビールなどのアルコールも楽しめたり、おつまみ程度のお菓子が出るラウンジもあります。

<関連記事>
TRUST CLUBカードの空港ラウンジの無料対象・使い方・注意点まとめ

 

付帯保険

海外旅行傷害保険

TRUST CLUB プラチナマスターカードの海外旅行傷害保険は、最高3,000万円補償で利用付帯。

家族カード会員も対象です。

お世話になりたくないですが、この中でよく利用される重要な傷害治療費用と疾病治療費用は各150万円補償されています。

格安年会費カードだと、海外旅行保険自体が付かないケースも多い中、150万円補償は良好な水準です。

保険の種類 最高保険金額
【付帯条件】 利用付帯
傷害死亡・後遺障害 3,000万円
傷害治療費用 150万円
疾病治療費用 150万円
賠償責任
携行品損害 1旅行30万円
※1つにつき10万円
※自己負担3,000円
救援者費用 50万円

(TRUST CLUB プラチナマスターカードの保険パンフレット)

 

ただ、海外の医療費は、とても高額。

たとえば海外旅行で、よくある身体のトラブルといえば、グルメを楽しんだあとの食あたりや、観光中や何かしらのアクティビティを楽しんでいる最中などの転倒による骨折などのケガなどです。

これらで数日入院を余儀なくされただけでも300万円〜500万円、場合によってはさらに医療費がかさむケースもあります。(参考:ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データ

 

そんな大切な傷害治療費用と疾病治療費用が充実している無料カードは次のとおりになります。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンブルーアメックス)のみ25歳まで年会費無料、26歳から年会費が発生する点に注意してください。

カード例 傷害治療費用 疾病治療費用 付帯条件
TRUST CLUB プラチナマスターカード 最高150万円 最高150万円 利用付帯
エポスカード 最高200万円 最高270万円 自動付帯
横浜インビテーションカード 最高200万円 最高200万円 自動付帯
セゾンブルーアメックス 最高300万円 最高300万円 自動付帯

 

極論これらを、すべて保有していれば、海外の高額医療費をほとんどカバーできる水準にまで傷害治療費用と疾病治療費用の保険金額を引き上げることができます。

傷害治療費用と疾病治療費用については、他のカードの保険金額と合算することが可能だからです。

仮にあなたが表にあるカードを4枚保有していたとすれば・・・

① まずは「利用付帯」であるTRUST CLUB プラチナマスターカードで旅行代金を決済
その上で、海外旅行時に「自動付帯」の無料カード各種を携行

 

すると万一の際は、それぞれの保険金額を合算して・・・

と非常に高水準な保険金額に引き上げることができてしまいます。

もちろん、この考え方を応用して他の自動付帯のカードを保有して積み上げ式にさらに高水準に持っていくことも可能です。

同じカード会社が発行するクレジットカードの場合は保険金額を合算できないケースもあるので(例:NICOSカード)、必ず海外旅行前に規約などを見てお確かめください。

 

保険内容をより充実させたい場合は、三井住友トラストクラブが発行する「ダイナースクラブカードのシリーズ」や「TRUST CLUBカードのシリーズ」会員を対象とした有料オプションの「海外旅行保険プラス」を活用するのも一つの手段です。

特に中長期的な留学やワーキングホリデー、長期出張・赴任の際において、通常ルートで加入したときに比べてかなりお得に加入できます。

痒いところに手が届いたサービスといった感じ。(海外旅行保険プラスのパンフレット)

「海外旅行保険プラス」については以下のページで詳しく解説しています。

<関連記事>
ダイナースクラブ/TRUST CLUBカード会員は「海外旅行保険プラス」で長期旅行・出張・留学で保険料が超お得

 

また、海外旅行保険に標準付帯するサービスでは「海外緊急アシスタンスサービス」を利用可能です。

これは無論、先述したオプションサービスの「海外旅行保険プラス」を活用せずとも付帯するサービスとなっています。

海外旅行中に病気・ケガなどに遭われた際、24時間・年中無休でバックアップしてもらえます。

また、病気やケガの際には「海外からの緊急医療相談サービス」を利用できます。

東京海上日動が提携している世界各地の病院」にて、その場で自己負担することなく治療が受けられる「キャッシュレスメディカルサービス」もあります。

言葉の壁で対処に何かと苦慮する海外では、どれも頼もしいサービスですね。

サービス名 内容
エマージェンシーアシスタンス ・最寄の病院の案内・紹介
・往診医、医療通訳の手配
・病人、ケガ人の移送の手配
・救援者の渡航手続き、ホテルの手配
・ご遺体の現地での火葬、日本への搬送
・事故により遭難された場合の捜索・救助
・損害賠償を請求された場合の弁護士の紹介・手配
海外からの緊急医療相談サービス ・日本人医師による緊急医療相談
・留守宅への緊急メッセージの伝達
・応急措置、医療の選択・処方等の各種アドバイス
・外国人医師・病院との通訳
・医師・病院の紹介
キャッシュレス・メディカル・サービス 東京海上日動が提携している病院において、その場で自己負担することなく治療可能。治療費は、東京海上日動から提携病院へ直接支払われる。

(海外緊急アシスタンスサービスのパンフレット)

 

国内旅行傷害保険

TRUST CLUB プラチナマスターカードの国内旅行傷害保険は利用付帯で、傷害死亡・後遺障害の最高3,000万円の水準。

もちろん、家族カード会員も対象です。

まさかの家族特約付きで、カード会員の家族にも最高1,000万円の傷害死亡・後遺障害の補償がつきます。

しかし、肝心の入院・通院・手術は付きません。

とはいえ年会費を考えれば、他の特典が充実していることも踏まえて、そこまで期待するのも酷な気はしますがね。(TRUST CLUB プラチナマスターカードの付帯保険パンフレット)

 

ショッピング保険

 

TRUST CLUB プラチナマスターカードには、最高50万円ショッピング保険が付きます。

TRUST CLUBでは、バイヤーズ プロテクションまたは動産総合保険と呼びますが意味は一緒です。

家族カード会員も対象です。

1品1事故につき1万円の自己負担があるものの、国内・海外の両方でのお買い物が対象で、カードで購入した、ほとんどの商品で、破損・盗難などの損害を購入日から90日間にわたって、年間で最高50万円まで補償してもらえます。

特に格安年会費のクレジットカードで顕著ですが、国内は対象外で海外のみなどといったケースも多いので、国内外対応しているのは思いの外デカイです。

万が一、損害を受けたら、通話料無料のフリーダイヤルに連絡すれば保険金請求書を送付してもらえます。

その際にカード利用控とともに必要添付書類を返送すればオッケー。

格安年会費カードだと、ショッピング保険自体付かないケースも、よく見られるので年間50万円補償でも嬉しいですね。

一概に言えませんが、なんだかんだ年間50万円あれば、多くのケースではカバーしきれたりするかと。

ちなみに、食品、動物、植物、自動車、金券類など一部、補償の対象外品目はありますが、他のクレジットカードの付くショッピング保険も似たような規定があるのでデメリットにはなりません。(TRUST CLUB プラチナマスターカードの付帯保険パンフレット)

 

各コールセンターの通話料がほぼ無料

 

年会費無料や安価なクレジットカードでは、問い合わせの際にかける電話の通話料が有料なケースも多いです。

そんな中、TRUST CLUBカードのシリーズでは、サポートや手配などのコールセンターが、有り難いことに、ほとんどが通話料無料のフリーダイヤルなので、通話料を気にすることなく電話できるのが嬉しいですね。

無料カードや格安年会費カードのコールセンターは、多くの場合、有料のケースが多いということですが、その割にすぐに繋がらないこともよくあり、その過程で無駄に通話料が発生してしまうこともよくあります。

ようやくオペレーターの方に繋がったかと思えば、案件によっては通話時間を費やすこともあるでしょうから、さらに料金がかさむことも・・・。

特に節約目的で年会費無料カードを作っている人は、本末転倒になってしまいますね。

上記を踏まえると、TRUST CLUBカードでは、すべてのコールセンターが通話料無料ではないにせよ、ほとんど無料なのは地味ながらも大きなメリットといえます。(TRUST CLUBカードお問い合わせ一覧

 

TRUST CLUB プラチナマスターカードのデメリット・注意点

楽天Edy/モバイルSuica/PASMO/ICOCAがポイント対象外に

すべてのTRUST CLUBカードのシリーズにおいて、2021年3月16日利用分から、楽天Edy・モバイルSuica・モバイルPASMO・SMART ICOCAへのチャージは、残念なことにポイント付与の対象外となります。

nanacoやWAON、PASMOは、もともとチャージ自体、不可能でした。

もし、未対応の電子マネーを利用するなら、利用する電子マネーに対応したクレジットカードを使えばOKです。

電子マネー 対応カード 還元率
楽天Edy リクルートカード 1.2%
楽天カード 0.5%
楽天PINKカード 0.5%
楽天ANAマイレージクラブカード 0.5%
楽天ゴールドカード 0.5%
楽天プレミアムカード 0.5%
楽天ブラックカード 0.5%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
nanaco セブンカード・プラス 0.5%
WAON イオンカードセレクト 0.5%
JALカードDC(Visa・Mastercard) 0.5%〜1.0%
JALカード TOKYU POINT ClubQ
JAL・JCBカード
モバイルSuica ビックカメラSuicaカード 1.5%
「ビュー・スイカ」カード 1.5%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
PASMO To Me CARD Prime PASMO 0.5%
ANA To Me CARD PASMO JCB 0.5〜1.0%
TOKYU CARD ClubQ JMB 1.0%
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード 0.5〜1.0%
OPクレジットカード 0.5%
JALカード OPクレジット 0.5〜1.0%
京王パスポートVISAカード 0.5%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
モバイルPASMO リクルートカード VISA/Mastercard 1.2%
オリコカード ザ ポイント 1.0%
Yahoo! JAPANカード 1.0%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
SMART ICOCA リクルートカード VISA/Mastercard 1.2%
オリコカード ザ ポイント 1.0%
Yahoo! JAPANカード 1.0%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%

 

上述したような「前払い方式(プリペイド型)」ではありませんが、事前チャージ不要で便利な「後払い方式(ポストペイ型)」のスマホ決済サービスである「Apple Pay(アップルペイ)」や、タッチ決済サービスの「Mastercardコンタクトレス」を使えます。

Apple Payは、「QUICPay(クイックペイ)」および「QUICPay+(クイックペイプラス)」のマークがあるお店で利用可能です。(QUICPayの使えるお店一覧

もちろん、Apple Payにせよ、Mastercardコンタクトレスにせよ、どちらの利用でも通常のクレジット払いと同様にリワードポイントが貯まります。

あと、Mastercardブランドなので、便利でお得なスマホ決済(QR・バーコード決済)に幅広く対応しているのも長所です。

たとえば、PayPay、d払い、楽天ペイ、Kyashなど主要なPayサービスに対応しています。

この手のPayサービスは、高頻度でキャッシュバックや付与ポイントがアップするキャンペーンを実施しているので、他の決済手段に比べて得する機会が多いのが嬉しいですね。

 

航空マイルに交換不可能

「TRUST CLUBカードのシリーズ」と同じ三井住友トラストクラブが発行する「ダイナースクラブカードのシリーズ」とは違い、前者のTRUST CLUB カードの方は、貯めたポイントをマイルに交換できない点も注意が必要です。

マイルに交換しない方なら無視していい部分ですが。

 

利用可能枠は一般カード並

TRUST CLUB プラチナマスターカードのショッピング利用可能枠(限度額)は、30万円〜100万円です。

この辺は、やはりプラチナカードといえど格安年会費なりの水準にとどまります。

家族カードを作るケースでは、家族会員の利用分も本会員と一括請求されるため、明細もまとまり家計管理がラクになるというメリットもあります。

しかし、前述のとおり利用可能枠は最高でも100万円と一般カード並の水準になるので、年会費が数万円する本格的なプラチナカードを使う感覚で家族でガンガン利用すると、利用可能枠は共通であるため圧迫することもあるかもしれません。

その点は頭の片隅に入れておきましょう。

 

コンシェルジュサービスはない

ここで書くのも無粋な気がしますがコンシェルジュサービスは流石に付きません。

ただ、格安年会費カードにしては、サポートなどの問い合わせの連絡先が、ほとんど通話料無料で、比較的につながりやすいのは大きいです。

 

入会条件・審査

TRUST CLUB プラチナマスターカードの審査は、「当社所定の基準を満たす方」とあります。

発行会社は、三井住友トラストクラブです。

ちなみに、あくまで参考程度ですが、公式サイトでは以前、入会の目安として以下のように明記されていました。

<入会の目安>
●22歳以上
●年収200万円以上

 

TRUST CLUBカードは、いわば銀行系カードなので、審査が厳しそうな印象を受ける方も多いと思います。

過去に記載があった以上は、上記2つの条件は満たしていることが理想ではあるものの他のクレジットカードのようにの「申込資格」とか「◯◯条件」といった記載の仕方はしていませんでした。

年会費が高額プラチナカードといったら、年齢が27歳以上だとか、年収も400万円、500万円などでないと審査通過が難しいクレジットカードも多いです。

それと比べればTRUST CLUB プラチナマスターカードの必要年齢や年収は、事実として低い水準と思われるので、プラチナカードの中では作りやすいカードであることは間違いありません。

あと、厳密な審査基準は非公開であるため、100パーセント確証があるわけではないですが、一般的には次のような条件を満たしていれば通りやすいといわれます。

●勤続年数は最低でも1年以上が理想
●継続的な安定収入がある(高年収であるほど有利)
●過去に支払いの延滞・遅延、自己破産などクレヒス上で事故歴がない
●リボ払いなどの多額な借金がないこと
●半年以内に複数枚カードの申込みをしていないこと
●大量にカードを保有していないこと
●キャッシング枠をあえて「希望しない」で申込むこと

 

もし、審査に落ちてもクレジットカードの審査はブラックボックスなので、半年後に再び申し込んだら拍子抜けするくらい、あっさりパスできたなんてこともあります。

いずれにしてもTRUST CLUB プラチナマスターカードは、門戸を広く開放しているカードなので作りやすい部類に入るといっていいでしょう。

 

発行スピード・日数

発行までの日数は、カード申込→審査通過→到着までは、約1~2週間となっています。

もちろん、申し込みのタイミングや属性によっては、早いケースだと1週間で発行されることもありますし、時間がかかる場合だと3週間などの時間を要することもあります。

ちょっとでも早く手にしたいなら、支払口座と本人確認書類の提出をオンラインで済ませてしまいましょう。

 

プロパーのダイナースクラブカードならほぼ同スペックのダイナースクラブ コンパニオンカードを無料発行OK

数あるクレジットカードの中でも、かねてよりステータスカードとして有名な「ダイナースクラブカード」。

ダイナースクラブカードのシリーズ」の内、「一番ベーシックなダイナースクラブカード」なら、ほとんど「TRUST CLUB プラチナマスターカード」と同等スペックである、「ダイナースクラブ コンパニオンカード」を追加発行できてしまいます。

しかも、年会費永年無料で、発行手数料も不要で。

ダイナースクラブ コンパニオンカードの詳細や、TRUST CLUB プラチナマスターカードとの比較については以下の記事で解説しています。

<関連記事>
ダイナースクラブ コンパニオンカードはプラチナMastercard特典が完全無料!
ダイナースクラブ コンパニオンカードとTRUST CLUB プラチナマスターカードの違いを比較

 

まとめ

 

まず、TRUST CLUB プラチナマスターカードを代表するメリットをまとめると以下のとおり。

<主要メリット>
  • プラチナMastercardステータスが付帯
  • ダイニング by 招待日和(コース料理1名無料)
  • 空港ラウンジサービス
  • 家族カードの年会費無料
  • ポイント有効期限が無期限
  • 年会費充当時が還元率0.825%で最も高還元
  • 格安年会費ながら国際線手荷物宅配で優待価格(往復)で利用可能
  • その他、旅行関連サービスが年会費を考えればアツい
  • 充実の付帯保険
  • Apple Pay対応。利用でポイント付与あり
  • サポート問い合わせ先が、ほとんど通話料無料かつ繋がりやすい

 

TRUST CLUB プラチナマスターカードは、格安年会費ながらプラチナMastercardランクの「Taste of Premium」特典を利用できてしまいます。

中でも、全国約250の有名レストランで所定コース料理を2名以上で注文すれば1名無料になる人気特典である「ダイニングby招待日和」を利用できるカードは、少なくとも年会費3,300円(税抜3,000円)ほどの個人用カードでは他に例を見ません。

これだけでもTRUST CLUB プラチナマスターカードは、破格級のコスパ最高峰カードです。

ポイント還元率については注意が必要ですが、それは他の年会費無料カードでもカバーすればOK。(一応、ある程度の救済策として「TRUST CLUB ポイントモール」を活用する方法はアリ)

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年会費無料×高還元率クレジットカード比較まとめ

 

他にも、TRUST CLUB プラチナマスターカード単体で付くサービスとして、全国の主要空港ラウンジの空港ラウンジが無料で利用できる点も見逃せません。

上記のようなエグゼクティブ層寄りの特典を利用できることを鑑みると、確実に年会費以上の価値はあります。

「食べることは好きだけど、いきなり年会費数万円のクレジットカードを作成してまでは・・・」

という方なら、TRUST CLUB プラチナマスターカードは、純粋におすすめです。

その上で、もっと上のサービスを受けてみたいということなら、上位カードへの切替も検討すると良いでしょう。



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