楽天プレミアムカードはプライオリティ・パス付帯の年会費最安値クレジットカード!楽天市場で5倍以上のSPUポイント特典も嬉しい!
数ある楽天カードの中でも、一際高い人気を誇る「楽天プレミアムカード」。
下位カードの楽天ゴールドカードが格安ゴールドカードなら、楽天プレミアムカードは純粋なゴールドカード相当のクレジットカードです。
楽天プレミアムカードは、楽天ゴールドカード以下の特典・サービスも踏襲しつつ、以下のような充実の特典が付帯します。
- 楽天市場のSPUで楽天ポイント+4倍(%)以上!
- お誕生月は、楽天市場・楽天ブックスで+1%!
- 3つの選べるコースで楽天系サービスが更にお得に!
- プライオリティ・パス(最上位プレステージ会員)が無料!
- 楽天カード提供の空港ラウンジが無制限で無料利用OK!
- 海外・国内旅行傷害保険、ショッピング保険とバランスよく付帯!
- 楽天ビジネスカードも発行可能でオン・オフ便利に使い分け可能!
- インビテーション制の楽天ブラックカードも目指せる!
入会前に押さえておくべき点もありますが、1万円台のクレジットカードの中ではコスパ最強レベルの1枚です。
当記事では、楽天プレミアムカードのメリット・デメリット、特典、お得な使い方などをまとめて紹介します。
<公式サイト> 楽天プレミアムカード 最新キャンペーン
楽天プレミアムカードのメリット・特徴
楽天プレミアムカードの基本情報
発行会社 | 楽天カード株式会社 |
年会費 | 11,000円(税抜10,000円) |
入会条件 (申込資格) |
原則20歳以上の安定収入のある方 ※その他、楽天プレミアムカード独自の審査基準により発行。 |
発行スピード | 3営業日〜1週間 |
家族カード年会費 | 無料 本会員と生計を同一とする、配偶者、親、子(18歳以上) |
ETCカード年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
ポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 基本:1.0%(100円につき1ポイント)以上〜 公共料金・税金など:0.2%(500円につき1ポイント) |
ポイント有効期限 | ポイント付与月から1年間 ポイント獲得で、全残高含め1年延長 つまり年1回の利用で無期限 ※楽天の通常ポイントに限る |
マイル付与率 | 0.5%(ANAマイル) |
利用限度額 (利用可能枠) |
最大300万円 |
キャッシング利用可能枠 | 公式サイトで要確認 |
リボ払い金利 | 公式サイトで要確認 |
キャッシング金利 | 公式サイトで要確認 |
支払い方法 | 1回払い 分割払い ボーナス払い リボ払い |
締め日・支払日 | ● 一般加盟店は、月末締め・翌月27日の請求(※) ● 楽天市場の利用分の締日は毎月25日。また楽天市場で26日~月末までの利用分は、翌々月27日の請求(※) ※金融機関が休業日の場合は翌営業日。 |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円 (自動付帯+一部利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 (自動付帯) |
ショッピング保険 | 最高300万円 |
その他保険・補償 | ● 楽天あんしんショッピングサービスは (未着・遅延・欠陥品などの補償) ● ネット不正あんしん制度 ● カード利用お知らせメール |
電子マネー | 楽天Edy チャージ・利用ともに200円につき1ポイント(0.5%)で計1% |
モバイル決済サービス | Apple Pay、Google Pay対応。どちらもQUICPayとして割当。 ※アメックスはどちらも利用不可能。 利用で100円につき1ポイント付与(還元率1%) |
QR・バーコード決済 | ● 楽天ペイ:VISA、Mastercard、JCB、アメックス登録OK ● PayPay:VISAとMastercard登録OK(他社カードだがJCBはPayPayカード(旧ヤフーカード)のみOK) ● d払い:VISA、Mastercard、JCB、アメックス登録OK ● au PAY:VISA、Mastercard、JCB、アメックス登録OK |
国際ブランドのタッチ決済 | VISA:Visaのタッチ決済 Mastercard:Mastercardコンタクトレス ※JCBとアメックスは未対応 |
年会費
楽天プレミアムカードの本会員の年会費は、11,000円(税抜10,000円)となっています。
家族カード会員の年会費は、わずかワンコイン550円(税抜500円)です。
家族カードは最大5枚まで発行できます。
生計を同一にする配偶者、親、高校生を除く18歳以上の子供が申し込めます。
ただ、楽天カードでは、常に大量がポイントもらえる「新規入会キャンペーン」を開催しています。
そのため特別な事情がない限りは、家族カードではなく家族それぞれが本人カードを発行した方がお得です。
楽天ETCカードは、通常550円(税抜500円)の年会費が発生します。
ただ、楽天ブラックカード・楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカード会員が楽天ETCカードを発行する場合、以下の楽天会員ランクに関係なく年会費は永年無料です。
ちなみに、各種一般ランクの楽天カードでも楽天PointClubの会員ランクがプラチナ・ダイヤモンドだと、ETCカードの年会費も無料になります。
楽天カードの種類 | 楽天PointClubの会員ランク | |
ダイヤモンド プラチナ |
左記以外(税込) | |
楽天カード | 無料 | 550円 |
楽天PINKカード | 無料 | 550円 |
アルペングループ楽天カード | 無料 | 550円 |
楽天ANAマイレージクラブカード | 無料 | 550円 |
楽天ゴールドカード | 無料 | 無料 |
楽天プレミアムカード | 無料 | 無料 |
楽天ブラックカード | 無料 | 無料 |
楽天銀行カード | 無料 | 550円 |
楽天カード アカデミー | 無料 | 550円 |
楽天ビジネスカード | 1枚目は無料 2枚目以降550円 |
一部クレジットカードのETCカードだとETC利用で、なぜかポイント付与の対象外だったり、還元率が半減するものもあったりしますが、
楽天カードでは基本還元率1%(100円につき1ポイント)で満額ポイントが貯まるので、高速道路・有料道路の利用でもポイントがザクザク貯まります!
国際ブランド
楽天プレミアムカードで選べる国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCB、アメックスの4種類。
国際ブランドは、自分のライフスタイルに合わせて選べばOKです。
が、強いてどの国際ブランドがオススメかとなれば、Mastercardを挙げます。
特に最初の1枚に選ぶなら。
<関連記事>
● クレジットカード1枚目の国際ブランドの選び方はVISAよりMastercardがおすすめな理由
Mastercardは、加盟店数が全国際ブランドの中でもトップクラスに多く、国内・海外で安心して広く活用できます。
国際ブランド | 加盟店数(約) | 世界シェア (決済回数または決済額) |
本社所在地 |
VISA | 5,290万ヵ所以上 | 約50% | アメリカ |
Mastercard | 5,290万ヵ所以上 | 約26% | アメリカ |
JCB | 3,500万ヵ所以上 | 約1% | 日本 |
American Express | 2,330万ヵ所以上(予測値) | 約3% | アメリカ |
Diners Club | 3,210万ヵ所以上 | 約1%未満 | アメリカ |
Discover | 4,400万ヵ所以上 | 約1%未満 | アメリカ |
UnionPay(中国銀聯) | 5,200万ヵ所以上 | 約20% | 中国 |
※JCBは公式サイトでの2020年9月末日時点のデータ。UnionPayは2021年3月時点でのデータ。それ以外は2018年度のNilson Report(ニルソンレポート)による。
Mastercardの場合、au PAYプリペイドカード(旧:au WALLET プリペイドカード)へのクレジットカードチャージで1%(100円につき1ポイント)の楽天ポイントが貯まります。
ただ、auかんたん決済でも「au PAY」にチャージ可能で、この場合ならMastercard以外の楽天カードでもチャージ可能です。
アメックスは、本来、楽天カードで対応しているはずの「Apple Pay」と「Google Pay」がアメックスだと使えないというのが残念な点です。
そのためApple PayとGoogle Pay利用時に付与される便利な後払い電子マネー「QUICPay」も使えません。
人によっては、年会費が永年無料で「アメリカン・エキスプレス・コネクト」掲載のオリジナル特典も利用できるという意味では魅力的に感じるかもしれませんが上記の点は注意が必要です。
<公式サイト> アメリカン・エキスプレス・コネクト特典一覧
また、MastercardとVISAに限り、国際ブランドの非接触型カード決済サービスであるタッチ決済にも対応しているので、決済面における利便性でも一歩先をいっています。
- VISA:Visaのタッチ決済
- マスターカード:Mastercardコンタクトレス
タッチ決済(国際ブランド提供の非接触型決済サービス)の機能は、2020年4月1日以降に発行される楽天カードに付帯。
カードをレジにある専用リーダーにタッチするだけで、スピーディにお支払いできます。
通常のカード払いと同様に、後払い(ポストペイ)方式で、セキュリティ性も高いのが特長です。
なお、楽天カードで選べる国際ブランドは、カードランクや種類により異なります。
カード名 | 国際ブランド |
楽天カード | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
楽天PINKカード | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
アルペングループ楽天カード | Mastercard |
楽天ANAマイレージクラブカード | VISA、Mastercard、JCB |
楽天ゴールドカード | VISA、Mastercard、JCB |
楽天プレミアムカード | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
楽天ブラックカード | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
楽天銀行カード | JCB |
楽天カード アカデミー | VISA、JCB |
楽天ビジネスカード | VISA |
利用可能枠は最大300万円
楽天プレミアムカードのショッピングカード利用可能枠(限度額)は、最高300万円。
一般の楽天カードは最高100万円なので、その3倍、下位カードの楽天ゴールドカードは最高200万円で、その1.5倍の水準となっています。
ポイント還元率
楽天プレミアムカードの基本ポイント還元率は1%です。
リアル店舗でもオンラインでも100円につき1ポイント貯まります。
しかし、公共料金・税金払いについては、500円につき1ポイント(還元率0.2%)に低下するという改悪があったため注意が必要です。
ただ、公共料金でも楽天エナジー(楽天でんき・楽天ガス)の利用なら、特に還元率の低下の影響は受けません。
むしろポイント面においては、優遇があります。
<公式サイト> 楽天エナジー 最新キャンペーン
また、「楽天Edyチャージ」「楽天キャッシュ」「楽天Payを介してのモバイルSuica利用」では、200円につき1ポイント(0.5%)還元にとどまります。
あと、ポイント付与対象外の利用項目には注意が必要です。
詳しくは、以下のページでご確認ください。
<公式サイト> カード利用獲得ポイントの還元率が異なる利用先一覧
しかしながら、一般的なほとんどの加盟店では、変わらず安定の1%還元なのでご心配なく。
還元率0.5%にとどまるクレジットカードも多く見られる中、1%以上あればひとまず高還元の部類に入ります。
楽天の通常ポイントの有効期限は1年間です。
通常ポイントの方なら最終の加算日ごとに有効期限が更に1年間延長されるので失効リスクを極限までなくせます。
つまり、年に1回でもカード利用=ポイントの加算があれば、通常の楽天ポイントの有効期限は実質無期限です。
これは有り難い仕様ですね。
ただし、キャンペーンやイベントなどで得られる期間限定ポイントは、有効期限の延長とはならないためお気をつけください。
楽天カードのポイントが貯まる電子マネー、QR・バーコードによるスマホ決済など各種キャッシュレス決済サービスについては以下で解説しています。
<関連記事>
● 楽天カードのポイントが貯まる電子マネー、QR・バーコードによるスマホ決済などキャッシュレスサービスまとめ
楽天プレミアムカード×楽天市場×SPUで5%以上の超高還元!
国内を代表する通販サイト「楽天市場」では、ポイント高還元にできる「SPU」という優れたポイントプログラムがあります。
● 一般ランクの楽天カード各種と楽天ゴールドカード:3%以上
● 楽天プレミアムカードと楽天ブラックカード:5%以上
楽天系の対象サービスの達成条件を満たせばエントリー不要でポイント倍率アップとなり、かつ家族カードも対象なのが嬉しい点です。
対象サービスの利用状況によっては、10%以上の超高還元にできます。
モデルケースで言えば・・・
● 楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落とし設定すると、+1倍(1%)で計6倍(6%)
● 楽天ブックスを利用(月1回・1注文1,000円)すると、+0.5倍(0.5%)で合計6.5倍(6.5%)
● 楽天Koboを利用(月1回・1注文1,000円)すると、+0.5倍(0.5%)で合計7倍(7%)
と、比較的カンタンにポイント還元率をアップさせることが可能です。
SPU対象サービスや内訳・倍率などは、わりと頻繁に変わるため、随時、公式サイトでご確認くださいね。
<公式サイト> SPU対象サービス・達成条件一覧
お誕生月は楽天市場と楽天ブックスで+1倍!
楽天プレミアムカード会員は、お誕生日月に楽天市場および楽天ブックスの通常購入で楽天プレミアムカードでお支払いすると、さらに+1倍(%)のバースデーポイントを獲得可能です。(送料・消費税・ラッピング料は対象外)
楽天プレミアムカードの場合、SPUにより楽天市場でのお買い物でポイント5倍(5%)以上とのことでしたが、誕生月だとボーナスポイント+1倍(1%)なので合計6倍(6%)にアップします。
自分の誕生月が近い場合は、このタイミングでまとめ買いをしたり、大型家電などの高額商品を購入すれば、より高還元でポイントをためることができます。
これは下位カードの楽天ゴールドカードにはないポイント優待です。
※参照:お誕生月ポイント特典|公式サイト
選べる特典で楽天サービスがお得に!
楽天プレミアムカード会員は、自分の好みに合わせて、対象の楽天サービスを一般会員より更にお特に利用できる特典を3つのコースから1つを選べます。
楽天市場コース
毎週火曜日と木曜日が「プレミアムカードデー」となり、この日に楽天市場で買い物をすると1%分ポイントが加算されます。
【楽天市場で買い物+1倍】+【楽天プレミアムカード決済+4倍】+【楽天市場コース選択で+1倍】=6倍獲得することが可能に!
プレミアムカードデーの開催日は、毎週火曜日と木曜日で、不定期開催ではなく予測できるのが長所です。
普段から楽天市場をよく利用する方は、楽天市場コースがオススメ!
ただし、以下の利用分は対象外なのでお気をつけください。
● 家族カード・楽天ビジネスカードの利用分
● 楽天西友ネットスーパーでの利用分
●「楽天モバイル 楽天市場店」「楽天モバイル 楽天市場2号店」での利用分
● 楽天ブックスでのご利用分
※参照:3つの選べるサービス詳細|公式サイト
トラベルコース
トラベルコースでは、「ポイントアップ優待」と「手荷物宅配サービス」を活用できます。
[1]楽天トラベル利用で+1%
トラベルコースを選択の上、楽天トラベルにて楽天プレミアムカードでお支払すると、ボーナスポイントとして+1倍獲得できます。
加算ポイントの上限は月間10,000ポイントです。
使い勝手の良い方の「通常ポイント」として付与されるのが地味なメリット。
● 楽天トラベル利用分:+1倍で600ポイント
● トラベルコース適用分:+1倍で600ポイント
● 楽天プレミアムカード利用分:+1倍で600ポイント
となり、ポイント3倍で合計1,800ポイント獲得することが可能になります。
ただし、追加カード(家族カード・楽天ビジネスカード)会員は、特典ポイント付与の対象外なので注意しましょう。
※参照:3つの選べるサービス詳細|公式サイト
[2]空港手荷物宅配サービス
海外旅行・出張の際に国内対象空港と自宅やオフィス間において、手荷物を宅配してもらえるサービスを利用できます。
利用できるだけでなく年間2回まで無料で宅配してもらえる専用クーポンをもらえます。
年2回の利用回数は、トラベルコース初回登録年月を起点に1年間です。
追加カード(家族カード・楽天ビジネスカード)会員は対象外となっています。
※参照:3つの選べるサービス詳細|公式サイト
この手の国際線の手荷物空港宅配サービスは、帰国時のみなど、どちらか片方しか無料または優待価格で利用できないことが多いですが、
出発時(往路)だけでなく、帰国時(復路)のどちらでも無料特典を利用できるのがメリット。
利用可能な対象の空港は、次の国内主要4空港です。
- 成田国際空港
- 羽田空港国際線
- 関西国際空港
- 中部国際空港
利用方法は、以前なら会員サイト「楽天e-NAVI」にてクーポンを発行手続きして、郵送されてくるのを待つ必要がありましたが、今では会員サイトで、すぐに発行できるようになりました。
つまり、その場でコピーすればOKで、利用する前日でも申込みが可能となり、使い勝手の良さがアップしています。
エンタメコース
エンタメコースに登録すると、楽天TV(Rakuten TV)と楽天ブックスにて楽天プレミアムカードでお支払をすると+1倍のボーナスポイントを獲得可能です。
加算ポイントの上限は月間10,000ポイントです。
使い勝手の良い方の「通常ポイント」として付与されるのが地味なメリット。
1%分の獲得ポイントの上限は、楽天TVと楽天ブックスの合計で1万ポイントとなっています。
ただし、楽天koboの電子書籍購入分や、追加カード(家族カード・楽天ビジネスカード)利用分は付与対象外なのでご注意ください。
※参照:3つの選べるサービス詳細|公式サイト
それさえ許容できれば、インドア派の方に嬉しいコースと言えるかもしれませんね。
リアル店舗でもオンラインでもポイント還元率アップのキャンペーン満載!
楽天カード会員向けに、お得に楽天ポイントが貯まるキャンペーンが常に開催されています。
キャンペーン内容は、抽選でポイントがもらえたり、一定額以上のカード利用があればポイント倍率アップなど条件は様々です。
ただし、ほとんどが事前エントリー必須な点はお気をつけください。
キャンペーン一覧は、カード会員サイト「楽天e-NAVI」の「キャンペーン・ポイント」サービスのメニューから見れます。
<公式サイト> 楽天カード会員向けキャンペーン一覧
楽天カードポイントプラス:対象店舗でのお買い物でポイント高還元!
街のポイント優待店舗で楽天カードを使うと、貯まる楽天ポイント倍率UPや、抽選でプレゼントしてもらえる「楽天カードポイントプラス」(旧:楽天カードの優待)というポイント特典制度があります。
対象店舗は、常設もあれば、定期的に入れ替わるショップの2パターンです。
下図のように幅広いショップが参加しています。
ポイント優待を享受するには、事前エントリーが基本ですが、一部エントリー不要で享受できる店舗もあります。
特に固定費の電気・ガス料金の「ENEOSでんき」「ENEOS都市ガス」の場合、ポイント1.5%還元で、毎月ジャラジャラと貯めていけます。
同プログラムは、常設ショップなおかつエントリー不要で使い勝手も良好です。
また、ガソリンスタンドの「ENEOS(エネオス)」も、エントリー不要であり、店舗で楽天カードで決済すると1.5%還元で手堅くポイントが貯まるので、見逃せません。
対象店舗を確認するには、「楽天カードポイントプラス専用ページ」にある「すべてのショップを確認」から見るか、カード会員サイト「楽天e-NAVI」の「キャンペーン・ポイントサービス」を通してチェック可能です。
ただし、どちらもログインが必須なので、楽天カード会員しかみれません。
エントリーも、ここから行います。
その他にも、多種多様なジャンルの店舗が参加する楽天ポイントカード加盟店や楽天Edy加盟店でも、お得にポイントを貯められます。
<関連記事>
● 楽天ポイントカードのメリット・デメリットまとめ!おすすめの種類、お得な貯め方&使い方も解説!
● 楽天Edyチャージでのポイントを貯め方、メリット・デメリットまとめ
ポイント3〜4重取りする方法もあります。
<関連記事>
● 楽天Edyでポイント3〜4重取りして高還元でお得に楽天ポイントを貯める方法
海外旅行で使える豊富な優待特典
楽天プレミアムカードには、年に何度でも無料で利用できる空港ラウンジサービスの「プライオリティ・パス」をはじめ海外旅行がお得になる多彩な特典も付帯しています。
● 空港ラウンジ(国内主要空港とハワイと韓国の空港ラウンジを利用可能)
● 現地ラウンジ(ハワイ・グアム・サイパン)
● 海外トラベルデスク(楽天プレミアムカード以上)
● ハワイで使える特典クーポン
● 楽天トラベルで海外ホテル予約時に楽天カード決済すると高還元!
● グローバルWi-Fi優待
● 国際線の空港手荷物宅配優待
● 防寒具一時預かりサービス
● ハーツレンタカー優待
● 充実の海外旅行傷害保険
● 現地通貨引き出し
● 盗難・紛失時の緊急サービス
● 一時的な増枠
● 国際ブランドの独自特典
<関連記事>
● 楽天カードの海外で使えるお得な優待特典・サービスまとめ!
楽天銀行に口座引き落とし設定すると楽天市場のSPU+1倍!
楽天銀行で楽天カードのご利用代金引落をすると、楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)が適用されます。
すなわち、楽天カードの通常利用時のポイント1%還元に加えて、楽天市場のお買い物がいつでも+1倍(1%)となります。
<公式サイト> 楽天銀行で楽天カードの引き落としをするとポイント+1倍の詳細
楽天ビジネスカードも追加発行OK
楽天プレミアムカード会員なら、経費などビジネスシーンで便利に利用できる楽天ビジネスカード(Visa)も追加で作成可能です。
別途年会費2,200円(税抜2,000円)発行でき、プライベート(楽天プレミアムカード)とビジネス用途(楽天ビジネスカード)で便利に使い分けができるようになります。
楽天ビジネスカードの基本ポイント還元率は、他の楽天カード同様に安定の1%(100円につき1ポイント)です。
もちろん、楽天ビジネスカードも楽天市場のSPU対象なので、ビジネスなどで必要となる備品などを楽天市場で購入すればポイント5倍以上の高還元となります。
● 楽天市場の通常ポイント+1%
● 楽天ビジネスカード利用時の通常ポイント+1%
● 楽天プレミアムカード・楽天ビジネスカード利用特典ポイント+3%
楽天ビジネスカードならではの特典として、ビジネスシーンで多彩な優待を受けられる「Visaビジネスオファー」というサービスも活用できます。
<関連記事>
● 楽天ビジネスカードは楽天の法人カード!メリット・デメリット最新まとめ
楽天プレミアムカードのデメリット・注意点
楽天プレミアムカードは、年会費1万円代ながら、一番グレードの高いプレステージ会員のプライオリティ・パスが、無料付帯するなどを考えれば、デメリットらしいデメリットは特にありません。
ただ注意点として、いくつかピックアップします。
楽天プレミアム1年間無料の特典は終了
楽天プレミアムカードは、楽天グループの人気サービスが、よりお得に利用できる通常年会費3,900円(税込)の楽天プレミアムを1年間無料で体験できる優待特典がありましたが、2020年7月13日(月)をもって終了しています。
※詳細:楽天プレミアムカードに新規入会で楽天プレミアムが1年間無料に|公式サイト
公共料金・税金払いの用途には不向きに
『ポイント還元率』のところで、お伝えしたとおり、楽天カードの基本ポイント還元率は1%(100円につき1ポイント)で、普段利用でも安定的に楽天ポイントを貯めていけるというのがメリットでした。
が、しかし、公共料金と税金払いは、500円につき1ポイント(0.2%還元)に改悪されてしまったため、既存のカード会員の方も含めて注意が必要です。
楽天カフェ閉店により割引優待は終了
楽天カフェにて、楽天カードを利用するとコーヒーなど一部メニューが半額になる地味に嬉しいカフェ優待がありましたが、
現在は、楽天カフェの渋谷店、二子玉川ライズ S.C.店ともに閉店しているので、それに伴い割引特典も終了してしまいました。
<関連記事>
●【改悪】楽天カフェが閉店へ。渋谷店と二子玉川ライズ S.C.店の全店が対象
期間限定ポイントに注意
楽天市場をはじめとして、楽天系サービスではお得なキャンペーンがたくさん開催されます。
しかし、キャンペーンで得られるポイントのほとんどが、約1ヵ月〜2ヵ月など有効期限が非常に短い期間限定ポイントなので失効しないように、くれぐれもご注意ください。
期間限定ポイントの期限は、楽天Point Clubでいつでチェック可能なので定期的にチェックしたいところ。
あと、楽天ポイントクラブアプリ(iPhone・Android)もあるので、そちらをインストールするのもいいでしょう。
通常ポイントの方は、獲得のたびに全残高も含めて有効期限がさらに1年延長されるのは、大きなメリットですが、どちらかといえば、キャンペーンなどで楽天ポイントを大量にGETできるのは、期間限定ポイントの方。
せっかく、お得に貯めた楽天ポイントを失効してしまったのでは、水の泡になるのでお気をつけください。
紙の利用明細書の発行は有料
楽天カードは、利用明細書を発行・郵送してもらうのに1ヵ月あたり84円(税込)の手数料必要になります。
1年間、毎月発行したとすると年1,008円(税込)と地味な額の手数料がかかります。
ただし、Web明細サービスなら費用は一切かからないので無料です。
Web明細なら会員専用サイトの「楽天e-NAVI」で、過去13ヵ月分の明細を遡ってみれるなど便利なので、なにか特別な事情がない限りは、できるだけWeb明細を利用しましょう。
国際ブランドの切り替えは不可能
楽天カードは、国際ブランドの途中変更ができません。
万が一、切り替えたい場合は、既存の楽天カードを解約して、再度新規で申し込む必要があります。
国際ブランドの切り替えが可能なクレジットカードもあるなかで、楽天カードでは不可能なので、国際ブランド選びは慎重になりたいところです。
楽天カード保有者は、異なるブランドの2枚目カードを追加で発行することもできます。
希望の場合は、楽天e-NAVIメニュー「カードのお申し込み」内の「カードの追加」より申請可能です。
1枚で十分な方で、国際ブランドを変更したい場合は、万が一の審査落ちのリスクも考慮して、まずは希望の国際ブランドを新規発行してから、既存の楽天カードを解約した方が無難と考えます。
唯一、一般ランクの楽天カードや楽天PINKカードなどの一般ランクから、
上位の楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカードへの切り替えの際であれば、国際ブランドを選択することが可能です。
※参照:よくある質問|公式サイト
入会条件・審査
楽天プレミアムカードの入会条件(申込資格)は以下のとおりです。
- 原則20歳以上で安定した収入のある方
- 楽天プレミアムカード独自の審査基準により発行
「安定収入のある人」というのは、定期的な収入があることを意味するので、正社員や派遣社員などをはじめ、パート、アルバイトをしている20歳以上の学生や専業主婦の方も申込みはできます。
年金の受給生活者の方も定期的な収入に該当するので申し込み可能です。
ただ、1つ目の入会条件は、下位カードの楽天ゴールドカードとまったく同じ内容となっています。
20歳以上の大学生や専門学校生でも申込み可能なことから、一般なゴールドカードの中では門戸が広く解放されているのは確かです。
たとえば、JCBゴールドやアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード(アメックスゴールド)の入会資格を比較すると下表のようになります。
カード名 | 年会費 | 入会資格 |
楽天プレミアムカード | 2,200円(税抜2,000円) | 20歳以上の安定収入のある方 その他、独自の審査基準あり |
JCBゴールドカード | 11,000円(税抜10,000円) | 20歳以上で本人に安定継続収入のある方 学生不可 その他、独自の審査基準あり |
アメックスゴールド | 31,900円(税抜29,000円) | 20歳以上の方 日本に定住所を持っている方 定職についており、安定収入がある方 |
また、すでに楽天カードや楽天ゴールドカードを保有していて、楽天プレミアムカードへの切り替えを考えている場合は、保有中の楽天カードの利用可能枠をチェックしてみましょう。
利用可能枠は、楽天カード入会時のスコアリングシステムを元に決まることが多く、アップグレードの際の有力な指標の1つです。
たとえば、今、スタンダードの楽天カードを保有していて、同カードの最高の利用可能枠である100万円の設定なら、楽天プレミアムカードへの切り替え時の審査に通る確率は高まります。
楽天ゴールドカードなら利用可能枠が最高200万円なので、200万円に近づく程、切り替えの審査にパスする可能性がグンと高まります。
厳密な審査基準は非公開であるため、100パーセント確証があるわけではないですが、一般的には次のような条件を満たしていれば通りやすいといわれます。
●継続的な安定収入がある(高年収であるほど有利)
●過去に支払いの延滞・遅延、自己破産などクレヒス上で事故歴がない
●リボ払いなどの多額な借金がないこと
●半年以内に複数枚カードの申込みをしていないこと
●大量にカードを保有していないこと
●キャッシング枠をあえて「希望しない」で申込むこと
審査時間・発行スピード
楽天プレミアムカードの発行スピードは、最短3営業日、長くて1週間ほど。
もちろん、審査時間は、個人差もあるので、これより長引くこともあります。
ただ、2〜3週間の時間を要するクレジットカードもある中、かなり早い方なのは確か。精神的に助かりますね。^^
<公式サイト> 楽天プレミアムカード 最新キャンペーン