2021年1月28日のKyashの唐突な発表にあったように、2021年2月4日から、Kyashの還元率などが改悪されてしまいました。
主な改悪点は次のとおり。
● 付与上限:還元上限/月が500⇒100ポイントに大幅減
● 廃止:クレカ・デビットカードからチャージ不可能に(※)
※不足分を補うカードリンク機能あり
2021年2月4日に、1%還元だったKyash Card(クレジットチャージ分)が1.0%⇒0.2%還元へ、付与上限額も500⇒100ポイントに低下と大改悪されたのが最大のデメリットです。
しかも、クレジットカードによって直接チャージできる機能(登録カードを使った指定金額入金機能)も廃止に。
特に1%だったKyashの還元率が0.2%と一気に低下したこともあり、それに比例しポイント2重取りの魅力も大きく失ってしまいました。
2020年12月に引き続く改悪だったためか、ネットではKyashユーザーの不満も散見されました。(Googleの口コミ一覧)
正直ここまでの改悪は予想外でした・・・。
【もくじ】
Kyashの主な改悪点
Kyash還元率が1%⇒0.2%に減少
1つ目の変更は還元率の低下。
Kyashバリュー(決済のみにご利用できる残高)における支払い時の還元率が1%だったのが0.2%低下しました。
この改悪は「Kyash Card」「Kyash Card Lite」「Kyash Card Virtual」すべてに当てはまります。
「Kyashバリュー」とは、以下のルートで貯めた残高のことを指します。
● クレジットカード / デビットカード
● Kyashポイント
● アカウント移行時の繰越残高
● 提携サービスやギフトカード
Kyashバリュー残高には、クレジットカードやデビットカードによるチャージ分も該当します。
すなわち、クレジットカード⇒Kyashで貯めたポイント決済時の還元率が、1%から0.2%に大きく半減したので、ポイント2重取りのメリットのインパクトも今ひとつになってしまいました。
ちなみに、銀行口座やコンビニATMからチャージした「Kyashマネー残高」の方は、2月4日以降も最大還元率は1%のままです。
● 銀行口座/ペイジー
● コンビニ/セブン銀行ATM
● 他サービスの売上金やポイント
要点をまとめると・・・
● ただし銀行口座など現金チャージの還元率は最大1%還元のまま
etc.
付与上限額が500⇒100ポイントに低下
2つ目の変更点は付与上限額の低下。
以前なら、還元率1%のクレジットカードチャージで貯まった「Kyashバリュー」の方の付与上限額が500ポイントでしたが変更後は100ポイントと大幅に改悪されました。(発行手数料900円かかる「Kyash Card」の場合)
「Kyash Card Lite」と「Kyash Card Virtual」でも、Kyashバリュー使用時の付与額上限が250ポイントだったのが100ポイントに減りました。
すなわち、クレジットチャージで獲得したKyashバリュー残高決済の付与上限額が低下したことにより、Kyashポイント2重取りを利用可能な決済金額が、全券種で50,000円に減少したことを意味します。
他方、全券種の「Kyashマネー残高」の方の使用時の付与上限額には変更はなく、
「Kyash Card」の場合が1,200ポイント、
「Kyash Card Lite」と「Kyash Card Virtual」は600ポイントで据え置きです。
カード名 | 変更後の還元率 | 付与上限額/月 | 利用上限額/月(目安) |
Kyash Card | 0.2% | 100ポイント | 50,000円 |
Kyash Card Lite | 0.2% | 100ポイント | 50,000円 |
Kyash Card Virtual | 0.2% | 100ポイント | 50,000円 |
クレジットカードでのチャージ機能は終了、カードリンク機能は利用可能
(2/4〜)登録カードを使った指定金額入金機能の廃止
2021年2月4日(木)より、指定金額を登録カード(クレジットカード、デビットカード)から入金する機能を廃止し、よりリアルタイムでの管理がしやすい銀行口座やセブン銀行ATM、コンビニ、銀行ATM・ネットバンキング(Pay-easy)を指定金額の入金の対象といたします。月や週の予算を設定し、あらかじめ入金するという使い方をされていたお客さまにおかれましては、今後は銀行口座などからの入金をご利用ください。なお、決済における残高の不足時に、リンクしたカードを使って差額の決済が行われる機能(カードリンク機能)は引き続きご利用いただけます。
※参照:入金機能のサービス仕様および決済時ポイント還元率の一部変更について|公式サイト
まず、2020年12月に、かねてよりクレジットカードによるチャージ機能は廃止されることは発表されていました。
実際、2020年12月時点では、結局、変更は延期されましたが、2021年2月4日の告知でクレジットチャージ機能が正式に終了することが決定してしまいました。
変更前は、クレジットカードからKyashへのポイント二重取りがお得を取る主流でしたが、金額指定してチャージできるのは、今後、銀行口座やセブンATMといった現金チャージのみとなりました。
したがって、クレジットカード(3Ⅾセキュア要対応)とKyashの合わせ技によるポイント二重取りが、やりづらくなりました。
ただ「カードリンク」機能を利用すれば、還元率0.2%にとどまるものの、ポイント二重取りは実行可能です。(2021年8月時点)
カードリンク機能は、支払時に万が一、残高不足だった際に自動的にチャージできる機能。
交通系電子マネーで言うオートチャージ機能に近いです。
たとえば、現状のKyash残高が30,000円だとして、Kyash Cardで50,000円のお買い物をしたケースだと、連携中のカードから不足分の20,000円が即時チャージされ、問題なくショッピングできるイメージ。
したがって、紐づけ中のクレジットカードとKyashの還元率0.2%も合わせれば、ポイント二重取り自体は一応できます。(2021年8月時点)
Kyashに登録できる対応国際ブランドは?
Kyashに登録できる国際ブランドは「Visa」と「Mastercard」の2種類のみとなっています。
「JCB」「アメックス」「ダイナースクラブ」は現状、登録不可能です。
たとえば、楽天カードの場合「Visa」「Mastercard」「JCB」「アメックス」の4種類から選べますが、同じ券種でも「JCB」「アメックス」はKyashに登録できません。
あと、Kyashに連携できるクレジットカードは、3Ⅾセキュア(本人認証サービス)に対応したカードであることが条件である点も押さえておきましょう。
Visaなら「Visa Secure」、Mastercard だと「Mastercard SecureCode」という名称のセキュリティシステムですね。
したがって、Kyashにクレカを登録する前に各社のカード会員サイトで「3Dセキュア」の利用設定を済ませておきましょう。
一部QR・バーコード決済サービスの支払方法にKyash Cardを登録可能
また、3Dセキュアに対応したことで、以下のQR・バーコード決済サービスの支払方法として「Kyash」を登録できるようになりました。
しかし、以下の主要Payサービスは、現状「Kyash」に登録不可能です。
乗り換え先カードで押さえておきたい条件
今回の改悪にあたっての代替候補を解説するまえに、選ぶ上で可能な限り優先したいポイントをいくつかピックアップしておきます。
● なるべく年会費無料または条件付き無料
● ポイント高還元(改悪前のKyashとクレカの二重取り程度)
● 得られるポイントの使い勝手が良好
<あればベターなスペック>
● アプリ等での利用通知
● 利用制限(海外利用を止めたり、ネット決済を止めるなど)が簡単にできる
● ポイントの有効期限が長い
先述のとおり、還元率0.2%のKyashも月50,000円の決済までならポイント還元(100ptまで)もあります。
また、Kyashカードは0.2%還元になりますが、登録可能なクレジットカードを紐づけてKyashカードで支払うと、クレジットカードのポイントも貯まるのでポイント2重取りできる道も用意されています。
以下のように合計1.2%以上の還元率はキープすることは一応可能です。
● リクルートカード:合計1.4%(基本1.2%+Kyash0.2%)
● 楽天カード:合計1.2%(基本1.0%+Kyash0.2%)
● PayPayカード(旧ヤフーカード):合計1.2%(基本1.0%+Kyash0.2%)
● オリコカード ザ ポイント:合計1.2%(基本1.0%+Kyash0.2%)、発行から半年間は合計2.2%
● リーダーズカード:合計1.2%(基本)
● エポスゴールドカード:合計1.7%(年100万利用時は基本1.5%+Kyash0.2%)
が、しかし、Kyashの方では0.2%の低還元かつ付与上限がわずか100ポイントまでにとどまることを踏まえて、
この際、思い切ってKyashの利用をやめて、クレジットカードのみでKyashの改悪前の長所をカバーする道も良いと思います。
そのため、次章では、Kyash非対応でも、純粋に高還元を享受可能など代替カードとしてオススメできる点があれば、Kyash非対応のクレカも含めて紹介しています。
したがって先の『Kyashに登録可能な国際ブランドは?』の章で解説したようにKyashに登録できる国際ブランドは、
3Ⅾセキュア(本人認証サービス)対応の「VISA」か「Mastercard」ということでしたが、特に還元率の面で一押しできる要素があれば、その他の国際ブランドのクレカもピックアップします。
また、ポイント2重取り可能なプリペイドカードも候補としてはアリです。
乗り換えにおすすめのクレジットカード候補
三井住友カード(NL)
「三井住友カード(NL)」は、カード番号など情報の記載がないセキュリティ性が高い流行りのナンバーレス、セブン-イレブン・ローソン・マクドナルドなどで200円につき最大5%の高還元(※)を享受できます。
還元率は利用額に対するポイントで、ポイント交換方法により、1pt=1円相当にならない場合も。
※ Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスは一部使えない店舗あり。
一定金額(原則1万円)を超えるとタッチ決済でなく、端末にカードを挿して決済する場合あり。
その際は+2.5%のタッチ決済分のポイント還元の対象外。
上記タッチ決済とならない金額の上限は利用する店舗により異なる場合あり。
それでいて「三井住友カード(NL)」は無条件で年会費永年無料なので、サブカードとしてもおすすめです。
特にセブン-イレブン・ローソン・マクドナルドなどで、「Visaのタッチ決済」ないしは「Mastercard®コンタクトレス」で決済すると誰でも最大5%の超高還元を享受できるのが大きなメリットとなっています。
前述のコンビニとマクドナルドでは、三井住友カード(NL)をもっていれば、手軽にVポイント(旧ワールドプレゼントポイント)をザクザク貯めることができます。
Vポイントは、魅力的な交換先や使い道が数多く用意される大変貯めがいのあるポイントなので、その意味でもおすすめ。
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その他「三井住友カード(NL)」の詳細は以下で解説しています。
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まだパルテノン神殿がカードデザインだった頃には、無かったような高額キャッシュバックを享受できる新規入会キャンペーン(条件あり)も開催しています。
三井住友カード ゴールド(NL)
「三井住友カード ゴールド(NL)」は、先程の三井住友カード(NL)の上位カードにあたります。
三井住友カード(NL)のスペックを踏襲しつつも「空港ラウンジサービス」などゴールドカードならではの特典も利用可能です。
三井住友カード ゴールド(NL)通常年会費5,500円(税抜5,000円)で、家族カード会員は永年無料です。
1回でも年100万円以上利用を達成すると
翌年度以降は年会費永年無料にできてしまいます!
銀行系カードのゴールドカードとしては異例です!
三井住友カード ゴールド(NL)の基本ポイント還元率こそ0.5%と平凡ですが、
年100万円以上利用すると、10,000円分のVポイント(1.0%相当)をプレゼント
してもらえます。
この特典は、三井住友カード ゴールド(NL)限定特典です。
年100万円ジャストの利用時は、ボーナスポイントと合わせて1.5%の高還元になります。
また、SBI証券では、月5万円までクレジットカード決済で投信積立することが可能です。
ゴールドカードの投信積立の際の還元率は、一般カードの2倍(1.0%)と活用しがいのある良好な水準となっています。
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一般の「三井住友カード(NL)」同様に、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどにて「Visaのタッチ決済」または「Mastercard®コンタクトレス」を利用して支払うと200円につき最大5%還元(※)に昇華します。
還元率は利用額に対するポイントで、ポイント交換方法により、1pt=1円相当にならない場合も。
※ Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスは一部使えない店舗あり。
一定金額(原則1万円)を超えるとタッチ決済でなく、端末にカードを挿して決済する場合あり。
その際は+2.5%のタッチ決済分のポイント還元の対象外。
上記タッチ決済とならない金額の上限は利用する店舗により異なる場合あり。
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三井住友カード ゴールド(NL)の方でも高額バックを得られる、新規入会キャンペーン(条件あり)を実施しています。
リクルートカード
年会費永年無料かつ高還元カードといえば「リクルートカード」は外せませんね。
基本ポイント還元率は1.2%の安定の高還元です。
ポイント重ね取りなどせずとも通常利用で1.2%となるのが最大のメリット。
VisaとMastercardブランドなら「楽天Edy」「nanaco(※)」「モバイルSuica」「SMART ICOCA」のそれぞれのチャージで1.2%の付与対象である点もグッド!
たとえば、Visa・Mastercardは、楽天Edyへのチャージ&利用でポイント2重取りが可能であり合計1.7%の高還元となるイメージ。
なお、JCBブランドの場合はnanaco(※)、モバイルSuicaのみが対象です。
※参照:リクルートカードにおける電子マネーチャージご利用分のポイント加算対象の改定について
また、リクルートカード(VISA・MasterCard)なら、Kyashに紐づければ、カードリンク機能で+0.2%還元の上乗せがあるため、合計1.4%還元になります。
この他、「楽天ペイ」や「d払い」といった、いわゆる流行りの「QR・バーコード決済サービス」でもチャージ時のポイント付与対象です。
そのため例えば・・・
リクルートカードの1.2%還元 + Kyashの0.2%還元 + d払いの0.5%還元 = 合計1.9%の高還元
も実現できます。
この他、リクルートカードには国内と海外に対応した年200万円のショッピング保険も付帯するなど年会費無料×高還元カードの中では至れり尽くせりなスペックであることからも、常に人気ランキング上位にくい込むクレジットカードとなっています。
その他、リクルートカードの詳細は下記のページでまとめています。
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リクルートカードでは、常に大量ポイントをもらえる新規入会キャンペーンを開催中です。
楽天カード
最初の一枚に選ばれることも多いお馴染みの定番クレカが「楽天カード」。
※画像は女性向けの「楽天PINKカード」。
ベーシックな「楽天カード」は、年会費永年無料で、安定の1%還元も魅力です。
特に「楽天市場」をはじめ「楽天トラベル」「楽天証券」での投信積立、「楽天ふるさと納税」などの楽天グループの関連サービスにおいては、
国内屈指の使い勝手の良さが優秀な共通ポイントである「楽天ポイント」をジャラジャラ貯めることができるのが大きなメリット。
楽天経済圏でショッピングやサービスを利用する方なら必須アイテムと言っても過言ではありません。
また、たとえば、VISAブランドの楽天カードを選んだとすると「Visa加盟店」と「楽天ポイントカード加盟店」の両方と提携しているお店では、
楽天ポイントカード提示 + Kyash払いで「楽天ポイント」と「Kyashポイント」の2重取りも可能です。
楽天ポイントカード機能で貯まるポイントは加盟店によって異なります。
さらに、以下のようにポイント3重取りも実現可能。
下記の事例なら最大で合計3%の高還元となります。
● 楽天カードでのKyashカードへのチャージ時:1%
● Kyashカード払い時:0.5~1%
● 楽天ポイントカード提示:1%
その他、楽天カードに関する詳細は以下で解説しています。
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● 楽天カードのメリット・デメリット最新まとめ
PayPayカード(旧ヤフーカード)
PayPayカード(旧ヤフーカード)も言わずと知れた年会費無料かつ高還元カードの部類に入るクレジットカードです。
先程の楽天カードが楽天グループ利用者のマストアイテムなら、PayPayカード(旧ヤフーカード)はYahoo!系サービスの利用者の必須レベルのクレジットカードと言っていいでしょう。
通常利用時でも1%還元(100円につき1ポイント)で共通ポイント「PayPayポイント(旧Tポイント)」を効率的に貯めることができます。
PayPayカード(旧ヤフーカード)があれば、Yahoo!ショッピング・LOHACOでのお買い物において、ポイント3倍の優遇があり、内1%が「PayPayポイント(旧Tポイント)」となっています。
● ヤフーカードの基本ポイント:ポイント1%
● ヤフーカード利用時の特別特典:ポイント1%
したがって、利用金額100円につき3%の還元を享受可能です。
※参照:Yahoo!ショッピング/LOHACOをヤフーカードでお得に使う|公式サイト
上記ポイント3倍の特典に加えて、Yahoo!ショッピングやLOHACOで開催している他のほとんどのキャンペーンとも重複可能なので、お得の多重取りも可能です。
貯まるPayPayボーナスの方も、加盟店数328万カ所という膨大な多様なジャンルのお店で便利に使用することができます。
ソフトバンクとワイモバイルの契約ユーザーは、本来、月額508円(税抜462円)かかるYahoo!プレミアムを無料入会できる特典もあります。
Yahoo!ショッピングとLOHACOでは、Yahoo!プレミアム会員が+4%、ソフトバンクとワイモバイルの有料オプション加入者は+5%の還元を得られる優遇も大きな魅力です。
特にYahoo!プレミアムは月額508円(税抜462円)だけで誰でも気軽に加入できながらも、
上記2つの総合通販サイトに限らず、幅広いヤフー系サービスで徹底した優遇をうけられるので、まだ未加入の方は入会を検討してみる価値はあります。
<公式サイト>
「
この強烈なポイント還元を考慮すると、Amazonや楽天市場などの有名総合通販サイトよりも、結果として最安値でお目当ての商品を買える機会も多くなることでしょう。
ポイントUPキャンペーンとの合わせ技で「
少なくともお買い物先の一つの選択肢として入れておきたいところです。
しかしながら、MastercardブランドのPayPayカード(旧ヤフーカード)なら「au PAY(旧WALLET)」にチャージできます。
つまり、PayPayポイントとPontaポイント(旧WALLETポイント)のポイント2重取りが可能です。
また、PayPayカード(旧ヤフーカード)は「モバイルSuica」と「Apple PayのSuica」へのチャージでも1%もの安定したポイント還元も得られる点も魅力です。
エポスカード
株式会社エポスカードが発行するエポスカードというクレジットカードがあります。
SMART ICOCAへのチャージでVisaの一般加盟店と同様に基本ポイント還元率0.5%です。
この他、「楽天Edy」「モバイルSuica」「モバイルPASMO」へのチャージでも同率のポイントを得られるのもメリット。
今どきのクレジットカードの中では、チャージでポイントが貯まる電子マネーの種類がかなり充実しているのが魅力ですが、昨今のクレジットカード業界の情勢を考えると改悪リスクもある点はご留意を。
少額のリボ払いを発生させればポイント還元率0.5%加算され合計1%還元となります。
この他、エポスカードならではの、オリジナル特典として、マルイでのお買い物が10%OFFになる年4回開催の「マルコとマルオの7日間」が有名であり、無印良品週間と開催時期が重なると無印良品でのお買い物が強烈にお得になります。
全国10,000店以上の施設で割引などお得な優待をうけられる会員限定の優待サイト「エポトクプラザ」を利用できるのが魅力。
また、エポスカードの海外旅行傷害保険は、便利な自動付帯であり、重要な担保項目である「傷害治療費用」が200万円(1事故の限度額)、疾病治療費用だと270万円(1疾病の限度額)と無料カードの中では最高レベルの水準という点も人気の理由です。
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● エポスカードのメリット・デメリット最新まとめ
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは、株式会社エポスカードが発行するゴールドカードです。
意外にもSMART ICOCAへのチャージでコストパフォーマンスに優れているのはエポスゴールドカード。
エポスゴールドカード以上の場合、ポイント最大3倍になる「選べるポイントアップショップ」がありますが、特筆すべきは「JR西日本」も参加している点です。
「選べるポイントアップショップ」は3つまで登録できますが「JR西日本」を選んでおくことで、SMART ICOCAへのチャージも1.5%の高還元となります。
エポスゴールドカードの通常年会費5,000円(税込)です。
年間利用金額が50万円以上だと翌年度以降の年会費が無料になります。
また、インビテーション経由でゴールドカードを発行しても年会費永年無料となります。
まずは一般のエポスカードを作成して年50万円以上決済すると招待が届く可能性がアップするという声が多いですが、私の場合は半年ほどの間に25万円程度の利用でインビテーションが届いたので、人によるのかもしれません。
この他、エポスゴールドカードには、一般のゴールドカードに付帯する空港ラウンジサービスなど、ゴールドカードならではの様々な特典・サービスを享受可能です。
それでいて、年会費無料で維持できることから、コストパフォーマンスの観点で見てもかなり優秀な部類に入ります。
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● エポスゴールドカードのメリット・デメリット、年会費を永年無料にする方法も解説!
JQ CARD エポスゴールド
JQ CARD エポスには、インビテーション制で入会できるゴールドカードの「JQ CARD エポスゴールド」があります。
エポスゴールドカードとJQカードのスペックを同時に享受できるクレジットカードです。
年会費無料で保有できます。
年100万円ジャスト利用があった際は、ボーナスポイントと合わせて還元率1.5%に昇華します。
エポスポイントとJRキューポは相互交換できるので、エポスカードのポイントは、JQ CARDエポスに引き継がせることが可能です。
「JQ CARD エポスゴールド」もまた、先程の「エポスゴールドカード」と同様にポイント3倍にアップする「選べるポイントアップショップ」で「JR西日本」を登録するとカード利用時のポイントが最大3倍となります。
ビックカメラSuicaカード
交通系電子マネーをこれから活用していこうと思っていた方「Suica」を利用している方なら「ビックカメラSuicaカード」がオススメ。
一般加盟店の利用では1,000円(税込)につき10円相当のポイント(JRE POINT 5ポイント、ビックポイント 5ポイント)貯まります。
基本ポイント還元率は「ビューカードのシリーズ」の中で唯一、安定の1%なのでメインカードとしても一押し。
Suicaチャージの際は、VIEWプラスが適用されることにより合計1.5%の高還元を享受可能なため対応店舗ではSuica払いした方がお得です。
しかもたった年1回の利用だけで年会費を無料化できてしまいます。
この条件にはSuicaチャージ利用分も対象なので、Suicaチャージ用のサブカードとして活用するのもアリ。
その他、ビックカメラSuicaカードの詳細は以下でまとめています。
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● ビックカメラSuicaカードのメリット・デメリット最新まとめ!
オリコカード ザ ポイント
「オリコカード ザ ポイント(Orico Card THE POINT)」は、楽天カードやヤフーカードに並んでポイントが貯まりやすいカードです。
年会費も最初から無料。
基本ポイント還元率も安定の1%で、入会から半年間は還元率2%の優遇を享受できます。(2%還元になるのは利用額50万円まで。つまり、5,000オリコポイントが付与上限)
また、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、PayPayモールなど主要通販サイトをはじめ、多種多様なジャンルの店舗やサービスのネット通販がお得になる会員専用のポイントサイト「オリコモール」も利用可能です。
さらに、オリコカード ザ ポイントでは、オリコモールの利用で0.5%の特別加算も得られます。
ネット通販をよく利用する方ならメリットの大きいクレジットカードです。
ただ、このルール変更は、Amazonが参加しているポイントモールなら基本的に同様のルール変更が適用されているのでオリコモールだけのデメリットというわけでもありません。
貯めたオリコポイントの使い道は、さすがに楽天ポイントやTポイントなどの共通ポイントに比べれば、利用先の広さは劣ります。
それでも、Amazonギフト券やiTunesカードの金券類、楽天ポイント、Tポイント、dポイント、電子マネーWAONポイントなどの他社ポイント、JALマイル、ANAマイル etc.・・・
人気の交換先は一通り揃っているので、一定の使い勝手の良さも確保している点は◎。
また、ポストペイ(後払い)方式の電子マネーである「iD」と「QUICPay」にダブルで対応している稀有なクレカでもあります。
さらに、便利な一元管理アプリの「Apple Pay」に対応しているなど、多彩な決済手段に対応している点も長所です。
その他、オリコカード ザ ポイントの詳細は以下のページで解説しています。
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さいごに
クレジットカードやプリペイドカードで得られるポイントプログラムについては、改悪リスクがつきもの。
ただ、最近は各社とも、ポイント還元率や付与対象外など改悪がやや頻発している感もありますね。
とはいえ、改悪されるまではお得につかえるため、細かな情報収集も必要ですが、今後もアンテナを張りつつお得なキャッシュレス決済をしていければと思います。