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オリコカード ザ ワールドのメリット・デメリット最新まとめ!

Orico Card THE WORLD(オリコカード ザ ワールド)は、株式会社オリエントコーポレーションが発行しているゴールドカードのクレジットカードです。

“THE WORLD”という言葉が付くことから海外利用時のポイント還元率2%、国際線の手荷物無料宅配サービス、海外・国内航空機遅延保険を含めた充実の付帯保険、空港ラウンジサービスなど、旅行系の特典が一層ランクアップした本格ゴールドカードです。

もちろん、オリコモール経由でのネット通販の利用時などのポイント高還元も健在。

なにより、等価交換できる使い勝手の良い交換先が数多く用意されているのも見逃せません。

当記事では、オリコカード ザ ワールドのメリット・デメリット、特典、ポイントのお得な貯め方・使い方について解説したいと思います。

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オリコカード ザ ワールドの基本情報

発行会社 株式会社オリエントコーポレーション
年会費 9,075円(税抜)
入会条件 原則として年齢20歳以上で安定した収入がある方
家族カード 無料
ETCカード 無料
国際ブランド Mastercard 
ポイント名称 オリコポイント
ポイント有効期限 ポイント加算月を含めて12カ月後の月末まで
ポイント付与率 1%
※100円(税込)につき1ポイント
※1ポイント=1円相当
入会後6ヵ月間はポイント2倍で還元率2%
海外利用時は合計還元率2%
オリコモールで常時ポイント+0.5%の優遇
電子マネー(前払い方式) 1)楽天Edy
2)nanaco
3)モバイルSuica
4)モバイルPASMO
5)SMART ICOCA
6)au Pay(旧au WALLET)
チャージでのポイント付与があるのは3・4・5・6。
電子マネー(後払い方式) 1)iD
2)QUICPay
3)Mastercardコンタクトレス
いずれも利用で還元率1%
電子財布/非接触型決済サービス 1)Apple Pay
2)Google Pay
QUICPayとして割当られ、いずれも利用で還元率1%
Apple PayもGoogle PayのSuicaチャージでも付与対象
締め日/支払日 毎月1日 / 翌月27日
※金融機関休業日の場合は翌営業日
海外旅行傷害保険 最高5,000万円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円
ショッピング保険 最高300万円
海外/国内航空機遅延保険 3万円/10万円
空港ラウンジサービス

オリコカード ザ ワールドのメリット・特徴

年会費

オリコカード ザ ワールドの年会費は初年度無料で、2年目以降は9,075円(税込)です。

家族カード(家族会員)は、本格ゴールドカードながら、年会費は永年無料なのは大きいです。

たとえば、本会員1人+家族会員1人の2人で持てば、1人あたりの年会費は約4,537円(税抜)で持てることを意味します。(^^)

さらにオリコETCカードも年会費・新規発行手数料ともに完全無料です。

オリコETCカードの利用でも100円(税込)ごとに1ポイント(還元率1%)貯まります。

他のクレジットカードですと、たまにETC利用ではポイント付与対象外であったり、還元率が半減するケースもあるので、よく高速道路や有料道路を利用する方にとっても、オリコカードはオススメとなっています。

国際ブランド

オリコカード ザ ワールドの国際ブランドはMastercardのみです。

ただ、Mastercardは2019年に発表されたのThe Nilson Report(ニルソンレポート)によると、「2018 グローバル・ブランド別 加盟店数」では以下のように長年トップに君臨し続けていたVISAと大差ない加盟店数にまで急拡大されました。

《国際ブランド別の加盟店数(2018年度ニルソンレポート)》
国際ブランド 加盟店数(約)
Visa 5,290万ヵ所以上
Mastercard 5,290万ヵ所以上
JCB 3,340万ヵ所以上
American Express 2,330万ヵ所以上(予測値)
Diners Club 3,210万ヵ所以上
Discover 4,400万ヵ所以上
UnionPay(中国銀聯) 4.560万ヵ所以上

すなわち、Mastercardは世界210ヵ国・5,290万ヵ所以上の加盟店数を誇り、国内を含めて強靭な決済力があるのでデメリットにはなりません。

極めつけは、Mastercardゴールドカード優待「Mastercard Taste of Premium」も利用できます。

Mastercardの独自特典については後の章でお伝えします。

ポイント還元率

オリコカードのポイント名称は「オリコポイント」です。

一般加盟店でオリコカード ザ ワールドを利用すれば、100円(税込)利用ごとに1ポイントが貯まります。

1ポイントは1円相当なので還元率は1%です。

ポイントの有効期限は、ポイント加算月を含めて12ヵ月後の月末までなので約1年間となります。

有効期限は決して長くはないなので、ポイントの管理はしっかり行いましょう。

とは言え、オリコポイントの肝心の使い道は豊富に用意されており、使い勝手の良い交換先が多いのでポイント消化に困ることはありません。

ポイントの使い道・交換先は以下のページで解説しています。

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公共料金の支払いでもポイントが貯まる

オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドなら、携帯電話・固定電話、電気・ガス・水道、新聞、NHK受信料、放送、プロバイダー、家賃、ふるさと納税、自動車税・軽自動車税、住民税、固定資産税、国税、生命保険、公的保険(国民健康保険・介護保険・後期高齢者保険)、国民年金、引越し・お片付けなどの支払いでも還元率1%分のポイントが付きます。

クレジットカードの中には、なぜか公共料金のお支払い分だと、ポイントが付かなかったり、還元率が半減してしまうカードもあるので、その意味でも有り難いですね。(^^)

海外利用なら常に還元率2%に

オリコカード ザ ワールドは、海外での利用分は常にポイント2%の高還元となります。

これは一般のオリコカード ザ ポイントと、格安ゴールドカードのオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドにはないポイント優待です。

あと、全クレジットカードと比較しても、海外利用において常に2%というのは、あまり例をみません。

国際ブランドは前述通りMastercardのため、世界各地における加盟店数はトップクラスであり、そのメリットを存分に活かせるのがです。

だてに「THE WORLD」を名乗っていません。(^^)

入会後6ヵ月間はポイント還元率2%

入会後6ヶ月間はポイント加算倍率が2倍にアップします。

つまり、100円(税込)利用で2ポイント貯まるので、なんと還元率2%です!

この特別加算分「1%」の上限は5,000ポイントになります。

利用金額にすると50万円です。

50万円以上だと入会から6ヵ月間を経過していなくても基本ポイント還元率1%に戻ります。

入会後6カ月間は、50万円以内ならお得にポイントを貯められるので、高額商品やサービスを購入したり利用するタイミングで、オリコカード ザ ワールドが手元に届くように申込みするのが理想です。

オリコカード ザ ワールドは「オンライン申込」で最短8営業日(「郵送申込」は約3週間)で発送されます。

ちなみに、この入会後6ヵ月間のポイント2%還元の特典は、Mastercardの一般加盟店での利用に限らず、先程の海外利用時や後述するオリコモールのポイントアップ、iDやQUICPayなどの電子マネー利用時で得られるポイントと併用可能なので、入会後の半年間はよりお得に貯められるチャンスです!

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オリコモール利用で常に還元率2%以上

オリコカードには、より一層ポイントをお得に貯められるポイントモール「オリコモール」があります。

この「オリコモール」を経由して、オリコカードでお支払いすれば2%〜15%ものオリコポイントが貯まります。

オリコカード ザ ワールドを利用すれば、オリコモール経由でもらえる各ショップが設定している料率のポイントとは別に、更に0.5%分の特別加算ポイントがもらえるんです!

そのため例えば、オリコモール経由でオリコカード ザ ポイントを使ってAmazonでお買い物した場合、以下のようにポイント3重取りとなります!

  • オリコカード ザ ワールド利用による1%還元
  • オリコモール経由の0.5%還元(Amazonのポイント料率)
  • オリコカード ザ ポイントでオリコモール利用時の特別加算分0.5%還元

すなわち、Amazonでのお買い物の例だと2%(1%+0.5%+0.5%)になります。

Amazonが参加しているポイントモールは減少傾向にある中で2%も付与されるのは超貴重です!

もちろん、先程の章でお伝えした『入会後6ヵ月間はポイント還元率2%』の特典も併用可能なので、たとえばAmazonですと入会後半年間は、3%に還元率がブーストされます。(^^)

オリコモールに参加している代表的なショップをピックアップすると次の通りです。

各ジャンルにおいて名だたる有名ショップが参加しています。
※1.参加ショップは新たに追加されることもありますが、撤退することもあります。
※2.ポイント加算率は、タイミングによって増減することもあります。
※3.表の合計還元率は、特別加算ポイント0.5%分も含めたものとなります。

ジャンル ショップ ポイント加算率 合計還元率※3
総合通販 Amazon 0.5% 2.0%
楽天市場 0.5% 2.0%
Yahoo!ショッピング 0.5% 2.0%
PayPayモール 0.5% 2.0%
dショッピング 1.0% 2.5%
au Wowma! 1.0% 2.5%
ヤマダモール 1.0% 2.5%
セブンネットショッピング 1.0% 2.5%
スーパー イトーヨーカドーネットスーパー 1.0% 2.5%
イトーヨーカドーネット通販 1.0% 2.5%
おうちでイオン イオンショップ 1.0% 2.5%
楽天西友ネットスーパー 1.0% 2.5%
成城石井.com 2.5% 4.0%
ドラッグストア マツモトキヨシ 2.0% 3.5%
Vドラネット 2.5% 4.0%
爽快ドラッグ 2.0% 3.5%
ケンコーコム 1.5% 3.0%
インテリア・雑貨 東急ハンズ ネットストア 1.0% 2.5%
ロフトネットストア 3.0% 4.5%
ファッション Amazonファッション 4.5% 6.0%
Rakuten Fashion【楽天市場】 0.5% 2.0%
i LUMINE(アイルミネ) 1.0% 2.5%
UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE 1.0% 2.5%
BEAMS公式オンラインショップ 3.0% 4.5%
ナノ・ユニバース公式通販サイト 7.5% 9.0%
URBAN RESEARCH 1.5% 3.0%
ジーユー(GU)オンラインストア 0.5% 2.0%
GILT 2.5% 4.0%
グッチ公式オンラインショップ 2.0% 3.5%
コーチ公式オンラインストア 1.5% 3.0%
Paul Smithオンラインショップ 2.5% 4.0%
グンゼストア 7.5% 9.0%
靴の総合通販ABC-MART.net 1.0% 2.5%
Zoff Online Store 2.0% 3.5%
家電・パソコン Apple公式サイト 0.5% 2.0%
Microsoft Store 3.0% 4.5%
ビックカメラ.com 1.5% 3.0%
ヤマダ電機WEB.COM 0.5% 2.0%
ソフマップ・ドットコム 1.0% 2.5%
nojima online 0.5% 2.0%
コジマネット 1.0% 2.5%
エディオンネットショップ 0.5% 2.0%
ケーズデンキオンラインショップ 0.5% 2.0%
Joshin Webショップ 0.5% 2.0%
旅行 JTBトラベル 国内宿泊 1.5% 3.0%
JTBトラベル 海外ツアー 1.5% 3.0%
HIS 0.5% 2.0%
日本旅行 1.5% 3.0%
楽天トラベル 0.5% 2.0%
Yahoo!トラベル 0.5% 2.0%
一休.com 0.5% 2.0%
じゃらんnet 2.5% 4.0%
エクスペディア(ホテル) 3.5% 5.0%
Booking.com 3.5% 5.0%
ホテルズドットコム 3.0% 4.5%
agoda 3.0% 4.5%
グルメ 楽天デリバリー【楽天市場】 0.5% 2.0%
一休.comレストラン 1.0% 2.5%
ふるさと納税 【さとふる】ふるさと納税サイト 1.5% 3.0%
ふるさと納税 ふるさと本舗 1.0% 2.5%
ふるまる【ふるさと納税サイト】 1.0% 2.5%
ふるさと納税【楽天市場】 0.5% 2.0%
チケット チケットぴあ 0.5% 2.0%

さらに参加店舗で独自ポイントを採用している場合は、その上乗せもあるためポイント多重取りが可能です!

店舗ごとの独自ポイント例 対象店舗・サービス
楽天ポイント 楽天市場や楽天トラベルなど楽天系サービス
PayPayボーナス Yahoo!ショッピングやYahoo!トラベルなどYahoo!系サービス
Pontaポイント じゃらんnetなどリクルート系サービス
ANAマイル ANAトラベラーズ
JALマイル JAL国際線航空券、JALパック、JALショッピングなどJAL系列サービス

<公式サイト> オリコモール参加店舗一覧

 

電子マネー対応

結論、オリコカードは電子マネーとの相性も良好です。

電子マネー チャージ可否 チャージでポイント付与
《プリペイド式電子マネー(前払い式電子マネー)》
※事前チャージ必要
楽天Edy
nanaco
モバイルSuica
1%(100円につき1P)
SMART ICOCA
1%(100円につき1P)
WAON
PASMO
モバイルPASMO
1%(100円につき1P)
au WALLET
1%(100円につき1P)
《ポストペイ式電子マネー(後払い式電子マネー)》
※事前チャージ不要
iD 1%(100円につき1P)
QUICPay 1%(100円につき1P)
Mastercardコンタクトレス 1%(100円につき1P)
《スマホ決済(非接触型決済)サービス)》
Apple pay QUICPayとして割当。
利用で1%(100円につき1P)
Apple PayもGoogle PayのSuicaチャージでも付与対象
Google pay

iDとQUICPay両方対応

オリコカードは、「iD(アイディ)」と「QUICPay(クイックペイ)」の2つのポストペイ型(後払い型)電子マネーが搭載された希少なクレジットカードとなっています。

カードと一体型なので便利ですし、後払い方式なので事前チャージが不要で便利なのがメリットです。

クレジットカード未対応でもiDやQUICPayに対応している店舗なら、オリコカードをかざして、どちらかの電子マネーを使って決済すれば、1%還元のポイントが貯められるのも

少額決済でクレジットカードを利用するまでもないと思った時や、サインや暗証番号の入力が必要な場合で面倒なときも便利ですよ。(^^)

後払い方式の電子マネーのメリットは、nanacoやSuicaなどのプリペイド型(前払い型)電子マネーに対し、事前チャージする必要がないので、残高を気にすることなく使えるというメリットもあります。

要はクレジットカードと似たイメージで利用できます。

モバイルSuicaやSMART ICOCAではチャージでポイント付与

オリコカードでチャージ可能な電子マネー(プリペイド型・前払い方式)は、楽天Edy、nanaco、モバイルSuica、SMART ICOCA、au WALLETの5つです。

いずれもオートチャージには非対応です。

ただそれでも、モバイルSuicaSMART ICOCAau WALLETは嬉しいことにチャージで100円につき1ポイント付与(還元率1%)されるのはです。

SMART ICOCAではチャージのみならず定期券の購入でもポイントが貯まります。

Apple PayとGoogle Pay両方対応

オリコカードでは、Apple Pay(アップルペイ)Google Pay(グーグルペイ)の両方のスマホ決済(非接触型決済)サービスに対応しています。

Apple Payは最近でこそ対応しているクレジットカードはかなり増えましたが、Google Payは非対応のクレジットカードもまだまだ多いのでこれは1つのメリットです。

iPhoneならApple Pay※、AndroidのスマホならGoogle Payを設定すればQUICPayとしてあてがわれます。
※iPhone 7以降のiPhoneと、Apple Watch Series 2以降のApple Watchに対応。

もちろん、いずれも利用時はバッチリ還元率1%(100円につき1P)付きますよ。

Mastercardコンタクトレスに対応

Mastercardコンタクトレスは、Mastercardが開発した非接触IC技術を用いたクレジットカードで、店舗のレジに設置された専用リーダーにかざすだけお支払いが完了できる決済サービスのこと。

このMastercardコンタクトレスはかつて「PayPass」と呼ばれていました。

利用代金は、オリコカード利用分とあわせて支払う、ポストペイ式(後払い)なので事前チャージする必要がなく便利です。

もちろんMastercardコンタクトレスでの支払い時でも、還元率1%分のポイントが付きます。

国内だけでなく海外でも利用できます。

利用できる加盟店ジャンルもカフェ、レストラン、ファーストフード店、薬局、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどで様々なお店で利用できます。

さらに、タクシーや交通機関、自動販売機などでも利用を拡大しています。

Mastercardコンタクトレスが利用できる国内店舗の一例は次の通り。

※一部対象外、店舗・商品あります。

《Mastercardコンタクトレス対応の国内店舗の一例》
加盟店ジャンル 店舗名
飲食店 マクドナルド、すき家、ココス、ビッグボーイ、ジョリーパスタ、はま寿司、HUB
コンビニエンスストア ローソン
ショッピング ビックカメラ新宿東口店、ビックロ、TSUTAYA、IKEA、ファイテン(Phiten)、文教堂、メガネストア
百貨店・複合商業施設 京王百貨店、新丸ビル、丸ビル、表参道ヒルズ、六本木ヒルズ、、東急プラザ銀座、イクスピアリ
ホテル宿泊 阪急阪神第一ホテルグループ
交通関連 関西国際空港、伊丹空港(大阪国際空港)、神戸空港、Japan Taxi、Airport Limousine
ペイメントパートナー ぐるなびPay、Uペイ

海外では近年、対応店舗が急拡大しています。

利用可能な国数は80ヵ国、600万ヵ所以上の店舗となっています。

たとえば、北米では、以下の多彩な店舗・サービスジャンルにおいてすでに広く普及しています。

《Mastercardコンタクトレス対応のアメリカの店舗例》
ジャンル 店舗名
コンビニ 7-Eleven
ファーストフード McDonald’s, SUBWAY, TULLY’S, BURGER KING, Haagen-Dazs, Arby’s, Dairy Queen, Jack In The Box
映画館 AMC Theatre, United Artists Theatre, Regal Cinemas
ドラッグストア CVS, duane reade, Rite Aid
駐車場 Central parking
タクシー Yellow Cab
ガソリンスタンド BP, Exxon Mobil
スタジアム Yankee Stadium, Giants Stadium, Citizens Bank Park
オフィス用品 Office Depot
エレクトロニクス Best Buy

ちなみにMastercardコンタクトレスは、Apple Payでも使えるようになりました。

つまり、Mastercardコンタクトレス対応のクレジットカードならApple Payに登録するだけで自動的に使えます。(ただし、一部のMastercardブランドのクレジットカードでは利用不可)

レジでの利用方法は、iDやQUICPayで決済する時と同じ手順です。

このようにオリコカードシリーズに共通して電子マネーとの相性もポイントが満額付くという意味では相性は抜群と言えます。

楽天Edyやnanacoをはじめ他ので電子マネーを活用して、チャージの際などにポイントが付くクレジットカードが欲しい場合は次のカードがオススメです。

電子マネー カード 還元率 年会費(税抜)
楽天Edy
リクルートカード 1.2% 無料
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO 1% 1,000円
楽天カード 0.5% 無料
エポスカード 0.5% 無料
nanaco リクルートカード 1.2% 無料
セブンカード・プラス 0.5% 5万円以上利用で無料
WAON イオンカードセレクト 0.5% 無料
JALカード[VISA/Mastercard/JCB/ClubQ] 0.5-1% 2,000-31,000円
モバイルSuica 「ビュー・スイカ」カード 1.5% 477円
ビックカメラSuicaカード 1.5% 年1回の利用で無料
PASMO TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO 1% 1,000円
ANA To Me CARD PASMO JCB 0.5% 2,000円
To Me CARD Prime PASMO 0.5% 年50万円以上利用で無料
OPクレジットカード 0.5% 年1回の利用で無料
京王パスポートVISAカード 0.5% 年1回の利用で無料
SMART ICOCA REXカード 1.25% 無料
オリコカード ザ ポイント 1% 無料

オリコポイントの交換先・使い道

全クレジットカード中、最高峰のポイント還元率であるオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドでお得に貯めたオリコポイントの交換先は豊富に用意されています。

Amazonギフト券(オンラインクーポン)や楽天スーパーポイントTポイントWAONポイントなど使い勝手の良い交換先が用意されているのが嬉しいですね。

しかも、ほとんどの交換先が損しない等価交換が可能で、オンラインクーポンや一部の他社ポイントであれば交換手続き後、即時で残高に反映されるのもオリコポイントの評価される点です。

また、マイレージについては、ANAマイルJALマイルの両方の移行に対応しており、かつ、移行手数料も参加登録費もいずれも無料となっています。

オリコポイントの使い道やオススメ交換先については、以下のページで紹介しています。

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空港ラウンジサービス

オリコカード ザ ワールド会員は、国内30空港41ラウンジ、海外2空港3ラウンジの空港ラウンジサービスを利用できます。

以前は、同じ年会費1万円前後のゴールドカードに比べて22空港しか対応していなかったので若干貧弱でしたが、上記の通り対応空港・ラウンジ数が他のゴールドカードの対応数と同等の数にパワーアップしています。

《オリコカード ザ ワールドで利用できる空港ラウンジ》
地域 空港 ラウンジ 手荷物検査前/後
/出国審査後
北海道 新千歳空港 スーパーラウンジ
ノースラウンジ
旭川空港 LOUNGE 大雪
函館空港 ビジネスラウンジ A Spring.
東北 青森空港 エアポートラウンジ
秋田空港 ロイヤルスカイ
仙台空港 ビジネスラウンジ EAST SIDE
関東 成田国際空港 第1ターミナル ビジネス&トラベルサポートセンター
第1ターミナル IASSエグゼクティブラウンジ
第2ターミナル TEIラウンジ
第2ターミナル IASSエグゼクティブラウンジ2
羽田空港 【第1ターミナル(JAL)】
◆POWER LOUNGE CENTRAL
◆POWER LOUNGE NORTH
◆POWER LOUNGE SOUTH
【第2ターミナル(ANA)】
◆エアポートラウンジ2F
◆POWER LOUNGE CENTRAL
◆POWER LOUNGE NORTH
中部 中部国際空港 第2プレミアムラウンジ セントレア
新潟空港 エアリウムラウンジ
小松空港 スカイラウンジ白山
富士山静岡空港 YOUR LOUNGE
関西 関西国際空港 カードメンバーズラウンジ「比叡」
カードメンバーズラウンジ「六甲」 出国審査後
カードメンバーズラウンジ「アネックス六甲」 出国審査後
カードメンバーズラウンジ「金剛」 出国審査後
大阪国際空港 ラウンジオーサカ
神戸空港 ラウンジ神戸
中国 米子鬼太郎空港 ラウンジ大山
出雲縁結び空港 出雲縁結び空港エアポートラウンジ
岡山桃太郎空港 ラウンジマスカット
広島空港 ビジネスラウンジもみじ
山口宇部空港 ラウンジきらら
四国 徳島空港 エアポートラウンジヴォルティス
高松空港 ラウンジ讃岐
松山空港 ビジネスラウンジ
スカイラウンジ
九州 福岡空港 くつろぎのラウンジTIME
ラウンジTIMEインターナショナル 出国審査後
北九州空港 ラウンジひまわり
長崎空港 アザレア
熊本空港 ラウンジ ASO
大分空港 ラウンジくにさき
鹿児島空港 スカイラウンジ菜の花
沖縄 那覇空港 ラウンジ華~hana~
韓国 仁川(インチョン)国際空港 第1ターミナル MATINA 出国審査後
第2ターミナル AIRCAFE 出国審査後
ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港 IASS HAWAII LOUNGE 出国審査後

ラウンジでは、

などであれば基本的にどの空港ラウンジでも利用できます。

アルコール類ならば、

などでも楽しめます。

座席には、コンセントが据え付けられているので、フライト前にスマホやPCを充電しておくこともできますよ。

手荷物検査後にラウンジが設置されている場所であればフライト直前までゆっくりできるのが最大のメリットです!

手荷物検査前のラウンジだとフライト出発時刻より、余裕をもってラウンジをでなきゃダメになりますからね。

手荷物無料宅配サービス

海外旅行や出張時の出発(往路)の際に、自宅などの指定先から対象空港(成田国際空港、羽田空港の国際線ターミナル、中部国際空港、関西国際空港)まで、手荷物1個まで無料で配送してもらえます。

さらに、出発時だけでなくオリコカード ザ ワールドでは、Mastercardブランドの国際手荷物宅配サービスも利用できます。

こちらは有料ですが、空港から指定先まで1個目500(税抜)割引、2米以降は100円割引の優待を受けることができますので、その時の気分や状況によって利用を検討してみるのも良いかも知れません。

付帯保険

海外旅行傷害保険

オリコカード ザ ワールドの海外旅行傷害保険は、年会費1万円前後のゴールドカードでいうと最高5,000円という水準で平凡にはなりますが、自動付帯なのは嬉しいですね。

自動付帯とは、海外旅行に際しての航空券やホテル宿泊費、ツアー代などを払わずとも、その言葉通りクレジットカードを携行していくだけで自動で保険が適用となるもの。(⇔利用付帯)

海外旅行目的で自宅を出発したときから帰宅するまでの間で、なおかつ日本出国日の前日午前0時から日本入国日の翌日午後12時までの旅行期間中となります。

補償期間は、1旅行につき最長90日間まで補償となっているので、中・長期間の旅行でも守られます。

《オリコカード ザ ワールドの海外旅行保険》
保険の種類 最高保険金額
死亡・後遺障害 5,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
携行品損害 100万円(免責1事故3,000円)
賠償責任 2,000万円
救援者費用等 200万円

利用機会の多い重要な傷害治療費用と疾病治療費用が各最高200万円、携行品損害が最高100万円となっています。

ただ、傷害治療費用と疾病治療費用については下位カードのオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドと同額補償なのがちょっと残念ではありますね。

いずれにしても海外の医療費は、日本と比べものにならないほど高額なので200万円ではカバーしきれない可能性が十分あります。

※引用元:ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データ。

国・地域 支払保証金 内容
アメリカ 527万円 腹痛・不正出血があり受診。卵巣のう腫と診断され3日間入院・手術。
カナダ 827万円 オプショナルツアーで乗馬をしていたところ落馬し救急車で搬送。寛骨臼骨折と診断され13日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。
ハワイ 355万円 腹痛を訴え救急車で搬送。急性虫垂炎と診断され入院・手術。
グアム 471万円 ゴルフコースでプレイ中、コース内にある岩場で足を挫いて救急車で搬送。足関節脱臼骨折と診断され6日間入院・手術。
オーストラリア 665万円 ガソリンスタンドで段差を踏み外し転倒。足関節果部骨折と診断され現地病院からヘリコプターで設備が整った病院へ搬送され合計13日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。
イギリス 333万円 激しい腹痛を訴え受診。腎臓結石・尿管結石と診断され6日間入院・手術。
イタリア 578万円 ホテルのバスルームで滑って転倒し足を強打。脛骨・腓骨骨折と診断され11日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。
ドイツ 374万円 朝食後に胸の痛みを訴え救急車で搬送。心筋梗塞と診断され5日間入院・手術。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。
スイス 688万円 ハイキング中に下り坂で転倒しヘリコプターで搬送。脛骨・腓骨骨折と診断され13日間入院・手術。看護師が付き添い医療搬送。
スペイン 1,263万円 クルーズ中に意識を失いヘリコプターで搬送。冠動脈疾患と診断され17日間入院・手術。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。
スロベニア 364万円 ホテルのバスルームで転倒、腰と腕を強打し受診。大腿骨頸部骨折、橈骨遠位端骨折と診断され11日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。
中国 605万円 トイレに立った際に違和感を訴え救急車で搬送。脳梗塞と診断され29日間入院。家族が駆けつける。
台湾 697万円 バスの中で気分が悪くなり救急車で搬送。脳動脈瘤破裂と診断され35日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。
シンガポール 320万円 胸の痛みを訴え受診。肺気胸と診断され6日間入院・手術。
マレーシア 851万円 車両に同乗中、衝突事故により受傷し救急車で搬送。十二指腸完全破裂・肝臓、腎臓挫傷・後腹膜内血腫と診断され44日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。
タイ 300万円 喉の痛みを訴え受診。甲状腺癌・食道癌と診断され18日間入院・手術。
ネパール 312万円 登山中に頭痛・眩暈・下痢・嘔吐を訴え低地までヘリコプターで搬送。急性高山病・急性胃腸炎と診断され2日間入院。

ですので、さらに海外旅行保険を上乗せしたい場合は、海外旅行保険の補償額が充実している他のクレジットカードを作ることも検討するといいでしょう。

「上乗せしたい場合は」というのは、違うカード会社が発行する海外旅行保険が付帯したクレジットカードなら、死亡・後遺障害以外の保険金は複数のクレジットカードの補償額を合算することができるということです。

以下は、年会費に対して海外旅行保険の補償額が充実しているクレジットカードをピックアップしています。

カード名 海外旅行保険 航空機遅延費用
付帯条件 傷害治療費用
[家族特約]
疾病治療費用
[家族特約]
<年会費無料・一般カード>
Booking.comカード 自動付帯 最高100万円 最高100万円
横浜インビテーションカード 自動付帯 最高200万円 最高200万円
エポスカード 自動付帯 最高200万円 最高270万円
楽天カード 利用付帯 最高200万円 最高200万円
楽天ANAマイレージクラブカード 利用付帯 最高200万円 最高200万円
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード 利用付帯 最高300万円 最高300万円
<ゴールドカード>
イオンゴールドカード
※インビテーション制
利用付帯 最高300万円 最高300万円
楽天ゴールドカード 利用付帯 最高200万円 最高200万円
セディナゴールドカード 自動付帯 最高300万円
[最高200万円]
最高300万円
[最高200万円]
楽天プレミアムカード 自動付帯 最高300万円 最高300万円
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード 利用付帯 最高300万円 最高300万円
海外のみ対応
三井住友カード ゴールド 利用付帯 最高300万円
[最高200万円]
最高300万円
[最高200万円]
JCBゴールド 自動付帯 最高300万円
[最高200万円]
最高300万円
[最高200万円]

海外・国内対応!
<プラチナカード>
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 利用付帯 最高300万円
[最高300万円]
最高300万円
[最高300万円]

海外のみ対応
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 利用付帯 最高300万円 最高300万円
海外のみ対応
JCBプラチナ 自動付帯 最高1,000万円
[最高200万円]
最高1,000万円
[最高200万円]

海外・国内対応!
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード 自動付帯 最高500万円
[最高500万円]
最高500万円
[最高500万円]

海外・国内対応!
三井住友カード プラチナ 自動付帯 最高500万円
[最高500万円]
最高500万円
[最高500万円]

海外・国内対応!

次いで重要な携行品損害は、下位カードのオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドでは20万円に過ぎませんでしたが、

オリコカード ザ ワールドは大幅に増額されて最高100万円補償となっています。

ただ、保険の対象となる1個1組もしくは1対につき10万円が保険金額の支払い限度となり、パスポートおよび乗車券などは5万円が限度なのは共通です。

また、ビザおよび日本においてのパスポート再取得費用は対象外となります。

 

国内旅行傷害保険

オリコカード ザ ワールドの国内旅行傷害保険は、死亡・後遺障害が最高5,000万円補償となっています。

後遺障害は、障害の程度により保険金額の3%~100%の割合で支払われます。

付帯条件は利用付帯です。

すなわち、事前にクレジットカードで公共交通常用具の乗車代金や宿泊費用などの旅行代金を支払えば保険が適用になります。(⇔自動付帯)

保険が適用となれば国内旅行中の以下のケースで補償されます。

ただし、タクシー、ハイヤー、レンタカー、社用車等は公共交通乗用具に含まれない点にはご注意ください。

また、募集型企画旅行に参加するための旅行期間や募集型企画旅行の旅行行程に含まれない、会員の個人的な旅行期間は対象外となります。

 

海外・国内航空機遅延保険

《オリコカード ザ ワールドの海外・国内航空機遅延保険》
保険の種類 補償内容
乗継遅延費用 客室料・食事代:3万円
出航遅延費/欠航/搭乗不能費用 客室料・食事代:3万円
寄託手荷物遅延 衣料購入費:3万円
寄託手荷物紛失 衣料購入費等:10万円

搭乗した飛行機の遅延や、航空便に預けた手荷物の遅延などによって負担する必要が生じてしまった、ホテル宿泊費、食事代、衣料購入費などについて補償してもらえます。

この航空機遅延保険は、1万円未満のクレジットカードで付くのはかなりレアケースです。

また、年会費が高額な上位カードでさえ海外・国内のどちらかにしか対応していないケースもあるなかで、オリコカード ザ ワールドは海外も国内も両方対応なのが大きな魅力です。

海外旅行は便利な自動付帯で、国内旅行は利用付帯となります。

先程の海外旅行傷害保険の章では、傷害・疾病治療費用が利用頻度が多く重要な保険だと言いましたが、この航空機遅延保険を加えると、むしろこっちの方が重要です。

特に海外旅行の回数をそれなりにこなしていれば、運要素も大きいですが、わりと遅延に遭遇することはありますので。(苦笑)

 

ショッピング保険

オリコカード ザ ワールドには、ショッピング保険※も付帯しています。
※オリコではショッピングカードと呼びます。

国内でも海外でも対応なのが嬉しいメリットです。

カードで購入した商品の破損・盗難などの損害が購入日から90日間補償されます。

1事故(1品)につき自己負担額(免責金額)は3,000円※必要ですが年間で、なんと最高300万円まで補償してくれます。

ちなみに下位カードのオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドは最高100万円補償で、10,000円もの自己負担が必要です。自己負担金が7,000円も多いです。

補償してもらえる金額は、カードで購入した商品の代金で、カード代金の請求書もしくは購入店の領収書に記載された金額が限度となります。

また、修理可能な損害については、商品購入代金を限度として修理代金実費が補償額となります。

保険金の請求には、購入時の売上票(お客さま控え)が必要です。

店員さんから受け取った領収書やレシートは捨てないで保管しておきましょう!

注意点として自転車やノート型パソコンなど一部、ショッピング保険の対象外品目があります。

ただ、これは他のクレジットカードに付帯するショッピング保険も同じくなのでデメリットにはなりません。

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Mastercard Taste of Premium

Mastercardには、以下の6つのランクがあります。

  1. ワールドエリートMastercard.
  2. ワールドMastercard
  3. プラチナMastercard
  4. チタンMastercard
  5. ゴールドMastercard ⇐ コレ!
  6. スタンダードMastercard

この内、オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドのMastercardではゴールドMastercardのランクに位置します。

すなわち、年会費1,806円(税抜)とお手頃ながらもMastercard Taste of Premiumも利用可能です。

Mastercard Taste of Premiumの
ゴールドMastercardランクで利用できる特典
《トラベル関連特典》
国際線手荷物宅配優待サービス 帰国時の手荷物を優待価格500円で宅配してくれるサービス
海外用携帯電話/
Wi-Fiレンタル優待サービス
海外Wi-Fiルーター:通信料15%OFF
海外携帯電話:通信料15%OFF、レンタル料金50%OFF
空港クローク優待サービス 1着につき10%割引
国内高級ホテル・
高級旅館予約サービス
全国約900のラグジュアリーホテル、高級旅館を予約可。
Trip.com 特別優待 初回利用時8%割引
2回目以降6%割引
《ライフスタイル》
カーシェアリング特別優待 カード発行手数料0円(通常1,550円)
月額基本料金3ヵ月0円(通常1,030円)
※利用開始月~
ふるさと納税特別優待 特別なふるさと納税返礼品を用意
《ゴルフ》
国内ゴルフ予約サービス 全国約1,900コースのゴルフ場を手配可。
約150コースでは優待価格で手配可。

 

オリコカード共通特典

オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドなら、もちろん一般のオリコカード ザ ポイントから利用できるオリコカード共通特典も利用できます。

特に海外・国内旅行関連の優待サービスが充実しています。

オリコカード共通特典については以下のページで解説しています。

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オリコカード ザ ワールドのデメリット

トラベル系以外の特典が乏しい

オリコカード ザ ワールドは、旅行関連以外の特典が手薄です。

下位カードのOrico Card THE POINT PREMIUM GOLD(オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド)についていた、グルメやホテルなど国内外で200,000ヵ所以上の多彩なジャンル施設で割引や優待が受けられるOrico Club Off(オリコクラブオフ)も付帯しないのもデメリットです。

海外コンシェルジュサービスは終了

オリコカード ザ ワールドには発行開始時にあった年会費が高額なゴールドカードやプラチナカード以上に付帯するような、海外コンシェルジュサービスが2015年7月31日を持って終了してしまいました。

海外の対象空港で利用できるファーストトラックサービス、VIPエスコートサービス、空港送迎の手配、ホテル・レストラン・レンタカーなどの紹介・予約手配サービスなどが利用できていました。

中でも出入国の際に優先的に手続きしてくれる「ファーストトラックサービス」は評判が良かったのですが、廃止にともない利用不可となりました。

残念ではありますが、それと引き換えに当初は付帯しなかった空港ラウンジサービスが活用できるようになりました。

空港ラウンジサービスの章でお伝えしたとおり利用可能な空港・ラウンジも増えている(当初22→現在30空港)ことも踏まえて、こちらの方が実用面では大きいという見方もできます。

付帯保険がやや手薄

オリコカード ザ ワールドは年会費が約1万円のゴールドカードながら、他の年会費1万円前後のゴールドカードと比べると、やや付帯保険が手薄です。

まず、海外旅行保険は年会費1万円前後となると、最高1億円補償のクレジットカードも見られるようになりますが、オリコカード ザ ワールドは最高5,000万円です。

海外旅行保険の内、重要な傷害・疾病治療費用は、各最高200万円にとどまります。

この最高200万円補償というのは、年会費無料の「横浜インビテーションカード」と同じ水準です。

同じく年会費無料のエポスカードになると、傷害治療費用は200万円ですが、疾病治療費用は270万円となります。

国内旅行保険も最高5,000万円ではありますが、ほとんど利用する機会がない死亡・後遺障害しか付きません。

国内旅行時におけるケガや病気による重要な通院・手術・入院時に補償してくれる保険がつかないのが残念な点です。

ただ、海外・国内両方に対応している航空機遅延保険が付いているのはです。

傷害・疾病治療費用が重要というお話をしましたが、この航空機遅延保険を入れるとむしろこちらの方が重要だったりするので、年会費1万円未満のクレジットカードで付くのは絶大なメリットです。

また、ショッピング保険も約1万円の年会費で考えれば最高300万円補償であるのはです。

オリコカード3種類の違いを比較

カード名 Orico Card THE POINT Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD Orico Card THE WORLD
年会費(税抜) 永年無料 1,806円 9,075円
家族カード 無料(3枚まで発行可) 無料(3枚まで発行可) 無料(3枚まで発行可)
ETCカード 無料(3枚まで発行可) 無料(3枚まで発行可) 無料
国際ブランド Mastercard、JCB Mastercard、JCB Mastercard
申込資格 18歳以上の方(高校生除く)
未成年は親権者の同意が必要
20歳以上の安定収入がある方 20歳以上の安定収入がある方
電子マネー 【後払い方式】
いずれも利用でポイント付与。
iD・QUICPay、Mastercardコンタクトレス
【前払い方式】
チャージでポイント付与対象。
モバイルSuica、モバイルPASMO、SMART ICOCA、au Pay
※楽天Edyとnanacoはチャージは可能だが、チャージでポイントはつかない。
還元率(一般加盟店) 1.0% 1.0% 1.0%
還元率(海外) 1.0% 1.0% 2.0%
還元率(オリコモール) 2.0%〜 2.5%〜 2.0%〜
還元率(iD・QUICPay) 1.0% 1.5% 1.0%
還元率(Mastercardコンタクトレス) 1.0% 1.0% 1.0%
還元率(Apple Pay) 1.0% 1.5% 1.0%
還元率(Google Pay) 1.0% 1.5% 1.0%
還元率(リボ払い) 1.0% 1.5% 1.0%
海外旅行傷害保険の付帯条件 自動付帯 自動付帯
死亡・後遺障害 2,000万円 5,000万円
傷害治療費用 200万円 200万円
疾病治療費用 200万円 200万円
携行品損害 20万円(自己負担3千円) 100万円(自己負担3千円)
賠償責任 2,000万円 2,000万円
救援者費用等 200万円 200万円
国内旅行傷害保険の付帯条件 利用付帯 利用付帯
死亡・後遺障害 最高1,000万円 最高5,000万円
海外・国内航空機遅延保険の付帯条件 海外は自動付帯
国内は利用付帯
乗継遅延 3万円
欠航搭乗不能 3万円
手荷物紛失 10万円
ショッピング保険 最高100万円(自己負担1万円) 最高100万円(自己負担1万円)
空港ラウンジサービス
手荷物無料宅配
その他付帯特典 オリコ一般カード特典 Mastercardゴールドカード特典
Orico Club Off
オリコ一般カード特典
Mastercardゴールドカード特典
オリコ一般カード特典

審査・申込資格

オリコカード ザ ワールドの申込資格(入会条件)は、公式サイトでは「満20歳以上の安定した収入がある方」と記載されています。

これは下位カードのオリコカード・ザ・ポイント・プレミアム・ゴールドと同じ申込資格です。

「安定した収入」という文言があるものの、ゴールドカードながら必要年齢が20歳以上と低めの年齢となっていることからも、審査が厳し目と言われる三井住友カード ゴールドやJCBゴールドに比べれば、審査通過の難易度は高くはありません。

パート・アルバイトはもちろん、学生や専業主婦でも、夫の収入をはじめとした世帯収入が200万円〜300万円ほどでも十分通過する可能性はあります。

もちろん、100%審査通過をお約束するものではございませんし、過去のクレヒスに支払遅延や滞納などの事故歴があれば難易度はアップすると考えてください。

詳しくは同じ申込資格であるオリコカード・ザ・ポイント・プレミアム・ゴールドのページで解説しています。

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ちなみにオリコカード ザ ワールドの審査期間・発行スピードは最短8営業日の発行となっています。

そのため、審査通過後に手元に届くまでの期間は2週間ほどとなっています。

まとめ

オリコカード ザ ワールドは「THE WORLD」というカード名称から、海外でもクレジットカード利用を考えている方にとって魅力満載のゴールドカードとなっています。

その理由として以下のことが挙げられます。

海外利用時は常時ポイント還元率2%の超高還元

地方空港も対応の「空港ラウンジ」

海外旅行出発時に手荷物1つ無料になる手荷物無料宅配サービス

1万円前後の年会費ながら国内外対応の航空機遅延保険も付帯

国内外対応の最高300万円のショッピング保険

ゴールドカードMastercardランクの「Taste of Premium」付帯

など、特に旅行系の特典が充実しています。

もちろん、オリコカード十八番のポイント還元率の高さも健在です。

ポイントモールの「オリコモール」では、+0.5%の特別加算ポイントが付与され、例えばAmazonであれば、基本還元率1%+Amazonポイント料率0.5%+特別加算ポイント0.5%で、2%にまでアップします。

入会後6ヶ月間は基本還元率が2倍になるポイント優待があるので、入会後半年間は上記のAmazonの例だと合わせて3%にまで跳ね上がります。

また、電子マネーとの相性の良さもです。

なぜなら、後払い方式の電子マネー「iD」と「QUICPay」の利用をはじめ、チャージが必要な前払い方式のモバイルSuicaとSMART ICOCA、au WALLETでもチャージの際にポイントが付与されるからです。

最近では改悪によりチャージでのポイント付与が対象外となるクレジットカードもチラホラ見られるようになっているので、このように複数の電子マネーにおいてポイントが付くのは、より希少性が増しそうです。

さらには、「Apple Pay」も「Google Pay」にも対応しており、これらの利用でも通常1%還元のポイントが満額たまります。

今度は、そのあらゆるシーンでお得に貯めたポイントの使い道・交換先が豊富に用意されているといったメリットがあります。

Amazonギフト券(オンラインクーポン)や、楽天スーパーポイント、Tポイント、WAONポイントなど、使い勝手の良い交換先が多く、そのほとんどが等価交換可能であるのが見逃せません。

マイレージもANAマイルとJALマイルの両方の移行に対応しており、移行手数料も参加登録料も無料で交換できるのがメリットです。

このようにオリコカード ザ ワールドは、海外旅行関連の特典が充実していながらも、オリコカードの最大の特徴でもあるポイント優待関連も、しっかり踏襲している高級ゴールドカードとなっています。

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