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電子マネーの違いを比較!対応クレジットカード等おすすめはどれ?

電子マネーはお店に設置された専用端末にかざすだけで支払いが可能な決済手段です。

小銭いらずでスピーディーに支払えるので、日常生活において便利な支払い方法となっています。

 

スマートフォンでのモバイル決済に対応している電子マネーも多く、スムーズな支払いが可能です。

コンビニ等で並ぶ場合、列で待っている間スマートフォンを見ることが多いです。

 

見ているスマホでそのままタッチしたら支払えるので、お財布を取り出してカードを出す手間がありません。

電子マネーの種類が多くて、どれに絞って使うべきか決めきれない方もいると思います。

当記事では、電子マネーごとのメリット・デメリット、ポイント還元でのお得さ、チャージでポイントが貯まるクレジットカードなどについてまとめます。

 

電子マネーは大きく2種類に分かれる

電子マネーは、情報通信技術でデータのやり取りをする非接触型決済サービスの一種です。

大手流通企業や鉄道会社などが独自に発行し、それぞれの加盟店でのお支払いに使えます。

大きくプリペイド(前払い)型とポストペイ(後払い)型の2タイプに分かれます。

 

プリペイド(前払い)方式の電子マネー

 

プリペイド(前払い)式の電子マネーは、事前にお店やクレジットカード等からお金をチャージ(入金)し、チャージ金額の範囲内でお支払い可能なタイプです。

 

チャージ限度額は、電子マネーの種類により異なり2万円~5万円となっています。

 

さらに細分化すると、流通系電子マネーと交通系電子マネーにわかれ以下のような電子マネーが存在します。

<流通系電子マネー>
● 楽天Edy
● nanaco
● WAON
● JMB WAON
● Tマネー
<交通系電子マネー>
● Kitaca(北海道旅客鉄道、JR北海道)
● SAPICA(札幌市交通局)

Suica(東日本旅客鉄道、JR東日本)
● PASMO(株式会社パスモ)
● TOICA(東海旅客鉄道、JR東海)

● manaca(名古屋交通開発機構・エムアイシー)
● ICOCA(西日本旅客鉄道、JR西日本)
● PiTaPa(スルッとKANSAI)
● SUGOCA(九州旅客鉄道、JR九州)
● はやかけん(福岡市交通局)
● nimoca(西日本鉄道)

 

基本的に、事前チャージが必要ですが、残高が一定額を下回ると、専用端末にかざしたときに自動的にクレジットカードなどを介して入金されるオートチャージ機能を使えるものもあります。

 

一部クレジットカードからチャージすると、チャージした時と電子マネーで支払った時にポイント2重取りできるクレカもあります。

プリペイド(前払い)式の電子マネーは、必ずしも銀行口座やクレジットカードがなくても利用できるなど自由度の高さも魅力です。

 

ポストペイ(後払い)方式の電子マネー

 

ポストペイ(後払い)式の電子マネーは、利用料金を後払いする方式です。

連携させたクレジットカードの利用額と合わせて、利用代金が後日請求されます。

 

こちらは事前チャージで不要で、クレジットカードの可能枠の範囲内で利用可能です。

しかし、加盟店によって、個別に上限額を設定しているケースもあります。

 

後払い式の電子マネーは、先程の前払い式の電子マネーに比べて種類は限定されます。

 

代表的なのはJCBが運営している「QUICPay」と、ドコモ・三井住友カードの「iD」です。

 

利用時に電子マネー独自のポイント還元は基本的にはないものの、JCB、dカードなど一部のクレジットカードでは、後払い方式の電子マネーでも固有の還元をうけられるケースもあります。

 

電子マネーならではのメリット

 

電子マネーは、現金やクレジットカードなどの他の決済方法と比較して以下の4つの点が優れています。

<メリット>
● スピーディなお支払いが可能
● ポイント2重取りできる
● 電子マネーの利用で還元を受けられるなど独自キャンペーンも

● 審査不要で18歳未満でも使える(クレジットカード搭載型は審査あり)
● 電子マネーによっては紛失時(連絡時点)の残高補償制度も
etc.

 

スピーディなお支払いが可能

電子マネーの1つ目のメリットは、現金払いよりスムーズなお支払いができる点。

加盟店のレジにある専用端末にかざすだけで決済が完了します。

 

クレジットカードだと店員さんに手渡すか自分でカードリーダーに挿したあと、サインまたは暗証番号を入力するのが一般的です。

 

少し余談になりますが、最近では対象のクレジットカードで使える国際ブランドの「タッチ決済(コンタクトレス決済)」では、電子マネーと同様にサインや暗証番号の入力なしで、専用端末にタッチするだけでお支払いできます。

Visaのタッチ決済
Mastercardコンタクトレス
JCB コンタクトレス(タッチ決済)
アメックスのタッチ決済(コンタクトレス決済)

ダイナースクラブ コンタクトレス決済(タッチ決済)

 

ただ、国際ブランドの非接触型決済サービスは、海外でこそメジャーな決済手段の一つになっていますが、

日本国内では加盟店の数は電子マネーと比較すると、まだまだ少ないのが欠点です。

 

電子マネーによっては紛失時(連絡時点)の残高補償制度も

電子マネーの中には紛失の際、発行会社に連絡すると利用を停止してもらえ、新しいカードに残高を移行できます。

これが現金となると、運良く見つからない限りは1円も戻ってきません。

 

しかし、電子マネーも連絡までに不正使用された分は補償対象外となってしまいます。

届け出から60日前など一定期間さかのぼって補償対象となるクレジットカードに比べると弱いです。

 

おすすめ電子マネーはどれ?

日本では交通系電子マネーも含めると種類が多くありますが、使えるお店やサービスなど加盟店の数、ポイント還元などのお得さなど、総合的に見てオススメな電子マネーをピックアップすると以下のようになります。

電子マネー名 主なメリット
楽天Edy 楽天経済圏以外でも多くの加盟店で便利に使える電子マネー。チャージと利用でポイント2重取り可能
nanaco ● イトーヨーカドーやセブン-イレブンなどセブン&アイグループでのお買い物がお得に。
● 税金・社会保険料・公共料金の支払でクレジットカードのポイントが貯まってお得。
WAON ● イオンで20日・30日は5%OFF。その他も多様な特典
● JMB WAONはJALマイルも貯まる
JMB WAON
Suica ● 全国の電車やバスに乗れる
● 駅ナカ店舗のお買い物で利用できJRE POINT獲得可能
● モバイルSuicaはエクスプレス予約など多数の新幹線の予約サービスを使える
Apple PayのSuicaGoogle PayのSuicaも対応
モバイルSuica
PASMO 鉄道の定期券だけでなくバス定期券も購入可能
モバイルPASMO
iD iDキャッシュバックでポイント利用分もポイントを獲得可能
QUICPay QUICPay(nanaco)ならセブン-イレブンで1.7%~2.5%還元

次章より、おすすめ電子マネーのメリット・特徴、デメリット・注意点について解説します。

 

楽天Edy

楽天Edy(エディ)は、電子マネーの第一人者であり、2001年にサービスをスタートしました。

 

大手コンビニやスーパー、ドラッグストア、飲食店など全国85万カ所以上(2021年4月時点)で利用でき、日本国内最大級の加盟店数を誇ります。

 

楽天Edyの累計発行枚数は、1億3,500万枚以上(2021年3月時点)と、数字上では日本人口を超える驚きの発行枚数です。

<基本情報>

項目 内容
タイプ プリペイド(前払い)方式
加盟店数 全国85万カ所以上(2021年4月時点)
累計発行枚数 1億3,500万枚以上(2021年3月時点)
種類 カード、クレジットカード一体型、スマホなどモバイル型、キーホルダーなどグッズ型
発行手数料 ● クレジットカード搭載型、おサイフケータイは無料
● カード型は約50~500円。
● グッズ型は数千円するものも。
チャージ上限額 5万円
貯まるポイント 楽天ポイントなど
還元率 チャージ時:0.5%~1.2%
利用時:0.5%
主なメリット リクルートカードでのチャージ&利用で合計1.7%還元
補償 記名式Suicaなら、紛失・盗難の際に連絡すると利用停止可能。
連絡時点での残高は補償。

 

使えるお店(加盟店)

楽天Edyは、前述のとおり全国85万カ所以上(2021年4月時点)にも及ぶ桁違いの数の多種多様なジャンルの加盟店で利用できます。(楽天Edyが使えるお店一覧

<関連記事>
● 楽天Edyチャージでのポイントを貯め方、メリット・デメリットまとめ

 

ポイント還元

 

楽天Edyは、利用金額200円の1ポイント貯まり、還元率0.5%です。

 

一部のクレジットカードでは楽天Edyチャージでポイント付与対象のクレジットカードもあり、対象クレカをつかえばポイント2重取りできます。

<関連記事>
楽天Edyチャージでポイントが貯まる付与対象のクレジットカードまとめ

 

期間限定で対象店舗にて楽天Edy払いすると、ボーナスポイントがもらえるなどといったキャンペーンも開催しています。

楽天Edy最新キャンペーン一覧

 

ポイント還元は、ほとんどの場合「楽天ポイント」ですが、「おサイフケータイ」ならANAマイルなども選択可能です。

 

ANAマイルでも200円につき1マイル(0.5%)なので、お得感があります。

 

しかも、マイルは価値にレバレッジがかかるため、特典航空券に使うと1ポイントの価値が数円にUPします。

 

国内線特典航空券に交換すると1マイルの価値が約1.5円~2円、国際線特典航空券(ビジネスクラス)なら約1マイル2.5~6円、国際線特典航空券(ファーストクラス)だと約7~16円に昇華します。

 

マイルの価値は、一般論として1マイルの価値を2円と考えると、実質1%還元です。

 

デメリット・注意点

楽天Edyの主なデメリットは以下の2点です。

<デメリット>
● 電子マネー残高を他カードへの移行できない(使い切る必要あり)
● 紛失・盗難時の利用停止ができな(補償もない)

 

楽天Edyは、チャージ残高を他のカードに移行できないのが玉にキズ。

 

楽天Edy搭載のクレジットカードなら有効期限の到来時に新カードが郵送されますが、古いカードの残高は使い切る必要があります。

 

モバイル決済のPayは、特にスマートフォンの買い替え時は、新端末でログインすれば、基本的に残高は復元されるので、それらと比べれば不便性はイマイチと言わざるを得ません。

 

また、楽天Edyを紛失・盗難すると、既存カードの利用を停止できません。

 

電子マネーは、不正利用の補償がないケースが多いですが「Suica」や「nanaco」は、コールセンターに問い合わせれば利用停止でき、その時点の残高は別カードに移行することが可能です。

 

楽天Edyには、この停止機能がなく、紛失・盗難時に残高を不正使用されると全てパーになります。

 

プリペイド(前払い)式の電子マネーの中では、上限5万円と割とたっぷりチャージできますが、このデメリットを踏まえると高額チャージはリスキーかもしれません。

 

とはいえ、楽天経済圏は広いので、この点だけ気をつければ「選んで後悔した!」とは、ほとんどの人がならないであろう純粋にオススメできる電子マネーであることには変わりはありません。

 

リクルートカードがチャージ&利用で計1.7%還元でお得

 

楽天Edyのチャージ方法は、クレジットカード、現金などが様々。

オススメなEdyチャージ方法は、ポイント付与対象のクレジットカードです。

 

チャージと利用時の両方のタイミングでポイントが貯まるからに他なりません。

 

特におすすめなのは、基本ポイント還元率1.2%の「リクルートカード」のVisaかMastercardブランド。

 

「リクルートカード」は、年会費永年無料であり、楽天Edyチャージのポイント付与対象です。

 

つまり、楽天Edyチャージ時に1.2%、利用時に0.5%のポイント2重取りが可能で、合計1.7%の高還元を享受できます。

 

本家の楽天カードでも2重取りできますが、チャージと決済時ともに0.5%還元(200円=1pt)で合計1%なので、リクルートカードはこれを凌ぎます。

● リクルートカード:リクルートポイント1.2%還元
● 楽天Edy:楽天ポイント0.5%還元

 

強いて言うなら付与ポイントが「リクルートポイント」と「楽天ポイント」で分散するのが、管理の面で欠点といえば欠点といえるかもしれません。

 

ただ、どっちのポイントも主要コンビニなどで1ポイント単位で利用でき、使いやすい共通ポイントの代表格なので、心配無用です。

 

リクルートカードの場合、楽天Edyなどの電子マネーチャージ利用分は、1枚につき月間合計30,000円までがポイント付与対象となっています。

 

すなわち、月3万円までは楽天Edyチャージ時に1.2%、利用時に0.5%で合計還元率1.7%となります。

 

ちなみにリクルートカードのJCB、VisaかMastercardの2枚持ちだと月6万円まで電子マネーチャージでポイントを得られます。

 

JCBは楽天Edyチャージできませんが、モバイルSuica、nanaco(現在は新規登録が不可能)へのチャージならポイントを貯められます。

 

たとえば、リクルートカードのJCBとMastercardの2枚で、月6万円までフルチャージすると合計720ポイントまでならポイントをGETすることが可能です。

 

リクルートカード自体も、年会費永年無料カードの中では、ハイスペックなので純粋に持っておくだけでお得なクレジットカードです。

 

主なメリットをまとめると以下のとおり。

<メリット>
年会費永年無料!家族カードも無料!
基本還元率1.2%の高還元が嬉しい!
● リクルートポイントは使い勝手の良いPontaポイントやdポイントに交換可能!
● 年200万円の国内・海外のお買い物に対応したショッピング保険付き!
● VisaとMastercardは楽天Edy・SMART ICOCA・楽天ペイ・Kyashもポイント付与対象!
etc.

 

リクルートカードに関する詳細は以下でまとめています。

<関連記事>
リクルートカードは高還元カード!メリット・デメリット最新まとめ

 

リクルートカードでは、大量ポイントがもらえる新規入会キャンペーン(条件あり)を開催しています。

 

nanaco(ナナコ)

 

nanacoは、セブン&アイ・ホールディングスが運営する電子マネー。

セブン&アイグループでの特典が魅力です。

<基本情報>

項目 内容
タイプ プリペイド(前払い)方式
加盟店数 全国約772,500店以上(2021年3月時点)
累計発行枚数 7,250万枚以上(2021年2月時点)
種類 カード型、クレジットカード搭載型、スマートフォン
発行手数料 ● クレジットカード搭載型・おサイフケータイは無料
● カード型は300円
チャージ上限額 最大10万円
(カード本体:5万円、センター預かり:5万円)
貯まるポイント nanacoポイント
還元率 チャージ時:0.5%
利用時:0.5%
主なメリット ● セブン-イレブンの対象商品を購入するとボーナスポイント付与
● 税金・保険料・公共料金など支払額相当のチャージ分に対して0.5%還元(支払い分は還元対象外)
補償 ● 紛失・盗難時は連絡で利用停止可能
(連絡時点での残高も補償)

 

使えるお店(加盟店)

nanacoでは、セブン-イレブン、イトーヨーカドー、西武・そごう、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークベニマルなどセブン&アイグループをはじめとして、

全国約772,500店以上(2021年3月時点)にのぼる、ありとあらゆるジャンルのお店でお買い物できます。(nanacoが使えるお店一覧

 

ポイント還元

nanaco利用で基本は、200円につき1~2ポイント(0.5%〜1%)貯まります。

 

さらにセブン&アイグループでnanacoを利用すると、お得なポイント還元や割引優待を受けられたりします。

<メリット>
● 毎月8日・18日・28日に開催するハッピーデーにイトーヨーカドーでお買い物すると5%割引!
● セブン-イレブン・イトーヨーカドーの対象商品をnanacoで購入するとボーナスポイント進呈
● セブンカード・プラスを活用するとポイント2重取り可能
● セブン-イレブンでは、一部の税金・社会保険料・公共料金の支払いでお得を享受可能
● セブン-イレブンのエシカルプロジェクト対象商品の購入で5%ポイント還元!

 

nanacoは「セブンカード・プラス」でチャージをして、一部の税金・社会保険料・公共料金の支払いでお得をとる目的だけで利用する方も少なくありません。

 

セブンカード・プラスは、年会費完全無料です。

nanaco一体型と紐付型の内、一体型を選べば、発行手数料無料でnanacoを発行できる方法の一つでもあります。

 

デメリット

nanacoのデメリットは、会員登録やクレジットカード設定後、一定時間はチャージできない=すぐに使えません。

 

おすすめな電子マネーの一つであることには変わりませんが、特に電子マネーを初めて利用する方にとっては、仕組み上使いこなす上で、ややこしいと感じる部分もあるかもしれません。

<関連記事>
電子マネーnanacoはクレジットカードのチャージで税金の支払いが可能!メリット・デメリットまとめ

 

nanacoチャージがポイント付与対象のクレジットカード

 

nanacoチャージ用のクレジットカードとして新規登録できるのは現在「セブンカード・プラス」と「セブンカード・プラス(ゴールド)」のみ。

 

nanacoチャージの際に「セブンカード・プラス」を利用すると、チャージ額に対しポイント還元率0.5%(200円=1pt)のnanacoポイントがたまります。

 

したがって、nanacoチャージとお支払い時の2つのタイミングでそれぞれ0.5%の還元を得られ合計還元率1%です。

 

セブンカード・プラスには、nanacoオートチャージ機能が搭載されており、nanaco残額が設定金額を下回ると、自動的にクレジット払いでチャージされます。

<関連記事>
セブンカード・プラスはnanacoオートチャージ対応!セブン-イレブンやイトーヨーカドー等でのお買い物が便利

 

一部の税金、社会保険料、公共料金を納付書で支払う場合、一般的には現金払いしかできませんが、セブン-イレブンならnanacoで支払えます。

 

税金、社会保険料、公共料金をnanacoで支払う際のポイントは、付与対象外であるものの

セブンカード・プラスによるnanacoへのチャージの際のポイントは無論、付与対象。

 

セブンカード・プラスは、税金・社会保険料・公共料金のお支払いでポイント還元のある超貴重なクレジットカードです。

 

セブンカード・プラスの主なメリットをまとめると次のとおり。

<メリット>
● 年会費永年無料カード
● セブン-イレブン、イトーヨーカドーで常に1%還元
● イトーヨーカドーで8のつく日のお買い物で5%OFF
● nanacoチャージで0.5%還元を得られる希少クレカ
● 便利なnanacoオートチャージも対応

 

その他、セブンカード・プラスの詳細は以下で解説しています。

<関連記事>
セブンカード・プラスはnanacoチャージでポイントが貯まる!メリット・デメリット最新まとめ

 

セブンカード・プラスでは、大量ポイントを得られる新規入会キャンペーン(条件あり)を実施しています。

 

WAONとJMB WAON

 

WAON(ワオン)は、イオングループの電子マネーです。

イオングループで、お得な特典を享受できます。

 

JMB WAONは、JALマイレージバンクカード(JMB)一体型のWAONで、利用するとJALマイルが貯まるのが基本的な特徴です。

<基本情報>

項目 内容
タイプ プリペイド(前払い)方式
加盟店数 全国約83万6000カ所以上(2021年5月時点)
累計発行枚数 約8,185万枚(2020年5月時点)
種類 カード型、クレジットカード搭載型、スマートフォン
発行手数料 ● クレジットカード搭載型・おサイフケータイ・JMB WAONは無料
● カード型は300円
チャージ上限額 5万円
還元率 ● WAON:チャージ時にときめきポイント0.5% 、利用時にWAONポイント0.5~1%
● JMB WAON:チャージ時0.5~1%、利用時0.5%(JALマイル付与)
主なメリット ● イオンで毎月20日・30日開催のお客さま感謝デーで5%OFF
●ミニストップでの一部、税金・社会保険料・公共料金の支払いで得する方法あり
● JMBWAONの使い方によりJALマイルの最大付与率1.5%
etc.
補償 ● 紛失・盗難時は連絡で利用停止可能
(連絡時点での残高も補償)

 

使えるお店(加盟店)

イオングループを含め、全国約83万6000カ所以上(2021年5月時点)の多様なジャンルのお店で使えます。

 

また、QRコード・バーコード決済(スマホ決済)の楽天ペイを使えるお店でも使えてしまいます(楽天Pay加盟店一覧)。

 

ポイント還元

WAONは、200円につき1ポイント(還元率0.5%)貯まります。

会員登録」するとイオングループの対象店舗ではポイント2倍(還元率1%)です

 

電子マネーWAONポイント」は、1ポイントそWAON1円分に交換できるので、現金感覚で便利につかえます。

 

JMB WAONだとJALマイルを獲得可能です。

また、人気商品を含む対象商品の購入時にWAONでお支払いするとボーナスポイントが貯まる嬉しいキャンペーンもあります。

 

忘れてはならいのが、毎月20日・30日にイオングループで開催される「お客さま感謝デー」では5%割引となるイベント。

 

少なくともイオングループを普段利用している方なら、WAONは使わないと確実に損な電子マネーといっても言い過ぎではありません。

 

デメリット

WAONには、大きなデメリットはありませんが、強いて言うならイオングループでの利用や、ミニストップにおける一部税金・社会保険料・公共料金の支払い以外は、さほど突出したメリットがない点でしょう。

<関連記事>
WAONで税金(自動車税・住民税など)を支払う方法。オートチャージでポイントやマイルも貯まってお得!

ミニストップではWAONでの収納代行(公共料金)の支払いが可能。オートチャージでポイントやマイルも貯まってお得!

 

JMB WAONの方は、チャージ&利用でマイル付与率1.5%の高還元なので、JALカード特約店以外ならWAON決済することで手堅くお得を享受できます。

<関連記事>
WAONチャージでポイントが貯まるクレジットカードまとめ!オートチャージのポイント付与対象まとめ

JMB WAONは対象JALカードのチャージでマイル還元対象!一部の税金・公共料金の支払いも対応

 

おすすめクレジットカード

JMB WAONの方は「JALカード ショッピングマイル・プレミアム」加入で、WAONチャージがマイル対象の「JALカード OPクレジット」のシリーズなら、JALマイル付与率1.5%となるのが大きなメリットです。

<関連記事>
JALカード OPクレジットのメリット・デメリット、普通カード/CLUB-A/ゴールドカードの違いを比較!

 

ちなみに「JALカード TOKYU POINT ClubQ」のシリーズも以前は、WAONチャージでJALマイルを獲得できましたが、今はTOKYU POINTの付与に切り替わっているので、マイルを貯めたい方は注意しましょう。

 

普通のWAONは、イオンカードセレクトのシリーズでのチャージで、ポイント2重取りできます。

 

WAONオートチャージがポイント付与対象のイオンカードは、カード名に「セレクト」がついている券種のみなのでお気をつけください。

 

全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオングループの対象店舗の利用は、いつでもポイント2倍(+0.5%)となり還元率1%です。

 

それでチャージの0.5%もあるので合計1.5%の高還元となります。

それ以外の一般加盟店はチャージ0.5%+利用0.5%で合計1.0%です。

イオンカードセレクト
イオンゴールドカードセレクト

イオンカードセレクト(ミニオンズ)
● イオンカードセレクト(トイ・ストーリー)

 

Suica(スイカ)

 

おすすめの交通系電子マネーで外せないのがSuica(スイカ)です。

JR東日本が発行するSuicaは、2001年にプリペイド型の乗車カードとしてスタートして、2004年からは駅ナカのお店などで使える便利な電子マネーに変貌を遂げていきました。

 

「モバイルSuica」をはじめ「Apple PayのSuica」「Google PayのSuica」といったモバイル・スマホ決済にも対応しており拡張性においては、数ある交通系電子マネーの中でもトップクラスです。

 

カード型のSuicaは、発行時にデポジットとして500円かかります。

デポジットは、解約時に返金されます。

 

クレジットカードに付帯するSuica、スマホなどモバイル端末で使うSuicaはデポジットがかかりませんのでオススメです。

<基本情報>

項目 内容
タイプ プリペイド(前払い)方式
加盟店数 100万店以上(2020年7月時点)
累計発行枚数 8,343万枚以上(2020年7月時点)
種類 カード型、クレジットカード搭載型、スマートフォン
発行手数料 ● クレジットカード搭載型・モバイルは無料
● カードタイプのSuicaはデポジット500円(解約時に返還)
貯まるポイント JRE POINT
チャージ上限額 2万円
還元率 ● チャージ時:1.5%
● 利用時:JR東日本の鉄道は0.5%~2%、一部加盟店では0.5~1%
主なメリット 全国の電車・バスで還元率1.5%
(JALマイルは1%
補償 ●記名式Suicaの場合、紛失・盗難時は連絡で利用停止可能
(連絡時点での残高も補償)

 

使えるお店(加盟店)

Suicaは、交通系ICカード全国相互利用サービスもあってか全国の鉄道事業者と「鉄道分野」「流通事業分野」で相互利用が可能です。

 

つまり、以下のようなSuica以外のエリアでも使えてしまうということ。

● Kitaca(北海道旅客鉄道、JR北海道)
● PASMO(株式会社パスモ)
● TOICA(東海旅客鉄道、JR東海)

● manaca(名古屋交通開発機構・エムアイシー)
● ICOCA(西日本旅客鉄道、JR西日本)
● PiTaPa(スルッとKANSAI)
● SUGOCA(九州旅客鉄道、JR九州)
● はやかけん(福岡市交通局)
● nimoca(西日本鉄道)
etc.

 

したがって、全国各地の鉄道やバスの乗車はもちろん、駅ナカをはじめ100万店以上(2020年7月時点)といった、先程の「楽天Edy」「nanaco」「WAON」を凌ぐ加盟店でもお買い物できます。

 

主要コンビニ、NewDays、ビックカメラ、紀伊國屋書店、デニーズなど、街中の数多くのお店で便利に活用可能です。

>> Suicaが使えるお店一覧

 

ポイント還元

 

JRE POINT会員サイト」で登録すれば、駅ナカなどの加盟店で0.5%~1.0%のJRE POINTがたまります。

>> Suica登録して貯まる加盟店一覧

 

さらに、JR東日本の在来線乗車時にもポイントを得られる優れたポイントプログラムがあります。

 

カードタイプのSuicaは運賃の0.5%分、モバイルSuicaだと2%分もの還元を享受できるので、後者が断然お得です。

 

デメリット

Suicaのデメリットは、チャージ可能額が2万円までと低めであることです。

その都度チャージするのが億劫に感じる方は、Suicaオートチャージできるビューカードのシリーズがおすすめ。

 

オートチャージ機能をつかうと、残高が一定額以下になったタイミングで改札を通ると、自動的にチャージされて便利です。

 

ビューカードは1.5%の高還元

カード型のSuicaにチャージ可能なのは、JR東日本のクレジットカードである「ビューカードのシリーズ」だけ。

 

通常のSuicaもモバイルSuicaもオートチャージできるのもビューカードのみです。

<関連記事>
Suicaオートチャージに対応のクレジットカードはビューカード!便利でお得

 

モバイルSuicaのチャージに対応したクレジットカードは思いの外多くありますが、付与対象で最も高還元でお得なのは1.5%のビューカード。

 

すでにこれと決めたメインカードがある方でも、Suicaチャージを利用するならビューカードがおすすめです。

<関連記事>
Suicaチャージでポイントが貯まるお得なクレジットカードまとめ!おすすめはどれ?

 

JRE POINTは、スマホをつかって、1ポイント1円単位で、Suicaにポイントチャージできるので現金感覚で便利につかえます。

 

マイラーの方は、1.0%のJALマイルをGETできます。

 

関東・東北エリアに限らず、Apple Pay対応の7以降のiPhoneやSeries2以降のApple Watch、おサイフケータイ対応Androidを持っている方なら、Suicaは住んでいる場所など関係なく誰でもお得を享受しやすい交通系電子マネーです。

 

 

ビューカードの中でおすすめなのは、年1回の利用だけで年会費を無料化でき、基本ポイント還元率1%を満たし、Suicaチャージ・JR東日本の定期券やきっぷ等の購入時に1.5%の還元を得られる「ビックカメラSuicaカード」。

 

Apple Pay対応の7以降のiPhoneや、Series2以降のApple Watch、おサイフケータイ対応のAndroidを持っている方なら東日本に住んでいなくても純粋におすすめです。

 

ビックカメラSuicaカードは、Suicaチャージで1.5%の高還元で、かつ一般加盟店でも1%還元を享受できます。

 

それでいて、たった年1回の利用だけで年会費無料になるのでビックカメラをあまり利用する機会が無い方でもお得なクレジットカードです。

 

PASMO(パスモ)

PASMOは、株式会社パスモが発行し、関東地方・山梨県・静岡県の鉄道27事業者・バス78事業者(2021年3月時点)が発売する、電子マネー機能を備えたICカード乗車券です。

 

おサイフケータイ対応のAndroid端末ならモバイルSuicaに似た仕組みのサービスである「モバイルPASMO」も使えます。

<基本情報>

項目 内容
タイプ プリペイド(前払い)方式
加盟店数 100万店以上(2020年7月時点)
累計発行枚数 4,000万枚以上(2020年10月時点)
種類 カード型、クレジットカード搭載型、スマートフォン
発行手数料 ● クレジットカード搭載型・モバイルは無料
● カードタイプはデポジット500円(解約時に返還)
貯まるポイント ● カード会社による
● メトポ(乗車ポイント)
● ToKoPo(トコポ)
※下記2つは登録したPASMO利用が条件
チャージ上限額 2万円
還元率 約0.5%~1.0%
主なメリット 鉄道の定期券だけでなく、エリア内のバス定期券も搭載可能
補償 ●記名式PASMOの場合、紛失・盗難時は連絡で利用停止可能
(連絡時点での残高も補償)

 

使えるお店(加盟店)

PASMOは、交通系ICカード全国相互利用サービスもあってか、全国の鉄道事業者と「鉄道分野」「流通事業分野」で相互利用が可能です。

 

つまり、以下のようなPASMO以外のエリアでも使えてしまうということ。

● Kitaca(北海道旅客鉄道、JR北海道)
● Suica(JR東日本、東日本旅客鉄道)
● TOICA(東海旅客鉄道、JR東海)

● manaca(名古屋交通開発機構・エムアイシー)
● ICOCA(西日本旅客鉄道、JR西日本)
● PiTaPa(スルッとKANSAI)
● SUGOCA(九州旅客鉄道、JR九州)
● はやかけん(福岡市交通局)
● nimoca(西日本鉄道)
etc.

 

したがって、全国各地の鉄道やバスの乗車はもちろん、2020年7月30日の決済の未来フォーラム デジタル通貨分科会でJR東日本が発表していたデータによると

100万店以上(2020年7月時点)といった、先程の「楽天Edy」「nanaco」「WAON」をも凌ぐ加盟店でもお買い物できます。

 

主要コンビニ、NewDays、ビックカメラ、紀伊國屋書店、デニーズなど、街中の数多くのお店で便利に活用可能です。

 

Suicaのオフィシャルサイトが公表している加盟店になりますが、具体的にどんなお店でお買い物できるかを知りたい場合は以下をご覧ください。

>> Suicaが使えるお店一覧

 

ポイント還元

PASMO自体には、利用によって貯まる独自ポイントはありません。

ただし、東京メトロでは、電車の乗車や対象店舗でのお買い物で「メトポ」が貯まるプログラムがあります。

 

また、東京都交通局が提供する記名式PASMOで都営の交通機関に乗るたびにポイントが貯まる「ToKoPo(トコポ)」というポイント制度もあります。

 

いずれも貯めたポイントをつかってPASMOチャージに使用可能です。

 

デメリット

PASMO協議会の鉄道沿線にお住まいでPASMOならではの還元を受けたり、PASMOの鉄道・バス定期券を使用する方以外は、Suicaと比較すると総合的に見劣りします。

<関連記事>
SuicaとPASMOはどっちがお得?違いを比較!

 

ただ、以前はモバイルPASMOは、おサイフケータイ対応のAndroid端末の保有者しか使えなかったのが、

今ではApple PayでPASMOを使用可能となり、8以降のiPhone、Series3以降のApple Watchで使えるなど利便性は着実に向上しています。

 

一部のクレジットカードチャージでポイント付与対象

PASMOには独自ポイントはありません。

ただ、チャージでポイント付与対象のクレジットカードなら、実質的に電車やバスの利用でポイントを貯めることができます。

 

PASMOオートチャージに対応、なおかつポイントも貯まるクレジットカードのおすすめは、付与率という観点で挙げるなら航空系カード。

 

たとえば、JALマイラーの方などPASMOオートチャージでJALマイルを獲得したい方なら、最大1%のマイル付与率を享受できる「JALカード OPクレジット」がイチオシです。

 

一方、PASMOチャージでANAマイルを貯められる、クレジットカードは以下が候補になります。

● ANA東急カード:マイ・ペイすリボ利用時に最大1.3%
● ソラチカカード:スマリボ利用時に最大1.54%
● ソラチカゴールドカード:スマリボ利用時に最大1.56%

 

それ以外にもPASMOチャージでポイントまたはマイルの付与対象カードは思いの外、多く存在します。

カード名 還元率 PASMO
To Me CARD Prime PASMO 0.5%〜0.6% 一体型
定期券
ANA To Me CARD PASMO JCB 0.5%〜1.06%
※ANAマイル
一体型
定期券
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO 1.00% 一体型
定期券
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード 0.5%〜1.48%
※ANAマイル
一体型
定期券
JALカード TOKYU POINT ClubQ 0.5%
※TOKYU POINT
別カード
OPクレジットカード 0.50% 別カード
JALカード OPクレジット 0.5%〜1%
※JALマイル
別カード
京王パスポートPASMOカード VISA 0.50% 一体型
定期券
京王パスポートVISAカード 0.50% 別カード
京急プレミア ポイント シルバー 0.50% 別カード
京急プレミア ポイント ゴールド 0.50% 別カード
SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン 0.50% 別カード
京成カード(オリコ) 0.5% / 1% 別カード
相鉄カード 0.50% 別カード
東武カード 0.50% 別カード
東京スカイツリー 東武カードPASMO 0.50% 一体型
定期券
Pastownカード 0.50% 別カード
パスタウンPASMOカード(VISA) 0.50% 一体型

 

SuicaとPASMOの比較については以下でまとめています。

<関連記事>
SuicaとPASMOはどっちがお得?違いを比較!

 

iD(アイディ)

 

ここまでは、事前チャージ(前払い)方式のオススメ電子マネーを紹介しました。

ここからは、ポストペイ(後払い)方式のオススメ電子マネーの紹介に入ります。

 

その一つがNTTドコモ・三井住友カードが運営する「iD」という電子マネーです。

 

カード以外にも「おサイフケータイ」「Apple Pay」「Google Pay」を介したモバイル決済にも対応していて、スマホなどを専用リーダーにかざすだけのスピーディ決済できる仕組みが一通り整っている電子マネーとなっています。

 

万が一の紛失・盗難時は問い合わせして利用停止できるのはもちろん、

クレジットカードの補償制度とほとんど同様に60日など一定期間さかのぼって補償してもらえるのが、ポストペイ(後払い)式電子マネーならではのメリットでもありますね。

<基本情報>

項目 内容
タイプ ポストペイ(後払い)方式
加盟店数 全国約150万台以上
※店舗数ベースだと少ない可能性あり
累計発行枚数 3,545万枚(2019年時点)
種類 カードタイプ、クレジットカード搭載型、スマートフォン
発行手数料 ほとんどが無料
利用限度額 連携するクレジットカードの利用可能枠
(店舗より1回あたりの上限を設定)
貯まるポイント 連携するクレカによる
還元率 0.5%~7%
主なメリット ● iDキャッシュバックでポイント利用分もポイント付与対象
● お得なキャンペーンを開催
補償 紛失・盗難時は連絡で利用停止が可能
(連絡前でも60日など一定期間さかのぼって補償)

 

使えるお店(加盟店)

iDを使える加盟店の数は、なんと全国150万台以上のお店となっています。

 

コンビニ、スーパー、ドラッグストア、商業施設、飲食店、タクシーなど、実に多種多様なお店やサービスで便利に決済することが可能です。(店舗数ベースに直すと、実際はもう少し数が減る可能性もあります)

 

iDを使える最新の加盟店情報は以下の公式サイトにてご確認ください。

>> iDを使えるお店を探す|公式サイト

 

ポイント還元

iD独自のポイント還元は基本的にありません。

連携するクレジットカードのポイントはたまります。

 

iD対応のクレジットカードでおすすめは?

 

iD対応のクレジットカードは数多く存在しますが、一例を挙げると以下のようなクレカが該当します。

三井住友カード
dカード / dカード GOLD

オリコカード
● セゾンカード
● セディナカード
etc.

 

この中で強いておすすめを挙げるならドコモのクレジットカードである「dカード」「dカード GOLD」です。

利用で貯まるdポイントは、iDキャッシュバックに交換できます。

 

100ポイント単位で交換でき、100ポイントにつき100円分のiDキャッシュバック(dカード)としてdカードのiD利用代金することが可能です。

 

注目すべきは、iDキャッシュバック利用時は、期間・用途限定のdポイントも使え、なおかつポイント利用分に対してもポイント付与対象になること。

 

dカードとdカード GOLDについては以下でまとめています。

<関連記事>
dカードはドコモのクレジットカード!メリット・デメリット最新まとめ
dカード GOLDはドコモユーザー以外でもお得な優良ゴールドカード!メリット・デメリット最新まとめ

 

電子マネーiDの詳細は以下でまとめています。

<関連記事>
ドコモの電子マネー「iD」のメリット・デメリット、お得な使い方まとめ

 

QUICPay(クイックペイ)

 

もう一つポストペイ(後払い)型電子マネーでおすすめなのがQUICPayです。

QUICPayは、連携したクレジットカードでのお支払いとなるのが基本となっています。

 

QUICPayの利用分は他のクレジットカード利用金額と合算して請求されます。

QUICPayの利用分は金融機関からの口座引き落としなので、事前チャージ不要であり、手間なく便利に利用可能です。

 

つまり、プリペイド(前払い)方式の電子マネーのように、お会計の際に残高不足で焦るということがありません。

 

QUICPayは、かざすだけで現金やクレジットカード払いよりスピーディに支払えかつ、衛生的に決済を完了できる点も地味ながらメリットと言えるでしょう。

 

また、便利な一元管理アプリの「Apple Pay」と「Google Pay」で、さまざまなクレジットカードで利用できるので、使い勝手もな電子マネーです。

<基本情報>

項目 内容
タイプ ポストペイ(後払い)方式
加盟店数 全国133万ヵ所以上の場所(2020年12月時点)
累計発行枚数 1,800万人以上(2020年12月時点)
種類 カードタイプ、クレジットカード搭載型、スマートフォン、キーホルダーなどグッツ
発行手数料 ほとんどが無料だがキーホルダーなどグッツ系は有料
利用限度額 連携するクレジットカードの利用可能枠
(店舗より1回あたりの上限を設定)
貯まるポイント 連携するクレカによる
還元率 約0.5%~1.5%
主なメリット ● QUICPay(nanaco)ならポイント2重取り可能
● お得なキャンペーンを開催
補償 紛失・盗難時は連絡で利用停止が可能
(連絡前でも60日など一定期間さかのぼって補償)

 

使えるお店(加盟店)

QUICPayを使える加盟店の数は、なんと全国133万ヵ所以上の場所となっています。

 

iDと同様にコンビニ、スーパー、ドラッグストア、商業施設、飲食店、タクシーなど、実に多種多様なお店やサービスで便利に決済することが可能です。

 

QUICPayを使える最新の加盟店情報は以下の公式サイトにてご確認ください。

>> QUICPayの使えるお店一覧|公式サイト

 

デメリット

次の節で解説しますが、QUICPayはセブン-イレブン以外では、特別なポイント還元の上乗せがありません。

タイミングや適用条件もありますがQUICPayのキャンペーンなど、上手く活用していきたいところです。

>> QUICPay最新キャンペーン・イベント一覧

 

QUICPay付帯のおすすめクレジットカードは?

セブン&アイが発行する電子マネーnanacoカードには、QUICPay機能も付帯しています。

 

QUICPay(nanaco)に登録できる代表的なクレジットカードは、JCBグループが発行するJCBカードです。

判別方法として会員サイトが「MyJCB」のクレカなら基本的に登録できます。

 

nanacoカードに付帯しているQUICPayをつかってセブン-イレブンでお買い物すると、200円につき1 nanacoポイント(還元率0.5%)貯まります。

 

更にJCBを登録すると、QUICPayに設定したクレジットカードのポイントも得られるため、いわゆるポイント2重取り可能です。

 

イメージとして、nanacoカードに付帯しているQUICPayに登録したクレジットカードが「JCBオリジナルシリーズ」のクレカなら、お支払い時の0.5%と特約店扱いで1.5%で合計還元率2.0%に昇華します。

 

 

ちなみに39歳以下の方が発行可能な「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」なら、他のJCBオリジナルシリーズの2倍(+0.5%)のポイントが得られるため、基本還元率1.0%です。

 

したがって、合計2.5%と更に高還元となります。

 

JCB CARD W  / W plus Lの主なメリットは次のとおりです。

<メリット>
● 年会費永年無料!
● JCBオリジナルシリーズの中では貴重な1%の高還元カード!
● JCBオリジナルシリーズパートナーでは1.5~5.5%に昇華!
● Amazon、セブン-イレブン、高島屋・出光昭和シェルなどでも嬉しい高還元!
● 海外旅行傷害保険も付帯
etc.

 

その他「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」の詳細は以下でまとめています。

<関連記事>
JCB CARD Wは若年層おすすめ高還元クレジットカード!メリット・デメリット最新まとめ
JCB CARD W plus Lは若年層おすすめ高還元クレジットカード!メリット・デメリット最新まとめ

 

他の選択肢としては「リクルートカード(JCB)」も合計還元率1.7%となり純粋におすすめ。

<メリット>
年会費永年無料!家族カードも無料!
基本還元率1.2%の高還元が嬉しい!
● リクルートポイントは使い勝手の良いPontaポイントやdポイントに交換可能!
● 年200万円の国内・海外のお買い物に対応したショッピング保険付き!
● VisaとMastercardは楽天Edy・SMART ICOCA・楽天ペイ・Kyashもポイント付与対象!
etc.

 

リクルートカードに関する詳細は以下でまとめています。

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リクルートカードは高還元カード!メリット・デメリット最新まとめ

 

リクルートカードでは、大量ポイントがもらえる新規入会キャンペーン(条件あり)を開催しています。



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