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三井住友カードのVポイントの貯め方・おすすめ交換先・使い方まとめ

三井住友カードの利用で貯まる「Vポイント(旧ワールドプレゼント)」は、色んな使い道が用意されています。

Vポイントは、他のクレジットカードで貯まるポイントに比べて、他社ポイント、航空マイル、キャッシュバック、ギフトカード、商品など非常にバリエーションに富んだ交換先が用意されているのが強みです。

2020年6月1日にワールドプレゼントからVポイントにリニューアルされて、1ポイント1円になり、三井住友銀行のSMBCポイントと統一され便利になりました。

Vポイントのお得な貯め方、おすすめの交換先・使い方について、注意点も交えて解説します。

 

Vポイントが貯まるクレジットカード全種類

「Vポイント」は、クレジットカードの「三井住友カードのシリーズ」の利用や、三井住友銀行との取引で貯まるポイントです。

Vポイントが貯まるクレジットカード次のとおりです。

三井住友カード(一般)
三井住友カード(NL)
三井住友カード RevoStyle
三井住友カード プライムゴールド
三井住友カード ゴールド
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カード プラチナ
● 三井住友ビジネスカード for Owners
● ANA VISA / マスター 一般カード
● ANA VISA Suicaカード
● ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
● ANA VISA nimocaカード
● ANA VISA / マスターワイドカード
● ANA VISA / マスターワイドゴールドカード
● ANA VISA プラチナ プレミアムカード

 

ただし、発行会社が三井住友カード株式会社でも独自ポイントや航空マイルが貯まる提携カードは「Vポイント」付与の対象外です。

<Vポイント対象外カードの一例>
● Amazonカード
● Booking.comカード
● Visa LINE Pay クレジットカード
● 大丸松坂屋お得意様ゴールドカード
● BLUE ROSE CARD
● PRESTIA Visa GOLD CARD、PRESTIA Visa PLATINUM CARD
● One Harmony VISAカード
● 阪急阪神第一ホテルグループSTACIA PiTaPa VISAカード
● ザ・リッツ・カールトン大阪VISAカード
● アリタリアVISAカード
● ピーチカード
● ソラシドエアカード
● AIR DOカード
● ベトナムエアラインズカード
● クリスフライヤーVISAカード
● ハワイアンエアラインズVISAカード
● フライング・ブルーVISAカード
● ロイヤルオーキッドプラスVISAカード
etc.

 

Vポイントとワールドプレゼントの違いを比較

 

以前のワールドプレゼントとVポイントの違いをまとめると以下のとおりです。

比較項目 ワールドプレゼント Vポイント
ポイントの貯まり方(税込) 1,000円⇒1ポイント 200円⇒1ポイント
1ポイントの価値 5円相当 1円相当
基本還元率 0.5% 0.5%
三井住友銀行の取引

基本還元率などを見ると、パッと見、代わり映えしない感じがしますが、改悪点はなく改善点が目立ちます。

 

ポイントが貯まりやすくなった!

従来のワールドプレゼントのポイントレートは1,000円(税込)=1Pでしたので1,000円未満は切り捨てとなってしまうのがネックでした。

 

 

ただ、Vポイントに変わり、200円(税込)=1Pの付与となったことで、ポイントがより貯まりやすくなっています。

 

たとえば、1ヵ月の利用金額の合計が15,800円(税込)のケースならば、ワールドプレゼントポイントでは、15ポイントの付与で75円相当にすぎませんでしたが、

Vポイントでは79ポイントの付与となり79円相当分を獲得できることになるため、結論ためやすく改善されたことになります。

 

また、三井住友カードでは従来は「ワールドプレゼント」、三井住友銀行では「SMBCポイント」というポイントサービスが採用されていましたが、

どちらでもVポイントに統一され、合算して使うことができるようになるなど利便性も向上しています。

 

1ポイント1円でわかりやすい

ワールドプレゼントの1ポイントの価値は5円でしたが、Vポイントは1ポイント=1円とわかりやすくなりました。

 

ポイント交換単位が半減

他社ポイント、オンラインギフト券などの交換先は、必要ポイント数が実質的に半減しています。

● ワールドプレゼント:多くの交換先は200ポイント(実質1,000円 / 600マイル)
● Vポイント:多くの交換先は500ポイント(実質500円 / 300マイル)

 

三井住友銀行のポイントを合算可能

三井住友銀行で貯まるポイントと、三井住友カードのポイントが統一化されて、従来より効率的に貯めて使えるようになっています。

 

三井住友銀行の口座とカード情報を連携させればOKです。

 

三井住友カードの会員サイト「Vpass」、三井住友銀行のSMBCダイレクトやアプリで手続きできます。

>>「ポイントおまとめ手続き」詳細

 

ポイントの有効期限は基本的に同じ

Vポイント有効期間は、基本的にワールドプレゼントのときと変わりません。

カードランクによって異なります。

カードの種類 有効期間
三井住友カード プラチナ
三井住友カード プラチナプリファード
ポイント獲得月から4年間(※1)
三井住友カード ゴールド ポイント獲得月から3年間(※2)
上記以外 ポイント獲得月から2年間

(※1)三井住友ビジネスプラチナカードの有効期間は、ポイント獲得月から2年間です。
(※2)プライムゴールド、ヤングゴールド、法人ゴールド(ビジネスカード for Ownersを除く)の有効期間は、ポイント獲得月から2年間です。(参考:SMBC公式サイト

 

Vポイントのお得な貯め方は豊富

Vポイントを貯める方法は、カード利用が基本。

 

先程の『Vポイントが貯まるクレジットカード全種類』の章で紹介したクレジットカードで利用金額200円(税込)につき1ポイント貯まります。

 

Vポイントの価値は、1ポイント=1円なので、基本還元率は0.5%です。

 

基本還元率については1%以上あれば良い方と言われることが多いので、お世辞にも高い方とはいえません。

 

が、ただし、三井住友カードが用意した様々なポイントアップの仕組みがあるため、ある程度カバーできます。

貯め方 内容
マイ・ペイすリボ利用特典 マイ・ペイすリボ利用でポイント2倍(+0.5%)
ボーナスポイント 通常ポイントに加え、毎月のお買物金額に応じてボーナスポイントを進呈
対象店で常にポイントUP優待 セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド等での利用でいつでも利用金額200円につき+2%、以下対象券種ではVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスの利用で最大5%還元(※)
三井住友カード(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)
● 三井住友カード(CL)
選んだ3つのお店でポイントUP 【事前エントリー制】コンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店などの対象店舗を最大3つまで選んで、通常付与分に加えて利用金額200円につき+0.5%ポイント
「ココイコ!」でお得な還元 【事前エントリー制】多彩なジャンルの100以上のリアル店舗でボーナスポイント or キャッシュバック
ポイントUPモール 同ポイントサイト経由でお買い物をすると+0.5%〜9.5%還元でお得。多種多様なジャンルの店舗が参加
三井住友カード つみたて投資
月5万円を上限に三井住友カードによる決済が可能で、決済金額の0.5%分のVポイントが付与
<※注意事項(表3つ目)>
※1 一部ポイント加算対象とならない店舗および指定の還元率にならない場合あり。
還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり。
※2 一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスが使えない店舗あり。
また、一定金額(原則1万円)を超えるとタッチ決済でなく決済端末にカードを挿して決済する必要あり。
その場合の支払分は+2.5%還元の対象外。
上記タッチ決済とならない金額上限は、利用店舗によって異なる場合あり。
※参照:いつもの利用でポイント最大5%還元!|公式サイト

 

「三井住友カード(CL)」は、上記に加えて以下の点も要注意です。

 ● お店側で高額利用を制限されている場合があり(セブン-イレブンなど)。
● なお「Apple Payで」と申告、また「Apple Pay」のボタンを選択すると電子マネー「iD」による決済となることあり。この場合の支払分は+2.5%還元の対象外。

 

話を戻して先程の表にあった『Vポイントをお得に貯める方法』について、それぞれ深掘りして解説します。

 

マイ・ペイすリボの利用でポイント+0.5%

三井住友カードのリボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」を利用して、手数料を発生させれば、Vポイントが2倍(+0.5%)になります。

 

2倍の内訳は「通常ポイント1倍+ボーナスポイント1倍」です。

 

マイ・ペイすリボ利用による「ポイントUP」や「年会費割引」などの優遇は以下の記事で解説しています。

<関連記事>
マイ・ペイすリボの手数料を最小限にする方法、三井住友カードの特典

 

支払金額に応じたボーナスポイント

2021年1月まで、三井住友カードでは、前年度(2月~翌年1月)の支払累計金額に応じて、翌年度にボーナスポイントをもらえるという制度がありました。

 

ただし、上記は終了して、新たにリニューアルされ、月間利用額に応じてボーナスポイントが進呈される仕組みに変わりました。

 

ちなみに、ANA VISA / マスターカードについては、利用額に応じたボーナスポイントは終了しています。

 

セブン-イレブン・ローソンとマクドナルドで安定の高還元!

三井住友カードのシリーズでは、セブン-イレブン、ローソン(※)、マクドナルド等でいつでも利用金額200円につき+2%、

または対象券種(後述)は最大5%還元となる優遇があります。
※ナチュラルローソン・ローソンストア100・ローソンスリーエフも対象。

 

ANAカードなどの提携カードは対象外で、プロパーカードのシリーズのみです。

 

まず、パターン1として、

以下の券種は、クレジット決済(Visa・Mastercard)または、非接触型決済サービス(Visaのタッチ決済Mastercard®コンタクトレス)の利用でポイント+2%となります。

三井住友カード
三井住友カードRevoStyle
三井住友カード プライムゴールド
三井住友カード ゴールド
三井住友カード プラチナ
● 三井住友ビジネスカード for Owners
● 三井住友ビジネスゴールドカード for Owners
● 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners

 

<注意事項>
※一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合あり。
還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり。
※参照:いつもの利用でポイント+2%還元|公式サイト

 

次にパターン2として、

以下の3券種は、VISAブランドなら「Visaのタッチ決済」を、Mastercardなら「Mastercard®コンタクトレス」を

同じくセブン-イレブン、ローソン(※)、マクドナルド等で利用することで最大5%還元も得られます!
※ナチュラルローソン・ローソンストア100・ローソンスリーエフも対象。

三井住友カード(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)
● 三井住友カード(CL)

 

最大5%還元の内訳は以下のとおりです。

[1]通常のポイント0.5%(200円につき1ポイント)
[2][1]に加えて200円につき+2%のポイント加算
[3]Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスで決済するとさらに+2.5%!
<※注意事項>
※1 一部ポイント加算対象とならない店舗および指定の還元率にならない場合あり。
還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので交換方法により、1ポイント1円相当にならない場合あり。
※2 一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスが使えない店舗あり。
また、一定金額(原則1万円)を超えるとタッチ決済でなく決済端末にカードを挿して決済する必要あり。
その場合の支払分は+2.5%還元の対象外。
上記タッチ決済とならない金額上限は、利用店舗によって異なる場合あり。
※参照:いつもの利用でポイント最大5%還元!|公式サイト

 

「三井住友カード(CL)」は、上記に加えて以下も要注意です。

 ● 店舗側で高額利用を制限されている場合あり(セブン-イレブンなど)。
●「Apple Payで」と申告、また「Apple Pay」のボタンを選択すると電子マネー「iD」による決済となることあり。この場合の支払分は+2.5%還元の対象外。

<関連記事>
三井住友カードがセブン-イレブン・ローソン・マクドナルド等で常にポイントUPでお得!

 

選べる3つのお店でボーナスポイント!

また、60店舗もの参加ショップの中から選べる3つのお店にて、利用金額200円につき+0.5%となる特典もあります。

<関連記事>
三井住友カードは選べる3つのお店でポイント+0.5%還元!コンビニ・スーパー・ドラッグストア等がお得

 

ポイントUPモールでネット通販がお得

三井住友カードが運営するポイントサイト「ポイントUPモール」を利用できます。

 

ポイントUPモールを経由して、参加ショップでお買い物やサービスのお申込みをすると、+0.5%〜9.5%還元が得られお得です。

 

ボーナスポイントの付き方(倍率)は0.5%を基準とし付与率は参加店舗により異なります。

 

クレジットカード各社でも、たいていカード会員専用のポイントモールが用意されています。

 

三井住友カードが運営する「ポイントUPモール」は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの総合通販ビック3をはじめ、各ジャンルにおいても、とりわけ人気のショップが参加している印象です。

 

気になる参加店舗とボーナスポイント付与率は「ポイントUPモール公式サイト」で見れます。

 

人気のAmazonが参加しているのはメリットですけども、商品カテゴリーによって対象外品目もあるため注意しましょう。(Amazon還元対象品目一覧

この仕様は、Amazonが参加している他のポイントモールでも概ね一緒です。

 

ポイントUPモールに参加している店舗の内、独自ポイントやマイルが採用されているならポイント多重取りすることもできます。

店舗ごとの独自ポイント例 対象店舗・サービス
楽天ポイント 楽天市場や楽天トラベルなど楽天系サービス
PayPayポイント Yahoo!ショッピングやYahoo!トラベルなどYahoo!系サービス
Pontaポイント じゃらんnetなどリクルート系サービス
ANAマイル ANAトラベラーズ
JALマイル JAL国際線航空券、JALパック、JALショッピングなどJAL系列サービス

 

また、三井住友カード運営のポイントUPモールでは「お得に使えるクーポン」が配布されていたり、参加店舗でセールが開催していれば一括チェックできる「SALE情報一覧」も便利です。

 

あと、一部店舗では、ゴールド・プラチナカード会員限定で更なるお得なポイント還元を得られる優遇もあります。(ゴールド・プラチナカード会員限定特典一覧

 

「ココイコ!」でリアル店舗にてポイントアップ

「ココイコ!」という街中の実店舗でのお買い物がお得になる特典があります。

 

事前にエントリーした対象店舗にて、三井住友カードを利用すると、Vポイントのボーナスポイント、キャッシュバックのどちらかを受けられます。

 

高島屋、大丸・松坂屋、ビックカメラ、ヤマダ電機、好日山荘、紀伊國屋書店、びっくりドンキー、かっぱ寿司、かに道楽、USJなど有名どころをバッチリ押させています。(ココイコ!参加ショップ一覧

<関連記事>
三井住友カードの「ココイコ!」参加のリアル店舗でお得なポイントアップorキャッシュバック!

 

電子マネー「iD」、Visaのタッチ決済で少額決済でもポイント付与

三井住友カードでは、衛生面に配慮した次世代型決済サービスである「Visaのタッチ決済」を利用可能です。

 

セブン-イレブン・ローソンなどのコンビニ、イオン・イトーヨーカドーなどのスーパー、マクドナルド・ドトール・すき家・ココスなどの飲食店といった、身近な店舗で便利に使えます。

<関連記事>
Visaのタッチ決済のメリット・デメリット、使い方・使えるお店まとめ

 

また、三井住友カードでは、後払い電子マネー「iD」を利用できます。

 

今となっては、使えるお店が日本全国で100万台以上となっているので、使い勝手の良さはバツグン。

 

コンビニ・スーパー・飲食店など、誰もが一度は聞いたことのあるような多彩なジャンルのお店での利用はもちろん、一部のタクシー、自動販売機でも使えるケースもあるためかなり便利です。(iDが使えるお店の検索ページ

 

iD利用分は、クレジットカード利用分と合算してVポイントが付与されるため、数十円、百数十円といった少額決済でもムダなくポイントが貯まるメリットがあります。

 

便利でポイントも貯まるため、使いだしたら病みつきになります。

 

三井住友銀行との取引

三井住友銀行の「SMBCポイントパック(無料)」での銀行取引でもVポイントが貯まります。

 

ATMの利用、デビットカードの利用、投資信託・外貨預金の購入、会員サイトへのログインでVポイントを得られます。

貯め方 貯まり方
エントリーポイント SMBCダイレクトでSMBCポイントパックに切替で300ポイント
SMBCダイレクトにログイン ログイン1回につき(月1回まで)5ポイント
当行本支店ATMの利用 入出金1回につき(月3回まで)10ポイント
SMBCデビットの利用 お買い物利用額の0.5%

(参照:対象の銀行取引

 

Vポイントのおすすめの交換先・使い方

ワールドプレゼントからVポイントへリニューアルした後も変わらず豊富なポイントの使い道が用意されています。

 

人気の共通ポイントに交換可能

まず、使い道の面で汎用性がきく共通ポイント、人気の他社ポイントへの交換先を紹介します。

ポイント交換先 交換単位 交換先価値 還元率
楽天ポイント 500 350 0.35%
楽天Edy 500 400 0.40%
Tポイント 500 400 0.45%
dポイント 500 500 0.50%
Pontaポイント(au契約者) 500 500 0.50%
Pontaポイント 500 400 0.45%
WAON(三井住友カードWAON) 500 500 0.50%
WAONポイント 500 400 0.40%
nanacoポイント 500 400 0.40%

近年使い道が急拡大しているdポイント、三井住友カード向けのWAONがレート的にも良好なのでイチオシ。

 

その他のポイント交換

その他ポイント交換先 交換単位 交換先価値 還元率
Gポイント 500 400 0.40%
ビックポイント (ビックカメラ) 500 400 0.40%
ゴールドポイント (ヨドバシカメラ) 500 400 0.40%
ジョーシンポイント 500 400 0.40%
ベルメゾン・ポイント 500 400 0.40%
カテエネポイント 500 400 0.40%
PeXポイント 500 4,000 0.40%
RealPay 500 4,000 0.40%
PiTaPaショップdeポイント
500 4,000 0.40%

 

PeXポイントは、交換レート的には1Vポイント→10PeXポイントなので、一見すると他のポイントより交換レートが有利なように思えます。

 

が、しかし、1PeXポイントの価値は0.1相当なので、結果的に他の他社ポイントと同じような還元率0.4%に落ち着くのです。

 

一方、たとえばGポイントですと、交換レートが1Vポイント→1Gポイントで、さらに1Gポイント=1円相当なので、これは純粋に還元率は0.4%となります。

 

この考え方は、PeXポイントを除いて、この表で挙げている他のポイントも一緒です。

 

なお、PeXポイントは前述した注意点もあるものの、その先の使い道は割と豊富なのでむしろ選択肢としてはアリ。

 

PeXポイントは、ポイント交換サイトの「PeX」にて以下のような多種多様な商品に交換することが可能です。

etc.

 

PeXポイントの有効期限は、次の2つの条件に該当すると失効します。

  1. 最後にログインした日から、12ヶ月以上ログインされていない場合
  2. 最後にPeXへポイント交換された日から、12ヶ月以上PeXへポイント交換をしていない場合

 

逆に上記どちらかの条件をクリアしていればポイントは失効しません。

 

もしPeXへのポイント交換頻度が少ない場合では、定期的にPeXにログインしていれば有効期限はその都度延長されます。

 

つまり、ほとんど実質的に有効期限が無期限といっても差し支えないということも踏まえて、VポイントからPeXポイントへの交換先としてイチオシです。

 

キャッシュバックは1ポイント=1円で無難

 

2021年3月1日から、1ポイント単位でキャッシュバックが可能となり、なおかつ交換レートが1ポイント=1円に改善されました。

 

Vポイントの使い道の中では、実質還元率0.5%と良い方なのでおすすめです。

 

カード請求金額からのマイナスされ、請求がなかった場合は、キャッシュバック繰越残高として翌月に繰り越されます。

項目  ~2021年2月 2021年3月~
交換レート 1Vポイント→0.6円 1Vポイント⇒1円
還元率0.5%
移行単位 5ポイント以上5ポイント単位 1ポイント以上1ポイント単位
請求がない場合 登録銀行口座に振込 翌月に繰越
有効期限 3ヵ月間

 

通常のカード利用分だけでなく、Apple PayなどのiD払い、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレスもキャッシュバックの対象です。

 

Vポイントアプリへのチャージ

Vポイントは「VポイントアプリiPhone / Android)」のバーチャルプリペイドカードに1ポイント⇒1円でチャージして、次の用途で使えます。

 

実質還元率0.5%と、他の使い道の中でもレート的に良い方ですので、候補としてはアリ。

● Apple Pay(Visaのタッチ決済・iD)
● Google Pay(Visaのタッチ決済)
● オンラインでのVisa加盟店

 

Vポイント以外では、クレジットカードや銀行口座からでもチャージすることが可能です。

 

ギフトカード・オンラインコードに交換可能

 

還元率的には、優遇されているわけでもないですが、Amazonギフト券、Google Playギフトコード、App store & iTunesギフトカードの3つのデジタルギフトに対応しているのは有り難いですね。

金券類の交換先 交換単位 交換先価値 還元率
Amazonギフト券 500 400 0.40%
Google Playギフトコード 500 400 0.40%
App Store & iTunes ギフトカード 500 400 0.40%
スターバックスカード 500 400 0.40%
タリーズカード 1,250 1,000 0.40%
クオカード 1,500 1,000 0.33%
マックカード 1,500 1,000 0.33%
ジェフグルメカード 1,500 1,000 0.33%
すかいらーくグループご優待券 1,500 1,000 0.33%
図書カードNEXT 1,500 1,000 0.33%
VJAギフトカード 5,500 5,000 0.45%
20,500 20,000 0.49%
USJスタジオ・パス 7,500〜 7,800~ 0.52%~

 

航空会社マイルへの交換

三井住友カードで貯めたVポイントで、多彩な航空会社のマイルに移行手数料”無料”で交換することが可能です。

航空マイル
[航空会社]
交換単位 交換先価値 還元率
ANAマイル
[全日空]
500 300 0.30%
クリスフライヤー※
[シンガポール航空]
500 300 0.30%
Avios(アビオス)
[ブリティッシュ・エアウェイズ]
500 300 0.30%
フライング・ブルー
[エールフランス-KLM]
500 300 0.30%

※2021年7月31日に終了

 

パッと見の還元率は0.3%なので、他の交換先の方が良いように思えますが、1マイルの価値は2円以上となる可能性を秘めているので、1つの候補としてはアリだったりもします。

 

さらにビジネスクラスやファーストクラスになると1マイルの価値は、10円を超えるケースもあることを考えれば一概に悪いともいえません。

 

もちろん、ANAカードなどの航空系カードには、実質的なマイル付与率は劣りますが、特典航空券の利用にちょっとマイルが足らない時に使う分には便利です。

 

三井住友銀行の振込手数料割引に使える

Vポイントは、三井住友銀行の「SMBCダイレクト」、「三井住友銀行アプリ」での振込時に、振込手数料の割引に使えます。

 

割引は税抜金額からの割引です。

 

1ポイント1円換算で、3割引・5割引・全額割引のいずれかから選べます。

 

が、しかし、他行宛の振込手数料が無料の銀行もあることを考えれば、Vポイントは違う使い道がおすすめです。

 

Vポイントモールで多様な商品に交換

 

Vポイントモール(V POINT MALL)」は、貯めたVポイントで500点以上のもおよぶ多彩な商品の中から好きなモノと交換できるオンラインカタログとも呼べるサイトです。

 

このサイトは、従来のワールドプレゼントモール(WORLD PRESENT MALL)が2020年6月1日のポイントサービス変更と連動してリニューアルされたもの。

 

Vポイントモール内をみていると総合通販サイトのごとく種類が豊富なだけあり、Apple製品をはじめとした家電製品やブランド肉などの食品といった具合にわりと魅力的な商品がズラリで見ていて楽しかったりもします。

 

ただ、やはり交換レートは往々にしてよろしくないです。

特に有形アイテムは、配送費などの中間コスト的なものが入ってきますから。

家電系だとそもそも家電量販店などで購入した方が純粋に安いです。

 

Vポイント付与対象外の利用に注意

以下の利用はVポイント対象外なので気をつけてください。

Vポイント付与の対象外 具体例
年会費の支払い クレジットカード年会費、ETCカード年会費、PiTaPaカード年会費など
キャッシング利用分 キャッシングリボおよび海外キャッシュサービスの利用分
手数料の支払い リボ払い手数料、分割払い手数料、マイレージ移行手数料など
保険料の支払い 国民年金保険料および、(株)エスシー・カードビジネスを保険代理店とした一部の保険料のお支払い
独自ポイントが貯まる提携カード利用分 Amazon Mastercard、Visa LINE Payクレジットカードなど
電子マネーへのチャージ 交通系 モバイルSuica、Apple PayのSuicaへのチャージ利用分
(定期券購入・特急券購入・Suicaグリーン券購入の利用分を含む)
モバイルPASMO、Apple PayのPASMOへのチャージ利用分
(定期券購入の利用分を含む)
SMART ICOCAへのチャージ利用分
その他 楽天Edy、WAON、nanaco
三井住友カードが発行するプリペイドカードへのチャージ 三井住友カードが発行するプリペイドカードへのチャージご利用分

 

さいごに

「Vポイント」は、従来のワールドプレゼントからリニューアルされ、ポイントの貯まり方、わかりやすさが改善されています。

 

三井住友カードと三井住友銀行のポイントが統一化され、効率よく貯められるようになりました。

 

色んな意見もありますが、基本ポイント還元率は1%以上あれば、ひとまず高い方と言われる中、一部の三井住友カードを除き、Vポイントの還元率は0.5%(200円につき1ポイント)とお世辞にも高くはありません。

 

とはいえ、三井住友カードでは、以下のようにポイントをよりお得に貯めれられる方法が用意されているので、上手く活用していきたいところです。

貯め方 内容
マイ・ペイすリボ利用特典 マイ・ペイすリボ利用でポイント2倍(+0.5%)
ボーナスポイント 通常ポイントに加え、毎月のお買物金額に応じてボーナスポイントを進呈
対象店で常にポイントUP優待 セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド等での利用でいつでも利用金額200円につき+2%、以下対象券種ではVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスの利用で最大5%還元(※)
三井住友カード(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)
● 三井住友カード(CL)
選んだ3つのお店でポイントUP 【事前エントリー制】コンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店などの対象店舗を最大3つまで選んで、通常付与分に加えて利用金額200円につき+0.5%ポイント
「ココイコ!」でお得な還元 【事前エントリー制】多彩なジャンルの100以上のリアル店舗でボーナスポイント or キャッシュバック
ポイントUPモール 同ポイントサイト経由でお買い物をすると+0.5%〜9.5%還元でお得。多種多様なジャンルの店舗が参加
三井住友カード つみたて投資
月5万円を上限に三井住友カードによる決済が可能で、決済金額の0.5%分のVポイントが付与
<※注意事項(表3つ目)>
※1 一部ポイント加算対象とならない店舗および指定の還元率にならない場合あり。
還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり。
※2 一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスが使えない店舗あり。
また、一定金額(原則1万円)を超えるとタッチ決済でなく決済端末にカードを挿して決済する必要あり。
その場合の支払分は+2.5%還元の対象外。
上記タッチ決済とならない金額上限は利用店舗によって異なる場合あり。
※参照:いつもの利用でポイント最大5%還元!|公式サイト

 

「三井住友カード(CL)」は、上記に加えて以下も要注意です。

 ● 店舗側で高額利用を制限されている場合があり(セブン-イレブンなど)。
●「Apple Payで」と申告、また「Apple Pay」のボタンを選択すると電子マネー「iD」による決済となることあり。この場合の支払分は+2.5%還元の対象外。

<関連記事>
三井住友カードがセブン-イレブン・ローソン・マクドナルド等で常にポイントUPでお得!

 

Vポイントのメリットとして、他社のクレジットカードで貯まるポイントに比べて、明らかに豊富な交換先が用意されている点が長所です。

 

いくら高還元で貯めても、いまいち自分が使いたい交換先がなければ、結局のところ満足度は下がってしまいますから。

 

<関連記事>
三井住友カード全種類の違いを比較
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