ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)のメリット・デメリット、使い方・使えるお店まとめ
最もスタンダードな「ダイナースクラブカード」と「ダイナースクラブ プレミアムカード」では、2020年12月から「ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)」という名の非接触決済が搭載されました。
他の国際ブランドでいう、海外では既に主流の決済手段である「Visaのタッチ決済」や「Mastercardコンタクトレス」などの類似決済サービスですね。
当記事では、ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)のメリット・デメリット、使い方、使える店についてまとめます。
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【もくじ】
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)とは
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)とは、サインや暗証番号を入力することなく、対象店舗の専用端末にカードをタッチするだけでスピーディかつスムーズにお支払いできる決済方法です。
いわば「コンタクレス決済」「タッチ決済」「ポストペイ型電子マネー」「NFC」など様々な呼び方がある決済方法の内の一つ。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)は、非接触型(コンタクトレス)決済であり、事前チャージ不要の後払い方式(ポストペイ型)です。
タッチ決済機能は、専用カードでの利用ではなく、対象のダイナースクラブカードそのものに搭載されているため、お財布がスリムになります。
以下のように4つの電波が右側に向いているロゴマークがカード表面にあれば、ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)に対応しているダイナースクラブカードということです。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)の利用額は、通常のクレジット決済利用分と合算され、月に一度、指定の銀行口座からクレジット利用分と一緒に引き落とされます。
つまり、締め日は毎月15日・支払日が翌月10日(金融機関の営業日でない場合は翌営業日)と、通常のカード決済と一緒。
すなわち、後払い電子マネー「iD」や「QUICPay」と似たような仕組みです。
事前チャージが不要であり、クレジット払いと同様にポイントやマイルもバッチリ付与されます。
無論、楽天スーパーポイントやTポイント、PayPayボーナス、dポイント、Pontaなどの何かしらの共通ポイントの加盟店・特約店なら、ポイントカードも合わせて提示することで、他の決済手段と同様にポイント多重取りが可能なので覚えておきましょう。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)は、店頭でのカード授受や暗証番号入力をなくすことで、コロナ禍で気になる衛生面にも配慮された新しいキャッシュレス決済スタイルです。
この辺の諸々の仕組みは、以下のような他の国際ブランドの非接触型(コンタクトレス)決済と基本的に一緒ですね。
- VISA:Visaのタッチ決済
- Mastercard:Mastercardコンタクトレス
- JCB:JCB コンタクトレス(タッチ決済)
- American Express:アメックスのタッチ決済(コンタクトレス決済)
ダイナースクラブ コンタクトレス決済は、快適さだけでなく非接触で安全性の高い点もメリットの一つ。
ワンタッチで決済が完結するので、紛失や偽造のリスクを極限まで回避可能で、カード情報も暗号化されるため安心です。
万が一、タッチを2回してしまっても1回分のみが請求され、重複しないように安全対策もしっかりなされています。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)の対象カードは?
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)に対応しているのは、基本的に一番スタンダードな「ダイナースクラブカード」と、その上位カードの「ダイナースクラブ プレミアムカード」、そしてこれら券種で追加発行できる以下のような付帯カードになります。
● ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード
● 家族カード
● ビジネス・アカウントカード
● リボルビングカード
※ETCカードは除く
この他、SMBC信託銀行との提携で発行されたダイナースも対象です。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)自体が、2020年12月にスタートして、まだ始まったばかりの決済サービスということもあり、2021年4月下旬時点では、対応カードは限られます。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)の使い方
先程のダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)の対応カードを保有している前提で、対象店舗でカードリーダー(読み取り機)にタッチ決済マークがあれば使えます。
しかし、タッチ決済マークがあっても一部お店では使えないこともあるので気をつけてください。
あとはレジの店員さんに「ダイナースクラブのタッチ決済で」などと伝え、カードリーダーにカードをタッチするだけでOK。
4つの電波が右に向いているロゴマークの箇所にカードをタッチすれば、決済音が鳴って支払いが完了します。
ただし、一定額(原則1万円)を超える支払いは、カードを端末にスライドまたは挿入して、暗証番号の入力かサインが必要です。
海外では、すでにタッチ決済はメジャーな決済手段の一つですが、未対応なケースもあるため注意しましょう。
その場合は、通常の磁気ストライプやICチップの読み取りによるカード払いをすればオッケー。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)を使えるお店
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)は、「Visaのタッチ決済」や「Mastercardコンタクトレス」などの他の国際ブランドの非接触型決済サービスと比べると、日本のダイナースクラブは後発スタートであるためか、対応店舗はまだまだ充実しているとはいえません。
日本国内のダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)を使えるお店の一例は下記のとおり。
ジャンル | 使えるお店 |
コンビニ | セイコーマート セブン-イレブン |
スーパー | イトーヨーカドー コンフォートマーケット ヨークフーズ ヨークプライス ヨークベニマル ヨークマート |
商業施設 ショッピングセンター |
アークヒルズ(一部除く) ヴィーナスフォート(一部除く) 表参道ヒルズ(一部除く) 京都ヨドバシ 虎ノ門ヒルズ(一部除く) 六本木ヒルズ(一部除く) |
アミューズメント | バンテリンドーム ナゴヤ |
旅行・交通 | グリーンキャブ 名鉄タクシー 東京無線 |
(ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)の国内の対応店舗一覧)
上記以外にも、今後、飲食店やドラッグストア、小売り・物販などといった多彩なジャンルで使える店舗は順次拡大していく予定です。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)のメリット
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)では、従来のクレジット決済や、電子マネー、QRコード決済・バーコード決済といった決済手段と比較すると以下のようなメリットがあります。
●非接触型決済なので衛生的
●サインレスでスピーディーな決済が可能
●少額決済でも使いやすい
●世界基準のセキュリティにより安全性が高い
●ポイント還元もバッチリ得られる
決済速度については速いといわれても、いまいちピンとこないと思いますが「JCBの各種決済手段の速度検証」によれば、現金、クレジットカード、QRコード決済・バーコード決済、そして今回紹介している非接触型決済サービスの決済スピードを比較した結果、MastercardコンタクトレスやQUICPayなどの非接触決済が最も早い結果となっています。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)は、非接触型決済サービスなので、原則として1万円以上の多額の決済でなければ、従来からあるクレジット決済で必要な暗証番号の入力やサインが不要です。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)は、EMV(Euro pay、MasterCard、VISA protcolの略語)という国際基準に準じたセキュリティで守られているので、お店のカード端末に通す必要もないためスキミングを防止できる利点があります。
カードリーダーに触れる必要がなく、コロナ禍でも衛生的にお支払いができるのも長所です。
また、通常のクレジットカード決済と同じく、ポイントやマイル、キャッシュバックなども、もれなく享受できる点も◎。
また、コンビニやスーパーなどにおいて少額決済もOKという点も長所と言えます。
昔に比べれば減ってはいるものの、特に治安がよろしくない外国の地域では、接触したカード情報を抜き取るスキミングに注意が必要です。
その点、ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)なら非接触型決済サービスなので、お店の端末に通さずにお支払いを完結できるためスキミングも防止できるわけ。
あと、店員さんとのカード授受も不要なので、カード番号など個人情報をこそっと隠しカメラなどで盗みとあれるといった不正からも守られます。
ここまでが、ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)の主なメリットとなります。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)のデメリット
一方、デメリットは次にとおり。
●対応してるダイナースクラブカードが限られる
●使えるお店がまだまだ少ない。
ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)は、DinersClubの国際ブランドならどのカードでも利用できるわけではなく、一部の対象カードでないと使えない点がデメリットです。
『ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)の対象カードは?』の章でも、すでにお伝えしていた通り、一番ベーシックな「ダイナースクラブカード」と「ダイナースクラブ プレミアムカード」、そして、この2券種に付帯する追加カードだけが対象です。
また、ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)は、日本国内で使えるお店の数がまだまだ少ないのも難点。
ただ、公式サイトでも公表しているように、順次、導入店舗を増やすとしているので、これからに期待したいですね。
まとめ
決済時の快適性、セキュリティ性の高さを兼ね備えた、次世代型の非接触決済サービス「ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)」。
日本では、まだまだ使えるお店が少ないもののセブン-イレブンやイトーヨーカドーなどの身近なお店で、スマートかつ衛生的に決済することができます。
対応カードは、今時点では一番スタンダードな「ダイナースクラブカード」と「ダイナース プレミアムカード」の2券種です。(2021年4月時点)
ちなみに「ダイナースクラブカード全種類」の内、上記2券種だけが、年会費も発行手数料も完全無料で追加発行できてしまう
「Mastercard」ブランドの「ダイナースクラブ コンパニオンカード(≒ TRUST CLUB プラチナマスターカード)、
「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード(≒ TRUST CLUB ワールドエリートカード)」でも
「ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)」に類似した非接触型決済サービスの「Mastercardコンタクトレス」を使用できます。
つまり、スタンダードなダイナースクラブカードなら2つのコンタクトレス決済を使えるので、より幅広いシーンで活用可能です。
後払い方式(ポストペイ型)の決済手段なので、わざわざ事前チャージせずとも使える点も長所といえます。
導入店舗の端末にカードをかざすだけで決済を完結できるためスキミングなどのの犯罪リスクを回避できるのも大きいです。
治安の悪い海外の地域のお店でのお支払いにも活躍します。
あと、カードリーダーに触れる必要もないため、世界的にコロナウイルスが蔓延している昨今では、衛生的に決済できるものメリットのうちに入るでしょう。
世界基準のセキュリティ技術である「EMV」によって高度なセキュリティも講じられているので、海外旅行や出張に行く機会が多い方なら、便利で安心な決済手段の一つとなります。
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