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アメックスはApple Payが使える!がSuicaチャージはポイント付与対象外、その他詳細まとめ

iPhone7、Apple Watch Series 2以降の端末なら「Apple Pay(アップルペイ)」を使えます。

当初、プロパーのアメリカン・エキスプレス・カードのシリーズはApple Payに未対応でしたが、2017年3月から利用可能になっています。

「QUICPay」「QUICPay+(クイックペイプラス)」の加盟店でのショッピング、Suicaチャージ、アプリ・ネット決済が可能です。

当記事では、アメックスのApple Pay、その他Suicaチャージ時のポイントまどについて解説します。

 

アメックスのプロパーカードは全種類ともApple Payに登録OK

 

はじめに、Apple Payのおおまかの特徴・使い方については以下で解説しています。

<関連記事>
Apple Pay(アップルペイ)のメリット・デメリット、お得な使い方まとめ

 

Apple Payでは「Pontaポイント」や「dポイント」といった共通ポイントも搭載できるようになり、さらに便利になりました。

 

また、Apple Payを使って、モバイルSuicaに似たような仕組みで、iPhoneでお買い物を楽しんだり、電車やバスなどの交通機関に乗ることも可能。

 

Apple PayのSuicaでは、Suica定期券も使えて日常使いも便利。

Apple Payでは、他にもSuica、PASMO(モバイルPASMO)は使用できますが、SMART ICOCA、PiTaPaには未対応です。

 

Apple Payに登録できるアメックスブランドのカードは、無論、個人用のプロパーカードのアメックス・カードは登録できます。

● アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
● アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
● アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
● アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード

 

また、航空券購入時のマイル還元率が3%の「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」、5%の「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」など、その他、ANAやデルタ航空などと提携して発行されているアメックス・カードもApple Payを使用可能です。

 

● ANA アメリカン・エキスプレス・カード
● ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
● ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
● スターウッド プリファード ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カード(SPG アメックスカード)
● デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
● デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
● アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
● アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
● ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード

 

経営者や個人事業主向けのビジネスカードである「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」各種でもApple Payを使えます。

● アメリカン ・エキスプレス・ビジネス・カード
● アメリカン ・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
● アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

 

アメックスのApple PayではQUICPayの加盟店で利用可能

アメックス・カードをApple Payに設定すれば、便利な後払い(ポストペイ)方式の電子マネーの「QUICPay」が付与されます。

全国のQUICPay加盟店でお買い物可能です。

 

セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニ、イオングループ、イトーヨーカドーなどのスーパーなど、身近なお店でApple Payを利用できます。

 

一般の「QUICPay」加盟店では、1回あたり上限2万円までしか利用できませんが、「QUICPay+」加盟店なら2万円以上の高額決済も可能です。

 

ユニクロ、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、近鉄百貨店、ドン・キホーテなどが該当します。

 

QUICPayの詳細については以下の記事でまとめています。

<関連記事>
QUICPay(クイックペイ)はnanacoでポイント多重取り可能!メリット・デメリットまとめ

 

なお「三井住友カード」「イオンカード」「dカード」「ライフカード」「セゾンカード」「UCカード」「ソフトバンクカード」などでは、Apple Payに設定すると「iD」の方が付与されます。

<関連記事>
● ドコモの電子マネー「iD」のメリット・デメリット、お得な使い方まとめ

 

iDとQUICPayの違いについては以下で比較しています。

<関連記事>
● iDとQUICPayの電子マネーの違いを比較!どっちがおすすめ?

 

Suica機能、アプリ・インターネット決済も使える

アメックスのApple Payなら、アプリ・インターネット決済にも対応しています。

WalletアプリでのSuicaチャージにも対応しており、1円単位でチャージ可能です。

 

JR東日本がiPhone向けに用意している「Suicaアプリ」の会員登録の際にアメックスを設定し、「Suicaアプリ」のチャージ画面で「クレジットカード」を選んでもチャージできます。

 

その他、iPhoneなどの対応アプリ、Webサイトにおいて、Apple Payに登録したアメックスでお支払い可能です。

 

カード番号やセキュリティコードなどといったカード情報がお店に知られることはないため、セキュリティの高さも兼ねています。

 

Apple Pay利用時にポイント還元はあるか?

アメックスのApple Payは、「QUICPay」「QUICPay+」利用分がポイント還元の対象です。

 

券種によって、「アメックスのポイント」をはじめ「Marriott Bonvoyのポイント」「デルタスカイマイル」「Sポイント」などの還元を得られます。

 

しかし、Suicaチャージ機能は使えるものの、チャージ分やSuica利用分はポイント付与の対象外です。

いわゆる、モバイルSuicaチャージでポイントが貯まらないのと一緒の扱い。

 

そのため、アメックスの各種カードによるApple PayでのSuicaチャージはお得さという意味ではオススメできません。

 

Suicaチャージの時にポイントを貯めたい場合は、ビューカードなどの対象カードを活用しましょう。

<関連記事>
Apple PayのSuicaチャージでポイントは貯まるクレジットカードまとめ

 

あと、アメックスはでApple PayのSuicaのオートチャージも未対応。

Apple PayのSuicaでオートチャージに対応しているのはビューカードのみです。

 

ただ、アメックスのApple PayでもSuica定期券やSuicaグリーン券の購入はできます。

Apple PayとSuica、国際ブランドの関係性については以下でまとめています。

<関連記事>
Apple Payの国際ブランドをの違いを比較!Suicaの対応状況などまとめ

 

キャンペーンが不定期で開催

Suicaチャージでポイントが付かないのは残念ではあるものの、アメックスのApple Payでは不定期でお得なキャンペーンを実施することもあります。

 

たとえば、アメックス・カードでApple Payを導入すると実質10%OFFとなるキャンペーンが開催されていました。

 

Apple Payにアメックスを登録後に「QUICPay」「QUICPay+」の加盟店で、計5万円(税込)以上、Apple Payを利用すると、5,000円キャッシュバックされるというもの。

 

5万円以上となるとハードルが高めですが、ヨドバシカメラやビックカメラなどで、何かしらの家電製品の購入時にQUICPayで決済すれば案外達成できる条件額です。

 

それ以外にも5,000円以上の利用で1,000円キャッシュバックなどキャンペーンが開催されたことも。

 

そのため、アメックス・カード会員の方で、Apple Payを使うなら、キャンペーンが開催されていないか常にアンテナを張っておきたいところです。

 

カード切替時はApple Payでの切替手続きが不要

新しいアメックスへの切替時やカード紛失・盗難時にカード番号が変更になる際に、Apple Payは自動的に新しいカード番号に切り替わります。

 

したがって、カード削除と再登録も不要。

地味ですが、これはアメックスならではの利点です。

 

Apple Payのカード情報を削除した時もメールで通知されます。

 

さいごに

アメックスはApple Payに対応しています。

利用登録後には、後払い電子マネーの「QUICPay」が付与され加盟店でお買い物可能でポイントも貯まります。

 

「アメックスのポイント」をはじめ、券種によって「Marriott Bonvoyのポイント」「デルタ航空スカイマイル」「Sポイント」などが貯まります。

 

Apple Payにアメックスを登録すると、Suicaチャージはできますが、ポイントは貯まらない点は注意しましょう。

 

ただし、Suicaチャージ機能だけでなく、Suica定期券やSuicaグリーン券の購入はできるため一定の利便性は兼ねています。

 

とはいえ、Suicaチャージする方なら、ポイント付与対象外というのは痛手なので、なんだかんだ本家の「ビューカードのシリーズ」がイチオシです。



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