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デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードのメリット・デメリット最新まとめ

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードは、TRUST CLUBカードとデルタ航空の提携クレジットカードです。

三井住友トラストクラブが発行する航空系ゴールドカードとなっています。

100円(税込)で1.3マイル貯まり1.3%の高還元率でスカイマイルがザクザク貯まる!
豪華絢爛なデルタ スカイクラブラウンジを年間3回まで無料で利用OK!
海外・国内旅行傷害保険が最高7,000万円補償!
ショッピング保険も年間500万円補償でプラチナ級!
家族会員も本会員とほぼ同様の特典と保険を享受(一部対象外あり)

などの特徴やメリットがあります!

本記事では「デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード」のメリット・デメリットについて、まとめて解説します。

<公式サイト> デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード最新キャンペーン

 

メリット・特徴

そもそも、デルタ航空の評判ってどうなの?っていうこともあると思います。

外資系の航空機は私も過去何度も利用していますが、その中でも特に搭乗回数の多いお気に入りの航空会社がこの「デルタ航空」です。

また、デルタスカイマイルは、2019-2020年の「U.S. News&World Report」により、Best Travel Rewards(ベストトラベルリワードプログラム)にも選ばれており、サービス全般の質やCA(客室乗務員)の質など客観的にみても評価されている航空会社の1つとなっています。

もちろん、デルタ航空利用だけでなく、同航空会社も参加している「スカイチーム」という航空連盟に加盟している15以上の航空会社、約10の加盟子会社でのフライトでも、航空券の代金(燃油サーチャージも加算した料金)に応じたスカイマイルが積算されます。

 

年会費

項目 年会費 発行手数料
本会員 19,800円(税抜18,000円) 無料
家族カード会員 9,900円(税抜9,000円) 無料
ETCカード 無料
家族会員も発行可能
(1会員5枚まで発行可能)

<本会員の年会費>は、19,800円(税抜18,000円)です。

<入会基準(審査基準)>は「25歳以上、年収400万円以上」の安定的な継続収入があることが目安です。この入会目安は公式でも公表しています。

入会申込前に、あらかじめデルタ航空のスカイマイルへの登録が必要となっています。

登録方法については以下のページで解説しています。

<関連記事>
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナ/ゴールド VISAカード新規入会キャンペーン最新

 

<家族会員の年会費>は、本会員の半額の9,900円(税抜9,000円)となっています。

<家族カードの発行条件>は「本会員の配偶者、18歳以上の子供、両親」です。

諸々の優待特典・サービスが、本会員とほとんど同様の内容で受けられるのもデルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードのメリット。

もちろん国際ブランドVISA独自の特典「Visaゴールドカード優待」も含みます。

「Visaゴールドカード優待」など諸々の特典については後述します。

<TRUST CLUB ETCカードの年会費>は、嬉しいことに永年無料であり、発行手数料も不要です。

ETCカードの年会費、または発行手数料がかかるクレジットカードも多いのでこれもメリットです。

本カード1枚に対してETCカード1枚しか作れないカードが多い中、TRUST CLUB カードのシリーズでは、5枚まで発行可能となっています。

同じ発行会社(三井住友トラストクラブ)であるダイナースクラブカードと同じ仕様です。

 

国際ブランド

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードの国際ブランドはVISAブランド一択。

国際ブランド 加盟店数(約) 世界シェア
(決済回数または決済額)
本社所在地
VISA 5,290万ヵ所以上 約50% アメリカ
Mastercard 5,290万ヵ所以上 約26% アメリカ
JCB 3,500万ヵ所以上 約1% 日本
American Express 2,330万ヵ所以上(予測値) 約3% アメリカ
Diners Club 3,210万ヵ所以上 約1%未満 アメリカ
Discover 4,400万ヵ所以上 約1%未満 アメリカ
UnionPay(中国銀聯) 5,200万ヵ所以上 約20% 中国

※JCBは公式サイトでの2020年9月末日時点のデータ。UnionPayは2021年3月時点でのデータ。それ以外は2018年度のNilson Report(ニルソンレポート)による。

VISAブランド」は、加盟店数も世界シェア(決済回数または決済額)も、いずれもトップクラスとなっていますので、国内でも海外でも決済力においては心配無用です。

 

マイル還元率

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードなら、カード利用金額100円(税込)=1.3マイル貯まります。

マイル付与率1.3%の高還元です。

コンビニ、スーパーでのお買い物や毎月の電気、ガス、水道などのお支払いで、どんどんスカイマイルを貯めていけます。

ちなみに同カードは、通常、TRUST CLUBカードのシリーズの利用で貯まるTRUST CLUB リワードポイントではなく、デルタ航空 スカイマイルとして直接スカイマイル口座に自動的に積算される形。

ただ、その他の一般的なクレジットカードの還元率は0.5%~1.0%が大多数である中、還元率1.3%なのは大きな魅力です。

しかも、他社マイルだと有効期限が3年などの設定があるなか、デルタ航空 スカイマイルは有効期限なし!無期限です。

もちろん、所定のマイル数に達すれば、特典航空券、もしくは座席アップグレードに使えたりします。

たとえばこれが有効期限がある場合だとしたら、ビジネスクラスなどのチケットを入手するための必要マイル数に到達しないケースも普通にありますから、そうなったら悲しいですね。

あと、家族カードのお支払い分も本会員と合算されるため、家族カードも利用すれば、さらにスカイマイルをザクザク貯めれます。

そして、デルタ航空も参加している「スカイチーム」という航空連盟に加盟している航空会社、もしくは加盟子会社でのフライトでも、航空券の代金(燃油サーチャージも加算した料金)に応じたスカイマイルが積算されるのも嬉しいですね。スカイチーム・提携航空会社一覧

もちろん、スカイマイルの提携先ホテルやレンタカーなどを利用した場合でもスカイマイルを貯めれます。

さらに、メダリオン会員資格を取得したなら、会員ランクに応じて別途ボーナスマイルがもらえます。

メダリオン会員になるには、とにかくにデルタ航空を利用して、各ランクごとのメダリオン会員資格の取得における必要マイル(MQM)を貯めていく必要があります。

特にデルタ航空の特典航空券なら燃料サーチャージがかからないため、実質的に少ないマイル数でお得に交換することができます。

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードは、三井住友トラストクラブが発行するTRUST CLUBカードのシリーズ」の内の一枚。

そのため「TRUST CLUB ポイントモール」を利用するとネット通販がお得になりま。

ただし、デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードは、カード利用でマイルが直接貯まるという仕様上、ボーナスポイントの方を選んでしまうと対象外となってしまうため、必ずキャッシュバックの方を選択してください。

上記は「利用ガイド 初めて方へ」というページにも記載されています。

TRUST CLUBカードのポイントに関する詳細は以下の記事で解説しています。

<関連記事>
TRUST CLUB リワードポイントのお得な貯め方、交換先・使い方まとめ

 

入会・継続更新ボーナスマイル

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードでは、入会時に誰でも6,000ボーナスマイルがもらえます。

さらに、毎年カード入会を継続するだけで3,000ボーナスマイルもプレゼントしてもらえます。

スカイマイルをビジネスクラス特典航空券に使用した場合、時期や路線によって、この継続ボーナスマイルだけで年会費の約半分、ペイすることが可能です。

更に入会時には、ファーストフライトボーナスマイルもあります。

入会後6ヵ月以内に、初めてデルタ航空の運航によるデルタ航空便名のついた日本発着国際線のフライトに購入航空券で搭乗すると、初回のフライトに対して通常のフライトマイルに加え、ボーナスマイルが進呈されます。

エコノミークラス等(※)の利用:10,000マイル
ビジネスクラスの利用:25,000マイル
※デルタ・プレミアムセレクト、デルタ・コンフォートプラス、メインキャビン、ベーシックエコノミーが対象です。

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードの新規入会キャンペーンの詳細は以下のページで解説しています。

<関連記事>
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナ/ゴールド VISAカード新規入会キャンペーン最新

 

スカイマイルの貯め方・使い方

デルタ航空のスカイマイルの代表的な貯め方と使い方は次のとおりです。

<主な貯め方>
● スカイチーム加盟の航空連合のフライト
● 多彩なジャンルの店舗・サービスが加盟する「スカイマイルパートナー」
● デルタ航空提携カードorスカイマイルに交換できるクレカ
<主な使い方>
● 国際線特典航空券(デルタ航空・スカイチーム)
● 国内線特典航空券(スカイマーク)
● JTB旅行券(国内旅行のみ)
● マイル+キャッシュ
● 座席のアップグレード

純粋なお得さで使い道を選ぶのなら国際線特典航空券になります。

遠距離路線の場合、必要マイル数が多い欠点もあるものの、下記もメリットを踏まえると、一番お得な使い方です。

● マイル有効期限なし
● 特典航空券の燃料サーチャージが不要
● 特典航空券の片道発券もOK
● 特典航空券は近親者でなくても使用OK
● 複数人の予約も比較的しやすい
● ブラックアウト日(利用制限期間)なし

<関連記事>
デルタ航空スカイマイルのお得なマイルの貯め方と使い方・交換先まとめ

 

デルタ スカイクラブラウンジ

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード会員なら「デルタスカイクラブ」というラウンジを年間3回、もしくは3人まで無料で入れます。

本来ならビジネスクラス以上の場合のみ入室可能なラウンジですが、有り難いことに搭乗クラスに関係なく利用可能です。

家族会員は対象外なのは残念ではありますが、本会員カードで3名(本会員+同伴者2名)まで無料で利用することが可能です。(同伴者としてカウントされるのは2歳から)

例えば本会員と配偶者、そしてお子様1人なら3人=利用回数3回とカウントされるイメージです。

もちろん、本会員のカードがあれば友人や恋人、出張時に同行する同僚・部下などと一緒に入ることも可能です。

さすがに「じゃあちょっと行って来るわ」と言って、自分1人で入るわけにはいきませんからね。

無料で入れる年間の上限3回を超えた利用分については1人あたり3,300円(税抜3,000円)の支払いで入室可能です。

デルタ スカイクラブは、日本国内の成田空港をはじめ、アメリカの主要都市にある空港に設置されています。

ちなみに2021年春頃には羽田空港にもオープン予定です。(デルタ航空公式サイト詳細

ラウンジのグレードは、ビジネスクラス以上で入れるラウンジに相当するため、いわゆるクレジットカード会社提供ラウンジに比べてサービスや設備が充実しています。

デルタ スカイクラブで利用できるサービスは空港ごとに多少の異なりますが、概ね次のようなサービスを享受できます。

ソフトドリンク(コーヒー、紅茶、コカコーラ、オレンジジュース、緑茶、ウーロン茶など)
アルコール(ビールやワイン、日本酒、洋酒など)
ビジネスクラス以上のラウンジならではの軽食ビュッフェ
デザート類
無料Wi-Fi
電源コンセント
パソコンが備え付けられたビジネスデスク
テレビ・新聞・雑誌
シャワー設備
etc.

デルタ スカイクラブ入室時は、受付でクレジットカード、パスポートなどの写真付き身分証明書、出発当日のデルタ航空搭乗券の3つを提示すればOKです。

成田空港のデルタ スカイクラブなら手荷物保安検査・出国手続き後の出発ゲート付近にあるので、フライト直前までくつろげるのが嬉しいですね。

 

TRUST CLUBカード共通の基本特典

VISAブランドのTRUST CLUBカードには「Visaプレミアム優待」という名の特典が付帯します。

後述する「Visaゴールドカード特典」を除き、Mastercardブランドも含めてTRUST CLUBカードのシリーズと、ほぼ共通の特典内容です。

海外・国内ホテル、空港ラウンジサービスなどトラベル特典を中心に多種多様なサービスを享受できます。

TRUST CLUB ゴールドカード会員が利用できる特典は次のとおりです。

特典・サービス名 内容
国内パッケージツアー割引 豊富な取り扱いブランドの国内パッケージツアーが最大5%割引
海外パッケージツアー割引 50種類以上のブランドの海外パッケージツアーが最大5%割引
海外ホテル予約サービス ウェスティン、シェラトン、ヒルトン、インターコンチネンタル、ホリデイ・イン、クラウンプラザ、マンダリン、オリエンタル、マリオットなど、世界の名門ホテルの予約依頼が可能。
海外ラグジュアリーホテル優待 TRUST CLUBカード会員限定の海外ラグジュアリーホテル優待を享受。
手荷物宅配サービス 海外旅行からの帰国時に会員1名につき1個まで無料宅配。対象空港は、成田、羽田、関空、中部。
空港ラウンジサービス 全国の主要空港ラウンジおよび海外1カ所の空港ラウンジが無料で利用可能。
JALエービーシー優待 「空港宅配(出発/到着宅配/往復)」「手荷物一時預かり(国際線)」「携帯電話レンタル」「ポケトークのレンタル」etc.において割引などの優待。
※対象空港:成田、羽田、関空、中部。
タイムズカーレンタル優待 全国に約460店舗以上を展開する「タイムズカーレンタル」で5%OFF
タイムズカー(カーシェアリング)優待 ◆カード発行手数料0円(通常1,650円)
◆月額基本料金3ヵ月0円(通常880円)※利用開始月〜
ハーツレンタカー優待(海外) 会員特別ディスカウント5%~20%割引
【割引適用地域】米国(ハワイを含む)、グアム、サイパン、カナダ、オーストラリア、ニュージランド、ヨーロッパ
JR東海エクスプレス予約サービス 紙の切符よりも割引運賃で利用できるなどお得に。
※年会費1,100円(税抜1,000)。
トラベルデスク(国内) 旅行プランや交通・宿泊施設の案内・手配を電話一本で網羅的に対応。
トラベルデスク(海外)
ゴルファー保険(有料) 安心してプレーを楽しむためのオプションのゴルファー保険。
コナミスポーツクラブ優待 全国のコナミスポーツクラブで、都度利用制、月会費制、どちらでも、特別価格
会員向けキャンペーン・特典 会員制フラッシュセールサイト「GILT」新規登録キャンペーンなど期間限定のお得なキャンペーン紹介ページ。
TRUST CLUBカード会員向け資産運用プラン 対象商品の申込みで定期預金に特別金利を適用。

ちなみにデルタ航空との提携カードではない、VISAブランドの通常の「TRUST CLUB ゴールドカード」に付帯する「プライオリティ・パス(年会費無料・都度料金)」は、デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードの場合、対象外なので気をつけてください。

 

空港ラウンジサービス

全国の主要空港ラウンジおよび海外1カ所の空港ラウンジが無料で利用できます。

本会員も家族会員もどっちも対象です。

入室の際は、対象の空港ラウンジの受け付けで、カードと当日の搭乗券を提示すればオッケー。

ラウンジにより多少提供サービスや設備は異なるものの、コーヒーやジュースなどのソフトドリンク、FAX・コピーなどを利用可能です。

ラウンジによっては、無料でビールなどのアルコールも楽しめたり、おつまみ程度のお菓子が出るラウンジもあります。

<関連記事>
TRUST CLUBカードの空港ラウンジの無料対象・使い方・注意点まとめ

 

Visaゴールドカード特典

Visaの4つのランク」の内「Visaゴールドカード特典」も同時に楽しめます。

特典 内容
Visaゴールド空港宅配 成田・羽田・中部・関空の国際線利用時に下記のお得な料金で手荷物を配送。
◆往路(出国時):1個目から20%OFF
◆復路(帰国時):1個目500円、2個目以降は15%OFF
Visaゴールド海外 Wi-Fiレンタル ◆通信レンタル料金が全プラン40%OFF
◆商品手配手数料(550円/件)が無料
Visaゴールド国際線クローク(一時預かり) 国際線を利用する際の手荷物一時預かりが以下の優待料金で利用可能
◆ゴールド会員:通常価格から15%OFF
◆プラチナカード、Infiniteカード会員:通常価格から20%OFF
ハワイ アトラクション施設優待 ◆ハワイの各種アトラクション施設が通常価格から10%~15%割引
ハワイ ホテル・コンドミニアム優待 ◆アクア-アストン・ホスピタリティーの対象ホテル・コンドミニアムが通常価格から最大15%割引
アラモレンタカー優待 ◆対象地域(ハワイ、グアム、アメリカ、カナダ)のアラモレンタカーが通常価格から15%割引
Visaプレミアムカーレンタル ◆プレミアム輸入車(メルセデス・ベンツ、BMW、アウディなど)のレンタル利用が一般料金から約15%OFF
ザ・コンコルド・ワインクラブ ◆ゴールド会員:特別ワインセットの購入
◆プラチナカード、Infinitiカード:上記特典に加えてテイスティングなどクラブイベント参加枠の提供
ビジネスウェア月額利用サービス着ルダケ優待 ◆各プランの初月の通常月額費が無料~25%割引

ただ、2021年5月時点のコロナ禍の現在では、優待を休止したり終了してしまったサービスもあるため最新状況は「Visaゴールドカード特典オフィシャルページ」でチェックしてください。

 

付帯保険

海外旅行傷害保険

海外旅行傷害保険は、最高7,000万円補償で利用付帯。

当然、家族カード会員も対象です。

お世話になりたくないですが、この中でよく利用される重要な傷害治療費用と疾病治療費用は、どちらも年間最高200万円補償とそこそこ充実。

保険の種類 保険金額(最高)
【付帯条件】 利用付帯
傷害死亡・後遺障害 7,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
賠償責任 3,000万円
携行品損害
※自己負担3,000円
1旅行30万円
※1つにつき10万円
救援者費用 100万円

(デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードの付帯保険パンフレット)

ただ、海外の医療費は、とても高額。

たとえば海外旅行で、よくある身体のトラブルといえば、グルメを楽しんだあとの食あたりや、観光中や何かしらのアクティビティを楽しんでいる最中などの転倒による骨折などのケガなどです。

これらで数日入院を余儀なくされただけでも300万円〜500万円、場合によってはさらに医療費がかさむケースもあります。(参考:ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データ

そんな大切な傷害治療費用と疾病治療費用が充実している無料カードは次のとおりになります。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンブルーアメックス)のみ25歳まで年会費無料、26歳から年会費が発生する点に注意してください。

カード例 傷害治療費用 疾病治療費用 付帯条件
TRUST CLUB ゴールドカード 最高200万円 最高200万円 利用付帯
エポスカード 最高200万円 最高270万円 自動付帯
横浜インビテーションカード 最高200万円 最高200万円 自動付帯
セゾンブルーアメックス 最高300万円 最高300万円 自動付帯

極論これらを、すべて保有していれば、海外の高額医療費をほとんどカバーできる水準にまで傷害治療費用と疾病治療費用の保険金額を引き上げることができます。

傷害治療費用と疾病治療費用については、他のカードの保険金額と合算することが可能だからです。

仮にあなたが表にあるカードを4枚保有していたとすれば・・・

① まずは「利用付帯」であるTRUST CLUB ゴールドカードで旅行代金を決済
その上で、海外旅行時に「自動付帯」の無料カード各種を携行

すると万一の際は、それぞれの保険金額を合算して・・・

と非常に高水準な保険金額に引き上げることができてしまいます。

もちろん、この考え方を応用して他の自動付帯のカードを保有して積み上げ式にさらに高水準に持っていくことも可能です。

同じカード会社が発行するクレジットカードの場合は保険金額を合算できないケースもあるので(例:NICOSカード)、必ず海外旅行前に規約などを見てお確かめください。

保険内容をより充実させたい場合は、三井住友トラストクラブが発行する「ダイナースクラブカードのシリーズ」や「TRUST CLUBカードのシリーズ」会員を対象とした有料オプションの「海外旅行保険プラス」を活用するのも一つの手段です。

特に中長期的な留学やワーキングホリデー、長期出張・赴任の際において、通常ルートで加入したときに比べてかなりお得に加入できます。

痒いところに手が届いたサービスといった感じ。(海外旅行保険プラスのパンフレット)

「海外旅行保険プラス」については以下のページで詳しく解説しています。

<関連記事>
ダイナースクラブ/TRUST CLUBカード会員は「海外旅行保険プラス」で長期旅行・出張・留学で保険料が超お得

また、海外旅行保険に標準付帯するサービスでは「海外緊急アシスタンスサービス」を利用可能です。

これは無論、先述したオプションサービスの「海外旅行保険プラス」を活用せずとも付帯するサービスとなっています。

海外旅行中に病気・ケガなどに遭われた際、24時間・年中無休でバックアップしてもらえます。

また、病気やケガの際には「海外からの緊急医療相談サービス」を利用できます。

東京海上日動が提携している世界各地の病院」にて、その場で自己負担することなく治療が受けられる「キャッシュレスメディカルサービス」もあります。

言葉の壁で対処に何かと苦慮する海外では、どれも頼もしいサービスですね。

サービス名 内容
エマージェンシーアシスタンス ・最寄の病院の案内・紹介
・往診医、医療通訳の手配
・病人、ケガ人の移送の手配
・救援者の渡航手続き、ホテルの手配
・ご遺体の現地での火葬、日本への搬送
・事故により遭難された場合の捜索・救助
・損害賠償を請求された場合の弁護士の紹介・手配
海外からの緊急医療相談サービス ・日本人医師による緊急医療相談
・留守宅への緊急メッセージの伝達
・応急措置、医療の選択・処方等の各種アドバイス
・外国人医師・病院との通訳
・医師・病院の紹介
キャッシュレス・メディカル・サービス 東京海上日動が提携している病院において、その場で自己負担することなく治療可能。治療費は、東京海上日動から提携病院へ直接支払われる。

(海外緊急アシスタンスサービスのパンフレット)

 

国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険は利用付帯で、傷害死亡・後遺障害の最高7,000万円の水準。

もちろん、家族カード会員も対象です。

しかも家族特約付きで、カード会員の家族にも最高1,000万円の傷害死亡・後遺障害の補償がつきます。

しかし、肝心の入院・通院・手術は付きませんのでご注意を。

(デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードの付帯保険パンフレット)

 

ショッピング保険

最高500万円ショッピング保険が付きます。

TRUST CLUBでは、バイヤーズ プロテクションまたは動産総合保険と呼びますが意味は一緒です。

家族カード会員も対象です。

年間で最高500万円補償というのは、プラチナカード〜ブラックカード級の水準であり、事実、上位カードの「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」と同水準です。

1品1事故につき1万円の自己負担があるものの、国内・海外の両方でのお買い物が対象で、カードで購入した、ほとんどの商品で、破損・盗難などの損害を購入日から90日間にわたって補償してもらえます。

万が一、損害を受けたら、通話料無料のフリーダイヤルに連絡すれば保険金請求書を送付してもらえます。

その際にカード利用控とともに必要添付書類を返送すればオッケー。

ちなみに、食品、動物、植物、自動車、金券類など一部、補償の対象外品目はありますが、他のクレジットカードの付くショッピング保険も似たような規定があるのでデメリットにはなりません。

年間500万円の補償に守られていれば、ほとんどの方がカバーできるのではないでしょうか。(デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードの付帯保険パンフレット)

 

各コールセンターの通話料がほぼ無料

年会費無料や安価なクレジットカードでは、問い合わせの際にかける電話の通話料が有料なケースも多いです。

そんな中、TRUST CLUBカードのシリーズでは、サポートや手配などのコールセンターが、有り難いことに、ほとんどが通話料無料のフリーダイヤルなので、通話料を気にすることなく電話できるのが嬉しいですね。

無料カードや格安年会費カードのコールセンターは、多くの場合、有料のケースが多いということですが、その割にすぐに繋がらないこともよくあり、その過程で無駄に通話料が発生してしまうこともよくあります。

ようやくオペレーターの方に繋がったかと思えば、案件によっては通話時間を費やすこともあるでしょうから、さらに料金がかさむことも・・・。

特に節約目的で年会費無料カードを作っている人は、本末転倒になってしまいますね。

上記を踏まえると、TRUST CLUBカードでは、すべてのコールセンターが通話料無料ではないにせよ、ほとんど無料なのは地味ながらも大きなメリットといえます。(TRUST CLUBカードお問い合わせ一覧

 

デメリット・注意点

利用可能枠がやや低め

1万円を超える年会費ながら利用可能枠(限度額)が「80万円~125万円」と一般カード並の水準にとどまる点に注意しましょう。

上記の利用可能枠は、いずれも公式サイトで公開されている内容です。

本会員1人で利用するならまだしも、家族カードも作成して、家族みんなでガンガン利用したら、限度額を圧迫するリクスもあるため気をつけてください。

 

楽天Edy/モバイルSuica/PASMO/ICOCAがポイント対象外に

すべてのTRUST CLUBカードのシリーズにおいて、2021年3月16日利用分から、楽天Edy・モバイルSuica・モバイルPASMO・SMART ICOCAへのチャージは、残念なことにマイル付与の対象外となります。

nanacoやWAON、PASMOは、もともとチャージ自体、不可能でした。

もし、未対応の電子マネーを利用するなら、利用する電子マネーに対応したクレジットカードを使えばOKです。

電子マネー 対応カード 還元率
楽天Edy リクルートカード 1.2%
楽天カード 0.5%
楽天PINKカード 0.5%
楽天ANAマイレージクラブカード 0.5%
楽天ゴールドカード 0.5%
楽天プレミアムカード 0.5%
楽天ブラックカード 0.5%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
nanaco セブンカード・プラス 0.5%
WAON イオンカードセレクト 0.5%
JALカードDC(Visa・Mastercard) 0.5%〜1.0%
JALカード TOKYU POINT ClubQ
JAL・JCBカード
モバイルSuica ビックカメラSuicaカード 1.5%
「ビュー・スイカ」カード 1.5%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
PASMO To Me CARD Prime PASMO 0.5%
ANA To Me CARD PASMO JCB 0.5〜1.0%
TOKYU CARD ClubQ JMB 1.0%
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード 0.5〜1.0%
OPクレジットカード 0.5%
JALカード OPクレジット 0.5〜1.0%
京王パスポートVISAカード 0.5%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
モバイルPASMO リクルートカード VISA/Mastercard 1.2%
オリコカード ザ ポイント 1.0%
Yahoo! JAPANカード 1.0%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
SMART ICOCA リクルートカード VISA/Mastercard 1.2%
オリコカード ザ ポイント 1.0%
Yahoo! JAPANカード 1.0%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%

上述したような「前払い方式(プリペイド型)」ではありませんが、事前チャージ不要で便利な「後払い方式(ポストペイ型)」のスマホ決済サービスである「Apple Pay(アップルペイ)」や、非接触型(コンタクトレス)決済サービスの「Visaのタッチ決済」を使えます。

Apple Payは、「QUICPay(クイックペイ)」および「QUICPay+(クイックペイプラス)」のマークがあるお店で利用可能です。(QUICPayの使えるお店一覧

Visaのタッチ決済」は、以下のようなロゴマークが掲示されているVisaのタッチ決済対応の加盟店のレジでカードをタッチするだけで、面倒なサインや暗証番号入力も不要でスピーディーにお支払いが可能です。

ただし、一定金額を超えるお支払いは、カードを挿入し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。

もちろん、Apple Payにせよ、Visaのタッチ決済にせよ、どちらの利用でも通常のクレジット払いと同様にマイルが貯まります。

あと、便利でお得なスマホ決済(QR・バーコード決済)に幅広く対応しているのも長所です。

たとえば、PayPay、d払い、楽天ペイ、Kyashなど主要なPayサービスに対応しています。

 

家族会員の一部対象外サービスに注意

デルタ スカイクラブラウンジに年3回(3人)まで無料で利用できるのは本会員のみであり、家族会員は対象外なので気をつけてください。

あと、保険関連についてですが、国内・海外の航空便遅延費用保険と外貨盗難保険は、本会員だけに付帯し、家族会員は対象外な点もご注意を。

 

審査基準・難易度

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードの場合、公式でも発表されている通り、

入会の目安 25歳以上 年収400万円以上

と記載があります。

入会申込前に同カードの仕様上、デルタ航空のスカイマイルへの登録が必要です。

登録方法については以下のページで解説しています。

<関連記事>
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナ/ゴールド VISAカード新規入会キャンペーン最新

 

話を戻して、ここで言う年収とは手取りではなく税金や社会保険料などが差し引かれる前の「総支給額」を指します。

総支給額は、年末に受け取る「源泉徴収票」にある「支払金額」でチェック可能です。

総支給額と差し引かれた後では、かなり年収も違ってきますが、手取金額 × 12ヶ月というわけではないので、この点は安心。

また、年収400万円以上といえば、だいたい30代の会社員の平均年収に相当します。

つまり、上述通り入会目安も明記されていることも踏まえて、年収400万円以上で安定的な継続収入があれば、過去、直近5年(※)の間にクレヒスにおいて支払遅延・滞納などの事故歴がない限りは、審査にパスする可能性は高いと言ってもいいでしょう。

※なぜ5年なのかというと個人信用情報機関「CIC」では支払遅延や延滞などの情報が5年間記録されるからです。

もちろん、25歳以上・年収400万円以上を満たしていても100%審査通過することを保証するものではありません。

あと、厳密な審査基準は非公開であるため、100パーセント確証があるわけではないですが、一般的には次のような条件を満たしていれば通りやすいといわれます。

●勤続年数は最低でも1年以上が理想
●継続的な安定収入がある(高年収であるほど有利)
●過去に支払いの延滞・遅延、自己破産などクレヒス上で事故歴がない
●リボ払いなどの多額な借金がないこと
●半年以内に複数枚カードの申込みをしていないこと
●大量にカードを保有していないこと
●キャッシング枠をあえて「希望しない」で申込むこと

 

発行スピード・日数

発行までの日数は、カード申込→審査通過→到着までは、約1~2週間となっています。

もちろん、申し込みのタイミングや属性によっては、早いケースだと1週間で発行されることもありますし、時間がかかる場合だと3週間などの時間を要することもあります。

ちょっとでも早く手にしたいなら、支払口座と本人確認書類の提出をオンラインで済ませてしまいましょう。

 

まとめ

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードは、パッと見の年会費は決して安くはないですが、以下の特典・スペックが付帯することを考えれば年会費以上の価値あるカードだと言えます。

100円(税込)で1.3マイル貯まり、1.3%の高還元率で、スカイマイルがザクザク貯まる!
スカイマイルの有効期限は無期限
豪華絢爛なデルタ スカイクラブラウンジを年間3回まで無料で利用OK!
TRUST CLUB ポイントモール経由でネット通販がオトク(※キャッシュバック選択必須)
海外・国内旅行傷害保険が最高7,000万円補償!
ショッピング保険は最高500万円補償とプラチナカード級!
Visaゴールドカード優待すべて利用OK!

etc.

同カード単体に付く特典に加えて、Visaゴールドカード会員優待を同時に楽しめる点も見逃せません。

また、家族会員となれば、たとえば付帯保険の補償額が減額されるなど、本会員に比べてサービス対象範囲が限定されるケースもしばしばですが、同カードなら、ほとんど全て本会員同様の内容そのままに優待を受けることができるのも大きいです。

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードでは、スカイマイルを大量に獲得できる新規入会キャンペーンを開催していますので、入会予定の方は、もらえる分は全て受け取りましょう!

カード入会時は「デルタ航空スカイマイル会員登録(無料)」が必須。登録方法については以下の記事で解説しています。

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デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナ/ゴールド VISAカード新規入会キャンペーンの詳細

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