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TRUST CLUBカード全種類の違いを比較!おすすめはどれ?

「TRUST CLUBカード」という三井住友トラストクラブが発行するクレジットカードがあります。

TRUST CLUBカード全体の大きな特長として、ポイントの有効期限が無期限、グルメ・トラベル・エンタメなど、多彩なジャンルの特典、充実の付帯保険が高い人気を集めています。

カードランクは、格安ゴールド/プラチナカード、ゴールドカード、ワールドMastercard、プラチナカード、ワールドエリートMastercard資格のステータスが付帯するカードなど豊富なラインナップなので自分に最適な一枚を探せます。

当記事ではTRUST CLUBカードのシリーズについてまとめて解説します。

<公式サイト>
TRUST CLUB プラチナマスターカード 最新キャンペーン
TRUST CLUB ワールドカード 最新キャンペーン
TRUST CLUB ワールドエリートカード 最新キャンペーン
TRUST CLUB エリートカード 最新キャンペーン
TRUST CLUB ゴールドカード 最新キャンペーン
TRUST CLUB プラチナ Visaカード 最新キャンペーン
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード 最新キャンペーン
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード 最新キャンペーン

 

TRUST CLUBカード全種類

三井住友トラストクラブでは、国際ブランドが「Diners Club」の「ダイナースクラブカードのシリーズ」だけでなく「Mastercard」と「Visa」ブランドのクレジットカードも発行しています。

それが、以下のようなTRUST CLUBカードのシリーズです。

項目 カード名
Mastercard TRUST CLUB プラチナマスターカード
TRUST CLUB ワールドカード
TRUST CLUB ワールドエリートカード
VISA TRUST CLUB エリートカード
TRUST CLUB ゴールドカード
TRUST CLUB プラチナ Visaカード
航空系カード デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード
追加カード 家族カード
TRUST CLUB ETCカード

ちなみに以前は「TRUST CLUB クリア マスターカード」と「TRUST CLUB クリア Visaカード」もありましたが、現在は新規会員募集を終了しています。

前述のとおり「TRUST CLUBカードのシリーズ」で選べる国際ブランドは「Visa」or「Mastercard」の2択。

どちらも7大国際ブランドの中でも、国内外においてトップクラスの加盟店数を誇るので、この点は問題ありません。

国際ブランド 加盟店数(約) 世界シェア
(決済回数または決済額)
本社所在地
VISA 5,290万ヵ所以上 約50% アメリカ
Mastercard 5,290万ヵ所以上 約26% アメリカ
JCB 3,500万ヵ所以上 約1% 日本
American Express 2,330万ヵ所以上(予測値) 約3% アメリカ
Diners Club 3,210万ヵ所以上 約1%未満 アメリカ
Discover 4,400万ヵ所以上 約1%未満 アメリカ
UnionPay(中国銀聯) 5,200万ヵ所以上 約20% 中国

※JCBは公式サイトでの2020年9月末日時点のデータ。UnionPayは2021年3月時点でのデータ。それ以外は2018年度のNilson Report(ニルソンレポート)による。

 

年会費を比較

TRUST CLUBカード全種類の年会費は次のとおりです。

カード名 国際ブランド 年会費
本会員 家族会員
TRUST CLUB プラチナマスターカード Mastercard 3,300円(税抜3,000円) 無料
TRUST CLUB ワールドカード 13,200円(税抜12,000円) 無料
TRUST CLUB ワールドエリートカード 143,000円(税抜130,000円) 無料
TRUST CLUB エリートカード Visa 3,300円(税抜3,000円) 無料
TRUST CLUB ゴールドカード 13,200円(税抜12,000円) 無料
TRUST CLUB プラチナ Visaカード 38,500円(税抜35,000円) 無料
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード 19,800円(税抜18,000円) 9,900円(税抜9,000円)
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード 44,000円(税抜40,000円) 無料

TRUST CLUBカードのシリーズでは、有り難いことに、ほとんどの種類で年会費永年無料です。

家族カードは「本会員の配偶者の方、18歳以上の子供、両親」が発行できます。

<TRUST CLUB ETCカードの年会費>は、嬉しいことに永年無料であり、発行手数料も不要です。

ETCカードの年会費、または発行手数料がかかるクレジットカードも多いのでこれもメリットです。

本カード1枚に対してETCカード1枚しか作れないカードが多い中、TRUST CLUB カードのシリーズでは、5枚まで発行可能となっています。

同じ発行会社(三井住友トラストクラブ)である「ダイナースクラブカード」と同じ仕様です。

 

還元率を比較

TRUST CLUBカードの利用で貯まるポイント名称は「TRUST CLUB リワードポイント」です。

ポイントの貯まり方・還元率は種類により異なり、カード利用1回につき100円(税込)あたり2~4ポイント貯まります。

デルタ航空との提携のTRUST CLUBカードでは、100円につき1.3~1.5の「スカイマイル」が貯まります。

したがって、基本ポイント還元率は2~4%と一見すると高還元に思えますが、1ポイントの価値は使い方・交換先によって変動するため、1ポイントの価値は実質0.20円~0.413円ほどとなり、実質的な還元率は最大0.5~1.66%程度となります。

ポイント交換先 交換単位 交換先金額 1Pの価値
次年度年会費充当 8,000〜346,000 3,300〜143,000 0.4125〜0.413
キャッシュバック 8,000 2,000 0.25
楽天スーパーポイント 5,000 1,000 0.20
Tポイント 4,000 1,000 0.25
Amazonギフト券 8,000 2,000 0.25
スターバックスカード チャージ 8,000 2,000 0.25
スターバックスカード 20,000 5,000 0.25
JTB旅行券 20,000 5,000 0.25
びゅう商品券 20,000 5,000 0.25
HIS商品券SKY 20,000 5,000 0.25
JCBギフトカード(千円券5枚) 20,000 5,000 0.25
JCBギフトカード(5千円券6枚) 120,000 30,000 0.25

上記以外にも、旬のアイテムと交換できますが、有形商品という性質上、どうしても配送費などの中間コストが発生することもあってか、交換レートは良くないためオススメしません。

したがって、次年度の年会費充当をはじめ、他社ポイント、キャッシュバック、金券類への交換が一押し。

TRUST CLUBカード各種の実質ポイント還元率をまとめると以下のとおりになります。デルタ スカイマイルTRUST CLUB VISAカードのシリーズのみ1マイル1.5円換算です。

カード名 国際ブランド 100円あたり 実質還元率
TRUST CLUB プラチナマスターカード Mastercard 2ポイント 0.5%~0.825%
TRUST CLUB ワールドカード 3ポイント 0.75%~1.2375%
TRUST CLUB ワールドエリートカード 4ポイント 1.00%~1.65%
TRUST CLUB エリートカード Visa 2ポイント 0.5%~0.825%
TRUST CLUB ゴールドカード 3ポイント 0.75%~1.2375%
TRUST CLUB プラチナ Visaカード 4ポイント 1.00%~1.66%
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード 1.3マイル 1.95%
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード 1.5マイル 2.25%

家族会員の利用分も本会員のポイントに合算されます。

家族カードの利用もあれば、お目当ての交換先に早く手が届くので有効利用しましょう。

「TRUST CLUB プラチナマスターカード」と「TRUST CLUB エリートカード」の2券種は、リボ払いすると100円につき+1ポイントの優遇があります。

しかし、利用残高に応じて実質年率15%のリボ手数料(月利1.25%)が発生するので、特別な事情でもない限りはオススメできません。

一回払いから「あとからリボルビング」へ変更した場合は、リボ払いではなく通常利用分(100円につき2ポイント)になります。

 

リワードポイントもデルタ航空スカイマイルも有効期限が無期限

クレジットカードで貯まるポイントの有効期限というと、ほとんどが1年〜5年、航空マイルにしても例えば、ANAやJALも通常3年(36ヶ月)という設定です。

ただ、TRUST CLUB リワードポイントも、デルタ航空提携カードで貯まるスカイマイルも、いずれも有効期限が無期限というのは、かなり大きなアドバンテージです。

期限が迫り、無理やり使うといったことをしなくてもいいですので。

自分のペースで使い道をじっくり選べます。

 

この他「ボーナスリワードポイント」や会員専用ポイントサイト「TRUST CLUBポイントモール」など、お得な貯め方や、使い方について以下の記事で解説しています。

<関連記事>
● TRUST CLUBリワードポイントのお得な貯め方、交換先・使い方まとめ

 

デルタ航空の「スカイマイル」については次の記事で解説しています。

<関連記事>
デルタ航空スカイマイルのお得なマイルの貯め方と使い方・交換先まとめ

 

空港ラウンジサービス

TRUST CLUBカード全種類では、全国の主要空港ラウンジおよび海外1カ所の空港ラウンジが無料で利用できます。

本会員も家族会員もどちらも対象です。

入室の際は、対象の空港ラウンジの受け付けで、カードと当日の搭乗券を提示すればオッケー。

ラウンジにより多少提供サービスや設備は異なるものの、コーヒーやジュースなどのソフトドリンク、FAX・コピーなどを利用可能です。

ラウンジによっては、無料でビールなどのアルコールも楽しめたり、おつまみ程度のお菓子が出るラウンジもあります。

ただし、下位カードの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」と「TRUST CLUB エリートカード」の2券種は、一部、無料利用の対象外のラウンジもあるため気をつけてください。

この辺のことも含めて、TRUST CLUBカード提供ラウンジの詳細については以下の記事で解説しています。

<関連記事>
TRUST CLUBカードの空港ラウンジの無料対象・使い方・注意点まとめ

 

プライオリティ・パス

「TRUST CLUB ゴールドカード」と「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」に限り「プライオリティ・パス」を年会費無料で追加発行できます。

「デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード」と「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」は対象外なので念の為。

その代り上記2券種のデルタ航空提携カードは後述する「デルタスカイラウンジ」を使えるといった具合です。

話を戻して「プライオリティ・パス」は、世界148ヶ国、600を超える都市にある1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できるサービスとなっています。

ただし、本会員のみが対象で家族会員は対象外です。

あと、TRUST CLUB ゴールドカードの方は「スタンダード会員」としての登録なので、本会員も家族会員も同伴者も、空港ラウンジの利用の都度いずれも32米ドルが発生する点は注意しましょう。

本来必要な年会費99米ドルが無料なのはメリットなんですがね。

ランク 年会費 ラウンジ利用料 同伴者料金
スタンダード 99USドル 32USドル 32USドル
スタンダード・プラス 299USドル 32USドル
※年10回まで無料
32USドル
プレステージ 429USドル 無料 32USドル

一方のTRUST CLUB プラチナ Visaカードは、プレステージ会員として登録可能なので、本会員は年中、無料で使い放題できます。

2021年4月から、プライオリティ・パスの有効期限は発行日より1年間に変更となっています。申込み初年度は、1年間自動更新されます。

2年目以降は、更新月の3か月前から過去2年間のプライオリティ・パスの利用があれば、そのまま1年間自動更新される仕組み。

万が一、利用がなければ、更新が停止となるので注意しましょう。停止後に利用したい場合は、「TRUST CLUBカードのコールセンター」に連絡すればOK。

プライオリティ・パスに関する詳細は以下のページで解説しています。

<関連記事>
プライオリティ・パス特典が付帯するクレジットカード!家族会員・同伴者無料の対応状況も比較
プライオリティ・パスは必要か?利用して思ったメリット・デメリット最新まとめ
プライオリティ・パスの使い方と注意点まとめ!同伴者料金と子供料金も解説

 

LoungeKey(ラウンジ・キー)

「TRUST CLUB ワールドカード」と「TRUST CLUB ワールドエリートカード」では、先程の「プライオリティ・パス」に似た空港ラウンジサービスである「LoungeKey(ラウンジ・キー)」を、どちらも年会費無料で利用できます。

LoungeKey(ラウンジ・キー)とは、世界100ヵ国、500以上の都市で1,100ヵ所以上の空港ラウンジを利用できるラウンジサービスです。

ただし、TRUST CLUB ワールドカードの方は、カード会員であっても1回のラウンジ利用につき32米ドル必要です。

料金/カード名 TRUST CLUB ワールドカード TRUST CLUB ワールドエリートカード
年会費 無料 無料
利用料 本会員 1回32USドル 無料(無制限)
家族会員 1回32USドル 無料(無制限)
同伴者 1回32USドル 1名無料(以降1名32USドル)

提携の空港ラウンジ数こそ世界1,300以上のラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」には劣るものの、ラウンジ・キーなら家族会員も対象なのはメリットですね。

ラウンジ・キーの詳細は以下の記事でまとめています。

<関連記事>
LoungeKey(ラウンジ・キー)の使い方を解説!プライオリティ・パスとの違いも比較

 

デルタ スカイクラブラウンジ

「デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード」と「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」の2券種なら、デルタ航空の航空会社ラウンジである「デルタ スカイクラブラウンジ」を利用できます。

ただし、本会員のみで家族会員は対象外です。

家族会員は対象外なのは残念ではありますが、本会員カードで、以下のようにカード券種により年に3回(人) or 6回(人)まで無料で利用することが可能です。

同伴者としてカウントされるのは2歳からです。

たとえば「デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード」の本会員は、配偶者と2歳以上のお子様1人の3人なら利用回数3回とカウントされます。

★デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード:年3回または3名無料
★デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード:年6回または6名無料

 

もちろん、本会員のカードがあれば友人や恋人、出張時に同行する同僚・部下などと一緒に入ることも可能です。

さすがに「じゃあちょっと行って来るわ」ヽ(*´・ω・`*)ノ

と言って、自分1人で入るわけにはいきませんからね。

 

無料で入れる年間の上限3回を超えた利用分については1人あたり3,300円(税抜3,000円)の支払いで入室可能です。

デルタ スカイクラブは、日本国内の成田空港をはじめ、アメリカの主要都市にある空港に設置されています。

ちなみに2021年春頃には羽田空港にもオープン予定です。(デルタ航空公式サイト詳細

ラウンジのグレードは、ビジネスクラス以上で入れるラウンジに相当するため、いわゆるクレジットカード会社提供ラウンジに比べてサービスや設備が充実しています。

デルタ スカイクラブで利用できるサービスは空港ごとに多少の異なりますが、概ね次のようなサービスを享受できます。

ソフトドリンク(コーヒー、紅茶、コカコーラ、オレンジジュース、緑茶、ウーロン茶など)
アルコール(ビールやワイン、日本酒、洋酒など)
ビジネスクラス以上のラウンジならではの軽食ビュッフェ
デザート類
無料Wi-Fi
電源コンセント
パソコンが備え付けられたビジネスデスク
テレビ・新聞・雑誌
シャワー設備
etc.

デルタ スカイクラブ入室時は、受付でクレジットカード、パスポートなどの写真付き身分証明書、出発当日のデルタ航空搭乗券の3つを提示すればOKです。

成田空港のデルタ スカイクラブなら手荷物保安検査・出国手続き後の出発ゲート付近にあるので、フライト直前までくつろげるのが嬉しいですね。

<関連記事>
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードのメリット・デメリット最新まとめ
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカードのメリット・デメリット最新まとめ

 

国際線の空港手荷物無料宅配

海外旅行や出張など、国際線利用時は、手荷物宅配サービスを無料で利用できるTRUST CLUBカードもあります。

対象空港は、成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港の4つ。

カード名 国際ブランド 無料回数
TRUST CLUB プラチナマスターカード Mastercard
TRUST CLUB ワールドカード 往復2個
TRUST CLUB ワールドエリートカード 往復3個
TRUST CLUB エリートカード Visa
TRUST CLUB ゴールドカード 帰国時1個
TRUST CLUB プラチナ Visaカード 往復1個
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード 帰国時1個

スーツケースの配送料金は何かしらの割引があっても1,600円~2,100円前後はしますので、海外旅行や出張にいく度に確実にお得を取れるのは大きなメリットです。

海外渡航時に重たい荷物をひいて、あちこち移動するといったことから解放されるのは大助かりです。

帰国時にお土産などの荷物が思いの外、増えてしまった時は、有料ですがダンボールを宅配カウンターで買えます。

下位カードを中心に無料宅配は対象外である券種もあるものの、各国際ブランドが提供の手荷物宅配などの優待サービスも利用可能です。

これなら下位カードでも使えます。

Mastercardの場合は、帰国時に手荷物1個まで対象空港から自宅などの指定先まで500円で発送してもらえます。また、1着につき10%割引の空港クローク優待サービスも利用可能です。

Visaブランドは、帰国時に手荷物1個まで500円、2個目以降を正規料金から15%割引で利用できます。出国時も1個目から正規料金より15%割引です。

プラチナカードなら、出国時・帰国時のどちらも2個まで1個500円、3個目以降を正規料金から20%割引で配送してもらえます。

 

コート(防寒具)預かりサービス

「TRUST CLUB ワールドカード」「TRUST CLUB ワールドエリートカード」「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」の4券種は、コートお預かりサービスを利用できます。

海外現地で必要のないかさばるアウターなどを対象空港のサービスカウンターに1着無料で預けることが可能です。

日本が冬の寒い時期で、渡航先現地が温暖の場合に役立ちます。

対象空港は、先程の手荷物配送サービスと同様に成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、羽田空港の主要4空港です。

カード会員1名につき1着まで無料でサービスを受けられます。

預かり可能期間は、受付日から30日まで。30日間あれば、ほとんどのトラベラーはカバーできるのではないでしょうか。お得です。

出発階にある出国宅配サービスのお引き取りカウンター、または到着階にある入国宅配サービスのお申込みカウンターで受け付けています。

帰国時の引渡し場所は、到着階にある入国宅配サービスのお申込みカウンターです。

利用時は、先程挙げた対象のTRUST CLUBカードのどれかと、航空券などの提示が必須となります。

ただ、個人的には、ユニクロなどの持ち運べるダウンジャケットがあればなんとかなって、利用する必要もなかったりもするので、先程の手荷物宅配サービスよりも利用価値は低いですね。

無料で利用できる分には嬉しいですが。

 

コース料理1名無料サービス

以下のTRUST CLUBカードには、いわゆる人気ダイニング特典の「コース料理1名無料サービス」が付帯します。

対象の高級レストランで2名以上の利用で1名分無料となるサービスです。

カード名 特典名 対象店舗数
TRUST CLUB プラチナマスターカード ダイニング by 招待日和 250以上
TRUST CLUB ワールドカード
TRUST CLUB ワールドエリートカード
TRUST CLUB プラチナ Visaカード TRUST CLUB ダイニングセレクション 280以上
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード

Mastercard Taste of Premiumの「ダイニング by 招待日和」の方は、月2回までという利用制限があります。

「TRUST CLUB ダイニングセレクション」は、ダイニング特典に強みのある「Diners Club」の「エグゼクティブ ダイニング」の同一内容です。

ダイナースクラブカードのシリーズもTRUST CLUBカードのシリーズも同じ発行会社(三井住友トラストクラブ)ですから。

「TRUST CLUB ダイニングセレクション」の方は、6名以上の利用でコース料理2名分が無料になる「グループ特別プラン」もあります。

1店舗につき半年に1回(「4月~9月」と「10月~3月」基準)の利用となります。

たとえば、2022年4月~9月末、2022年10月~2023年3月末までに各1回ずつ利用できるということ。

合計の利用回数に制限もありません。

対象店舗全店で半年間に1回ずつ無料サービスを受けられます。

極論、10万円分浮かせることも可能です。

対象店舗は入れ替わりもあるため、時期により増減するこもありますが、他の類似競合サービスも含めると、だいたい以下の数で推移しています。

サービス名 付帯カード例 店舗数
ダイナース エグゼクティブダイニング ダイナースクラブカード全種類 約280店舗
プレミアム エグゼクティブ ダイニング ダイナースクラブ プレミアムカード
ANAダイナース プレミアムカード
約380店舗
TRUST CLUB ダイニングセレクション TRUST CLUB プラチナ Visaカード
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード
約280店舗
Mastercard Taste of Premium ダイニング by 招待日和 ラグジュアリーカード チタン
ラグジュアリーカード ブラック
ラグジュアリーカード ゴールド
ラグジュアリーカード ブラックダイヤモンド
TRUST CLUB プラチナマスターカード
TRUST CLUB ワールドカード
TRUST CLUB ワールドエリートカード
ジャックスカードプラチナ
オリコカード・ザ・プラチナ
オリコ EX Gold for Biz
約250店舗
ゴールド・ダイニング by 招待日和 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 約230店舗
2 for 1 ダイニング by 招待日和 アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
約230店舗
プラチナ・グルメセレクション MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
三菱UFJニコス株式会社が発行するプラチナの提携カード
三菱UFJニコス株式会社のフランチャイジー各社が発行するプラチナのカード
約230店舗
グルメ・ベネフィット JCBプラチナ
JCBザ・クラス
JAL・JCB プラチナ
約130店舗
プラチナグルメクーポン 三井住友カード プラチナ
エポスプラチナカード
約100店舗

前述のとおり、対象店舗はタイミングによって多少増減することもありますが、三井住友トラストクラブの「ダイナースクラブ エグゼクティブダイニング」または「TRUST CLUB ダイニングセレクション」がトップクラスの数で優位です。

有名レストラン1名無料サービスは、特に誕生日や記念日などのプライベートのディナーはもちろん、大切な会食などにもお得にはかどります。

<関連記事>
ダイニング by 招待日和はMastercard Taste of Premium人気グルメ特典!高級レストランのコース料理1名無料!

 

付帯保険を比較

TRUST CLUBカードの付帯保険は、シンプルに年会費の高さ・カードランクにより補償内容が充実し、保険の種類が増えるなど守備範囲も広くなります。

 

海外旅行傷害保険

「TRUST CLUB プラチナマスターカード」と「TRUST CLUB エリートカード」の海外旅行傷害保険は、同一の補償内容です。

もちろん、海外旅行傷害保険は、TRUST CLUBカード全種類において本会員も家族会員も対象。

保険の種類 最高保険金額
【付帯条件】 利用付帯
傷害死亡・後遺障害 3,000万円
傷害治療費用 150万円
疾病治療費用 150万円
賠償責任
携行品損害 1旅行30万円
※1つにつき10万円
※自己負担3,000円
救援者費用 50万円

 

「TRUST CLUB ワールドカード」と「TRUST CLUB ゴールドカード」と「デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード」の海外旅行傷害保険は、以下のように同一の補償内容となっています。

保険の種類 保険金額(最高)
【付帯条件】 利用付帯
傷害死亡・後遺障害 7,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
賠償責任 3,000万円
携行品損害
※自己負担3,000円
1旅行30万円
※1つにつき10万円
救援者費用 100万円

 

次に「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」と「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」の海外旅行傷害保険の内容です。

プラチナカードらしく家族特約も付帯します。

家族特約の対象者は、配偶者、生計を共にする同居の親族、生計を共にする別居の未婚の子です。

「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」の方は利用付帯であり、「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」の方は、傷害死亡・後遺障害の5,000万円の部分を除き全て自動付帯です。

この中で利用率が高い傷害・疾病治療費用が最高500万円補償はなかなかのもの。

他社のプラチナカードだと年会費数万円しても最高200万円〜300万円にとどまるケースも多くみられます。

保険の種類 保険金額(最高)
本会員/家族会員 家族特約
傷害死亡・後遺障害 1億円 1,000万円
傷害治療費用 500万円 500万円
疾病治療費用 500万円 500万円
賠償責任 5,000万円 5,000万円
携行品損害
※自己負担3,000円
1旅行100万円
(1つあたり10万円)
1旅行100万円
(1つあたり10万円)
救援者費用 500万円 500万円

 

最後に「TRUST CLUB ワールドエリートカード」ですが、年会費14万円以上するだけあり、ブラックカード級の超充実補償となっています。

無論、家族特約付きであり、すべて便利な自動付帯です。

ただし、家族特約では、重要な傷害・疾病治療費用が最高200万円補償にとどまる点には注意しましょう。

保険の種類 保険金額(最高)
本会員/家族会員 家族特約
【付帯条件】 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 1億円 1,000万円
傷害治療費用 1,000万円 200万円
疾病治療費用 1,000万円 200万円
賠償責任 1億円 2,000万円
携行品損害
※自己負担3,000円
1旅行100万円 1旅行50万円
救援者費用 500万円 200万円

 

「TRUST CLUB プラチナマスターカード」と「TRUST CLUB エリートカード」の海外旅行傷害保険の補償内容に話を戻しますが、重要な傷害・疾病治療費用がどちらも年間最高150万円ということでしたね。

何が言いたいかというと、海外の医療費は非常に高額なので、基本的にこの額だけではカバーしきれないと思った方が無難です。

たとえば海外旅行で、よくある身体のトラブルといえば、グルメを楽しんだあとの食あたりや、観光中や何かしらのアクティビティを楽しんでいる最中などの転倒による骨折などのケガなどです。

これらで数日入院を余儀なくされただけでも300万円〜500万円、場合によってはさらに医療費がかさむケースもあります。(参考:ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データ

そんな大切な傷害治療費用と疾病治療費用が充実している無料カードは次のとおりになります。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンブルーアメックス)のみ25歳まで年会費無料、26歳から年会費が発生する点に注意してください。

カード例 傷害治療費用 疾病治療費用 付帯条件
TRUST CLUB プラチナマスターカード 最高150万円 最高150万円 利用付帯
エポスカード 最高200万円 最高270万円 自動付帯
横浜インビテーションカード 最高200万円 最高200万円 自動付帯
セゾンブルーアメックス 最高300万円 最高300万円 自動付帯

極論これらを、すべて保有していれば、海外の高額医療費をほとんどカバーできる水準にまで傷害治療費用と疾病治療費用の保険金額を引き上げることができます。

傷害治療費用と疾病治療費用については、他のカードの保険金額と合算することが可能だからです。

仮にあなたが表にあるカードを4枚保有していたとすれば・・・

① まずは「利用付帯」であるTRUST CLUB プラチナマスターカードで旅行代金を決済
その上で、海外旅行時に「自動付帯」の無料カード各種を携行

すると万一の際は、それぞれの保険金額を合算して・・・

と非常に高水準な保険金額に引き上げることができてしまいます。

もちろん、この考え方を応用して他の自動付帯のカードを保有して積み上げ式にさらに高水準に持っていくことも可能です。

同じカード会社が発行するクレジットカードの場合は保険金額を合算できないケースもあるので(例:NICOSカード)、必ず海外旅行前に規約などを見てお確かめください。

保険内容をより充実させたい場合は、三井住友トラストクラブが発行する「ダイナースクラブカードのシリーズ」や「TRUST CLUBカードのシリーズ」会員を対象とした有料オプションの「海外旅行保険プラス」を活用するのも一つの手段です。

特に中長期的な留学やワーキングホリデー、長期出張・赴任の際において、通常ルートで加入したときに比べてかなりお得に加入できます。

痒いところに手が届いたサービスといった感じ。(海外旅行保険プラスのパンフレット)

「海外旅行保険プラス」については以下のページで詳しく解説しています。

<関連記事>
ダイナースクラブ/TRUST CLUBカード会員は「海外旅行保険プラス」で長期旅行・出張・留学で保険料が超お得

 

また、海外旅行保険に標準付帯するサービスでは「海外緊急アシスタンスサービス」を利用可能です。

これは無論、先述したオプションサービスの「海外旅行保険プラス」を活用せずとも付帯するサービスとなっています。

海外旅行中に病気・ケガなどに遭われた際、24時間・年中無休でバックアップしてもらえます。

また、病気やケガの際には「海外からの緊急医療相談サービス」を利用できます。

東京海上日動が提携している世界各地の病院」にて、その場で自己負担することなく治療が受けられる「キャッシュレスメディカルサービス」もあります。

言葉の壁で対処に何かと苦慮する海外では、どれも頼もしいサービスですね。

サービス名 内容
エマージェンシーアシスタンス ・最寄の病院の案内・紹介
・往診医、医療通訳の手配
・病人、ケガ人の移送の手配
・救援者の渡航手続き、ホテルの手配
・ご遺体の現地での火葬、日本への搬送
・事故により遭難された場合の捜索・救助
・損害賠償を請求された場合の弁護士の紹介・手配
海外からの緊急医療相談サービス ・日本人医師による緊急医療相談
・留守宅への緊急メッセージの伝達
・応急措置、医療の選択・処方等の各種アドバイス
・外国人医師・病院との通訳
・医師・病院の紹介
キャッシュレス・メディカル・サービス 東京海上日動が提携している病院において、その場で自己負担することなく治療可能。治療費は、東京海上日動から提携病院へ直接支払われる。

(海外緊急アシスタンスサービスのパンフレット)

 

国内旅行傷害保険

TRUST CLUBカードの国内旅行傷害保険は、券種により利用付帯と自動付帯に分かれるものの、すべて家族特約付きです。

以下<本会員と家族会員の年間の最高保険金額>です。

比較項目 付帯条件 死亡・後遺障害 入院 手術 通院
TRUST CLUB エリートカード 利用付帯 3,000万円
TRUST CLUB プラチナマスターカード 利用付帯 3,000万円
TRUST CLUB ゴールドカード 利用付帯 7,000万円
TRUST CLUB ワールドカード 利用付帯 7,000万円
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード 利用付帯 7,000万円
TRUST CLUB プラチナ Visaカード 利用付帯 1億円 1日5,000円 入院中:5万円
入院中以外:2.5万円
1日3,000円
TRUST CLUB ワールドエリートカード 自動付帯 1億円 1日5,000円 1日3,000円
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード 自動付帯
※一部利用
1億円
自動:5,000万円
利用:5,000万円
1日5,000円 1日3,000円

以下、<家族特約の最高保険金額>です。

対象者は、先程の海外旅行傷害保険と一緒で「配偶者、生計を共にする同居の親族、生計を共にする別居の未婚の子」に適用されます。

比較項目 付帯条件 死亡・後遺障害 入院 手術 通院
TRUST CLUB エリートカード 利用付帯 1,000万円
TRUST CLUB プラチナマスターカード 利用付帯 1,000万円
TRUST CLUB ゴールドカード 利用付帯 1,000万円
TRUST CLUB ワールドカード 利用付帯 1,000万円
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード 利用付帯 1,000万円
TRUST CLUB プラチナ Visaカード 利用付帯 1,000万円 1日5,000円 入院中:5万円
入院中以外:2.5万円
1日3,000円
TRUST CLUB ワールドエリートカード 自動付帯 1,000万円 1日5,000円 1日3,000円
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード 自動付帯 500万円 1日5,000円 1日3,000円

 

国内・海外の航空便遅延費用保険

「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」と「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」には、国内と海外に対応した航空便遅延費用保険が、「TRUST CLUB ワールドエリートカード」には、海外のみ航空便遅延費用保険が付帯します。

「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」と「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」は、国内外どちらも付帯するのはメリットですが、本会員のみに付帯し家族会員は対象外である点は気をつけましょう。

「TRUST CLUB ワールドエリートカード」は、国内は対象外ではあるものの家族会員にも付帯します。

海外と国内ではちょっと内容が異なるので、まずは海外から見てみましょう

海外の航空便遅延費用保険では、大きく【乗継遅延費用】、【出航遅延・欠航、搭乗不能費用】、【受託手荷物遅延費用】の3つとなっています。

あと、1回の事故について、下表の(a)から(c)に該当する費用を負担した場合、いずれか高い金額をお支払いされる形となります。

一つずつみてみましょう。

なお、先程挙げた3券種ともに補償額は同一内容で、すべて自動付帯ということは共通しています。

【乗継遅延費用】
保険金が支払われるシーン 航空便を乗継ぐ場合において、到着便の遅延によって出発便に搭乗できず、実際の到着時刻から6時間以内に代替となる航空便に搭乗できなかったために下記費用を負担した場合
支払われる保険金
(1回の遅延の金額)
被保険者が負担した費用 (a)宿泊施設の客室料 3万円
(b)交通費もしくは渡航先での各種サービス取消料 1万円
(c)食事代 5,000円
【出航遅延・欠航、搭乗不能費用】
保険金が支払われるシーン 搭乗予定の航空便について、次のいずれかの事由が生じ、出航予定時刻から6時間以内に代替となる航空便に搭乗でき
なかったために下記費用を負担した場合
●出航遅延
●欠航・運休
●搭乗予約受付業務の瑕疵(かし)による搭乗不能
支払われる保険金
(1回の遅延の金額)
被保険者が負担した費用 (a)宿泊施設の客室料 3万円
(b)交通費もしくは渡航先での各種サービス取消料 1万円
(c)食事代 5,000円
【受託手荷物遅延費用】
保険金が支払われるシーン ①出航地または乗継地において、被保険者が乗客として搭
乗する予定の航空便が、出発予定時刻から6時間以内に
出発せず、受託手荷物を受け取れなかった場合
②乗継地または目的地において、被保険者が乗客として搭
乗した航空便が乗継地または目的地に到着してから6時間
以内に受託手荷物を受け取れなかった場合
上記①、②によって下記費用を負担した場合
支払われる保険金
(1回の遅延の金額)
被保険者が負担した費用 (a)衣類購入費用 3万円
(b)生活必需品購入費用
(c)身の回り品購入費

つづいて、<国内の航空便遅延費用保険>の方を見てみましょう。

おさらいですが、国内の方は「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」と「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」に付帯し、こちらは利用付帯です。

保険の種類 補償内容 最高保険金額 保険金が支給される場合
【付帯条件】 利用付帯
乗継遅延費用 宿泊代・食事代 2万円 航空便が遅延した際に実際の到着時間から4時間以内に代替便を利用できなかった場合
出航遅延・欠航・搭乗不能費用 食事代 出航予定時間から4時間以内に代替便を利用できなかった場合
受託手荷物遅延費用 衣料購入費等 到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合で、到着後48時間以内に購入した場合
受託手荷物紛失費用 衣料購入費等 4万円 到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合を紛失とみなし、到着後96時間以内に購入した場合

先程、たとえば海外旅行傷害保険なら傷害治療費用と疾病治療費用が特に重要だと言いました。

ただ、これを入れたら航空便遅延費用保険の方が、むしろ重要と言っても過言ではありません。

もちろん、運に左右されるので一概に言えませんが、飛行機を利用する旅行にしゅっちゅう行っていたら、割と普通に遅延とか遭遇するときはしたりしますから。

 

外貨盗難保険

[1]TRUST CLUB プラチナ Visaカード
[2]デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード
[3]TRUST CLUB ワールドエリートカード

の3券種には、外貨盗難保険が付帯します。

 

[1][2]は本会員のみに付帯し、家族会員は対象外です。

[3]は本会員も家族会員も対象です。

全券種に共通して家族特約は付きません。

 

気になる保険内容は、海外旅行中に外貨の盗難に遭った場合、

年間10万円(1事故につき自己負担5,000円)まで補償してもらえる保険のこと。

上記は[1]〜[3]券種ともに共通で嬉しい自動付帯です。

特に事前に何かしらの手続きや旅行代金をカード支払っておく必要もありません。

 

ショッピング保険

TRUST CLUBカード全種類には、ショッピング保険が付帯します。

シリーズ中、TRUST CLUB ワールドエリートカードは「ショッピングリカバリー」、それ以外の券種は「バイヤーズ プロテクション」と呼びます。

全券種ともに、本会員・家族会員のどちらも対象、かつ国内、海外においてカードで購入したほとんどの商品における破損・盗難などの損害を購入日から90日間補償してもらえるという点においては共通しています。

あと、1事故につき1万円の自己負担があるという点も一緒。

年会費が最高額のTRUST CLUB ワールドエリートカードに限り、有り難いことにスマホやPCの損害も補償してもらえます。

他社のクレジットカードに付帯するショッピング保険だとスマホやPCは補償対象外というケースが大多数ですのでレアケースです。

この特長は、いわば「ダイナースクラブカードのシリーズ」の「ショッピングリカバリー」と同じ仕様ですね。

気になる年間の最高補償金額の違いは次のとおり。

カード名 最高保険金額 国際ブランド
TRUST CLUB プラチナマスターカード 50万円 Mastercard
TRUST CLUB ワールドカード 500万円
TRUST CLUB ワールドエリートカード 500万円
TRUST CLUB エリートカード 200万円 Visa
TRUST CLUB ゴールドカード 500万円
TRUST CLUB プラチナ Visaカード 500万円
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード 500万円
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード 500万円

万が一、損害があれば通話料無料のフリーダイヤルに電話すればOK。

「保険金請求書」を送付してもらえます。

あとは「必要添付書類」と「カードご利用控」とともに返送するだけ。

なお、食品、自動車、金券類、植物、動物など補償対象外の品目も一部あるものの、他社のクレジットカードに付帯するショッピング保険にも同様のことが言えるのでデメリットというわけではありません。

 

キャンセル プロテクション

①「TRUST CLUB ワールドカード」、②「TRUST CLUB ワールドエリートカード」、③「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」、④「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」の4券種には、ちょっと珍しいキャンセル プロテクションが付帯します。

いずれの券種も本会員・家族会員ともに対象です。

予約済みの旅行をキャンセルしたり、コンサートやスポーツ観戦などのチケットを買ってしまっていて行けなくなったときにキャンセル費用などの損害を補償してもらえます。

しかも本人だけでなく、同行するはずだった配偶者や子供の分も補償の対象となるから実用面も

キャンセル プロテクションの補償内容は次のとおり。

対象カードの中で、最も安い年会費の①「TRUST CLUB ワールドカード」のみ、いずれも半分の補償額です。

キャンセル事由 サービス提供時期と支払責任の関係 年間補償限度額
カード会員本人/配偶者/1親等以内の親族の死亡 死亡日から31日以内 10万円 20万円
カード会員本人/配偶者/1親等以内の親族の傷害・疾病による入院 入院開始日から31日以内 10万円 20万円
カード会員本人/配偶者または子の傷害による通院 通院開始日から7日以内 3万円 6万円

「1,000円」もしくは「キャンセル費用の10%に相当する額」のどちらか高い額の免責額、つまり自己負担(キャンセル事由1回につき)があります。

心強い保険ですが、通院の場合は、理由がケガの場合が対象となり、病気は対象外なのでご注意を。

 

各コールセンターの通話料がほぼ無料

年会費無料や安価なクレジットカードでは、問い合わせの際にかける電話の通話料が有料なケースも多いです。

そんな中、TRUST CLUBカードのシリーズでは、サポートや手配などのコールセンターが、有り難いことに、ほとんどが通話料無料のフリーダイヤルなので、通話料を気にすることなく電話できるのが嬉しいですね。

無料カードや格安年会費カードのコールセンターは、多くの場合、有料のケースが多いということですが、その割にすぐに繋がらないこともよくあり、その過程で無駄に通話料が発生してしまうこともよくあります。

ようやくオペレーターの方に繋がったかと思えば、案件によっては通話時間を費やすこともあるでしょうから、さらに料金がかさむことも・・・。

特に節約目的で年会費無料カードを作っている人は、本末転倒になってしまいますね。

上記を踏まえると、TRUST CLUBカードでは、すべてのコールセンターが通話料無料ではないにせよ、ほとんど無料なのは地味ながらも大きなメリットといえます。(TRUST CLUBカードお問い合わせ一覧

 

国際ブランドごとの独自特典

TRUST CLUBカードでは、カードの種類・ランクごとに用意された国際ブランドのオリジナル特典も利用可能です。

カード名 特典
TRUST CLUB プラチナマスターカード プラチナMastercard Taste of Premium
TRUST CLUB ワールドカード ワールドMastercard Taste of Premium
TRUST CLUB ワールドエリートカード ワールドエリートMastercard Taste of Premium
TRUST CLUB エリートカード Visaゴールドカード特典
TRUST CLUB ゴールドカード
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード
TRUST CLUB プラチナ Visaカード Visaプラチナカード特典
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード

国際ブランド独自特典については、Mastercardの方が充実しています。

具体的な特典・サービスについては以下の記事で解説しています。

<関連記事>
● Mastercard(マスターカード)の6ランクをワールドエリートまで徹底解説
マスターカードのTaste of Premiumの特典・対象のMastercardのクレジットカードまとめ
VISAカードの共通特典をランク別に解説

 

TRUST CLUBカード共通の基本特典

無論、TRUST CLUBカード共通特典・サービスも使えます。

ただし「」の付いた「Boingo Wi-Fi優待」はMastercard限定サービスです。

特典・サービス名 内容
国内パッケージツアー割引 豊富な取り扱いブランドの国内パッケージツアーが最大5%割引
海外パッケージツアー割引 50種類以上のブランドの海外パッケージツアーが最大5%割引
海外ホテル予約サービス ウェスティン、シェラトン、ヒルトン、インターコンチネンタル、ホリデイ・イン、クラウンプラザ、マンダリン、オリエンタル、マリオットなど、世界の名門ホテルの予約依頼が可能。
海外ラグジュアリーホテル優待 TRUST CLUBカード会員限定の海外ラグジュアリーホテル優待を享受。
Boingo Wi-Fi優待 MastercardのBoingo Wi-Fi専用サイトからの申込みで追加料金なしで利用可。
日本を含む世界100ヵ国100万ヵ所以上のホットスポットでインターネット接続が可能なWi-Fiサービス。
JALエービーシー優待 「空港宅配(出発/到着宅配/往復)」「手荷物一時預かり(国際線)」「携帯電話レンタル」「ポケトークのレンタル」etc.において割引などの優待。
※対象空港:成田、羽田、関空、中部。
タイムズカーレンタル優待 全国に約460店舗以上を展開する「タイムズカーレンタル」で5%OFF
タイムズカー(カーシェアリング)優待 ◆カード発行手数料0円(通常1,650円)
◆月額基本料金3ヵ月0円(通常880円)※利用開始月〜
ハーツレンタカー優待(海外) 会員特別ディスカウント5%~20%割引
【割引適用地域】米国(ハワイを含む)、グアム、サイパン、カナダ、オーストラリア、ニュージランド、ヨーロッパ
JR東海エクスプレス予約サービス 紙の切符よりも割引運賃で利用できるなどお得に。
※年会費1,100円(税抜1,000円)。
トラベルデスク(国内) 旅行プランや交通・宿泊施設の案内・手配を電話一本で網羅的に対応。
トラベルデスク(海外)
ゴルファー保険(有料) 安心してプレーを楽しむためのオプションのゴルファー保険。
会員向けキャンペーン・特典 会員制フラッシュセールサイト「GILT」新規登録キャンペーンなど期間限定のお得なキャンペーン紹介ページ。
TRUST CLUBカード会員向け資産運用プラン 対象商品の申込みで定期預金に特別金利を適用。

 

TRUST CLUB カードのデメリット・注意点

楽天Edy/モバイルSuica/PASMO/ICOCAがポイント対象外に

すべてのTRUST CLUBカードのシリーズにおいて、2021年3月16日利用分から、楽天Edy・モバイルSuica・モバイルPASMO・SMART ICOCAへのチャージは、残念なことにポイント付与の対象外となります。

nanacoやWAON、PASMOは、もともとチャージ自体、不可能でした。

もし、未対応の電子マネーを利用するなら、利用する電子マネーに対応したクレジットカードを使えばOKです。

電子マネー 対応カード 還元率
楽天Edy リクルートカード 1.2%
リクルートカードプラス
※新規募集停止中
2.0%
楽天カード 0.5%
楽天PINKカード 0.5%
楽天ANAマイレージクラブカード 0.5%
楽天ゴールドカード 0.5%
楽天プレミアムカード 0.5%
楽天ブラックカード 0.5%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
nanaco セブンカード・プラス 0.5%
セブンカード・プラス(ゴールド) 0.5%
WAON イオンカードセレクト 0.5%
JALカードDC(Visa・Mastercard) 0.5%〜1.0%
JALカード TOKYU POINT ClubQ
JAL・JCBカード
JMB WAON
JALマイル付与
JAL・JCBカード 0.5%〜1.0%
JALカードDC(VISA/Mastercard)
JALカード TOKYU POINT ClubQ
モバイルSuica ビックカメラSuicaカード 1.5%
その他ビューカードシリーズ 1.5%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
PASMO To Me CARD Prime PASMO 0.5%
ANA To Me CARD PASMO JCB 0.5〜1.0%
TOKYU CARD ClubQ JMB 1.0%
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード 0.5〜1.0%
OPクレジットカード 0.5%
JALカード OPクレジット 0.5〜1.0%
京王パスポートVISAカード 0.5%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
モバイルPASMO リクルートカード VISA/Mastercard 1.2%
オリコカード ザ ポイント 1.0%
Yahoo! JAPANカード 1.0%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%
SMART ICOCA リクルートカード VISA/Mastercard 1.2%
オリコカード ザ ポイント 1.0%
Yahoo! JAPANカード 1.0%
エポスカード 0.5%
エポスゴールドカード 0.5%〜1.5%
エポスプラチナカード 0.5%〜1.5%
JQ CARD エポスゴールド 0.5%〜1.5%

上述したような「前払い方式(プリペイド型)」ではありませんが、事前チャージ不要で便利な「後払い方式(ポストペイ型)」のスマホ決済サービスである「Apple Pay(アップルペイ)」に対応しています。

TRUST CLUBカードシリーズのApple Payでは「QUICPay(クイックペイ)」および「QUICPay+(クイックペイプラス)」のマークがあるお店で利用可能です。(QUICPayの使えるお店一覧

また、Visaブランドなら「Visaのタッチ決済」を、Mastercardなら「Mastercardコンタクトレス」という、次世代型の非接触型決済サービスにも対応しています。

もちろん、Apple Payにせよ、国際ブランドの非接触型決済サービスにせよ、いずれの利用でも通常のクレジット払いと同様にリワードポイント(デルタ航空提携カードはスカイマイル)が貯まります。

あと、TRUST CLUBカードなら便利でお得なスマホ決済(QR・バーコード決済)に幅広く対応しているのも長所です。

たとえば、PayPay、d払い、楽天ペイ、Kyashなど主要なPayサービスに対応しています。

この手のPayサービスは、高頻度でキャッシュバックや付与ポイントがアップするキャンペーンを実施しているので、他の決済手段に比べて得する機会が多いのが嬉しいですね。

 

航空マイルに交換不可能

「デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード」と「デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード」を除く「TRUST CLUBカードのシリーズ」では、貯めたリワードポイントをマイルに交換できないので注意しましょう。

同じ三井住友トラストクラブが発行する「ダイナースクラブカードのシリーズ」なら、一部を除きほとんどの券種で可能なんですがね。

 

結論:結局どれがおすすめのTRUST CLUBカード?

シンプルに年会費が高くなればなるほど付帯特典・保険などのスペックは充実するのは当然なので、ここでは”年会費に対するコストパフォーマンスの優秀さ”に焦点をあててオススメのTRUST CLUBカードをピックアップします。

では、コストパフォーマンの高さという側面において、あえてどの券種がオススメなのかというと「TRUST CLUB プラチナマスターカード」か「TRUST CLUB ワールドカード」でしょう。

「TRUST CLUB プラチナマスターカード」は、3,300円(税抜3,000円)でありながらも「Mastercard6つのランク」の内、最上位のワールドエリートMastercardから数えて3番目の「プラチナMastercard」の「Taste of Premium」特典を利用可能です。

個人用カードの中では、最安値の年会費で高級レストランの所定コース料理を2名以上の利用で1名無料になる人気ダイニング特典の「ダイニング by 招待日和」を楽しめるインパクトは絶大です。

Visaブランドの方の同じ年会費の「TRUST CLUB エリートカード」には、この手のグルメ優待は一切付帯しません。

また、日本国内を含む世界6大陸・100ヵ国・100万ヶ所以上のホットスポットでインターネットに無料接続可能なMastercard会員向けの「Boingo Wi-Fi(ボインゴ・ワイファイ)」も捨てがたいです。

あと、肝心の使えるお店もVISAもMastercardも加盟店数では大差ないため、その点も踏まえて「TRUST CLUB プラチナマスターカード」の方がオススメと言えます。

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次に同じくMastercardブランドの「TRUST CLUB ワールドカード」が一押しということでしたが、Visaブランドで同じ年会費13,200円(税抜12,000円)である「TRUST CLUB ゴールドカード」を比較すると、

コース料理1名無料、国際線の空港手荷物宅配サービス(往復 各2個まで無料)、Mastercard会員向け優待「Boingo WiFi」、キャンセル プロテクション、利用可能枠の上限額は、TRUST CLUB ワールドカードが勝ります。

利用可能な空港ラウンジ数は、プライオリティ・パスが(世界1,300ヵ所)、ラウンジ・キーが(世界1,100ヵ所)となっており、こちらはTRUST CLUB ゴールドカードに軍配があがります。

が、ただし、総合的にみると年会費の元の取りやすさも踏まえて、「TRUST CLUB ワールドカード」の方が、全般的なスペック・特典内容は上回っています。

また「Mastercard6つのランク」の内、マスターカード最上位ランクの「ワールドエリートMastercard」に次ぐ「ワールドMastercard」のステータスが付帯する点、「TRUST CLUB ゴールドカード」よりも「TRUST CLUB ワールドカード」の方がステータス性も上といっていいでしょう。

あと、肝心の使えるお店も先程の下位のTRUST CLUBカード同様にVISAもMastercardも加盟店数では大差ないため、その点も踏まえて「TRUST CLUB ワールドカード」の方が一押し。

TRUST CLUB ワールドカードについては以下のページで解説しています。

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