ダイナースクラブカードはApple Payを使える!Suicaチャージはポイント付与対象外
iPhone7、Apple Watch Series2以降の端末は「Apple Pay(アップルペイ)」を利用できます。
ダイナースクラブカードのシリーズは、他のクレジットカードは着々と対応していくなか、ずっと未対応でしたが、公式でも発表があったとおり2020年4月1日から使えるようになりました。
シリーズなので、ANAダイナースカード、JALダイナースカードなどの提携カードも、無論、対応しています。
さらに、ダイナースクラブ コンパニオンカード(一番ベーシックなダイナースクラブカードのみ)やビジネス・アカウントカードといった追加カードもApple Payを使えます。
ダイナースクラブカードに付与されるApple Payでは、後払い電子マネーの「QUICPay」の加盟店でのショッピング、Suicaチャージが可能です。
ただし、QUICPay(Apple Pay)利用分はポイント付与対象であるもののApple PayのSuicaチャージ利用分は、モバイルSuicaと一緒でポイント付与対象外となります。
本記事では、ダイナースクラブカードのApple Pay、Suicaチャージの際のポイント付与などについて解説します。
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【もくじ】
Apple Payは共通ポイントも搭載可能となり一層便利に
Apple Payの特徴や使い方などの詳細は以下で解説しています。
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● Apple Pay(アップルペイ)のメリット・デメリット、お得な使い方まとめ
Apple Payでは「Pontaポイント」や「dポイント」といった共通ポイントも搭載できるようになり、さらに便利になりました。
また、Apple Payを使って、モバイルSuicaに似たような仕組みで、iPhoneでお買い物を楽しんだり、電車やバスなどの交通機関に乗ることも可能。
Apple PayのSuicaでは、Suica定期券も使えて日常使いも便利。
Apple Payでは、他にもSuica、PASMO(モバイルPASMO)は使用できますが、SMART ICOCA、PiTaPaには未対応です。
Apple PayのQUICPay利用時はポイントが貯まる
ダイナースクラブカード(他のダイナースクラブカードのシリーズ含む)をApple Payに登録すると、QUICPayとして付与され、全国のQUICPay加盟店でショッピングを楽しめます。
クレジットカードだとサインや暗証番号の入力を求められるケースなら、スピーディに決済できてメッチャ楽なのでメリットは大きいです。
しかも、通常のクレジットカード決済時と同様にApple PayでのQUICPay利用でリワードポイント(一部航空系ダイナースクラブカードはマイル)も貯まりますので。
QUICPayは、セブン-イレブンやローソン、ファミリーマートetc.のコンビニ、イトーヨーカドーやイオングループetc.スーパーなどの誰もが知るような有名店でお買い物ができて非常に便利な電子マネーです。
この他、百貨店・商業施設、ドラッグストア、飲食店、ファッション、家電、本・CD/DVD、レジャー、交通機関、空港など、多種多様なジャンルのお店やサービスが加盟しています。
最新のQUICPayの使えるお店をチェックしたい場合は「QUICPayの使えるお店」ページをご覧ください。
その他、QUICPayの詳細については以下でまとめています。
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● QUICPay(クイックペイ)はnanacoでポイント多重取り可能!メリット・デメリットまとめ
なお、三井住友カード、イオンカード、dカード、セゾンカード、UCカード、ライフカード、ソフトバンクカードなどでは、Apple Payに設定すると「iD」の方が付与されます。
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● ドコモの電子マネー「iD」のメリット・デメリット、お得な使い方まとめ
iDとQUICPayの違いについては以下で比較しています。
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● iDとQUICPayの電子マネーの違いを比較!どっちがおすすめ?
アプリ・ネット決済機能は未対応
ダイナースクラブカード各種では、Apple PayのWalletアプリでのSuicaチャージ、アプリやインターネットでの決済は利用できません。
JR東日本のiPhone向けの「Suicaアプリ」の会員登録時にダイナースクラブカードを登録し、Suicaアプリのチャージ画面で「クレジットカード」を選択すればチャージ可能です。
そうは言っても、ポイントやマイルの付与は対象外なので、ダイナースクラブカードでApple Payを介してSuicaにチャージする意味はありません。
● VISA、Mastercard、JCB、アメックス:対応
● ダイナースクラブ:未対応
国際ブランドごとのApple Payの違いについては、以下でまとめています。
<関連記事>
● Apple Payの国際ブランドをの違いを比較!Suicaの対応状況などまとめ
Apple Pay利用時もポイントorマイル還元
「ダイナースクラブカードのシリーズ」は「Apple Pay」の「QUICPay」利用時は、リワードポイントorマイル還元を享受できます。
カード名 | 付与ポイント名 |
ダイナースクラブカード | ダイナースクラブ リワードポイント |
ダイナースクラブ プレミアムカード | |
ANAダイナースカード | ダイナースクラブ リワードポイント ★ANAマイルに無制限で交換OK |
ANAダイナース プレミアムカード | |
ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード | |
JALダイナースカード | JALマイル |
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード | デルタ航空スカイマイル |
MileagePlus ダイナースクラブカード | ユナイテッド航空 マイレージプラス |
MileagePlus ダイナースクラブカード ファースト | |
BMWダイナースカード | ダイナースクラブ リワードポイント |
BMWダイナース プレミアムカード | |
ダイナースクラブ ビジネスカード | ダイナースクラブ リワードポイント |
銀座ダイナースクラブカード | ダイナースクラブ リワードポイント |
銀座ダイナースクラブカード/和光 | |
ニューオータニクラブ ダイナースカード | ダイナースクラブ リワードポイント |
三井住友信託ダイナースクラブカード | ダイナースクラブ リワードポイント |
三井住友信託ダイナースクラブプレミアムカード |
ダイナースクラブカードの一般カードでは、1回の利用につき100円(税込)あたり1ポイント(還元率1%)貯まります。
ダイナースクラブ プレミアムカード各種の場合、100円あたり1.5ポイント(還元率1.5%)ですが、Apple Payでは1%還元なので気をつけてください。
オートチャージ未対応
ダイナースクラブカードのApple PayによるSuicaチャージはポイント付与対象外で、オートチャージもできません。
Apple PayのSuicaでオートチャージ可能なのは「ビューカードのシリーズ」のみです。
そのため、Apple PayのSuicaをよく利用する方は、合計還元率が1.5%になるビューカードが一押し。
カード名 | 一般加盟店 | Suicaチャージ | 主な特長 |
「ビュー・スイカ」カード | 0.5% | 1.5% | 定期券一体型。家族カードあり |
JRE CARD | 0.5% | 1.5% | アトレなどのJRE CARD優待店で約3.5%の高還元 |
ビックカメラSuicaカード | 1.0% | 1.5% | ビックカメラでSuica払いするとポイント2重取り |
ルミネカード | 0.5% | 1.5% | ルミネで5〜10%OFF |
ビューゴールドプラスカード | 0.5% | 1.5% | 東京駅ラウンジや年1回のプレゼント等の特典 |
大人の休日倶楽部ミドルカード | 0.5% | 1.5% | 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線5%OFFなど |
大人の休日倶楽部ジパングカード | 0.5% | 1.5% | 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線30%OFFなど |
「ビュー・スイカ」リボカード | 0.5% | 1.5% | リボ払い専用カード |
JALカードSuica | 0.5〜2% | 0.5〜1% | ●JRE POINTをJALマイルに交換可能 ●JALカード特約店はマイル2倍 |
JALカードSuica CLUB-Aカード | 0.5〜2% | 0.5〜1% | ●JAL CLUB-Aカード特典 ●JGCカード取得可能 |
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | 0.5〜2% | 0.5〜1% | ●ビューゴールドプラスカード特典 ●JAL CLUB-Aゴールドカード特典 ●JGCカード取得可能 |
ビューカードのシリーズの中でオススメを挙げるとすると、年1回の利用だけで年会費を無料化でき、基本ポイント還元率1%で、Suicaチャージ・JR東日本の定期券やきっぷ等の購入時は1.5%の高還元となる「ビックカメラSuicaカード」でしょう。
ダイナースクラブ コンパニオンカードもApple Payを利用可能
一番スタンダードなダイナースクラブカード限定で、Mastercardのクレジットカードを完全無料(年会費や発行手数料)で追加発行できる嬉しい特典があります。
● ダイナースクラブカード:ダイナースクラブ コンパニオンカード
● ダイナースクラブ プレミアムカード:ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード
上記のとおり、提携ダイナースクラブカードではないプロパーカード2券種が対象です。
ダイナースクラブ コンパニオンカードも本体カードと同様にApple Payに登録できます。
ちなみに「ダイナースクラブ コンパニオンカード」なら「TRUST CLUB プラチナマスターカード」、「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」だと「TRUST CLUB ワールドエリートカード」とほぼ同じスペックを有するコストパフォーマンスに優れたクレジットカードとなっています。
<関連記事>
● ダイナースクラブ コンパニオンカードとTRUST CLUB プラチナマスターカードの違いを比較
● ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカードとTRUST CLUB ワールドエリートカードを比較
コンパニオンカードもSuicaチャージのポイント付与対象外に
ダイナースクラブカード各種では、Apple PayのSuicaチャージにおける、ポイント付与は対象外です。
つまり、モバイルSuicaと一緒。
ちなみに、ダイナースクラブ コンパニオンカードなら2021年2月末までは、Suicaチャージでポイントが貯まり、1ポイント=1ANAマイルとして活用できていました。
が、ただし、2021年3月からは、ダイナースクラブ コンパニオンカードもSuicaチャージ時におけるポイント付与対象外となってしまいましたので気をつけてください。
ビジネス・アカウントカード(経費決済専用カード)
ダイナースクラブカード会員は、業務上の経費を効率的に精算できる「ビジネス・アカウントカード(経費決済専用カード)」というクレジットカードを追加発行できます。
ビジネスの出張・接待などの経費決済・管理が容易になります。
ビジネス・アカウントカードにもApple Payに登録可能で、スムーズな経費決算が可能です。
<関連記事>
● ダイナースクラブのビジネスアカウントカードは、個人事業主や法人の経費決済に便利!嬉しいオリジナル特典も
【デメリット】ダイナースクラブのApple Pay
ダイナースクラブカードのApple Payの場合、デバイスアカウント番号が1つであるため、Mastercard、JCB、アメックスと違って、国際ブランドの非接触型決済サービス(NFC Pay)に非対応です。
Visaブランドもダイナースクラブと一緒で非接触型決済はモバイル未対応。
つまり、Apple Payでは「ダイナースクラブ コンタクトレス(タッチ決済)」も「Visaのタッチ決済」も使えません。
また、ダイナースクラブ プレミアムカードやANAダイナース プレミアムカードなどダイナースクラブのブラックカードについては、通常利用時は還元率1.5%であるものの、Apple Pay利用時だと還元率1.0%に低下する点は注意してください。
さいごに
ダイナースクラブカードは、Apple Payに対応しており、登録すると便利な後払い電子マネーとして「QUICPay」が付与されます。
日本国内各地のQUICPay加盟店でお買い物をするとリワードポイント(還元率1%)が貯まります。(券種によってはポイントではなくマイル付与)
ダイナースクラブカードをApple Payに追加設定する方法は、以下のダイナースクラブ公式動画のとおり至って簡単です。
追加カードの「ダイナースクラブ コンパニオンカード」や「ビジネス・アカウントカード」もApple Payに追加可能なので、プライベートとビジネス用途で便利に使い分けできます。
しかし、ダイナースクラブカードの場合、Apple PayのSuicaチャージ分は、ポイントが付きません。
アプリやネット決済にも非対応です。
最もベーシックな「ダイナースクラブカード」と「ダイナースクラブ プレミアムカード」限定で完全無料で追加発行できる「コンパニオンカード」ならSuicaチャージ(ポイント付与対象外)もアプリ・ネット決済のいずれも可能となっています。
Apple PayのSuicaの詳細は以下でまとめています。
<関連記事>
● Apple PayのSuicaの年会費・オートチャージ・ポイント・使い方を解説
Apple PayによるSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードは、以下の記事でまとめています。
<関連記事>
● Apple PayのSuicaチャージでポイントは貯まるクレジットカードまとめ
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