
海外専用のポケットWiFiをレンタルしない方法で、スマートフォンやタブレットでインターネットに接続するには、中国の通信方式や周波数といった規格に対応したSIMフリースマホと、SIMカードでネットをするということになるでしょう。
日本のキャリア各社の海外パケ・ホーダイなどといったサービスもありますがここでは省きます。
このページでは、中国にはどんな通信事業者・キャリアがあり簡単な購入の手順、SIMカード選びのポイント、注意点をメインに解説します。
また、中国特有のネット規制による各種SNS利用規制や、一部サイトの閲覧制限などに対しても関係なく使えるようにする、
いわゆる金盾(きんじゅん)※回避、”壁越え”といった言い方もよくされますが、その為のSIMカード選びの方法や、どんなSIMカードがおすすめなのかなどについても説明していきたいと思います。
※英語ではGreat Fire Wall(グレートファイアウォール)と言います。
各項目にジャンプ!
- 1 中国で使えるSIMフリースマホ・SIMカードについて
- 2 中国の携帯キャリアの紹介
- 3 中国で格安SIMを利用にするには?
- 4 “現地SIMに対応した”SIMフリー端末があればOK!
- 5 どのキャリアのSIMカードがおすすめか?
- 6 SIMカード選びのポイント
- 7 ネット通販で事前購入するか? 現地で購入するか?
- 8 中国でも各種SNSが使えて、制限サイトも閲覧OKな壁越え”香港SIM”について
- 9 おすすめ香港版SIM!
- 10 初心者向け「7日間1GB」SIM
- 11 「チャイナモバイル(中国移動)香港版SIM」と日本のSIMフリースマホとの互換性は?
- 12 中国現地でSIMカードを購入するのに必要なものって?
- 13 購入から使用までの手順
- 14 購入時の注意点
- 15 現地でのSIMカードの購入場所は?
- 16 上海浦東空港のSIMカード購入場所
- 17 それでもSIMにするか迷ったら
- 18 中国への長期滞在者や引越しする人は中国キャリアと直接契約しよう
- 19 日本のスマホは中国キャリア、SIMでも使えるか?
- 20 中国で契約したプランとSIMの注意点
- 21 中国で携帯電話を契約するのに必要なもの
- 22 契約の流れ
- 23 SIMカードのプランはどうする?
- 24 追加チャージ(リチャージ)する方法
- 25 <海外用ポケットWi-Fiレンタルサービス>
- 26 <旅行総合サイト>
- 27 <クルーズツアー専門の予約サイト>
- 28 【みんたび】国内旅行パンフレットが5冊無料!
- 29 <国内ホテル予約に特に強い>
- 30 <国内・海外両方のホテル予約に強い>
- 31 <国内・海外両方の航空券を予約可能なサイト>
- 32 <国内航空券の予約に強いサイト>
- 33 <海外航空券の予約に強いサイト>
- 34 <オプショナルツアーの予約に強いサイト>
- 35 <ダイビングライセンス取得>
- 36 <国内レストラン予約・口コミサイト>
- 37 <レンタカー予約に強いサイト>
- 38 <海外用ポケットWi-Fiレンタル・SIMサービス>
- 39 <お土産・グルメ総合通販サイト>
中国で使えるSIMフリースマホ・SIMカードについて
前提として海外では自分の用途や各スマホにマッチしたプリペイド式のSIMカードを購入して通話やネットをするというのが主流となっています。
最近では日本でもようやく少しずつ定着して来ましたが、それでもまだ少し「当たり前のように使われるようになった」とは言えません。
そういった意味では、スマホにあまり詳しく無い人にとっては、ちょっとハードルが高いとも言え、SIMカードでの運用はやや上級者向けとも言えます。
現地で調達した中国聯合通信(China Unicom:チャイナ・ユニコム)のプリペイドSIMカード
海外旅行といっても長くても7日程度の短期旅行者がほとんどだと思うので、その場合は結論、料金面、使いやすさ、確実性、サポートなどを踏まえてバランスの取れたポケットWiFiルーターのレンタルがオススメです。
以下のページではネット規制回避プラン、および、オプションを用意した中国専用ポケットWiFiを提供している海外専用ポケットWiFiレンタル各社を紹介しているので、よければチェックしてみてください。
【関連】
中国のネット規制 “金盾” 回避プランありのポケットWiFiレンタル比較!
海外専用ポケットWiFiレンタルサービス各社について詳しくチェックしたい場合は、こちらもどうぞ。
【海外旅行ポケットWiFiレンタル比較】色々あるけど料金・使いやすさ・確実性などバランスの良い安定のポケットWiFi!
以下のページでは、SIMカード選びに失敗しない方法などをお伝えしています。
落とし穴を回避して海外旅行でSIMフリースマホとSIMカードで安く確実に使う方法!
中国の携帯キャリアの紹介
中国の携帯キャリアは、
- 中国移動(中国移动・China Mobile)
- 中国聯通(中国联通・China Unicom)
- 中国電信(中国电信・China Telecom)
の3社です。
後の項目で詳しく説明しますがザックリいえば、中国の携帯SIMを購入したり契約をするのであれば最大手の「中国移動」、もしくは「チャイナユニコム」がおすすめです。
AppleのiPhoneであれば、チャイナユニコムの方が互換性などで現状、相性がやや良いことが多いようです。
中国移動(CHINA MOBILE)
中国かつ世界最大手の携帯電話キャリアで、中国独自の3G方式であるTD-SCDMAを採用。4GではTD-LTE方式を採用しています。もちろん、最大手ということもあり中国でも使っている人がほとんどです。
公式サイト:中国移動(CHINA MOBILE)
中国聯通(CHINA UNICOM)
中国2位、世界3位の携帯電話キャリア。3GはW-CDMA方式を採用、4GサービスではTD-LTE(TDD-LTE、FDD-LTE)方式を採用しています。
3GではありますがW-CDMA方式は海外では主流なので外国人ユーザーにとっては便利です。
料金も良心的で通信速度も安定していますが、地下鉄や建物内では、速度が遅くなったり圏外になることもあります。
ただこの項目の冒頭で述べたようにiPhoneとの相性が特に良いようです。
公式サイト:中国聯通(CHINA UNICOM)
中国電信(China Telecom)
中国電信(China Telecom)は、もともと中国最大の有線電気通信(固定電話)、PHS通信キャリアで、日本で言えばNTTに相当するキャリア。ただ、スマホや携帯電話については3社の中では後発です。3GではCDMA2000方式を採用し、4GはTD-LTE、FDD-LTE方式を採用しています。
公式サイト:中国電信(China Telecom)
3社とも自分のスタイルにあったプランがあるので、プラン選びにそう困ることはないでしょう。ただ、現地の人が実際に使ったり選ぶのは「チャイナモバイル」か「チャイナユニコム」が多数派のようです。やはり最大手のChina Mobileは、通信速度が安定して速いと評判ですが他の2キャリアは、料金や契約プランでユーザーの心を掴んでいます。
特にチャイナテレコムは、4G契約プランのキャンペーンに力を入れていて契約者数は伸びています。
注意点として端末によっては相性の悪いキャリアもあるため、端末購入時に対応する通信方式を面倒でも必ず確認しておきましょう。互換性を調べるには以下のページが参考になります。
【関連】
落とし穴を回避して海外旅行でSIMフリースマホとSIMカードで安く確実に使う方法!
中国で格安SIMを利用にするには?
大前提として、中国で格安SIMを利用する条件は大きく分けると以下になります。
- 中国で使用できるSIMカードの入手
- 「中国のSIMカード規格に対応した」SIMフリーのスマホ、タブレットがある
1つ目の格安SIMカードの獲得は、少し割高ではあるもののAmazonなどのネット通販ショップで簡単に入手することができます。
ただ、2つ目の「中国のSIMカードに対応した」SIMフリーのスマホやタブレットを持っているかについては注意が必要です。
詳しくは
落とし穴を回避して海外旅行でSIMフリースマホとSIMカードで安く確実に使う方法!
のページの「SIMフリースマホとプリペイドSIMの組み合わせの誤解と落とし穴!?」で説明していますが、日本で謳っているSIMフリースマホが現地、中国の周波数や通信方式に対応していないと使えないという点です。
その点、iPhoneならその他Android端末と比べて、世界各地の多くの通信方式や周波数に対応
この点を調べておかないとお金や時間をムダにして最悪、現地で使えないので、上手く使いこなせばレンタルWiFiよりも、安く利用できますが少し上級者向けとも言えるかもしれません。
そもそも中国に対応したSIMフリースマホを持っていない場合端末自体も購入しなければなりませんので初期費用がかなり高くなります。
この時点で、不安に思われた場合は、やはり料金、確実性、安定性、サポート面などのバランスの取れた中国向けのレンタルWiFiがおすすめです。
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中国のネット規制 “金盾” 回避プランありのポケットWiFiレンタル比較!
【海外旅行ポケットWiFiレンタル比較】色々あるけど料金・使いやすさ・確実性などバランスの良い安定のポケットWiFi!
“現地SIMに対応した”SIMフリー端末があればOK!
SIMカードを中国で買って使う方法や、どんな種類のSIMカードがあるのかなど紹介していきますが、
その前にすぐ上の項目でもお伝えしましたがSIMフリースマホ・携帯と、SIMカードの「相性」などについての注意点について、以下のページでご確認ください。
落とし穴を回避して海外旅行でSIMフリースマホとSIMカードで安く確実に使う方法!
特に、はじめて利用を検討している初心者の方はSIMフリー端末、及びSIMカード選びで失敗する可能性もありますので
現地でいざ、SIMフリースマホを使おうとして使えなかったなどといった状況にならないためにも、ぜひご確認いただければと思います。
どのキャリアのSIMカードがおすすめか?
あなたの渡航目的や滞在日数にもよるので一概にはいえませんがあえて挙げるとするとChina Unicom(中国联通)ではないでしょうか。
理由としてChina Unicomは、docomoやSoftbankと同じ周波数帯のW-CDMAを採用していて日本で使っているSIMフリースマホとの互換性が高いからです。
料金やスペックが優れていても周波数帯などの規格が合わなければ意味が無いので・・・。
日本でいうdocomoで、中国最大手はChina Mobile(中国移动)ですが、こちらは中国独自規格なので3GやLTEに対応しているスマホを持っていても高速通信ができないことも多いようです。
ただ、あなたが持っているスマホと購入しようとしているSIMカードが対応しているかどうかは、とても大切なことなので確実に現地で使えるように必ず事前に調べておきましょう。
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SIMカード選びのポイント
まず、はじめにSIMカードの仕様などは、しばしば変更になったり販売中止になったりするので購入前に最新の商品情報を必ずチェックしましょう。
データ通信専用SIM
スマートフォンでインターネットが使えればOKという人は、データ通信専用で特に問題ありません。モバイルWiFiルーターと併用する場合も、こちらが基本になります。
音声通話対応SIM
旅行や仕事を含め、現地のショップやホテル、会社に頻繁に電話をする予定の人は音声通話ができるSIMがおすすめです。
ただし、現地の電話番号が必要ないのであれば、Skypeの通話機能を利用したほうがオトクです。
あと日本からの通話については、050plus等をあらかじめ契約しておいて、普段使っている電話をそちらに転送するといった使い方で対応可能です。そして、現地での待ち合わせについても、この050plusのIP電話番号を伝えておいて「+81」をつけるようにしてもらえば問題ありません。
音声通話SIM、およびデータ・音声通話兼用SIMの注意点
国内同士の通話、つまり中国 to 中国では無料であることも多いですが日本も含めてその他の国に掛ける場合は料金がかかりますので1分あたりどのくらいの料金がかかるのかチェックしておきましょう。
あと、他の国といってもどこの国にも電話ができたり、受けたりできるわけではないので対応国もチェックする必要があります。
中国のネット規制”壁越え”可能な香港版SIMか?
選ぶ際のポイントとして買おうとしているSIMカードが香港経由でのローミング接続かどうかが重要です。
つまり、このような香港SIMだと中国でのネット検閲に引っかかりません。なので、FacebookやLINE、Googleサービス全般なども使えるようになるため中国旅行がとても快適・便利になります。
データ通信容量は?
格安SIMを購入するのであれば、最低でも1GB以上のものをお勧めします。500MBだと、中国旅行中に超えてしまいネットが使えなくなる可能性もありますので、できれば1GB~がお勧めです。
使用可能国・地域
その国のキャリア・メーカーが販売しているSIMでも、その国以外の国でもローミング可能(3G、4Gいずれかの環境でネットができる)であったり、電話番号付きで音声通話が可能であったりします。ただし、通話に関しては、受発信がその国内のみに限られていたりするのでそのあたりの詳細はしっかり確認しておきましょう。
4G(LTE)か3Gか?
日本のスマホでは、4Gが標準でその通信速度に慣れてしまっている人がほとんどですのでできれば4Gを購入することをおすすめします。
日本では4Gが広く普及し、今ではほぼすべての端末・キャリアで対応しています。
しかし、諸外国ではまだまだ4Gが完全に普及していないことが多く、SIMカードも3G対応のものと、4Gに対応しているものと2種類用意されています。
もちろんこの点においては中国は高度に発達していますから、4G対応SIMカードを選んで問題ありません。
ただし、たとえば中国で4G(LTE)対応のSIMを提供するChina Mobileが使用する通信方式は、日本や世界で利用される主流の方式と異なり、現段階では中国で使用できる日本の端末は一部に限られています。
標準?ナノ?マイクロ?SIMカードサイズに注意!
プリペイドSIMカードを買う際に気をつけないといけないのがSIMカードのサイズ。
普通のサイズとmicroSIM(マイクロシム)、nanoSIM(ナノシム)とあります。
リチャージ(追加チャージ)対応SIMか?
オン・オフ問わず頻繁に現地に訪れたりする場合や通話対応型SIMでよく通話する場合など、使い切りタイプではなく、リチャージ対応のものも選択肢としてはありです。リチャージすればたいてい有効期限も延長されますが詳しくは製品情報で確認しましょう
利用可能日数、有効期限
あなたの渡航目的と滞在日数によって最適なものを選びましょう。
ネット通販で事前購入するか? 現地で購入するか?
上海浦東国際空港に限らず中国各地の空港にはたいていSIMカードが買える自販機が一応あります。
購入のタイミングや場所については、必ずしも現地で購入する必要もなく少し高いのが難点ですが日本のネット通販であらかじめ購入できます。
中国に行くまでまだ時間の余裕がある、現地で買うのは不安な場合は日本で購入していくことをオススメします。
たとえば、あなたが英語が得意であってもショップの店員さんは、英語が通じない場合も多く、現地語・中国語しか通じないことがしばしばあるからです。
次の項目で詳しく説明しますが中国のネット規制を回避する壁越えの方法として、香港版SIMを事前に購入できるのも大きなメリットです。
その他のメリットとしては、もちろん事前に購入しておくという安心感もありますが特に初心者の方の場合、
「日本語マニュアル」付きのショップや業者さんから購入すれば現地の中国語や英語のマニュアルがよくわからない場合でも安心して使用できるのもメリットといえるでしょう。
そして空港での購入においては、並んで購入しなければならないことも多いので、並ぶ時間をカットできるメリットもあります。
前述通りSIMが買える自販機もありますが自分のスマホでちゃんと使えるのかを確認しずらいのがネック。
あと、現地で購入する場合、特に空港で購入する場合でショップの営業時間もあるので深夜や早朝に空港に到着するのであれば空港内にあるコンビニなどで購入するといいでしょう。
ただ、人気SIMカードは、しばしば品切れもしますのでご注意ください。
SIMカードをネットで事前購入するのであれば、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3大オンラインショッピングモールがオススメです。
楽天やYahoo!ショッピングではタイミングがあえば結構頻繁にポイントアップキャンペーンや、定期的にクリアランスセールも開催しています。
Amazonであればタイムセールを実施していたりします。
ただこの辺は、いずれかのヘビーユーザーであれば説明不要かと思いますので基本的に普段お使いのオンラインモールでの購入でOKかと思います。
もちろん、(大切な部分なので)何度かお伝えしている通り、あなたが中国現地で使おうとしているスマホとマッチしているかどうかをチェックした上で選びましょう。
落とし穴を回避して海外旅行でSIMフリースマホとSIMカードで安く確実に使う方法!
あくまで現状ですが品揃え的には、Amazon>Yahoo!ショッピング>楽天市場のようですね。
中国でも各種SNSが使えて、制限サイトも閲覧OKな壁越え”香港SIM”について
中国で壁と言えば、何のひねりもありませんがが^^;やっぱり万里の長城ですよね。
日本でレンタル可能な中国向けモバイルWiFiの壁越えプランなど中国のネット規制を回避する方法は他にもありますが、
その中でもここでは中国版SIMではなく「香港版SIM」を使うことによる壁越え方法に焦点をあてて説明していきます。
モバイルWiFiのレンタルについては以下の記事をご覧ください。
中国のネット規制 “金盾” 回避プランありのポケットWiFiレンタル比較!
【海外旅行ポケットWiFiレンタル比較】色々あるけど料金・使いやすさ・確実性などバランスの良い安定のポケットWiFi!
確実性や簡単かどうかはレンタルWiFiには劣りますが何より料金が非常に安いので、短期旅行や短期出張であれば、「香港版SIMのローミング」もおすすめです。
SIMカード自体は、何度かお伝えしたように日本のネットショップなどで購入できて簡単に事前入手が可能です。
なお、意外に盲点なので先にお伝えしておくと、こちらの方法で壁越えできたとしても多くのヘビーユーザーがいるGoogle Mapですが、
Google Mapは中国から撤退した影響もあってか精度が低いのでご注意ください。
それでは本題に戻り以下より香港版SIMについてお伝えします。
おすすめ香港版SIM!
ここでは中国および香港の周波数や通信方式に対応したSIMフリースマホがある前提で香港版SIMカードを紹介していきます。
以下で紹介する香港SIMの選び方は、あくまで目安やおすすめなSIMを紹介しているということなので、あなたの目的や渡航期間にマッチしたSIMを選んでください。
注意点は、人気SIMは結構品切れになったり、SIMカードの仕様が変わったりすることもあるのでその点はご注意ください。
※中国の通信環境は目まぐるしく規制など変化するので、保証は致しかねます。その点はご了承ください。
初心者向け「7日間1GB」SIM
中国及び香港の通信方式に対応したSIMフリースマホがあり、中国でもGoogleサービス全般やLINE、Facebook、Twitterなどの各種SNSを使いたいという人におすすめなのが中国聯通香港(チャイナ・ユニコム)の7日間1GBの香港版SIMです。
このSIMは、中国聯通(チャイナ・ユニコム)のWCDMA(UTMS) Band1という世界標準の周波数(バンド)を使用するため、ほとんどのスマホタブレット、モバイルルーターと互換性があります。
そして定額プランに登録したり、チャージしたりという手順が必要ないので初心者でも手軽に利用できます。
【チャイナユニコム(中国聯通)香港】中国 本土31省と 香港 7日間 1GB 上網 Data通信 専用 プリペイド / SIMカード
iPhoneやNexusなどで使える高速4G LTEデータSIM、iPhoneや、Nexusなどの一部のスマートフォンは、
チャイナユニコムの周波数(バンド)に対応しているため、これらのスマートフォンでは「チャイナユニコム香港版SIM」を利用可能です。
チャイナユニコム香港版SIMを使うと、4Gの高速TD-LTE回線を使えるようになり、中国でも高速で各種SNSや閲覧制限のあるサイトも閲覧可能になります。(中国のネット規制は強化の方向に動いているので情勢によって見れなくなる可能性もあります)
価格帯はやや高めですが、速度、通信量などが充実している分妥当な価格ではないでしょうか。
もちろん、(大切な部分なので)何度かお伝えしている通り、あなたが中国現地で使おうとしているスマホとマッチしているかどうかをチェックした上で選びましょう。
落とし穴を回避して海外旅行でSIMフリースマホとSIMカードで安く確実に使う方法!
「チャイナモバイル(中国移動)香港版SIM」と日本のSIMフリースマホとの互換性は?
まず「チャイナモバイル香港版SIM」の注意点から。
チャイナモバイル(中国移動)香港は、チャイナモバイルの通信回線を使って中国でも回線の提供をしているという会社です。
チャイナモバイル香港版SIMは、中国で使用する際には中国移動(チャイナ・モバイル)の周波数を利用しますが、日本で発売されているスマホでは、この周波数に互換性のある端末がちょっと少ないのが現状です。
チャイナモバイル香港版SIMを使う場合は、お持ちのスマホが以下の周波数に対応している必要があります。
日本のスマホには、TD-LTE、TD-SCDMA、GSMすべて非対応の機種も現状多くあり、そうした機種では、たとえSIMロックを解除(SIMフリー化)したとしても、チャイナモバイル香港版SIMは使えません。
周波数や通信方式については以下のページで詳しく説明しています。
落とし穴を回避して海外旅行でSIMフリースマホとSIMカードで安く確実に使う方法!
チャイナモバイル香港版SIMの方式
- 3G:TD-SCDMA
- 4G(LTE):TD-LTE(B39, B40)
- 4G(LTE):TD-LTE(B41)
チャイナモバイル香港版SIMの方式は上記の通りですが、SIMフリー端末の中でもいわゆるグローバル端末といわれるiPhone6以降や、
Android端末であればGALAXYやHuawei Mate9など、最近の一部機種ではチャイナモバイルの周波数に対応しているものもあるので、
自分のスマホがチャイナモバイルの周波数に対応しているかを確認してから購入するようにしてください。
チャイナモバイル(中国移動)対応の機種なら高速4G(LTE)が規制なしで使える
iPhone6以降やHuawei Mate9などのチャイナモバイルが使える機種にチャイナモバイル香港版SIMを使うと、3G接続とは文字通り桁の違う10数~数十Mbpsの4G速度でネットなどが利用できます。
しかも、Google全般サービスにLINE、Facebookなどの各種SNSの規制がなく壁越え済みなので高速で快適なネット環境が持てることになります。
ただ、チャイナモバイルは4G(LTE)には対応しているもののTDD-LTEへの対応で、FDD-LTEへの対応ではないので注意しましょう。
iPhoneとAndroidのチャイナモバイル対応機種一覧
北京市にあるAppleストア。
以下の通りですが、SIMフリースマホの中でもいわゆるグローバル端末といわれる比較的最新モデルのiPhoneなどが中心になっています。Androidについても、一部の機種で比較的最新のもに限られます。
× :ほぼ使えません。
2G接続のみなのでおすすめできません。(速度はダイヤルアップ並みで非常に遅い)
△:限定的にしか使えないので不安定
機種名 | チャイナモバイル(中国移動) |
iPhone5s以前 | × |
iPhone6(Plus) | ◯ |
iPhone6s(Plus) | ◯ |
iPhone7(Plus) | ◯ |
iPhone SE | ◯ |
iPhone8 | ◯ |
iPhone9 | ◯ |
iPhone10 | ◯ |
iPhone11 | ◯ |
Nexus5以前 | × |
Nexus5X | △ |
Nexus6P | ◯ |
Huawei Mate9 | ◯ |
【中国移動(チャイナモバイル)】香港版SIM の特徴とスペック
このように上級者向けの中国移動香港SIMですが以下のような特徴があります。
- データ専用SIM
- 4G LTE
- 通信容量1.5GB
- デザリングOK
- 10日間使い切り
- チャージやプラン設定等の操作は一切不要
- 追加チャージ可能
- 次の渡航までの期間が長くてもOK(50香港ドル=約720円で180日延長可)
ただし、
×TD-LTE(Band39, 40, 41)対応スマートフォンでないと事実上使えない
×通話はできない
×マカオでは使えない
このSIMは、一部のスマホに限られてしまうのが難点ですが、料金が比較的安価にかかわらずハイスペックなので、互換性のある機種があればかなり使い勝手の良いSIMです。
ただ、このSIMについては現状Amazonのみの取扱のようです。また、人気SIMの1つなので、しばしば売切れになったりもします。その際はこのSIMのスペックに近いものをお求めになってください。
アクティベート後、10日間1.5GBプランに自動適用
最初にアクティベートして有効化すると、10日間1.5GB使用可能なプランに自動的設定されます。それ以外に特別な操作設定は必要ありません。
1日1GB超過後は128kbps制限
1日あたりの通信容量が1GBまでで、それを超えた場合は速度が128kbpsに制限されます。動画などを見ない限り1日に1GBあればたいてい大丈夫かと思います。
10日間が経過するか、1.5GBを使い終わった後は?
「1日あたりMAX48.6HKD(750円)プラン」か、「10日間1GBプラン」のどちらかのプランから選択することができる。何もしない場合は、「1日あたりMAX48.6HKD」のプランが適用されます。
約750円で、香港および中国全土の全てのエリアで、上限を気にせずネットをすることができます。
また、「10日1GBプラン」に申し込むことも可能です。この場合、電話アプリから「103200*07#」と打ち込むと、このプランに申し込むことができます。
必要となるのは100HKD(約1550円)。また近々、中国へ行く場合は、このプランを使用すると非常にお得です。
リチャージOK!
使い切りとはいいましたが、10日間以上や1.5GB以上使いたい場合は追加チャージも可能です。
たとえば、50香港ドル(約720円)以上を追加チャージすると有効期限が180日延長される(50香港ドル未満は30日)ので、半年以内に中国に行くのであれば50香港ドルをチャージしておくといった使い方が可能です。
10日間または1.5GBを超えた期間のデータ通信料金は、従量制(1日最大48香港ドル=約690円)となるので、不在期間中に残高が減るということはありません。
チャージ(トップアップ)方法は?
チャージは、以下のチャイナモバイルのページよりネットでクレジットカード決済により行うことが可能です。
上のページにスマホの電話番号、つまりSIMカードが格納されたカードの裏面に記載されている「Mobile No.」を打ち込み、VISA、MasterCard、UnionPayで決済することができます。
ただ、一度SIMを使わないとチャージできないので、2回目以降の使用の際などに使ったりするといいでしょう。
香港でのチャージも対応していて香港のコンビニで、たとえば、「China Mobile Hong Kong TopUp Card 100HK dollars」などと言えば、チャージ用のコードが書かれたレシートを貰えます。
※TopUpとは、ここでは追加チャージ、リチャージを指します。
そして、受取ったコード16桁 or 18桁 #」に電話をすれば、無事チャージ完了です。
APN設定
APNは「cmhk」。
対応していれば、iPhoneでもAndroidでも基本的には自動設定されるはずですが、設定されていない場合はAPNに「cmhk」と設定しましょう。ユーザー名やパスワードは不要です。
残高・有効期限などの確認
電話アプリで「*#130#」と押せば、SMS(ショートメッセージ)で以下の内容を確認できます。
- 携帯電話の番号
- SIMカードの残高、および有効期限
- データパッケージを使用している場合はデータ残量
中国現地でSIMカードを購入するのに必要なものって?
上海浦東国際空港にあるSIMカードとWiFiサービスカウンター。
中国現地でSIMカードを買う際パスポートの提示を求められることもあります。
- 中国のSIMカードの規格に対応したSIMフリースマホ
- パスポート(店舗にてコピーをとられます)
※中国の携帯キャリアと直接”契約”をする場合は、中国の身分証明書が必要な流れになっています。
申込書などは基本サインするだけなので、ほんの数分で使用できるようになります。
購入から使用までの手順
まずはじめに、キャリアのショップ(営業庁)などへ行ってSIMカードを購入します。
注意点として、以前は街中にある売店や露天商などで簡単に購入できましたが、中国にはネット規制の影響もあってか実名登録制が基本なので、前述通りお店によってはパスポート提示を求められることもあります。
ネット規制や制限の金盾(きんじゅん、または英語でグレートファイアウォール)については、中国のインターネット事情のページで詳しく説明しています。
もし、SIMカードを街中の売店などで購入して店員さんに、「正規のキャリアショップに行って登録してください」と言われたら、メモなどに
中国語で要登记手机卡(yào dēng jì shǒu jī kǎ)
携帯カードの登録をしたいです。
と記載して持っていくといいでしょう。
ただ、街中の通常のショップの中には
购手机卡可现场实名登记(gòu shǒu jī kǎ kě xiàn chǎng shí míng dēng jì)
購入した携帯カードは現場で実名登録できます。
などと言った張り紙があったりして、その場合は上記の通りですが、その場でパスポートがあれば登録OKなショップもあるようです。
現状は過渡期といったところなのかショップによって対応は様々で手続きや設定の際は、スタッフに端末を渡さなければならない場合もあります。
新規登録の際は、現地に知人などがいれば一緒に行くのが無難ですが、最終的には自己責任となります。
支払は、先払いと後払いがありますが後払いは手続きが面倒なので先払いがおすすめです。
通話料の支払い自体はショップだけでなくコンビニなどでも行えます。
購入時の注意点
【1】国際電話を利用する場合はキャリアのショップに行って事前登録が必要!
先述した通り、実名登録制が基本な流れにあるので特に国際電話を掛ける必要がある場合は、キャリアのショップに行って事前に登録する必要があります。
登録にはパスポート提示と申込書の記入が必要です。
【2】30日間など月単位のものは、その分多めにチャージしておく必要がある
30日間の月単位など長期的に使いたい場合は基本使用料分のお金をあらかじめチャージしておく必要があります。
リチャージ可能なSIMについては、必要分だけチャージということで問題ないでしょう。基本使用料などはSIMカードの種類によって異なるのでしっかり確認しておきましょう。
現地でのSIMカードの購入場所は?
結論からいえば、SIMカードはキャリア専門ショップをはじめとして空港や街中などいたるところに売っています。
現地で購入する場合、特に空港に到着してすぐに使いたい場合は多くの場合、空港で購入することになるでしょう。
ショップの営業時間もあるので深夜や早朝に空港に到着するのであれば空港内にある、コンビニなどで購入するのもいいですね。
ただ、人気SIMカードは、しばしば品切れもしますのでご注意ください。
上海浦東空港のSIMカード購入場所
上海浦東空港のSIMカードの購入場所の例ですが、他にも購入場所はありますが第2ターミナルのSIMカードショップについて紹介したいと思います。
その場所とは第2ターミナルで、到着してイミグレーションを済ませた後、ここを抜けるとすぐバゲッジクレーム(手荷物受取エリア)になるのですが、たいていは荷物を受け取るためにバゲッジクレームに行くと思います。
バゲッジクレームに入ってすぐのところに「游伴伴(youbanban)」と書かれた小さなSIMカードの販売カウンターがり、中国联通(China Unicom)のSIMカードを販売しています。
こちらは通常のSIMカード販売カウンター朝6時から営業
注意点は、早朝・深夜にSIMカードを購入する予定のある人はバゲッジクレームから出ないでください。
理由は、ここ以外の通常のSIMカード販売店は営業時間外の為、購入することができず、一度バゲッジクレームから出てしまうと再入場不可だからです。
なお、余談ですがこちらのエリアには、自動両替機もあるので少々手数料がお高いですが必要であれば両替しましょう。
それでもSIMにするか迷ったら
渡航先や目的によってSIMカードにするかレンタルWiFiにするかも、どちらにするかの基準になるかと思いますが、以下の点も、あくまで目安として参考にしてみてください。
SIMカードにする目安
自分で、使おうとしているSIMカードとSIMフリースマホの通信方式や周波数などがマッチしているかを調べることが億劫でない人やちゃんと、適切なSIMカードを選ぶ自信がある人。
落とし穴を回避して海外旅行でSIMフリースマホとSIMカードで安く確実に使う方法!
テキストメッセージのやり取りや、少しネットやアプリを使う程度
結論からいうと、ネットやアプリなどをあまり使わず、テキストメッセージのやり取り程度の場合は、たいていSIMカードの方が安上がりで済むでしょう。
Googleサービス全般、Facebook、Twitter、LINEなどSNS全般を使う予定の場合は、ネット規制回避の為に香港版SIMカードを選ぶようにしましょう。
中国のネット規制については以下のページで説明しています。
中国のインターネット事情 〜中国のネット規制”金盾”を回避するには?〜
電話を利用する場合
海外で日本の電話を使うとあっという間に高額になるのでこの場合は、現地から日本への通話にも対応したSIMカードを買うのがおすすめ。
テザリングに関しては、パソコンでネットをすると通信容量があっという間にオーバーするので注意が必要です。
動画などは注意が必要ですが、SNS系アプリや地図アプリを使う程度なら問題ないでしょう。
FacebookやLINEなどのネット規制により中国で使えないアプリを使う場合は中国のSIMだと、もちろん使えないので事前にネットなどで”香港版SIM”を購入しましょう。
注意点としてこのページの「現地SIMに対応したSIMフリー端末があればOK!」の項目でも説明した通り、SIMフリースマホであっても周波数などの規格が対応している必要があるので注意しましょう。
落とし穴を回避して海外旅行でSIMフリースマホとSIMカードで安く確実に使う方法!
ポケットWiFiルーターをレンタルする目安
現地で失敗なくネットを楽しみたい
何度かお伝えしている通りですが、SIMカードの場合、SIMカードとSIMフリースマホとの通信方式や周波数がマッチしている必要がるので、
自分で調べた上で確実に使えるものを選ぶ必要があります。そもそも対応したSIMフリースマホがない場合は、その端末分の初期コストも必要になってしまいます。
ですので、ちゃんと選ぶ自信がない場合は、使えないと意味がないので確実性やサポート面を踏まえて、やはりポケットWiFiルーターがおすすめです。
電話を基本的に使わない場合
電話をするとしてもSNS系アプリで十分な場合は、モバイルWiFiルーターで事足りるでしょう。ただこの場合は、LINEなどの主要SNSは先述通りネット規制されているのでどうしても使いたい場合は“壁越え可能”なプランやオプションを用意している以下の6社のうち、いずれかを選択することになります。
以下のページで各社について、いろいろ比較したり、選び方などを説明しているのでよければ参考にしてみてください。
中国のネット規制 “金盾” 回避プランありのポケットWiFiレンタル比較!
パソコンでネットをしたり、写真の送受信をする場合
画像や動画など、データ通信容量を多く使う予定の場合は、レンタルWiFiを利用する方が費用を抑えることができるでしょう。
WiFiルーターは常に持ち歩く必要がありますが、テザリングをするよりも電池持ちが良い上に友達や家族などのグループで使うことも出来ます。
ポケットWiFiは、事前申込により空港で受取り、空港で返却可能なので(一部できない空港・プランあります)気軽に使えますし、
中国で使う場合は1日あたり700円程度でレンタル可能で容量をあまり気にしなくて良いのでストレスフリーに使えます。(^_-)-☆
先述通り、中国のネット規制の“壁越え可能”なWiFiレンタルプランにすることで通話もLINEやSkypeなどを利用すれば特に問題ありません。
他にはレンタルWiFiにする目安としては・・・
- ツアーなので基本的に街中のWiFiが使えるお店に行く機会がほぼない。
- 郊外の観光地への移動中や比較的、地方の農村エリアでもネットをしたい。
- 中国語、英語ともに自信がないので店員さんにパスワードを聞くのが億劫。
- 個人情報や仕事の大切なデータを扱う予定なので現地のWiFi利用はセキュリティ面で不安。
- そもそも超初心者なので日本語サポートを受けれるサービスでないと厳しい。
中国への長期滞在者や引越しする人は中国キャリアと直接契約しよう
これまで話してきたように中国でも日本と同じように、現地中国のキャリアでのデータ通信もありますが、中国の現地キャリアと契約しなければならないので短期旅行者には現実的とは言えません。
しかも、契約ともなれば最近ではパスポートのみで契約可能な店舗は限れてきており、中国の身分証明書でなければ契約できない店舗も増えてきています。
ただ、仮にその店舗が不可であっても店員さんに聞くとパスポートで契約できる店舗を教えてくれるのでどうしても契約する必要がある際は店員さんに聞いてパスポートでも対応しているショップへ行くといいでしょう。
こんな事情も踏まえて中国キャリアと直接契約は滞在期間が長かったり、赴任や引っ越しで生活をする人向けと言えます。
そして、中国で生活することとなれば、銀行口座開設に、部屋探し、役所関係や派出所への居住登録など各種手続きには携帯番号が必要なので、その場合は、使用頻度に関わらず持っておくといろいろと便利ですし必須ともいえます。
あなたのデータ使用量によりますが、現地の無料WiFiをメインに有効活用しつつキャリアのデータ通信を補足的に利用すれば、通話料も考慮して月に100元(2000円)程度で上手く運用すれば、もっとリーズナブルに利用できます。
日本のスマホは中国キャリア、SIMでも使えるか?
このことについては、このページの「現地SIMに対応したSIMフリー端末があればOK!」という項目の繰り返しになりますが、大事な点なのでもう一度。
まず、日本で購入したスマホと中国キャリアとの周波数などの相性がマッチしていなければ使えません。あなたがお使いのスマホで、中国キャリアのSIMが使えるかについては以下のページが参考になります。
落とし穴を回避して海外旅行でSIMフリースマホとSIMカードで安く確実に使う方法!
日本で購入したスマホと中国のSIMカードが合わなかったり、何らかのトラブルがあったりすると、当然中国の店舗ではフォローしてもらえません。
iPhoneでも、中国では海外で購入したものは、基本的に修理などのフォローはしてくれません。この点はしっかりと覚えておきましょう。
中国で契約したプランとSIMの注意点
注意点は、日本と違って各キャリアの各種サービスは”省や都市ごと”に異なります。
例えば、北京で購入したSIMカードでのデータ通信は、北京からみて市外の広州や上海などにいってデータ通信をすると割高な通信料がかかってしまいます。
チャージカードでの通話料チャージも購入した都市内でなければできない場合もあり、旅行や出張中にいつの間にか残額がなくなって通信不能になってしまうこともありえます。
残高は携帯のショートメッセージ(SMS)で見ることが可能なのでこまめにチェックすることになります。
この点、「チャイナユニコム」の定額プランは毎日使用量のお知らせメールが届くのはとても親切で便利ですね。ただ、最近では定額プランや違う地域に行っても同じ料金のプランなども販売されているので、最初からそのようなプランを選んでおくのもいいでしょう。
携帯電話の番号は自分で決めれる!
あまり重要とはいえないかもしれませんが、日本では電話番号はランダムであらかじめ決められてしまいますが、中国では電場番号を自分で決めることができてしまいます。
ただし、中国で縁起の良い「6」や「8」の数字が入った番号は高値で取引されていて、実際にはショップで選べる番号や数字の順番は限られてはいますが、ここは、「6」や「8」にこだわらず、あなたなりに良い数字を選んでみるのもいいでしょう。
中国で携帯電話を契約するのに必要なもの
現地でSIMカードを購入する際と同様ですが
- 中国のSIMカードの規格に対応したSIMフリースマホ
- パスポート(店舗にてコピーをとられます)
※現状、日本のパスポートでも契約可能な店舗もありますが中国の身分証明書が必要な流れになってきてはいるようですので先に電話などをしてチェックしておきましょう。
手続き自体は、申込書に必要事項を記載するだけなのでほんの数分で使用できるようになります。
契約の流れ
まず最初に、あなたが契約しようとしている中国キャリアのサイトで料金プランなどを事前に確認して決めておくことをおすすめします。
そして、いざ最寄りの店舗にいって契約しますが、店舗によるかもしれませんが日本のように基本、愛想よく店員さんから声をかけてくれるとかはあまりないので^^;
自分から「契約したい」といって話しかけましょう。
次に、店舗によっては中国の身分証明書でなければ契約できない店舗も一部あるようなので、先にパスポートを提示して、日本人であることを伝えておくことも兼ねてパスポートで契約可能かどうか確認しておきましょう。
資料やパンフレットを見せてくれて「ネットはどれくらい使う予定か?」「通話はどれくらいする?」など聞いてきます。
さまざまなのプランが用意されているので、あなたの条件やスタイルに合ったプランを選びましょう。
契約期間は、1年契約、2年契約などがあります。
端末とのセットでオトクなキャンペーンなども実施していることもあるのでチェックしてみましょう。
あと、日本へも電話する予定がある場合は、4Gプランではなく3Gプランでなければ国際電話に対応していないプランもあるようです。
恐らく日本人であれば、店員さんから聞かれると思いますがこの点もチェックしておきましょう。
後にオンラインで国際通話や国際ローミングのオプション登録できるようですがややこしければ、この時点で申し込んでおくと良いでしょう。
料金プランが決まればパスポートのコピーを取って、端末にパスポートの情報を入力します。
電話番号は先の項目で述べた通り自分で好きな番号を指定することができますがこだわらない場合は、店員さんにお任せすることもできます。
これらが決定すれば店員さんが契約の事務処理をして契約内容を確認して署名します。
そして、料金を支払い、SIMカードをスマホに挿して動作確認します。
ちゃんとアンテナが立って動作確認ができれば契約手続き無事完了です!
SIMカードのプランはどうする?
初回契約時にプランを決めますが、基本料金は、通話メインであれば月10元(約200円)程度から、スマホでのネット利用に便利なパケット通信量に応じたプランで月60元(約1200円)程度から選べます。
中国では街のあちこちで比較的簡単に無料WiFi環境を見つけることができるので、パケット通信をほとんど利用しなくてもなんとかなることもあります。
基本料金だけの最安プラン
これは日本でも同じですが通話もネットもあまりしない人におすすめのプランです。
キャリアによって違いますが、毎月3~18元(約47~280円)の基本料金以外は使った分だけ料金がかかります。
これも日本と同様で、通話料金は割高ですが、セットプランについている通話料金では多すぎて使い切れない人にはこちらも検討すると良いでしょう。
ただし、Wechat(微信)などのSNSは、WiFi環境下でないと使えないので外で連絡を取りたい人は不向きなプランです。
セットプラン(套餐)
各キャリア3社ともライトユーザーからヘビーユーザー向けまで、さまざまなプラン展開されているので、あなたに合ったプランを選びましょう。
たいてい日本と同様にキャンペーンをやっているので、あなたのスタイルに合えば申し込むのもいいですね。
注意点は「中国で契約したプランとSIMの注意点」の項目でも述べましたが、中国では同じキャリアでも省ごとに管轄が違ったりするので契約した省内の店舗と、別の省に行くと割高になったりプラン自体が適用されない可能性もあります。ですので、よく省外に行く予定がある人は契約時に店舗で確認しておきましょう。
追加チャージ(リチャージ)する方法
中国でのチャージ方法は、Wechat Pay(微信支付)のウォレット機能やAlipay(支付宝)といった中国の「おサイフケータイ」でチャージする方法やチャージカード(充值卡、トップアップカードとも)を買ってチャージする方法があります。
チャージ金額の残高確認は、基本ショートメッセージ(短信)で確認できますが、キャリアや地域によって微妙にやり方が違うので契約の際に店員さんに聞いておきましょう。
チャージカード、コンビニによるチャージについて
お馴染みセブン-イレブン。
チャージカードを購入して端末からチャージする、もしくはコンビニでもチャージが可能です。
チャージカード(充值卡、TopUpカードと呼ばれます)は、コンビニ(一部コンビニはできないようです)や街角のキオスクのような売店携帯ショップでも販売しています。
チャージカードによるチャージの場合は、カード裏面の番号を電話アプリで入力して発信します。中国語か英語を選んで指示に従って暗証番号を打ち込みます。
上海にあるファミリーマート。
コンビニチャージをする際、中国語に自信がない場合は、電話番号を書いたメモを見せて、チャージしたい金額を渡すとチャージしてくれます。
日本のように月々の使用料が指定の銀行口座から引き落とされる銀行引落しもありますが企業等の保証が必要となったりして手間なので、あまり一般的ではありません。
Wechatなどのアプリをつかってオンライン決済も可能!
Wechatウォレット(微信支付)でチャージすることもできます。クレカ払い・ネットバンキング決済等から選択可能です。
<海外用ポケットWi-Fiレンタルサービス>
中国ネット規制回避プラン・オプションのある海外専用ポケットWi-Fiレンタルサイトの一覧です。
プランやオプションなどは、終了・変更されている可能性もあるので詳細は以下のリンク先よりご確認ください。
公式サイト | 詳細 |
グローバルWi-Fi最新キャンペーン![]() |
お得情報など |
イモトのWiFi最新キャンペーン![]() |
お得情報など |
エクスモバイル最新キャンペーン![]() |
お得情報など |
<関連記事>
中国ならではの【金盾(きんじゅん)、GFW ”Great Firewall(グレートファイアウォール)”】回避方法や、中国ネット規制回避プラン・VPNサービスを扱うポケットWiFiレンタルサービス業者の紹介など。
あと、中国専用の高速通信ポケットWi-Fiルーターのレンタル事業を展開する株式会社インバウンドプラットフォームという会社の「チャイナデータ」というサービスも。
中国専門のWi-Fiレンタルサービスなので安心感がありますね。^^
<公式サイト> 中国WiFiチャイナデータ 最新キャンペーン
<旅行総合サイト>
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JTB公式サイト 【 【 |
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クラブツーリズム公式サイト 【 【 |
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ANAトラベラーズ公式サイト 【海外旅行 最新キャンペーン 【国内旅行 最新キャンペーン |
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ホワイト・ベアーファミリー最新キャンペーン |
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お得情報・口コミなど |
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国内観光パンフレットお取り寄せサービス『みんたび』では、47都道府県、1,300種類以上のパンフレットを提供しています。
国内旅行を検討している方で興味があれば、ぜひ請求してみてください。1度の請求で5冊まで請求可能です。
<関連記事>
●『みんたび』なら国内旅行パンフレットが5冊まで無料!
タイミングもありますが、クーポンコードにより送料無料(通常190円)になるキャンペーンなどが開催されることもあります。
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● 海外レンタカー利用の流れ(国際運転免許証etc)まとめ
● 海外レンタカーの保険まとめ
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● FAST-Fiのメリット・デメリット、口コミ評判まとめ
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