このページでは中国ならではの交渉術から、お土産の選び方など旅の醍醐味?ショッピングにおけるポイントを説明します。
【もくじ】
中国のお店の種類
上海の南京路。
- デパート(百貨商場)
- ショッピングモール(大型購物中心)
- 市場、マーケット(市場)
- スーパー(超市)
- コンビニ(便利店)
- 個人商店(個人商店)
があります。
上記の中で「マーケット」と「個人商店」は基本的に値段表示がないことがほとんど。
なぜ無いのかというと理由は簡単です。
ある意味、価格交渉をする前提だからです。
それを知らずにお店の人が提示した値段のままに購入するとほぼアウトです。
もれなくボッタクられます。
かといって、デパートやショッピングモールに限定してしまうと、日本に比べて、かえって高くつくことだって普通にありえます。
中国でショッピングを楽しむ際は、やはりデパート、ショッピングモール、スーパー、マーケット、個人商店のそれぞれの特性を上手く理解して使い分けたいところ。
今でも従来の中国式精算方法の店舗も
今では中国のデパートやショッピングモール、その他大型施設でも、日本と同様にレジで精算をし、その場で商品を受け取るというのが普通になってきてはいます。
しかしながら、一部店舗では今でも旧来式の”中国式清算方法”を採用している店舗も少なからずあります。
中国式精算方法の流れ
中国式精算方法とは、どのようなものなのかというと・・・
- 欲しい商品があればスタッフの人に「これください」と伝える
- スタッフが伝票に品名、数、値段を記入。
- スタッフから伝票をもらい”収款台”or”収銀処という精算カウンターへ。
- 伝票を提示し、支払う。(領収書が必要なら、この時に伝える)
- 精算カウンターで、支払済みという意味の証明印を押した2枚の伝票を受け取る。
- 先程の売り場に戻りスタッフに2枚の伝票を渡す。
- 商品を受け取る(伝票のうち1枚は控えで、もう1枚は店側控え)
手間ですね。^^;
かつて、こんなに手間な仕組みを導入していた理由として中国は日本にくらべ桁違いに人口の多い国。
購入する人を制限するために導入されたということです。
もし、中国現地のお買い物の際に、このシステムの店を見かけたら、あえて楽しむくらいな感じで何か買ってみるのもいいかも。
中国の購入単位・値段
購入単位は?
スーパーやマーケットで売られる茶葉、乾物、野菜や果物、穀物などは、たいていは数量ではなく量り売りで購入します。
その際に覚えておきたい単位です。
以下の単位は、特に良く使用される単位。
- 1斤:500g
- 半斤:250g
- 5斤:2.5kg
少し細かい単位だと以下のような単位を採用していることも。
■克:1g
■1両:50kg(ちなみに一人前の意味もあります)
上記単位を目安にしてなど欲しい分だけ購入できます。
あからじめグラム当たりの価格表示がされていることもあります。
スーパーでは、自分が欲しいと思った分を袋にいれて計量して、その重さに対して、値段が付くというケースが多いです。
マーケットでは、基本的にお店の人に、欲しい分量を伝えるだけでOKなケースがほとんどです。
ただ、果物や野菜などは
「”半斤(250g)”で何個購入できますか?」
などといった会話が必要になることもあります。
あと”両”は先述通り50g相当の重さの意味です。
たとえば、B級グルメなら、小籠包であれば一人前で4つが目安。
このあたりは若干、経験が必要ですね。
中国の割引表示について
スーパー、ショッピングモールなどにいけば「七折」などといった表示を見かけることがあると思います。
この「七折」の意味は、表示価格に対する七掛けという意味。
つまり、30%OFFということを指します。
40%OFFなら「六折」、半額セールということなら「半折」という意味になります!
また、よくある表示として「买一送一」などといったものがあります。
この意味は「1つ買うと1つ無料」という意味です。
スーパーなどだけでなく、レストランやバーなどの飲食店でもハッピーアワーなどの際に、「1杯オーダーで1杯無料」という意味で使われることも。
このような言葉は、読んだり上手く発音できなくても文字の意味だけ理解するだけで、オトクに買い物を楽しめるようになりますよ♪
中国ショッピングでの価格交渉のコツは?
中国に限らずアジア諸国において値下交渉は決して単純に安くしてもらうことではなく”適正価格で売ってもらう“という認識でも個人的には良いと思っています。
日本人だと最近でこそメルカリを始めとしたフリマアプリがブームになっていて、その中である意味、値下交渉なんてこともしばしばありますよね。
しかしながら、それはある意味、顔を合わさず日本語の文字だけのやり取りというもの。
一方、現地での交渉は、対面ですし、何より言葉の壁も。
現地における交渉は少し気が引ける人もいるのではないでしょうか?
もちろん、相手も利益を少しでもということで、カモにされたり騙されるリスクもつきものですが、現地ではハッキリと主張して納得の行く価格を提示しましょう。
日本人の場合、店員さんからの1回目の提示価格で2〜3割程下がれば納得する人も多いかもしれませんが、結論それはちょっと待ったです。
現地人含めて外国人旅行者も数多く行くようなマーケットでは提示価格の半額あるいは1/5になることもあるので、ちゃんとコツを押さえた上で値下交渉に臨みたいところ。
例えば、上海の七浦路服装市場(チープールー)や、東台路古玩市場[ドンタイルーグーワンシーチャン(2015年6月30日に惜しくも閉鎖されてしまいました)]などでは、交渉次第では200元のものが40元程度まで下げてもらえることだってあります。
また、これは日本でもよくある販売方法ですが、複数まとめ買いをすればトータルで安くしてもらえることも多くあります。
バラマキ土産を買ったりする際はかなり有効な方法です♪
中国でのお買い物における価格交渉のコツ
できるだけ相場チェック
事前に相場を知っておくと、吹っかけられても
「前の人は確か◯◯元くらいで買っていましたよね?」
といった感じで交渉を有利に進めやすくなるので、可能な限りチェックしておきたいところ。
お店にもよりますが、最初、店員さんに値段を聞いたら、法外な値段を提示してくることも少なくないです。
その前に機会があれば現地の中国人や添乗員さん、ガイドさんに、もちろん知っているとは限りませんがひとまずどれくらいの値段をするものなのか聞いておくのもベター。
タイミングがあれば他の旅行者ではなく、できれば現地の人が、どのくらいの値段で買っているかをさり気なくチェックするとなお良し。
相場を知っておけば、少なからず交渉を有利にできるので時間の許す限り相場を調べておきたいところです。
現地で色々商品をみていたら
「昨日の店は確か◯◯元だったな」
といった感じでだいたいの相場が把握できるようになってくると思います。
相場の事前情報があるので交渉もしやすくなります。
マーケットなどでは交渉はして当たり前という気持ちで行くべきで、
「これがそんなにするわけないでしょ」
とか、
「あくまで適正価格で買わせてもらう」
という気持ちでいけばある程度のとこまでは確実に値切ることができます。
予算の限界ラインを決めておく
特に高額商品について言えますが、自分の中でこれ以上だったら買わないというライン、ある程度の予算を設定しておきましょう。
よくあるのが、現地で何らかの商品を購入した後、同じものを他の人が更に安く購入しているところを見てしまって「ボッタクられた!」となってしまうこともしばしばあります。
それは値下交渉が前提のアジア諸国のマーケットなどでは通用しませんので、そういうケースに遭遇しても授業料としてスパッと諦めるしかないです。
お店の人から言わせれば、あくまで交渉をして納得して買ったという認識なので文句を言われても困るということ。
このような悔しいことをできるだけ回避するためにも、”いくらであれば納得して買うか”という上限を決めておくことが大切です。
安価なものであれば、諦めもつきますが、高額なものであればかなり悔しい思いをしてしまうので。
交渉方法は?
※ここで紹介する値下げ方法は、あくまで一例です。絶対成功するというわけではありませんので、その点よろしくお願いします。
値下交渉の際、
- あらかじめ決めた上限
- あるいは提示価格より少し安めの価格
- 値札がない場合は店員さんの言い値より安めの値段
をはじめに伝えます。
言葉がわからない場合は、スマホの電卓機能や、紙に書いてひとまず買い値を見せるなどしましょう。
最初の値段提示で店員さんがニコやかな感じで「良いよ」と言ってきたら高確率でボッタクられている可能性が高いです。
さらに交渉の余地があります。
逆に「こんな安く売れるわけない」と言った感じで”NO!”を突きつけられても、そこで食い下がって値段をアップさせても思うツボ。
ここは「なら買いません」といった感じでサッと他の店に行くフリを。
そして、店員が何も言わず引き止めなかったら
「そんな安い値段なら買わなくていいよ」
ということになります。
一方、逆に店員から「これならどうだ!?」と言わんばかりに値下した価格提示をされたら脈ありです♪
あとはこちらの提示した値段である程度粘れば安くなります。
こちらの提示した値段か、またはそれ以下で買えたりします。^^
あとは下げれるところまで下げて適当なところで「これぐらいなら買っても良いか」といった感じでいけば交渉は成功!!
決めた限界ラインで買えそうにない時は諦めも肝心
値下交渉には「この以上の値段なら買わない」とハッキリとした主張や態度を取ることが大事。
「無理だ」、「今回は諦めよう」と思った場合はサッと立ち去りましょう。
すると、店員から「待ってくれ。これならどうだ」といった感じで、希望価格で売ってくれたり、もう少し値段を見てくれることだってあります。
逆に引き止められなかった場合は、提示価格が極端に低い可能性が高いです。
それでもどうしてもコレは買いたいという場合は、少し悔しい気もするかもしれませんが、その店で少しばかりプラスした値段を提示しましょう。
また、他の店でも同じ商品があれば、そこであらためて交渉するのもアリ。
値下交渉の注意点
何でもかんでも値切れる訳ではない
もちろん全てのお店で値切れるかというと、そうではなく下記の店舗では値切れません。
- デパート
- 大型スーパー
- 一般スーパー
- コンビニ
上記では値切れませんし、現地の人が値下交渉している様子も見かけることもないでしょう。
飲食店でいえば、御飯・麺料理などの大衆食堂や軽食を主に提供するようなところでは値切れません。
交通機関でいえば、鉄道の切符は値切れません。
ただ、バスのチケットなら値切れることもあります。
観光地の入場料・チケットは基本は値切れません。
ただ、ある程度の経験やキャリアのあるガイドさんがいれば安くなることはあるようです。
ちなみに利用料を徴収するトイレは値切れません。
値下げ交渉の可否は現地で滞在しているうちに、これはOK、あれはNOといった感じで徐々にわかってくると思います。
話を戻し、ショッピングにおいて値切れるかどうかを見分けるには、まず
「値札があるかということ」
「値段を店員に聞かないとわからない場合」
など、必然的に聞く必要があるショップは高確率で値切れます。
逆に、スーパーなどの商品で値段や値札のついているところではたいてい値切れません。
それ以外は、服や電化製品なども含めて、ほとんどの商品を何らかの形で値切れると思っても良いと思います。
値切れるところとして代表的なのは下記が該当します。
- ストリートマーケット
- 夜市
- その他、値札がない商品を置いているお土産物屋さん
あと、意外なところでいえば、ちょっと高めのレストランは実は多少値切れるケースも。
ホテルや宿泊施設に限っては、現地で宿泊手続きをする場合は値切ってOKですし、現地オプショナルツアーも値切れたります。
値下交渉でOKを出すのは慎重に
気をつけたいのが、一通り交渉して店員さんがこちらの言い値を一度OKしたにも関わらず、
「でも、やっぱり気が変わったからやめときます」
というのはトラブルの元なので注意しましょう。
店員さんによってはちょっと強引な人もいます。
人によってはそういう店員さんの態度にイラッとき買う気がなくなったから
「もうやっぱり買うのやめます」となったりすることもあると思います。
が、これは避けた方が良いです。
ですのでOKを出すのは慎重にしたいところ。
“中国人にとって買い物における値下交渉は一種の娯楽のようなもの”で楽しむという側面があります。
なので、リラックスして楽しむという感じで接しつつも、ハッキリと言うべきところはハッキリ主張して、OKサインは慎重にという感じで店員さんに接してみてくださいね。
言葉の壁はあるものの、やっぱり何かと会話が弾めば心を開いてくれたりして、考えられない値段で譲ってくれることもあるので、あくまでも楽しむことを忘れずに♪
ブランド物や輸入品の購入は注意
中国に行ったことがない人にとっては意外かもしれませんが、日本と比べて中国で売られている有名海外ブランドは、あまり変わらなかったり、高いこともあります。
たとえば、中国を代表する主要都市の北京や上海にあるような日本でも人気のルイヴィトンや、グッチ、プラダなどのハイブランド品を指します。
ブランド物に限らず、無印良品やユニクロなどの商品も日本で買った方が基本的に安いです。
賞味期限ではなく製造年月日を表示?
日本だと食品は、たいてい製造年月日と賞味期限の両方が記載されています。
ただ、中国であらゆる食品のパッケージや箱に印字されているのは製造年月日であることがほとんど。
- 賞味期限は、best-by date や best-before date
- 消費期限、使用期限、有効期限は、expiry date
極論このことを知っている人は、中国の食品系のお土産をもらっても食べない人もいるようです。
なので、食品系のお土産を渡す場合は、日付はちゃんとチェックするのが無難。
その賞味期限のチェック方法は、表示欄の「保質期」を確認します。
例えばラベルなどに
「8个月」とあり、製造年月日が20△○.8.1となっていれば、印字の日付から1年以内が賞味期限ということを意味します。
不良品、サイズが合わない、壊れていたは自己責任
「不良品だった」
「壊れていた」
「サイズがやっぱり合わない」
と後々になって気づいたら、日本の場合だと、タグを切っていなかったり、外箱などもちゃんと置いていて、数日程度であれば返品や返金を受け付けてくれることもありますよね。
が、現地では高級ブティックであっても基本的に通用しません。
服の場合だと、マーケット、高級ブティックとかに関わらず、破れ、穴開き、ほつれがないかちゃんとチェックした上で、サイズが合うか確かめる為に可能なら試着もしましょう。
家電なら、できれば店員さんに動作チェックをしてもらうのが無難。
万が一の際、イチャモンを付けられないようにするためです。
マーケットや骨董品市場などで磁器や急須を見ていれば、まず欠けがないか確認。
急須であれば本体とフタがちゃんと合っているか、本体とフタを合わせた時の音が良いかなども細かくチェックしましょう。
どんな物であっても中国でショッピングをする際は日本の買い物の時以上に徹底してコンディションの確認を!!
あと、箱やケースに入っている商品も必ず箱から出してチェックしましょう。
現地で買う分、日本に帰ってから何らかのダメージがあったりしてもどうしようもないですし、お店によるかもしれませんが、そもそも返品・返金も期待できません。
こういったトラブルは中国を含めて海外ではすべて自己責任ということになります。
誤魔化し防止の為に・・・
ショッピングに限らず、グルメに観光に移動の為の交通機関にとなると、常に実践するのは難しいかもしれませんが、現金払いの際はできるだけピッタリの金額を払うようにしたいところです。
それは誤魔化しも少なからずあるから。
もちろんこのようなことをするお店は少数ではありますが、こちらが旅行者で現地通貨での現金決済に慣れていないことを良いことに、お釣りをチョロまかされたりすることも稀にあります。
悪質なケースでは、こちらがちゃんとお釣りをいくらもらえるかということを把握していてもしらばっくれることもあります。
お金のやり取りの際は気を抜かず、よそ見せずにしっかり手もとなどをみておきましょう。
あとでお釣りが足りないと気づいても、ほぼ100%不足分を返金してもらえませんので気をつけてください。
特に注意したいのが、実店舗や屋台すら持たずに手売りしている人から買うときは大きな金額を渡すのは厳禁。
厳し目にいうと、できるだけ避けることをおすすめします。
手もとにお釣りがないから取りに行くと言い、高確率でそのまま逃亡します。
ガイド・添乗員付き添いツアーで行くお土産屋について
ガイド・添乗員付き添いツアーの場合、お土産屋さんに立ち寄るという旅程が組まれているのが一般的だと思います。
ツアーで立ち寄るお土産屋さんといっても、さまざまな形態・タイプがあります。
立ち寄るお土産屋さんとしてよくあるのが、そこら中のお土産屋などで買える定番のお土産が他で買うより若干高いケース。
逆にツアー限定と言った感じで、ツアーを通してでないと入れないような真珠、シルク、刺繍、茶葉工場などは、普通に個人旅行をしていては行けなかったりするので、これは貴重。(^_-)-☆
真珠、シルク、刺繍、茶葉工場などで、販売されている商品は、完全オリジナルや1点物であることも多いので、若干高額でも、自分が買いだと思えば、購入するのもアリかも。
エコバッグ持参のススメ
日本では、すっかりスーパーやコンビニのレジ袋が有料化しましたが、現地でもほぼ有料です。
料金は地域や店によって開きがありますが3角〜2元程度。
個人運営の小規模なお土産屋では、袋を用意してくれなかったり、あっても耐久性に難ありの袋にテキトーに入れて終わりということもあります。
日本では、お土産を買うとそこそこ良質な紙袋に入れてくれたり、小分け用の袋も無料で付けてくれたりしますが、現地ではほぼ皆無です。
知人や友人に小分けしてお土産を渡したい場合は、現地の雑貨系ショップに行くのも手。
たとえば主要都市、上海であれば豫園(ゆぃーゆえん)周辺の雑貨市場では、お土産に適した小分け用袋やラッピング用の紙などがリーズナブルな値段で販売していたりします。
ただ、コンパクトに持ち運べるエコバッグは、やはり最低1つは日本から持参していくことをオススメします。
日本から用意して行く場合で、選ぶ際のポイントとしては
- 携帯性
- 軽量性
- 耐久性・丈夫さ
- ファスナーが付いているか(防犯の為)
あと、”バッグのタイプ”としておすすめなのが、折りたたみ式のリュック or ショルダー。
リュック・バックパック、ショルダーだと両手が空きますしラクチンです♪
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも、かなり種類があるのでサイズ容量、色、デザイン、機能性含めて、自分にピッタリなものが見つかると思います。
ショッピングに限らず、
- ホテルに大きな荷物を置いて、ちょっと外出したいとき
- 宿泊施設でも浴場やジムなどに行く際、着替えなど入れる
用途など、なにかと便利です。
【ジャンル別】お土産購入時のポイント
生モノ系の食品
まず、生野菜は口にしない方が無難。
日本だと酒のあてとかでカット野菜を食べたりする人もいると思いますが、中国では控えた方がいいです。
現地の人もナマで食べることは、ほとんどありません。
果物は、まだマシですが何らかの農薬が必要以上にかかったまま店頭に並んでいるいことも。
食べるなら十分に洗ってから口にしましょう。
屋台にあるようなカットフルーツはできれば避けた方が良いと思います。
特にお腹の弱い人の場合。
カットフルーツに限らず屋台に並んでいる食品全般はお世辞にも清潔とはいえません。
せっかくの旅だから・・・ということでどうしても食べたい場合は覚悟してくださいね。^^;
しかしながら、こういった屋台こそB級グルメということで中国の庶民の味を楽しめたりするのである意味、惜しいですね。
衛生面で安心な高級レストランも良いけど、 色々チャレンジしたくなるのが旅人の性だとも思うので。
家電・ガジェット類などデジモノ
北京市のシルクストリートマーケット(秀水街)内にあるデジモノショップ
たいてい中国では、どこの都市や地域にもデジモノマーケットのようなところがあります。
このような場所で売っているものは激安価格なので「うわ安!」となって、一瞬買いたい衝動にかられるかもしれませんが、ほぼニセモノ。
使えたとしても、ほんの数回で使えなくなることだってありますし、数ヶ月しない内に壊れます。
それをわかっていてネタとして買うのは良いかもしれませんが・・・。
本・書籍
こちらは紙媒体なのでさすがに壊れはしませんが高確率で海賊版。
とくに道端に並べて陳列しているところや屋台が該当します。
よく見れば海賊版だと気づいたりしますが、パッと見わからないこともあるので、そういう意味ではスゴイですね。
もちろん、中国語なので、ある意味、低予算で本を通して中国語を勉強するとかだったらありかもしれません。
CD
お察しの通りこちらも、もれなく海賊版あります。
一応は家電などとは違い、ちゃんと使える(再生)ようですが、盤面にキズが入っているものもチラホラあります。
収録曲が多いものでCD1枚に300曲近く収録されているものもあったりしますが、音質はそれなりに良くないです。
ただ、質より量の人は良いかもしれませんね。
だいたいですが、次に紹介するDVD含め1枚7元から15元といった考えられない値段で買えますが、間違いなく全て海賊版なので買わない方が良いかと。(汗)
DVD
はい海賊版。
とはいってももちろん、先程のCDも含めてCD・DVDのチェーン展開している専門ショップは大丈夫ですよ。
あくまで、道端に並べて陳列しているところや屋台がほぼアウトということ。
これは旅仲間に聞いた話ですが、中には邦画(日本映画)もあり、その場合は日本語音声だったりするので日本人でも違和感なく普通に見れるそうです。
例を挙げるとすると宮崎駿のジブリシリーズなどもあります。
通常、現地のCD・DVDの専門ショップのものは、日本のオーディオプレーヤーで再生する場合はリージョンコードに気をつける必要がありますが、実はこちらの海賊版はすべてリージョンフリーです。
事実上、どの国のオーディオプレーヤーでも再生できるということになりますが、動作保証はできません。
さらに海外映画でも日本語パッケージのものもあり、日本語音声・字幕ありといったことを記載していたりしますが、いざ再生してみると収録・対応していなかったことなんてこともあります。
あと、DVD2枚組で映画10本収録されたDVDなんかもありますが、1枚にたくさん収録している分、画質は普通に悪いと思われます。
これは実際に再生していなくても想像できますね。
・・・というか、それ以前に海賊版は買ってはいけません。
空港の荷物検査で発覚してしまうと、没収はおろか捕まる可能性だってありますからね。(>_<)
靴・シューズ
浙江省義烏市の義烏国際商貿城(福田市場、YIWUマーケット)にあるシューズショップ
日本から着用してきた靴が破損してしまった場合、現地で買う以外ありません。
靴は快適な旅をする上での重要アイテム。
日本から、そこそこ耐久性があり履き慣れた靴を選んで着用してくることを強くオススメします。
ノーブランドでもデザインが気に入って値段も安ければ手を出したくなることもあるかもしれませんが、こういった靴はNGです。
引き続きこれを履いて旅をするということであれば尚更ダメです。
あと夏場であればサンダルを探す人もいるかもしれませんね。
ただ、安物のサンダルパーツを接着剤のようなものでくっつけたものだけものもあるので、これだと旅をしていて予期せぬタイミングで破損することだってあります。
というか危ないです。
一見、作りが複雑なものがしっかりしていて良いと思いがちですが、逆にシンプルなデザインのサンダルの方が、シンプルな分、耐久性などの面でまだ使えたりするというのが個人的な見解です。
どうしてもという場合は、作りがシンプルなものを選んだ方がいいかも。
ただ、靴は旅の要の1つなので、少々高くても、ちゃんとしたフットウェアのチェーン展開をしていたりする専門ショップ、あるいはスポーツ、アウトドアショップなどで買ったほうが間違いなくいいです。
キャップ・帽子
浙江省義烏市の義烏国際商貿城(福田市場、YIWUマーケット)にある帽子ショップ
帽子の場合、マーケットなどで売られているものは、チープさの目立つものもありますが他のアイテムにくらべると全般的にまだマシといえます。
帽子といってもレディース、メンズ、キッズ用と性別、老若男女問わず色んなタイプがあります。
デザインはスポーツ系、かわいい系などこちらもバリエーションが富んでいます。
ただ、ベースボールキャップなどでよくあるアジャスターの部分が、破損していたり、脆かったりするのでそこはチェック。
バッグ・カバン
浙江省義烏市の義烏国際商貿城(福田市場、YIWUマーケット)にあるスーツケースショップ
一言でバッグといっても様々なものがあります。
結論、スーツケースやバックパックなど、耐久性、堅牢性が必要なものは、できれば買わない方がいいです。
最悪移動中に
「このタイミングで破損!?」
とツッコミたくなるタイミングで破損したりすることだって十分考えられます。
スーツケースだと、空港で荒っぽい扱い方をする職員だっていたりするので。
あとはご想像にお任せします。
小型のハンドバッグなど、比較的小さいものであれば、何とかOKだと思いますが、もちろん縫製が甘くないかなどはちゃんとチェックしましょう。
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ハイブランド品
中国で、ハイブランド品を購入することは、正直おすすめできません。
それでも正規品であることはもちろん、ここでしか買えない限定モデルがあったりなどしてどうしても欲しい場合は、予算が許せば買うのも良いと思います。
やはり、有名ブランド品は、中国に限らず万国共通で、高額な分、クオリティは申し分ありません。
中国においてブランド物の話になれば、偽ブランド品の話が出てきますが、ニセモノは見た目がどんなに良くできているように見えても、所詮は粗悪品。
さいごに
マーケットといえば何か”お宝”が眠っていないかと、掘り出し物を探したいという感情が芽生えたりしませんか。
ニセモノだとわかってはいてもちょっと怪しげなマーケットに足を踏み入れていろいろ見るだけでも、楽しい?もの。
場合によっては買ってみても良いと思いますが、基本的に観光の1つとして割り切りることが大切です。
破格な値段で売られている分、衝動買いしたくなる気持ちも出るかもしれませんが、もちろん、返品・返金は一切不可なので、それも覚悟して、あくまで楽しむことをメインに足を踏み入れましょう!!
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