
ハワイに関しては、結論、旅行シーズン選びでそれほど大きくハズレることは、ほとんどありません。偏西風(貿易風)の影響もあって、年間を通しての平均気温が24~30℃程度で安定しているので基本的に1年を通してとても過ごしやすい気候で、年中楽しめてしまうのがハワイの良さです!
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まず前提として、ハワイの天気は変わりやすい
ハワイの天気はとても気まぐれです。1日においても何度も晴れたり、曇ったり、雨が降ったりすることがあります。
例えば、さっきまであれだけ晴れていたのに、急に「シャワー」といわれる”にわか雨”が降っては、そのうち直ぐにまた天気が回復するということが結構あります。ハワイの天気はこのように気分屋さんということを最初に覚えておきましょう。
ハワイの天気予報は日本以上に判断が難しい
先程お伝えしたように、1日においての天気が二転三転することが、よくあるので、確率的にいえば日本での予報に比べると外れやすいです。それは太平洋のド真ん中に浮かぶハワイならではの地理的なこともありますし、偏西風の影響を受けやすいので予測するのが難しいのです。
たとえば、天気予報では「晴れマーク」だったのに雨が降ることも普通にありますし、逆に雨や曇りの予報でも、ほとんど天気が崩れることなく晴れということもあります。
特に雨の予報については、1日に1回でも「にわか雨」が降ると予測されれば、他の時間帯は大方、天気が良くても「雨マーク」がついたりします。
ハワイの天気予報は、過信しすぎず参考程度にとどめておくのが無難です。
常夏の島「ハワイ」には2種類の季節が存在する
ハワイを特集したテレビ番組や旅行雑誌などでも「常夏の島」というふうによく紹介されることがありますが、実際には2つの季節があります。
日本にも四季があるように、ハワイにも「乾季」と「雨季」という2つの季節があります。
- 「夏」に相当する雨が少ない「乾季」(4月〜9月頃)
- 「冬」に相当する雨が少し多い「雨季」(10月~3月頃)
の2つです。
後者の「雨季」は文字通り、雨が多く降るとイメージするかもしれませんが、実際には、それほどガンガンずっと雨が振り続けるわけではありません。ただ、それでも「乾季」に比べ「雨季」では降水量が8倍ほど増えます。
ですので「雨季」と聞くと、何となく旅行シーズンとしては避けたくなるような気もしますが、日本と比べれば降水量は極めて少なく、「ハワイの場合の雨季においては」それほど神経質になる必要はありません。
ということで、冒頭で述べたように「旅行シーズン選びでそれほど大きくハズレることは、ほとんどありません!」ということにつながるわけです。
決して、ずっと晴れ続けるわけではないですが、年間を通して暖かいので、季節を問わずに、お楽しみ頂けるというのがハワイです。(^_-)-☆
ハワイの乾季【4月〜9月】
とはいっても、多少なり気候は変わってくるので、もう少し「乾季」と「雨季」について深く掘り下げていきましょう。
まずは、「乾季」からですが何度かお伝えしている通り、4月~9月は、温かく(というか5月を過ぎあたりからは急激に暑くなります(+_+))、雨も少なく、空気が乾燥する「乾季」なので、雨が降りはじめても比較的すぐに止みます。暑い割には空気もジメジメしていないので、もっとも「ハワイらしい」時期といえばこの「乾季」です。やはり日中は暑いので、スコールなど雨が降っても逆に爽快感を感じます♪
4月頃
まだ乾季のはじめなので、
- 平均最低気温18℃程度
- 平均最高気温28℃程度
- 平均気温23℃程度
で、日中でも意外にもまだそれほど猛暑と呼ぶほど暑くなることはありません。そして、平均気温23℃程度ということもあり、特に夜は若干肌寒いので、薄手のナイロンジャケットやカーディガン、パーカーといったアウターは必須です。
5月〜9月頃
- 平均最低気温20℃程度
- 平均最高気温30℃程度
- 平均気温28℃程度
で「ハワイらしさ」を最も感じることができ、かつ最も過ごしやすい「ベストシーズン」といっていいでしょう。
平均気温もグッと上がってきます。が、暑いといっても、東南アジア諸国などと違い、不快に感じる暑さではなく、湿度が低い分”カラッ”としているので、思いの外、過ごしやすいです。
ただ、スコールなど急に雨が降る場合もあるので、軽くて邪魔にならない折り畳み傘や、「撥水性」×「通気性」×「携帯性」を兼ねたジャケットなどの準備があると安心です。少し余談ですが、傘に関しては、現地の人は傘を持つという習慣があまりないので、結構、物珍しい目で見られることはあります。(-_-;)
「乾季」はどんな旅が向いている?
これまでお伝えした通り乾季(夏)は、ハワイらしさを感じることができるベストシーズンなので、海水浴やマリンスポーツ・アクティビティが思う存分、楽しめます。
もちろん、海だけでなく雨があまり振らずカラッとしている分、屋外における様々なアクティビティもお楽しみ頂けます!
そして、市内から少し離れてトレッキングを楽しむのもありです。ハワイといえばまずは「美しい海」が思い浮かびますが、郊外の高台から眺めるハワイも中々素晴らしいものがあるので、時間があれば、ぜひチャレンジしてみてください!
ということで、結論、何でもアリということになります。とにかく晴れていれば、外に出て思う存分、楽しみましょう。(^_-)-☆
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ハワイの雨季【10月〜3月】
一方、10月~3月頃は、やや気温が下がり涼しくなる「雨季」なので、雨が降る頻度は多くなりますが、実は1日中ずっと振り続けるということは少ないです。雨が降るパターンとしては、何度も降ったりやんだりを繰り返したり、朝方や、夕方などに一時的に降る”にわか雨”の「シャワー」が降る程度であることが多いです。
東南アジアなどで見られるような雨季とは違い、ハワイの雨季はシャワーといわれるスコールの回数は増えますが、湿度があまり高くない分、雨が降っても比較的カラッとしてジメジメせず、そんなに不快に感じることはありません。
10月〜11月頃
10月〜11月の雨季の始まり頃は、
- 平均最低気温19℃程度
- 平均最高気温30℃程度
- 平均気温25℃
で、雨季でもまだ気温も比較的高く過ごしやすいです。例えると、日本の秋の気候に近いといえます。ただ、寒暖の差が大きくなってきて、夜間は冷えるので、最低でも薄手のジャケット類の準備は必要です。
12月〜3月
- 平均最低気温17℃程度
- 最高平均気温25℃程度
- 平均気温23℃程度
なので気温だけみると過ごしやすく旅行シーズンとすれば最適といえますが、その分、雨の頻度は多くなるので、その点はご注意ください。
また、ハワイの雨季は冬とされていますが、平均最高気温が25℃程度なので、実際には日中はビーチで泳ぐことが可能です。
1つ注意点を言うとすれば、”にわか雨”のスコールが降った後は、天気が回復したとしても、結構、気温が下がっているので、この点は、その時の肌感覚で判断してビーチに行くかを決めましょう。
とはいっても雨季は雨季なので、12月は年間でもっとも降水量が多く、1月はもっとも冷え込むので、海水浴や、山間部における観光を予定している人は少し注意が必要です。いずれにしても、ちょっと持ち歩くのが邪魔になっても最低限、持ち運びしやすいアウターは必要です。
山間部というと例えば、ハワイ島の”キラウエア火山”周辺、オアフ島の”天国への階段”周辺 、マウイ島の”ハレアカラ国立公園”周辺、カウアイ島の”コケエ州立公園”周辺などを指し、これらの山間部では、特に朝方、夕方、夜間は市内などの平地に比べ更に気温が低いのでご注意ください。
「雨季」はどんな旅が向いている?
雨季(冬)といっても、天気やタイミングによっては、もちろんビーチに行くのもOKですが、乾季に比べて少し気温は下がり、天気が崩れることが増えはするので少し注意は必要です。
なので、風邪を引いたりしない為にもオススメは日中で最も気温が上がる時間帯に行くことです。
あと、南国ならではの海におけるツアーとしてオススメなのが、ドルフィンウォッチや、ホエールウォッチといったオプショナルツアーに参加することです。
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以下では、様々なツアー会社、およびオプショナルツアー予約サイトを紹介していますので、よければチェックしてみてください。ドルフィンウォッチ、ホエールウォッチといったオプショナルツアーも用意されていますし、なかなか珍しいツアーもあります。
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さらに年末に近づいてくると11月が「感謝祭」、12月が「クリスマス」といった流れで年末商戦やビッグイベントの時期になってくるので、ショッピングなど存分に楽しみたいという人にはうってつけのシーズンになります。
そして街の雰囲気もクリスマスモードになるので、ショップはもちろん、街全体もハワイ仕様のクリスマスのイルミネーションを楽しむことができるので、退屈することはないでしょう。(^_-)-☆
ただ、1つあえて言うとすれば、年末なので単純に避暑地ならぬ「避寒地」ということで、暖かさを求めてハワイにくる人は増えますし、クリスマスや年末年始をハワイで過ごしたいという観光客が増える時期ではあります。
が、それでも、よほど天気が崩れない限りは海水浴も基本可能ですし、雨季ならではの楽しみ方もたくさんあり、旅行先として捨てがたい魅力があるので雨季でも十二分にオススメできます♪
ハワイ旅行に適した服装と必須アイテムは?
ということで、ここまでハワイの季節・気候について主にお伝えしてきましたが、お次は”肝心の服装”について見ていきましょう!
日本が冬の時期にハワイに行くときの服装の注意点
まず、旅のはじめのハワイへの渡航時の服装についてお伝えします。
日本が春・夏・秋頃にハワイに行く場合は、それ程心配はないですが、冬の時期にハワイに行く際は少し注意が必要です。理由は簡単です。日本にいる時は、とても寒いので服装は冬の格好ですが、現地では雨季にあたる冬でも「常夏の島」ならではの気候なので、このままの格好だと普通に暑いです。
なので、飛行機の中で簡単に着替えられるアイテムを用意しておくと、ハワイに到着して「暑くてたまらない」といったストレスは回避できます。でもこれ、同じ考えを持つ人も多いので、タイミングによっては結構、トイレが混在します。
ですので自宅から日本の空港まで何とか寒さをしのげて、重ね着は極力避けて、携帯性のあるパッカブルタイプのジャケットを用意したりするなどして、現地到着までにトイレで素早くハワイ仕様の格好になれる服装がベターです。
あるいはトイレで着替えずとも、サッとハワイ仕様に近い格好になれる状態にしておくとラクです。特に1人旅だと貴重品や荷物にも気を使うのでこの点は地味に重要です。
日中の市内観光における服装
- 半袖シャツ
- ハーフパンツ(ショーツ)
- サンダル
といったシンプルな夏の定番スタイルで基本OK。現地の人もたいていこのようなシンプルな格好をしていることが多いです。
女性の場合は、上記に加えて、ワンピース、パンプスなどもいいでしょう。
男女問わずですが、サンダルは靴とは違い、表記上のサイズが合っていても、結構ブカブカになることも多いので、フットウェアについては、なるべくフィットしている物を選びましょう。筆者がオススメするのは、定番ですがクロックスのような前を覆っていて、可動式のバックベルトがあるタイプです。前を覆わないタイプは、結構知らない内に爪が割れたりすることもありますし、前を覆うタイプであれば単純に怪我の防止にもなりますよ
あと、100円ショップでも300円〜400円程度で、クロックスに似たサンダルがありますが、安かろう悪かろうで、あまりオススメできません。
「よし、これから思いっきり楽しもう♪」といったときに、破損でもされたら、時間をロスしますし、とても面倒なので・・・。
ただ、市内観光メインでも、ある程度歩く予定のある人は、通気性があり、疲れにくい靴を一足用意しておくことをオススメします。ハワイが乾季(冬)に渡航予定の人は、日本が冬なので問題ありませんね。
そして、「雨季」は普通に定番スタイルとしてありですが、「乾季」でも「必要以上の日焼けが嫌な人」の場合は、長袖シャツ、通気性の良いナイロン製のロングパンツ、伸縮性のあるチノパンなどでもOKかと思います。
あと、「乾季」・「雨季」関係なく日中においても、レストランやスーパーマーケットなどの館内では、冷房がかなりきいていることが多いので、少し荷物になっても薄手のカーディガン、パーカー、ナイロンジャケットなどを用意した方が無難です。(ちなみにこれ、暑い国においては万国共通です)荷物を増やしたくない人は、飛行機の中での冷房対策のアウターと併用しても良いと思います。
朝夕・夜間における服装
朝方、夕方、夜間は何度かお伝えしているように、乾季(夏)でも結構冷えることもあるので、薄手のカーディガン、パーカー、ナイロンジャケットなど、最低1着は必要です。いずれにしても、飛行機の中などは冷えますし、先程もお伝えしましたが現地のレストランや、スーパーなどの館内では、冷房を強めにきかせていたりするので、そういう意味でも必須です。そして、日中の日焼け止め、紫外線対策にもなったりもします。
長袖アウターがあると便利なシーンまとめ
ここまで薄手の長袖アウターの必要性を何度かお伝えしましたので、ここで一度どんなシーンであると便利なのかを整理します。
- 日焼けを極力押さえたい人
- スーパー、ショッピングセンター、レストランといった館内での冷房対策
- ディナークルーズ
- バス移動時
- クルーズツアー
- 山間部や、市内から外れた内陸部などへ行く予定のある人
- 一年を通しての夜間(特に寒暖の差が大きい10月〜3月頃の雨季)
- 夜景や星空鑑賞など夜間ツアー
などが挙げられます。
中でも特に、ハワイの冬にあたる雨季での、近郊ツアーや、夜間ツアーに参加する予定がある場合は、ある程度、「厚手のアウター」を用意しておくことをオススメします。
ハワイの「雨対策」はどうする?
「雨対策」として、「撥水性」×「通気性」×「携帯性」を兼ねた、アウトドアブランドなどのナイロンジャケット、あるいは出来るだけ「軽量」×「コンパクト」×「耐久性」のある折り畳み傘があると心強いです。ハワイの天気は気まぐれで、雨も降ったりやんだりを繰り返したりするので・・・。
「日焼け」と「紫外線」対策はどうする?
「紫外線対策」、これは女性の場合、結構当たり前のようにちゃんと対策していたりしますが、男性の場合もできればちゃんと対策したいところです。ハワイに限らずですが日本に比べて海外では日差しが強いことが多いので、それなりの「日焼け」と「紫外線」が必須です。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、いろんなタイプの紫外線&日焼け対策のアイテムを取り扱っているので、よければチェックしてみるといいでしょう。
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ビーチや海水浴における注意点
そもそも海水温はどのくらいなの?
ハワイの海水温度ですが、
- 乾季(夏)の平均海水温度26℃程度
- 雨季(冬)の平均海水温度23℃程度
といった具合です。
雨季は、風が少し強いときや曇りの時は少し肌寒く感じることがありますが、年間平均が23℃程度で、あまりピンとこないかもしれませんが、海水温度は年間を通してあまり大きく変化せず、基本的に雨季でも快適にお楽しみ頂けます♪
もちろん、あまりにも天候が安定しない、風が強い時などは避けましょう。
ビーチの波の高さは?
乾季(夏)は、基本的にハワイにおけるどの島のビーチでも海が穏やかなケースが多いですが、雨季(冬)は、タイミングによっては注意が必要です。雨季は、潮の流れが強くなることがあり、どこのビーチでも波が高くなることがあります。キケンと判断されればライフガードが遊泳禁止のサインを出すので、その場合は、少し残念な気もしますが指示に従いましょう。
トレッキング・登山メインの旅の場合
山間部や内陸部といった「郊外エリア」に行く予定がある人は、乾季・雨季に関係なく市内などの平地に比べて、特に朝方、夕方、夜間が冷え込むことが多いので、
- 長袖シャツ(場合によっては少し厚地のトップス)
- 季節や、その日の天気によって、ハーフパンツorロングパンツ
- アウター
- トレッキング用シューズ、登山靴
などが必要になってきます。
スポットの例としては、ハワイ島の”キラウエア火山”周辺、オアフ島の”天国への階段”周辺、マウイ島の”ハレアカラ国立公園”周辺、カウアイ島の”コケエ州立公園”周辺などが挙げられます。
とにかく、まず動きやすいことが大事で、
- 「どのくらい距離を歩くのか?」
- 「どの程度のレベルのトレッキング、登山をするのか?」
にもよりますが、本格的な登山やハイキングの場合は、服やウェア意外にも、それなりの「装備」が必要になることもあります。
そして靴には、ある程度こだわりを持つことをオススメします。
こだわりというのは、サイズ感はもちろん、
- 疲れにくい
- レベルに合ったグリップ力があるか
- 防水性はどの程度か?
などです。
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さいごに
天気と服装を中心に説明してきましたが、いついっても様々な楽しみ方ができる南国ハワイなので、いろんなハワイをぜひ、あなた自身の目で発見してくださいね♪